説明

株式会社デルタツーリングにより出願された特許

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【課題】 普通鋼を所定形状に加工してなる薄肉鋼加工品の所望部位を効率的に高強度化できる薄肉鋼加工品の熱処理方法を提供する。
【解決手段】板厚1.2mm以下、好ましくは板厚0.8mm以下の普通鋼からなる所定形状に加工された薄肉鋼加工品の所望部位を400℃/秒以上の加熱速度でA1変態点以上に急加熱し、A1変態点付近から800℃/秒以上の冷却速度で急冷する工程を有している。薄肉鋼加工品を従来よりも薄い薄肉鋼を使用して製作し、その所望部位に、従来よりも速い加熱速度及び冷却速度で熱処理を施すことにより、合金元素を添加することなく、高強度化が極めて困難であった普通低炭素鋼の高強度化が極めて迅速に可能となり、量産性に適している。 (もっと読む)


【課題】 磁気ダンパの小型化を図る。
【解決手段】シリンダ10が筒状の導体11とその外周面を被覆するヨーク12とからなる。また、ピストン20を構成する隣接する永久磁石21間にも、好ましくは、軸方向端部に位置する永久磁石21の外側端部にもヨーク22が設けられた構成である。従って、永久磁石21の磁束は、永久磁石21間のヨーク22にその多くが集束し、この集束した多くの磁束がシリンダ10を構成する導体11を貫く。多くの磁束が導体11を貫くが、シリンダ10の外周面がヨーク12により被覆されているため、シリンダ10の外方に流れる磁束が極めて少ない磁束集束型の磁気回路となっている。従って、希土類磁石を増加させなくても、あるいは、シリンダやピストンを大型化しなくても、高い減衰力が得られる。 (もっと読む)


【課題】 衝撃吸収特性を向上させる。
【解決手段】 シートクッション部10において、クッション用ベースネット170が、それぞれトーションバー150,160により弾性的に支持された前部フレーム130及び後部フレーム140間に支持されていると共に、この前部フレーム130及び後部フレーム140は、いずれも、第1及び第2アーム部132,142を介してトーションバー150,160に支持されている。また、前部フレーム130の第1アーム部132は後部フレーム140の第2アーム部142よりも長さが長い構造である。従って、前突及び衝突による衝撃を受けて、前部フレーム130及び後部フレーム140が前方又は後方に回動する際に、下方向への力が働きやすい。これにより、衝撃を受けた際の人体の飛び出し抑制、あるいは、シートバック部に沿った上方へのせり上がりを抑制でき、衝撃吸収特性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 左右方向の慣性力が作用した際の姿勢の支持性を高める。
【解決手段】 シートクッション部10において、トーションバー150,160により弾性的に支持された前部フレーム130及び後部フレーム140間に、上層面と下層面との間に所定間隙をおいたループ状となるように、クッション用ベースネット170が掛け回されている。カーブ等において遠心力が作用した場合、上層面と下層面との間に間隙があるため、一方の臀部が沈み込もうとし、その反作用により大腿部、特に他方の大腿部が上方に上がろうとする。人の上体は脊柱を軸とする回動力が生じ、左右方向の力が前後方向の力に分散され、人の臀部の横方向への滑りを上記した回動力によって抑制し、左右方向の慣性力が作用した際の姿勢の支持性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 人の状態をより正確に把握する技術を提供する。
【解決手段】 人の上体から採取した生体信号の時系列波形から周波数の時系列波形を求め、さらに、周波数傾きの時系列波形、周波数変動の時系列波形を求めてこれらを周波数解析する手段を有する。周波数解析の際には、予め定めた機能調整信号、疲労受容信号及び活動調整信号に相当する各周波数のパワースペクトルを求める。そして、各パワースペクトルの時系列変化から人の状態を判定する。疲労受容信号は、通常の活動状態における疲労の進行度合いを示すため、これに併せて、機能調整信号や活動調整信号の優性度合いをそれらの分布率として比較することにより、人の状態(リラックス状態、疲労状態、交感神経優位の状態、副交感神経優位の状態など)をより正確に判定することができる。 (もっと読む)


