説明

ジャパンスーパークォーツ株式会社により出願された特許

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【課題】シリカガラスルツボの製造中に、正確なヒューム発生量の測定を可能とし、内表面の特性の低下を防止できるとともに、原料熔融状態の制御がリアルタイムで可能なシリカガラスルツボの製造装置及びシリカガラスルツボの製造方法を提供する。
【解決手段】シリカ粉をモールド10内に供給してシリカ粉層を形成し、このシリカ粉層11をアーク放電によって加熱熔融してシリカガラスルツボ50を製造する装置であり、シリカガラスルツボの外形を規定するモールド10と、複数本の炭素電極13及び電力供給手段40を具備するアーク放電手段と、モールド10内において発生するヒューム80の量を検出するヒューム量測定部30が備えられてなる。 (もっと読む)


【課題】アーク加熱によって回転モールドの碗状内面に成形された石英粉成形体を加熱溶融して石英ガラスルツボを製造するための石英ガラスルツボ製造装置において、気泡の効率的な除去を可能としながらも、回転モールドから石英ガラスルツボを容易に取り出せるようにする。
【解決手段】回転モールド10の碗状内面10Aのうち、その上端開口縁10Cを画成する円環帯状の上端開口縁部分11Aの熱伝導速度を、当該上端開口縁部分11Aを除く碗状内面10Aの残部12Aよりも高く設定する。また、回転モールド10を、碗状内面10Aの残部12Aをなすモールド本体12と、碗状内面10Aの上端開口縁部分11Aをなす開口縁部材11とにより構成し、開口縁部材11をモールド本体12に対して着脱自在とする。 (もっと読む)


【課題】単結晶引き上げクリーンルーム内での清浄度低下の防止を図る。
【解決手段】原料粉末をルツボ成形用のモールド10内に成形し、その成形体11をアーク溶融により加熱溶融して石英ガラスルツボを製造する方法であって、
アーク溶融をおこなう炭素電極13として、石英ガラスの結晶化促進剤を含有する電極を用いて前記石英ガラスルツボ内側表面に結晶化促進剤含有層を形成する。 (もっと読む)


【課題】クリーンな環境下にて、石英ガラスルツボを堅固に挟持し、確実に移動させることのできるハンドリング装置。
【解決手段】水平方向に延びるビーム2、及び、ビーム2の中心軸線方向に対し直交する方向にビーム2から突出し、少なくとも一方がビーム2の中心軸線方向に移動可能である一対のアーム3を具えるフレーム4の、一対のアーム3に組み付けられた、石英ガラスルツボ5の胴部50をルツボの径方向に挟持する相互に対向する一対の挟持手段6、各挟持手段6に隣接して設けられ、石英ガラスルツボ5をルツボの中心軸線方向に挟んで掛止するルツボの中心軸線方向に近接離間可能な一対の舌片からなる掛止手段7、並びに、挟持手段6及び掛止手段7をアーム3に沿って往復運動させる駆動手段8を具える石英ガラスルツボ5のハンドリング装置1である。 (もっと読む)


【課題】包装済ルツボのハンドリングを人手に頼ることなく機械を介して実現する、包装済ルツボのハンドリングに適したクレーン装置を提供する。
【解決手段】包装済の石英ガラスルツボを配置した吊り上げ場所の上方と梱包用コンテナを配置した吊り降ろし場所の上方との間の経路上を往復動可能に、かつ該経路から前記吊り上げ場所および吊り降ろし場所のそれぞれにおいて前記経路に対して昇降可能に設置されるクレーン装置であって、前記昇降方向に延びる4本のアームを有し、該4本のアームを四角形の頂点に配置するとともに、該四角形の対角線上のアーム対を相互に進退可能に設け、各アームは先端に前記アームの進行方向に延びる爪を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】石英ガラスルツボ内への異物侵入を、ルツボの実際の使用時期まで確実に回避し、汚染されない状態でルツボを使用できるようにするための石英ガラスルツボ装着用蓋および石英ガラスルツボの取り扱い方法を提供する。
【解決手段】石英ガラスルツボ1の開口部2に装着する蓋3であって、前記開口部2の外周端2aに密着するフランジ部4を有する蓋3を、ルツボ1に装着する。単結晶シリコンを製造する際し、蓋3を装着して出荷されてきたルツボ1は、蓋3を外してからルツボ1内に多結晶シリコン10を装入し、直ちに、ルツボ1の開口部2に蓋3を装着する。その後は、蓋3の装着によってルツボ1の内部を外界と遮断した状態のまま保管することによって、多結晶シリコンの溶融を行うまでの待機期間を、ルツボ1内の原料シリコンが汚染されない状態に保持する。 (もっと読む)


