説明

株式会社デルタツーリングにより出願された特許

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【課題】通常姿勢と安楽姿勢のいずれにも対応できると共に、十分にリラックスした休息姿勢をとることができ、着座時における優れた快適性を備えさせる。
【解決手段】クッションフレーム30が後部リンク板41と前部リンク板42とによって支持されるが、可動範囲内における後部リンク板41の変位角度の方が前部リンク板42の変位角度よりも大きく、かつ、最も前方に回転移動した際のベースフレーム10のサイドフレーム部12bとのなす角を、後部リンク板41の方が前部リンク板42よりも小さくなるように設定した構造である。このため、後部リンク板41及び前部リンク板42が前方に回転移動するほど、クッションフレーム30の座面角度が大きくなる。バックフレーム20自体は傾斜角度が変動しないが、クッションフレーム30の座面角度を人の動作に追随して変動できる構造である。 (もっと読む)


【課題】バケットシートの振動吸収特性、衝撃吸収特性等を向上させる。
【解決手段】三次元立体編物から形成された第1のクッション材20を、バケットシートフレーム10のシートバックフレーム部分11における上縁部とシートクッションフレーム部分12における前縁部12bとの間に掛け渡している。また、三次元立体編物から形成された第2のクッション材30を、シートクッションフレーム部分12に、幅方向に掛け渡している。第1のクッション材20及び第2のクッション材30が、バケットシートフレーム10上に直置き状態で取り付けられるのではなく、掛け渡されることにより、バケットシートフレーム10から浮いた状態で設けられている。このため、バケットシートフレーム10を介しての走行振動や衝撃が伝わりにくくなり、振動吸収特性、衝撃吸収特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】共振周波数を低下させ、共振峰と高周波数帯における加速度を低減することができる軽量でコンパクトなサスペンションユニットを提供すること。
【解決手段】下部フレーム2と、下部フレーム2にリンク機構を介して上下動自在に取り付けられた上部フレーム4とを備えたサスペンションユニットに、上部フレーム4を下部フレーム2に対し弾性的に支持する金属ばね14,46及び磁気ばねユニット54と、上部フレーム4に取り付けられ上部フレーム4の上下動を減衰させる磁気ダンパ70とを設けた。また、磁気ダンパ70は銅の電磁誘導を利用し、上部フレーム4の上下動をリンク機構を介して銅板70cの水平移動で減衰させる動吸振器として作用させた。 (もっと読む)


【課題】クッション層の一部として用いられる二次元の布帛の端縁部のほつれを防止する。
【解決手段】乗物用シート1のシートフレームに弾性的に張設され、クッション層11の少なくとも一部を構成する布帛100として、少なくとも張設方向に沿った端縁部101に、該布帛100よりも目の細かい補強用テープ110を積層して一体化する。これにより、布帛100に張力がかかった際に、端縁部101の糸がほつれることを防止できる。また、端縁部101の強度が上がるため、該端縁部101をバネ部材によって引っ張っても、破れやほつれが生じにくい。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の少ない低炭素金属部材の強度を上げる。
【解決手段】本発明では、低炭素金属部材にプレス成形を施し、その後、当該プレス成形により歪みを与えた部位に熱処理を施す。これにより、低炭素金属部材、中でも、炭素含有量0.10重量%未満、さらには、炭素含有量0.05重量%未満、0.035重量%未満の低炭素金属部材であっても、強度が向上し、熱処理前の強度の1.4〜4倍程度になったプレス成形品が得られる。 (もっと読む)


【課題】金属製板材を曲成して形成したパイプ部を備えたものを利用することにより、低コストで製作可能で、かつ強度の高いシート構造を提供する。
【解決手段】シートフレーム10が、金属製板材を略筒状に形成し、少なくとも一部の端縁同士を溶接して形成したパイプ部210,220,230を備えてなり、該パイプ部210,220,230が、熱処理及びその際の歪み加工により、微細化された再結晶粒組織となっている部位210b,220b,230bを部分的に有する構造である。再結晶粒組織となっている部位を部分的に有するため、当該部位の強度、降伏応力が高くなり、金属製板材を略筒状に形成したものであるにも拘わらず、溶接部の脆化に伴うパイプ部の変形や破損等を低減できる。従って、押出成形された中空のパイプ材を使用しなくて済み、シートフレームの製作コストが安価になる (もっと読む)


【課題】所定以上の衝撃力を受けた際に変形しやすい部位を、容易に設定できるシートフレームを提供する。
【解決手段】シートフレーム10が、熱処理及びその際の歪み加工により、微細化された再結晶粒組織となっている部位(強化処理部211,222,311,322)を部分的に有する構造である。再結晶粒組織となっている部位を部分的に有するため、当該部位の強度、降伏応力が高くなる一方で、再結晶粒組織となっていない部位(非強化処理部212,222,312,322)は、相対的に強度の低い部位となる。このため、所定以上の衝撃力を受けた際には、強度の低い部位において変形が生じやすくなる。従って、シートフレームを構成するフレーム材を特殊な形状に加工することなく、容易に変形しやすい部位を設定することができる。 (もっと読む)


【課題】互いに噛み合うウォームとウォームホイールを有するリクライニングアジャスタにおいて、シートバック傾斜角の調節時に操作されるレバー部材の高さを変更でき、デザインあるいはレイアウトの面で制約のないレバー部材の取付構造を提供すること。
【解決手段】固定側ブラケット1,2に回動自在に取り付けられたウォーム4と、可動側ブラケット3の回転軸7に連結されウォーム4と噛み合うウォームホイール5と、ウォーム4に係合してウォーム4の回転を阻止する係合部材23と、係合部材23を操作してウォーム4との係合を解除するレバー部材40とを設け、レバー部材40の第1の回転中心を可動側ブラケット3の回転軸7の下方に位置する固定ブラケット1,2に設定するとともに、レバー部材40の第2の回転中心を可動側ブラケット3の回転軸7と同心上に設定し、第1及び第2の回転中心のいずれか一方をレバー部材40の回転中心として選択できるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造であって、シートバック部及びシートクッション部が共に変位しない構造でありながら、それらが変位しなくてもできるだけ長時間快適に着座できる乗物用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション部200の座角が20〜28度の範囲に、シートクッション部200表面に対するシートバック部100表面の傾斜角が90〜120度の範囲に設定され、シートバック部100がシートクッション部200に対して傾動せず、両者の相対位置が固定された構造である。シートバック部100をリクライニングさせるための機構やシートクッション部200を前後動させるための機構を設ける必要がなく、軽量でかつ低コストで製造できる。座角及びシートバック部の傾斜角が上記の範囲に設定されていることにより、常にリラックス状態で着座することができ、長時間着座した場合の疲労蓄積も少ない。 (もっと読む)


【課題】休息姿勢をとった場合でも、後席の脚配置スペースを含む着座スペースを制限しない構造において、立ち上がりやすさを改善する。
【解決手段】クッションフレーム30が、前縁部32に対して所定以上の押圧力がかかると、該前縁部32が下方へ屈曲する構造を有している。クッションフレーム30が前方に変位した状態では、前縁部32が膝裏付近に至っており、そのまま立ち上がろうとすると、前席とのスペースが限られているため、立ち上がりにくい。これに対し、本発明では、立ち上がろうとすると、膝裏付近により前縁部を下方へ押圧する所定以上の圧力がかかるため、該前縁部32が下方へ屈曲する。このため、着座している座席と前席との実質的なスペースが広がり、立ち上がりやすさが改善される。 (もっと読む)


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