説明

日本原燃株式会社により出願された特許

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【課題】 グローブボックスでの作業に使用されるグローブの機械的強度を高めて、不用意に尖端なものや鋭利なものに接触した場合でも損傷することのないグローブボックス用グローブを提供する。
【解決手段】 グローブ21の皮膜素材に、ポリエステル等の熱可塑性エラストマーもしくは高分子ラテックスとの混合体を用いる。グローブ21を手指部22や腕部23、カフ部24等のように複数部分に分割し、それぞれの部分の皮膜素材に対応する部分の動作を円滑に行えるものを用いる。さらに、アラミド繊維等を手指部22や腕部23の形状に編んだ強化素材からなる補強体6に皮膜素材を含浸させて、さらに機械的強度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 グローブボックスのラージポート等に装着される従来のポートバッグは成形時の溶着部による長手方向に沿った段差部を有しているため、これをラージポート等のベルマウスやグローブポートのインナーリングに使用すると、段差によりインナーリングとの間に間隙が形成されて気密性を損なうおそれがあるので、インナーリングにも適したグローブボックス用ポートバッグとポートバッグの成形方法を提供する。
【解決手段】 ビニールシート20の平行な両端の同一面内にある縁部同士を溶着すると、溶着された面が内側面となる筒状体に成形され、溶着部21をさらに加熱シールして、内側面と外側面とを平らにならす。これにより、段差部のない筒状のポートバッグが成形され、このポートバッグをラージポート4やインナーリング11に装着する。 (もっと読む)


【課題】 グローブボックス内に給電や作動空気等を要する機器装置を増設した場合に、この機器装置との給電線や信号線、空気配管等を極力短くして、これら配線や配管の経路を簡潔にし、グローブボックスにおける作業の際の支障とならないようにするグローブボックス用接続端子付き閉塞栓を提供する。
【解決手段】 グローブポート3(図9示)に装着される形状に形成された接続端子付き閉塞栓20を構成する閉止板部22に、通電コネクタ24(図2示)やエアコネクタ27、信号用コネクタ31等の所望の接続手段を取り付ける。通電コネクタ24を介して電力を、エアコネクタ27を介して圧縮空気を、信号用コネクタ31を介して情報信号を、それぞれグローブボックス1(図9示)の内外部の機器装置等を接続する。前記接続手段にはOリング25a(図3示)等のシール手段を具備させて、接続手段の取付部の気密性を確保する。 (もっと読む)


【課題】 グローブボックス内に小型部品等を送り込む場合にラージポートを利用するが、所望の位置まで手作業により順送りする作業が煩雑であるから、小型部品等を近傍の作業用ポートを利用して送り込めるようにし、ポートバッグよりも長尺の工具等であっても利用できるインナーリングの押込装置を提供する。
【解決手段】 円筒状の押込環21を、その外周面に形成した駆動雄ネジ21cと、グローブボックス1の壁体1aに支持ロッド23によって支持されたガイド環22に形成した雌ネジ部22aとの螺合関係によって進退可能とし、その前進動作により緩衝環24を介して固定環15とインナーリング11とを押し込むようにする。インナーリング11にポートバッグ8を装着すれば、ポートバッグよりも長尺の工具等は押込環21の内部を通せるから、グローブポート3を利用してグローブボックス1内に送り込むことができる。 (もっと読む)


【課題】 放射能汚染物質の廃棄に際して、保管設備の保管スペースに限界があるので、環状のインナーリングを適宜形状に裁断して減容を図って保管できるようにするグローブボックス用インナーリングの切断装置を提供する。
【解決手段】 インナーリング11をリング支持部24とリング受入凸部21aとに嵌入させてリング受け板27a、27bに載置させる、インナーリング11の内側に固定刃25aを位置させる。該固定刃25aに対して進退すると共に、固定刃25aの側面を擦過するよう、可動刃31をシリンダ34のピストンロッド35の進退に連繋させる。インナーリング11をリング支持部24等に保持させて、可動刃31を揺動させると、可動刃31と固定刃25aとでせん断力が加えられてインナーリング11が切断される。せん断方向を傾けることにより切断部を切断装置から滑落させることができる。 (もっと読む)