【課題】シリコン融液の湯漏れ監視及び種結晶の着液検出を行うと共に、長時間の引き上げに耐え得る石英ガラスルツボの強化並びにシリコン単結晶の不純物濃度の低減を図る方法を提供する。
【解決手段】ワイヤーの先端に取り付けられた種結晶を石英ガラスルツボ内のシリコン融液に着液させると共に、ルツボ側をマイナス極、ワイヤー側をプラス極とする電圧V1を印加しながらその電圧の変化を監視することで種結晶の着液状態を検出する工程S13、S14と、その後の温度調整期間S15において、ルツボ側をプラス極、ワイヤー側をマイナス極とする電圧V2を印加することで石英ガラスルツボの内表面を失透させる工程と、温度調整期間S15の終了後、ルツボ側をマイナス極、ワイヤー側をプラス極とする電圧V3を印加しながら種結晶を徐々に引き上げることによりシリコン単結晶を成長させる工程S16〜S22とを備える。 (もっと読む)


【課題】シリコン原料を短時間で溶融でき、且つ、不透明石英ガラス層の経時的な変態によってシリコン単結晶の製造歩留まりを向上させることが可能な石英ガラスルツボを提供する。
【解決手段】 石英ガラスルツボは、外表面側に設けられた多数の気泡を含む不透明石英ガラス層11と、内表面側に設けられた実質的に気泡を含まない透明石英ガラス層12とを備えている。不透明石英ガラス層11に含まれる気泡の径分布は、直径が10〜30μmの直径を有する気泡が10%以上30%未満、40〜90μmの直径を有する気泡が40%以上80%未満、90μm以上の直径を有する気泡が10%以上30%未満である。不透明石英ガラス層11中の比較的小さな気泡は引き上げ工程の初期の段階からルツボの伝熱性に寄与し、比較的大きな気泡は長時間の引き上げ工程を経ることによって膨張し、引き上げ工程の後半でルツボの保温性に大きく寄与する。 (もっと読む)


【課題】単結晶引き上げ時の熱膨張が少なく、高い単結晶歩留りを得ることができる石英ガラスルツボを提供する。
【解決手段】石英ガラスルツボは、アルゴン雰囲気20torr下において温度1500℃で10時間加熱する基準加熱条件下でのルツボの壁部、コーナ部及びボトム部の各部位の膨張率が何れも8%以下であり、ルツボ各部位相互の膨張率差が5.5%以下であり、ルツボ内表面から外表面までの全壁厚方向の気泡含有率が0.05%以上〜0.4%以下であることを特徴とし、例えば、石英粉を加熱溶融して石英ガラスルツボを製造する際に、1800℃以上で5分以上加熱してガラス化し、かつルツボ内表面から外表面までの全壁厚方向の気泡含有率を0.05%以上〜0.4%以下に調整することによって、ルツボ各部位の熱膨張を抑制する。 (もっと読む)


【課題】ルツボ原料粉のルツボ内面への侵入までを回避できる方途を与えることによって、石英ガラスルツボ内への異物侵入を、ルツボの実際の使用時期まで確実に回避し、汚染されない状態でのルツボの取り扱いを可能にする方法を提供する。
【解決手段】石英ガラスルツボ1の開口部2に装着する栓3であって、開口部2の内周端2aに密着する周縁取付け部4を有する栓3を、ルツボ1に装着する。また、栓3において、少なくとも内面の金属成分の付着量は0.05ng/cm以下である。 (もっと読む)


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