説明

株式会社デルタツーリングにより出願された特許

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【課題】 リンク機構を工夫すると共に、前後振動及び上下振動を簡易な構造で軽減できる振動吸収機構を設け、従来よりも構造の簡素化、重量の軽減を図る。
【解決手段】 下死点においては、上部フレーム20はその前方側が後方側よりも上方に位置する傾斜姿勢となり、上死点においては、上部フレームが略水平姿勢となる4節回転連鎖機構の運動軌跡に沿って揺動可能であると共に、下死点における傾斜姿勢が安定姿勢となるように設定されている。これにより、走行中に入力される上下又は前後の入力振動を、4節回転連鎖機構の運動軌跡に沿った片振り子運動に変換して、振動吸収機構により吸収することができる。すなわち、上部フレームがこのような運動軌跡に沿った運動をすることにより、人が不快感を感じる影響の大きい上下振動を、走行中の加減速によって与えられる前後方向の振動と剛体の特性を利用して効果的に軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】 人の状態をより正確に把握する技術を提供する。
【解決手段】 人の上体から採取した生体信号の時系列波形から周波数の時系列波形を求め、さらに、周波数傾きの時系列波形を求める。この傾き時系列波形を周波数解析し、対数パワースペクトル密度と対数周波数の関係において、回帰直線の分岐点を捉え、分岐点の現れた位置、回帰直線の形等を用いて状態を判定するが、この分岐点の位置や回帰直線の形等は、人の状態に応じて類型化できるため、状態判定を簡易かつ正確に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 振動吸収特性をさらに向上させることができると共に、安定した着座姿勢を確保し、車両操縦性が高く、長時間着座による疲労の低減を図ることができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シート1の座部10において、人体の一対の座骨結節間の略中央部に対応する位置に中心を有する第1人体支持部11と、人の大腿部の付け根付近に対応し、第1人体支持部11から座部10の縦方向中心線に沿った水平距離で100mm前方の位置に中心を有する第2人体支持部12とを、それぞれバネ要素としてみなし、その静的バネ定数及び動的バネ定数を所定の関係で設定した。これにより、静的着座時の安定性と振動吸収性の向上が図られる。 (もっと読む)


【課題】 人の状態をより正確に把握する技術を提供する。
【解決手段】 人の上体から採取した生体信号の時系列波形から周波数の時系列波形を求め、さらに、周波数傾きの時系列波形、周波数変動の時系列波形を求めてこれらを周波数解析する手段を有する。周波数解析の際には、予め定めた機能調整信号、疲労受容信号及び活動調整信号に相当する各周波数のパワースペクトルを求める。そして、各パワースペクトルの時系列変化から人の状態を判定する。疲労受容信号は、通常の活動状態における疲労の進行度合いを示すため、これに併せて、機能調整信号や活動調整信号の優性度合いをそれらの分布率として比較することにより、人の状態(リラックス状態、疲労状態、交感神経優位の状態、副交感神経優位の状態など)をより正確に判定することができる。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図ると共に、衝撃吸収特性を高める。
【解決手段】前脚部401と後脚部402との間に中間脚部403を有すると共に、後脚部402の一方の端部が中間脚部403に連結されて斜めに設けられ、前脚部401の下端部と後脚部402の下端部との間に、2本の短フレーム同士を連結した接続フレーム404を設け、この接続フレーム404における2本の短フレームの対向する端部同士と中間脚部403の下端部とを連結した。所定以上の大きな衝撃エネルギーが付与されると、接続フレーム404における2本の短フレームの対向する端部同士と中間脚部403の下端部との連結部分を下方に押し下げようとする方向に偶力が作用し、斜めに設けられた後脚部402をその下端部を中心に前方斜め下方に回転させる。これらの作用により、衝撃吸収効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】 薄肉鋼における焼入れ状態の非破壊検査に適する焼入れ状態検査装置及び焼入れ状態検査方法を提供する。
【解決手段】磁気センサ10の励磁コイル12に印加される励磁信号の励振周波数として、出力特性が大きく変化する低周波側の第1境界周波数と高周波側の第2境界周波数を求め、この第1境界周波数と第2境界周波数との間で基準周波数を決定し、検査項目に応じて、基準周波数よりも低周波領域又は高周波領域のいずれかの範囲で決定する。励振コイルの励振周波数を、基準周波数を境に検査項目に対応した適切な励振周波数を求める構成であるため、薄肉鋼の焼入れ部の焼入れ状態を非破壊で精度よく検査することができる。 (もっと読む)


【課題】シートバックがリクライニングしない固定式のものにおいて、通常姿勢と休息姿勢(通常の後傾姿勢に相当)をとることができるようにする。
【解決手段】クッションフレーム30に、シートクッション用クッション材200を支持するクッション材支持機構300が設けられ、クッション材支持機構300が、シートクッション用クッション材200を支持したままで、後方斜め上方と前方斜め下方との間でスライドするように設定されたスライドフレーム310を有している。スライドフレーム310が前方斜め下方にシートクッション用クッション材200を支持した状態でスライドするため、座面角度は変化しない。座面角度が変化しないにもかかわらず、シートクッション用クッション材200が前方に移動するため、着座者のトルソーアングルが大きくなり、実質的に従来のシートバックを後傾させた場合と同様の姿勢となる。 (もっと読む)


【課題】衣服や手指の挟み込みを簡易な構造で防止でき、軽量な構造でかつ低コストで製造可能なアームレストを提供する。
【解決手段】カバー部材30内に設けられる芯プレート10と回動範囲規制部材20を有し、この回動範囲規制部材20がシートバック部110の側部に固定され、芯プレート10はアームレスト1が持つべき強度を負担すると共に、カバー部材30の内部で回動範囲規制部材20の下限ストッパ部22a又は上限ストッパ部22bに当接する構成である。シートバック部110の側部に回動範囲規制部材20を取り付けることで、下限ストッパ部22a及び上限ストッパ部22bをカバー部材30内に収容できるため、簡易な構造で衣服や手指の挟み込み対策を施すことができる。 (もっと読む)


【課題】 限られたスペースの中でのストローク感を十分機能させ、前後、上下、左右方向の加速度に対しても安定した姿勢をとることが可能なランバー支持部材を提供する。
【解決手段】 ランバー支持部材1が、裏面に、幅方向に沿った横凸条部が高さ方向に任意の間隔をおいて複数突設されている可撓性板状体10と、この可撓性板状体10の裏側に配置され、直径30mmの加圧板により厚み方向に加圧した際のバネ定数が可撓性板状体10よりも小さいソフトクッション材20との積層構造からなる。可撓性板状体10が横凸条部10cを有するため、人の荷重がかかると、横凸条部10cがソフトクッション材20を押圧する。ソフトクッション材20は、全面が押圧されるのではなく、部分的に押圧される。横凸条部10cによって押圧されることで所定のストローク感が生じる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、表面の浮きやしわを防止できると共に、着座時におけるストローク量の確保や振動吸収性にも優れたクッション構造を提供する。
【解決手段】ベースパッド40にクッション材を圧縮状態で装填する構成であるため、簡易な構成でありながら、必要なストローク感や振動吸収特性を発揮できると共に、表面の被覆部材の浮きやしわを防止することができる。ベースパッド40が突出部43を有しているため、乗物に適用した場合、乗物フロアからの振動がベースパッド40に伝わることを低減できる。突出部43の材質、厚さ、面積等の変更によって、突出自体の有するバネ特性を種々調整することにより、このクッション構造を搭載する乗物に適したストローク感や振動吸収特性を付与することができる。 (もっと読む)


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