説明

日鉄コンポジット株式会社により出願された特許

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【課題】外周部の強度を金属と同等にし、表面の破損防止ができる精密機器用複合構造材、その製造方法、及び、複合構造材を使用した精密機器用部品を提供する。
【解決手段】精密機器用複合構造材1は、繊維強化プラスチック2と、その外周囲に設けられた、厚さ(t)が0.1mm以上の金属層3とを有する。 (もっと読む)


耐衝撃性繊維強化複合材は、引張強度が17cN/dtex以上、引張り弾性率が450cN/dtex以上の高強度繊維fにて形成される繊維シート2と、マトリックス樹脂3とを有する耐衝撃性繊維強化複合材1において、マトリックス樹脂3として、エチレン−メタクリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架橋したアイオノマー樹脂を、繊維fに対して3〜100重量%含有する。耐衝撃性繊維強化複合材は、刃物に対する耐刃性能及び弾丸や破片などの高速飛翔体から人体などを保護するための耐弾性能に優れ、且つ、軽量の、防刃チョッキ、防弾チョッキ、防弾ヘルメット、防刃手袋など身体の一部及び全体を刃物、弾丸から守護する衣料、具材、また、警棒、警杖、刺股、盾など携帯用防護用具、更には、車両、舟艇、航空機、ヘリコプターなどに用いる防護材、防弾板などを好適に作製することができる。
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【課題】形態が安定しており、取り扱い及び施工性に優れている連続繊維補強部材及び定着用アンカーを提供する。
【解決手段】多数の連続した強化繊維を一方向に束ねて形成した連続繊維ストランド2を、拘束糸3が縦方向に連続的に、且つ、平面状或いは円筒状に編成して形成された編み構造30Aにおける縦方向に連続的に編成された編み組織30の中に挿入し、そして、縦方向編み組織30の中に挿入された各連続繊維ストランド2を、縦方向の編み組織30に対して横方向に挿入された挿入糸4で連結することによって保形する。 (もっと読む)


【課題】定着具を小型化、軽量化することができ、施工に際してコンクリート表面の削る深さを最小限として、作業性の向上を図ることができ、且つ定着具の引抜耐力が高い定着具付きFRPプレートを提供する。
【解決手段】幅が35〜100mm、厚さが1〜4mmとされる矩形横断面形状を有し、軸線方向に延在した長尺のプレート状繊維強化プラスチックであるFRPプレート部材2と、FRPプレート部材2の両端に一体に取り付けた定着具3と、を有し、定着具3は、横断面が30〜60mmとされる短辺部と、短辺部より長くされた長辺部とから成る矩形の外形状を有し、中心部には、FRPプレート部材2の端部を受容するために、幅が40〜105mmであり、両端が半径5〜15mmの半円弧状とされるトラック形状の横断面を有した穴部4を備えている。 (もっと読む)


【課題】複合パネルに損傷を与えることなく、複合パネルを他の部材に取り付けることのできる複合パネルのボルト取付構造を提供する。
【解決手段】ハニカム構造体又は発泡構造体とされる中間層2と、中間層2の両面に配置された表面層3を形成する繊維強化複合材とを有する複合パネル1のボルト取付構造10であって、複合パネル1の表面層3に対して垂直方向に形成されたブッシュ取付穴11と、ブッシュ取付穴11に取り付けられたブッシュ部材20とを備え、ブッシュ部材20は、ブッシュ取付穴11に接着される円筒状部21と、円筒状部21の一方開口端に一体に形成され、ボルト軸100bが貫通する貫通孔23を備えたボルト頭座着用の座面部22とを有する。 (もっと読む)


【課題】低コストで、良好な不燃性を維持し、難燃材料、極難燃材料、或いは、不燃材料として好適に使用することができ、しかも、後加工のできる、国土交通省令第151号に準拠した試験で着火を起こさない車両用不燃認定の車両用複合パネルを提供する。
【解決手段】表面層が炭素繊維複合材3で形成された車両用複合パネル1において、ハニカム構造体とされる中間層2の外周辺を覆って、炭素繊維混入SMC4aにて形成された外周辺不燃層4を配置する。 (もっと読む)


