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Fターム[2D118JA15]の内容

護岸 (9,935) | 防波、消波のための構造 (396) | ヒンジ構造 (14)

Fターム[2D118JA15]に分類される特許

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【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。
【解決手段】海岸線に沿って設けた護岸構造物11上に鋼板からなる版状の堤体12を起伏可能な状態で設置し、堤体と護岸構造物との間に堤体を支持する緩衝装置13を介装する。想定規模の波高に対してはその波圧に抗して緩衝装置が堤体を支持して堤体の起立状態を維持することにより陸側への越流を防止し、想定規模を超える波高に対してはその波圧により緩衝装置が作動して堤体が陸側に倒伏することにより越流を許容して堤体の破壊を防止する。堤体を陸側に向かって膨出する湾曲版形状の鋼板として起立状態において鉛直面に対して陸側に傾斜状態で設置することにより、その堤体がフレア型の防波構造物として機能する。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】景観を損なわず、しかも、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく、防波機能を果たすことのできる防波堤を提供する。
【解決手段】本防波堤1は、沿岸線に沿って配置される堤本体2(ケーソン4)と、該堤本体2上を軸部10を中心に回動して起伏自在となる防波体3とを備えているので、景観を損なわず、電気等によって駆動する駆動源に依存することなく波の力を利用することで防波機能を果たすことができる。 (もっと読む)


【課題】通常は防波、防潮の機能を発揮し、想定以上の津波が来襲した場合に、津波による流体力・波力を低減可能な回動式パラペットおよびそれを備えた津波防災構造物を提供する。
【解決手段】この回動式パラペット10は、防波堤または防潮堤の上部工22に設置され、上部工の陸側に設けられて直立する直立壁11と、上部工に設けられかつ直立壁を回動可能とするヒンジ部13と、を備え、直立壁は、通常、上部工に直立し、津波による流体力・波力が作用したとき、ヒンジ部を支点として陸側へ回動する。 (もっと読む)


【課題】駆動装置や人的操作を必要とせず、津波や高潮の際の災害を抑制することのできる津波高潮減災構造物を提供する。
【解決手段】本津波高潮減災構造物1は、内部に遊水室2としての空間を有すると共に波浪と対向する前壁6に開口部7が形成される本体部3と、該本体部3の天端に設けた、波浪と対向するように起伏自在に構成される起伏天端壁部5とから構成されるので、駆動装置や人的操作を必要とせず、津波や高潮の際の災害を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】排気時に吸い込んだ水が給排気管内に滞留し、排気を阻害することがないようにする。
【解決手段】基端側の回転軸2bを支点として起伏揺動すべく、水路又は港湾に設けられた基礎部8に設置された扉体2の起立により前記水路又は港湾を締め切る起伏ゲート式防波堤の前記扉体2に給気、或いは扉体2から排気を行う設備である。扉体2には、倒伏状態にある場合の下面側の、起立状態にある場合の下方を開放した浮力室2aが、頂部側に形成されている。地上に設置された給排気装置と扉体2の浮力室2aを繋ぐ給排気管5の、地上部分に給排気弁6を設けると共に水中部分に排水槽9を設ける。
【効果】扉体を倒伏する際の排気時に、給排気管に水を吸い込んだ場合も、吸い込まれた水を排水槽に溜めることができるので、排気経路を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、軽量で容易に運搬ができ、迅速かつ容易に組立ができ、浮き上がったり、ズレが生ずることのない簡易堤防を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る簡易堤防Aは、矩形の覆い板10と、該覆い板10と同幅の矩形をなし、該覆い板10の略中間高さの位置からヒンジ結合にて連設された支承板20と、覆い板10と支承板20とのいずれか一方にヒンジ結合され、覆い板10が支承板20に支承された設置状態において覆い板10と支承板20との左右端により形成される下部の三角状領域を閉塞する閉塞板30と、覆い板10の下端に接着した、覆い板10が支承板20に支承された設置状態において支承板20の下を通過する長さを有する堤防被覆シート40と、さらに堤防被覆シート40に連設した浸食防止シート50とからなるものである。 (もっと読む)