【課題】 振幅の小さな生体信号を従来よりも感度良く検出する。
【解決手段】三次元立体編物10と三次元立体編物の周辺に積層される板状発泡体21,22とを備えた機械的増幅デバイス、好ましくは、三次元立体編物10と板状発泡体21,22との間にフィルム16が配設された機械的増幅デバイスを有し、この機械的増幅デバイスに振動センサ30が取り付けられた構成である。心拍、呼吸、心房や大動脈の揺動などの人の生体信号による体表面の微小振動は、板状発泡体21,22、フィルム16及び三次元立体編物10に伝播されるが、板状発泡体21,22及びフィルム16では膜振動を生じ、三次元立体編物10には糸の弦振動を生じる。これにより、心拍、呼吸、心房や大動脈の揺動などの生体信号を正確に伝えることができる。 (もっと読む)


【課題】 ヘッドレストによる頭部支持を従来よりも速やかに行う。
【解決手段】第1上部フレーム23及び第2上部フレーム24同士が弾性部材26bを備えた連結部材26により連結されている。追突時において、シートバックのクッション材を押し込む方向に所定以上の力が働いた際に、第1上部フレーム23と第2上部フレーム24とが弾性部材26bを介した連結であるため、相互間で動きやすくなっており、両者の連結力が低下しやすい。第1上部フレーム23と第2上部フレーム24との連結力が低下すると、荷重を支持する力も低下するため、クッション材が押し込まれることによって生じるサイドフレーム21,22の内倒れ変形がより速やかに行われる。その結果、人体は、より速やかに後方に移動できることになるため、頭部がヘッドレストに接するまでの時間が短くなり、ヘッドレストによる頭部支持が速やかになされる。 (もっと読む)


【課題】人着座状態で痛みの発生がなく、安定した呼吸を促しやすいクッション構造を提供する。
【解決手段】三次元立体編物101,102が、複数枚重ねられた積層体100として構成され、最上層と最下層との間で少なくとも1層の中間層を有しない少層構造部103が、幅方向略中央部において、所定幅でかつ前後に所定長さで設けられている。クッション構造10の幅方向略中央部は人が着座した際に、仙骨付近が位置する部位である。人が呼吸する際には骨盤が動くが、幅方向略中央部が少層構造部となっていることにより、仙骨の当たりが和らげられ、安定した呼吸を促すことができる。これに対し、幅方向略中央部を挟んだ両側は、少層構造部103よりも1層以上多く積層された中層構造部104となっているため、仙骨の両側の座骨結節が上下振動に伴って底付くことを防止できる。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図ると共に、振動吸収性、衝撃吸収特性を高める。
【解決手段】本発明の乗物用シート1は、バックフレーム10に張設される張力構造体を備え、バックフレーム10の前後方向の固有振動数よりも左右方向の固有振動数を低く設定した構成である。左右方向の固有振動数が前後方向の固有振動数よりも低いため、左右方向に撓みやすい構造である。従って、前後・ピッチング振動、あるいは、後突等により前後方向に入力された所定以上の衝撃荷重は、バックフレームを左右に撓ませる方向への力となるため、それによって振動・衝撃エネルギーが消費され、さらに、バックフレームを後方に変位させることによって振動・衝撃エネルギーが消費される。このため、従来よりも振動・衝撃エネルギーの吸収性能が高い。 (もっと読む)


【課題】腹部大動脈瘤が生じているか否かを容易に判定可能にする検出装置を提供する。
【解決手段】人体の臍周辺における正中を挟んだ少なくとも左右2箇所のそれぞれにエアクッション10を当接し、各エアクッション10を当接した部位における脈波によって生じる各空気圧変動を検出するセンサ14からの出力信号の信号波形間のずれ度合いを求め、各信号波形間のずれ度合いから腹部大動脈瘤の有無を判別する構成である。腹部大動脈瘤が生じている場合、その部分の血管はうねっており、正常状態と比較して左右いずれかに突出している。このため、少なくとも左右2箇所のエアクッション10の空気圧変動の信号波形は実質的に同じとはならず、一方の振幅が大きくなったり、乱れが生じたりする。この信号波形間のずれ度合いから腹部大動脈瘤の有無を簡易に判別することができる。 (もっと読む)


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