【課題】構造物の相対的に支持される部材が変形した場合でも、当該支持される部材に対して所定の補強効果を得ることが可能な連続繊維シートによる構造物の補強構造の提供を課題とする。
【解決手段】支持される部材13の任意面に貼り付けられた連続繊維シート14と、連続繊維シート14を支持される部材13との間に挟持する第1の部材16、及び支持する部材12の支持される部材13の連続繊維シート14を貼り付けた面と交差する面に支持された第2の部材17とを有する定着具18とを備えている。第1の部材16は支持される部材13の変形に追従して変位する。支持される部材13の変形時でも、連続繊維シート14が、支持される部材13と第1の部材16との間に挟持され、連続繊維シート14と第1の部材16とが剥がれるのを防止できるので、支持される部材13の応力が連続繊維シート14及び定着具18を介して支持する部材12に確実に伝達される。 (もっと読む)


【課題】短時間に効率良くマンホール等の地中に埋設されたコンクリート構造物を補強することのできる補強方法、及び補強されたコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】躯体部分101と、躯体部分101の頂版111に接続され躯体部分101の内部空間に連通する開口部121を具備する円筒状の首部102と、を有する地中に埋設されたコンクリート構造物の補強法は、開口部121の周りの頂版111の内部空間側の面111aに、躯体部分101の長手方向に沿い開口部121の中心を通る長手方向中心線Aに対して両側30°以上の範囲にわたる繊維強化プラスチック製の円弧形補強材1を、接着樹脂2を用いて接着する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 例えば、トンネル、梁、柱、桁、壁、床板、煙突、給水槽等において、FRP格子筋を簡便に強力にコンクリート構造物に固定でき、且つ、FRP格子筋の補強力を維持でき、コンクリート剥落を防止するための補強作業を容易に、短時間に、確実に行うことができ、且つ、施工後のメンテナンスも容易なコンクリート剥落防止方法を提供する。
【解決手段】 繊維強化樹脂である補強筋101、102を格子状に配置して形成されたFRP格子筋100を、アンカーボルト1を用いてコンクリート面に固定するコンクリート剥落防止方法において、FRP格子筋100をコンクリート面に重ねた後、FRP格子筋100の少なくとも1升分に相当する外形状をなし、中央部に凹部Aを備えたワッシャー2を、凹部Aがコンクリート面側に窪んだ状態になるように、FRP格子筋100の外表面に適合し、次いで、ワッシャー2の凹部Aに形成した貫通孔Dを貫通してアンカーボルト1をコンクリート面に打ちこみ、ワッシャー2を介してFRP格子筋100をコンクリート面に固定する。 (もっと読む)


【課題】加熱硬化型フレキシブル筋を用いて作業性の良いコンクリート柱状体の補強方法を提供する。
【解決手段】コンクリート柱状体の補強方法は、(A)コンクリート造の柱状体11aと、そこから連続する壁部12aとを有する被補強体10に埋設され、柱状体から壁部へ延びる差し筋14を避けて、柱状体と壁部の接合部近傍に壁部を貫通する孔16を設ける工程と、(B)多数本の強化繊維を有する連続繊維束と、その長手方向に延び、連続繊維束を束ね或いは囲包して配置された可撓性の外層部材と、その内側に設ける通電により発熱する導電繊維と、連続繊維束及び外層部材に含浸された半硬化或いは未硬化状の樹脂とを有する通電加熱硬化型フレキシブル筋1を、孔を通して柱状体の長手方向の所定箇所に所定回数巻回する工程と、(C)通電加熱硬化型フレキシブル筋の導電繊維に通電して発熱させ、前記の含浸された樹脂を加熱硬化する工程とを有する。 (もっと読む)


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