説明

日本ポリプロ株式会社により出願された特許

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【課題】生分解性を有し、剛性、耐衝撃性等の機械的物性に優れ、かつ熱成形時の耐ドローダウン性に優れた生分解性樹脂積層シート及びその熱成形品の提供。
【解決手段】(1)60〜150℃の範囲に融点を有する生分解性樹脂(I)50〜100重量%、(2)150〜250℃の範囲に融点を有しかつ生分解性樹脂(I)との融点差が30℃以上である生分解性樹脂(II)0〜50重量%、及び(3)生分解性樹脂(I)および(II)の合計100重量部に対して充填剤5〜400重量部を配合した樹脂組成物からなる(A)層と、生分解性樹脂(I)0〜90重量%と生分解性樹脂(II)10〜100重量%とを含む樹脂組成物からなる(B)層を含む生分解性積層シートであって、生分解性樹脂(I)に対する生分解性樹脂(II)の配合比率が(A)層よりも(B)層のほうが高いことを特徴とする生分解性樹脂積層シート。 (もっと読む)


【課題】直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂フィルムの低温ヒートシール性を維持しつつ飛躍的に剛性を向上させ、カールが生じず、なかつ安価に製造可能であるポリプロピレン系樹脂層とエチレン系樹脂層を積層した積層フィルムの提供。
【解決手段】表裏2層の表面層と、表面層の間に配置された中間層との三層からなる積層フィルムであって、中間層に(A)メタロセン触媒を用いて重合された、MFRが1〜30g/10分、融解ピーク温度(Tm)が120〜165℃、40℃のオルソジクロルベンゼン可溶分量が2.0重量%以下の結晶性ポリプロピレンを用い、表面層に(B)メタロセン触媒を用いて重合されたMFRが0.1〜20g/10分、密度が0.860〜0.925g/cmのエチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの共重合体。 (もっと読む)


【課題】良好な高周波ウェルダー性を有し、透明性や柔軟性及び耐熱性などに優れて、軟質塩化ビニル樹脂の代替になりえる樹脂材料を実用化する。
【解決手段】極性基含有エチレン系樹脂基材層に、条件(i)〜(iv)を満たすプロピレン−エチレンランダムブロック共重合体を積層した、多層フィルム又は多層シート。(i)TREF溶出曲線において、高温側に観測されるピークT(A1)が65℃〜90℃の範囲にあり、低温側に観測されるピークT(A2)が50℃以下にある(ii)TREF溶出曲線において、全体の99wt%が溶出する温度が92℃以下である(iii)TREF溶出曲線において、中間点の温度までに溶出する成分の積算量(A2)が30〜70wt%であり、それ以上で溶出する成分の積算量(A1)が70〜30wt%である(iv)固体粘弾性測定のtanδ曲線が0℃以下に単一のピークを有する (もっと読む)


【課題】従来のポリプロピレン樹脂層とバリア樹脂層を含む多層プリフォーム技術における延伸ブロー時に延伸むら等を生じることがなく、耐熱性、バリア性に優れた多層射出延伸ブロー容器の提供。
【解決手段】少なくとも2種3層以上の層構成からなる多層容器において、中間層がバリア性樹脂からなり、中間層に接する層が、MFRppが0.5〜200g/10分、コモノマーから誘導される構成単位が0〜10モル%、分子量分布(Mw/Mn)が1.5〜8のプロピレン系重合体50〜98重量%とMFRcmpが10〜500g/10分、MFRcmp/MFRppが1以上、不飽和カルボン酸およびその誘導体に由来する構成単位が0.1重量%以上の変性プロピレン重合体2〜50重量%とを含有するプロピレン樹脂組成物からなることを特徴とする射出延伸ブロー容器。 (もっと読む)