【課題】 放射能汚染物質の廃棄に際して、保管設備の保管スペースに限界があるため、不要となったグローブポートを閉塞する際に、既存のインナーリングを落下させずに、新たな廃棄物を極力生成することがないようにするグローブボックス用インナーリングの密閉装置を提供する。
【解決手段】 インナーリング20の内周面に内側フランジ21を、底板部25を有する密閉栓23の環状の胴部24に、先端に係止爪28が形成された係止舌片27を設ける。胴部24の外側にフランジ部26を張り出して設け、フランジ部26の外径をインナーリング20の内径よりもやや小さくする。密閉栓23をインナーリング20に押し込み、係止爪28が内側フランジ21を乗り越えると係止舌片27が復元して係止爪28が内側フランジ21に係合し、以後密閉栓23は脱落しなくなり、インナーリング20が密閉される。必要に応じてパッキン30を介在させる。 (もっと読む)


【課題】 従来のインナーリングはパッキンの配設部とグローブ取付部とが並設されているため、軸方向の長さが大きなインナーリングとなっており、廃棄する際に、軸方向に重ねて保管しては中空部分が保管スペースとして無駄となるので、インナーリングの短尺化を図り、かつ分割構造とすることによりグローブの装着を容易にするグローブボックス用インナーリングを提供する。
【解決手段】 インナーリング40を内側リング41と外側リング46との二分割とし、これらを嵌合可能とし、嵌合させた状態でグローブ12のカフ12aを保持させ、グローブ12をこれらリング41、46で保持させる。外側リング46の外周面にはOリング49が嵌装される。内側リング41を外側リング46に嵌合させて、係止舌片部47の係止孔47aに係止突起部44を係合させてこれらリング41、46を固定することにより、インナーリング40が組み立てられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、管路内で振動させることなく、所定の速度を保って物品、気送子、パイプ等の破損を生じることなく物品を搬送することができる気送子を提供することを目的とする。
【解決手段】 パイプP内部の気流にのって輸送管路内部を移動する気送子Aであって、内部に物品を格納することができるように筒状に形成されており、移動方向に発生する気流の流線が1又は2箇所以上で異なり、前記流線が異なる部分が偏っている気送子A。 (もっと読む)


【課題】 混合部を簡略化でき、流量及び発熱反応の制御により安定した七フッ化ヨウ素の製造を可能とする。機器の腐食を大幅に低減し、フッ素ガスの廃棄量を低減し、漏洩を防止して安全性を高める。
【解決手段】 フッ素ガスと予めガス化した五フッ化ヨウ素ガスを混合し、両者の反応温度以上の温度に加熱した反応器20に導入して反応させ、反応生成物である七フッ化ヨウ素を冷却捕集し、未反応の五フッ化ヨウ素を冷却捕集して原料として再使用すると共に、未反応のフッ素ガスを原料としてコンプレッサ50で循環供給することにより七フッ化ヨウ素を製造する。 (もっと読む)


【課題】 リング交換時におけるグローブの損傷を防止すること。
【解決手段】 グローブボックス1に取り付けられた円筒内面を有するグローブポート5内に挿入される円筒外面を有するリング35と、このリング35の外周面に装着され、グローブポート5の内周面との隙間をシールするパッキンと、リングの一端の外周に装着されるグローブ基端部をリング35に押圧するとともに、一端の端面を覆って装着される弾性材料からなる円環状の保護パッキン33とを備えるようにする。これによれば、グローブ7は、リング同士の間に挟まれても、保護パッキン33が圧力を吸収するため、損傷を起すことがない。 (もっと読む)


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