【課題】剛性、耐熱性、寸法安定性、等の性能を効率よく向上させ、軽量性と機械物性のバランスに優れたポリプロピレン系樹脂組成物を効率よく得るための、炭素繊維を含有したポリオレフィン系樹脂組成物(マスターバッチ)、及びこれを用いたポリプロピレン系樹脂組成物とその成形体の提供。
【解決手段】(a)繊維径が3〜15μm、繊維長が0.1〜20mm、引張強度が1000MPa以上、および引張弾性率が100GPa以上である炭素繊維:20重量%以上50重量%以下及び(b)炭素数2〜8のα−オレフィンの単独重合体、及び/又は、2種以上の共重合体からなり、230℃、2.16kg荷重で測定されたMFRが10〜800g/10分であるポリオレフィン系樹脂:50重量%以上80重量%以下とからなることを特徴とする炭素繊維含有ポリオレフィン系樹脂組成物(マスターバッチ)。 (もっと読む)


【課題】優れた機械物性を有し、かつ反応性相溶化剤を用いず溶融混練するのみの比較的安価な方法によるポリオレフィンとポリアミドからなる共連続性の重合体アロイの提供。
【解決手段】ポリオレフィン重合粉末を窒素を含む気流中で高圧放電の場において処理したのち、前記ポリオレフィン粉末とポリアミドとを溶融混練りすることにより得られる重合体アロイで、好ましくは式(1)で表される共連続性指数CCIが、0.7以上の重合体アロイ。
CCI=(1−λ)/(1−V) …(1)
(式(1)中、(1−λ)=(E×V)/(E−E)であり、Vはポリオレフィンの容積分率、Eはポリオレフィンの融点以上でポリアミドの融点以下の一定温度におけるポリアミドの弾性率、Eはその温度における樹脂組成物の弾性率を表す。) (もっと読む)


【解決手段】
ポリプロピレン樹脂ペレット100重量部に対し、最大粒度が100μm以下の有機系難燃剤9〜22重量部及びアンチモン化合物5〜15重量部を配合し、ついで該配合物を溶融混練してなる難燃性ポリプロピレン樹脂組成物。
【効果】
本発明によれば、ポリプロピレン樹脂組成物中における難燃剤の偏積(分布のバラツキ)をより一層改良し、難燃性能と耐熱老化性を向上させることができる。酸化防止剤、熱安定剤等の配合量を増加することなくポリプロピレン樹脂が有する優れた機械的物性を発現することができる。したがって、家電用部品類、住宅設備部品、自動車用部品類等に好適に使用することができる。

以上 (もっと読む)


【課題】無機充填剤の分散不良による白点を消滅させるべく圧縮度合いを軽減すると、持ち込む空気の量が増えるため、とりわけ大型混練機の場合には生産性に悪影響を及ぼすといった欠点を解決できるインラインコンパウンドによるタルク入りポリプロピレン樹脂組成物及びその製造方法の提供。
【解決手段】平均粒子径0.1〜12μm、かさ比重0.1〜0.5のタルクを脱気圧縮して得られる、かさ比重0.3〜1.0、圧縮率3.1〜7.0の脱気圧縮タルクであって、ロータップ法で篩った際の1,000μm以上の成分が15重量%以下である脱気圧縮タルク(A)及びポリプロピレン樹脂(B)を含むポリプロピレン樹脂組成物及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】うろこ模様といった外観不良が発生せず、フィルムの耐ブロッキング性能が良好で、透視性、防湿性、ヒートシール特性に優れた積層フィルムの提供。
【解決手段】少なくとも分子量分布Wが3.5以下のポリオレフィン系樹脂Aからなる第1層、第1層に接する、ポリオレフィン系樹脂Bからなる第2層を積層した構造を有し、かつ、η0B/η0A×W/W、で表される流動性パラメーターが下記式(1)を満たすことを特徴とする積層フィルム。


(式(1)中、η0A、η0Bはそれぞれポリオレフィン系樹脂A、ポリオレフィン系樹脂Bのゼロせん断粘度を表し、W、Wはそれぞれポリオレフィン系樹脂A、ポリオレフィン系樹脂Bの分子量分布(Mw/Mn)を表す。) (もっと読む)


【課題】
弾性率、剛性、接着性等の物性バランスに優れたポリプロピレン系共重合体を提供すること。
【解決手段】
下記の構造式(I)で表されるプロピレン単位99.8〜99.99モル%、構造式(II)で表される極性単位0.01〜0.1モル%及び構造式(III)で表される非極性単位0〜0.1モル%を含有し、その重量平均分子量Mwが70,000〜1,000,000であることを特徴とする水酸基含有プロピレン共重合体。
【化1】
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