【課題】高波による港外側の水面の上昇時における安定性を高める。
【解決手段】固定式防波堤11である。堤体12の底面12cの港外側壁面12aから港内側寄りの所定の位置に、堤体12の幅方向に連通する溝13を設ける。この溝13と堤体12の上面12dを、適数の枝管14で連通させる。
【効果】底面に作用する浮力を、従来の防波堤に比べて大幅に低減することができる。また、枝管内と港外側の水位変動のピークが重ならず、波浪によって生じる水平力と静水圧によって生じる揚圧力は、異なる位相で作用することになって、底面に作用する浮力の低減との相乗効果で港外側の水面上昇時における安定性が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】波の進入角度が変わっても、海水の取り込み効率が向上するようにした海水交換型防波堤を提供する。
【解決手段】外洋側Aと港内側Bとを仕切る防波堤本体1の外洋側Aの前面開口1aに面して海水取り込み室2が形成され、この海水取り込み室2に、上部を港内側Bに傾斜させた起伏ゲート状浮体3が設けられ、この起伏ゲート状浮体3よりも後方の海水取り込み室2と港内側Bとは海水導入通路8で連通されているとともに、防波堤本体1の前面開口1aは、起伏ゲート状浮体3の起立傾斜角度θにほぼ沿った前傾斜面1bに形成されている。 (もっと読む)


【課題】低天端で景観にも影響を与えない津波高潮防災構造物を提供することである。
【解決手段】津波高潮防災構造物1は、護岸2の下側に津波の越流水18を貯水する貯水空間3を形成し、該貯水空間3の上面に開口した越流水用取込口4には透水蓋10が設置され、護岸2の海側の面には排水口5が開口され、該排水口5が回転自在な排水蓋15で閉塞されている。 (もっと読む)


【課題】設置や構造が比較的簡単な津波防波装置を提供する。
【解決手段】海中SUに折り畳み状態で沈設され、海底SFより海面SS上方へわたって展開可能な障壁1を、該障壁1の折り畳み状態及び展開状態に対応して上下に伸縮する障壁変形操作手段2に連動させたものであり、津波T等の発生時に、障壁変形操作手段2にて展開させた障壁1により津波T等の衝撃を受け止め、陸上への津波T等による海水の侵入を阻止する。 (もっと読む)


【課題】止水施設が、低水位側に押し倒されようとする問題を解決すること、波高の大きな津波の進入を阻止し、閉鎖可能幅の大きい格納式止水施設を実現させること、止水施設によって守ることのできる地域を拡大させること。
【解決手段】少なくとも起立状態の止水板の高さとほぼ等しい高さが確保できる長さの腕木の端部付近に支点を設け、起立状態の止水板基底部付近にも支点を設け、これを腕木上の支点と組み合わせて腕木を揺動自在に取り付けるとともに、腕木の揺動支点から離れた端部付近に繋着部を設け、この腕木に設けた繋着部を起立状態の止水板の頂部付近から止水板の高水位に晒される側方のやや離れた地点に設けるアンカーとを結ぶ鎖、あるいは綱上に繋着させる構成の止水板起立姿勢保持機構を備える止水施設とする。 (もっと読む)


【課題】船舶の航行や、自然環境や漁業に深刻な影響を与えることなく、必要な海岸を閉鎖できる津波防波堤を提供すること、地震による衝撃や地盤の変動による影響が少なく、景観に配慮し、展開時に人的な操作や外部からの動力が不要で自律的に展開できる津波防波堤を提供すること。
【解決手段】津波の進行を阻止しようとする地点の海底に軸水平に揺動できる揺動支持部を持つ基礎を設け、基礎上の揺動支持部と組み合わせることで機能する揺動支持部を備える止水板を止水板が津波水流を横切る方向になるように複数個並列配置するとともに、止水板起立時に止水板の安定をはかる止水板起立姿勢保持機構を備えた津波防波堤とする。 (もっと読む)


【課題】費用や時間が節約でき、立地上の制約が少なく、確実に機能でき、操作する者に危険が及ぶことがなく、生活や産業活動、また、景観や生物の生育環境に与える悪影響を抑えた津波防波堤を提供する。
【解決手段】水位の上昇が予測される異常時に、可動式の止水板1を連ねて立てることにより堤体2とする形式の津波防波堤の止水板に浮力体3を取り付け、止水板下方4に止水板を軸水平に揺動できる回転支持部5を備え、止水板に取り付ける浮力体を止水板内部に設ける気体容器6や止水板内部に収容する発泡体7としたり、止水板を平置格納する状態において、止水板下面8に水位上昇時の水流導入口9を備え、あるいは、止水板を起立する状態において、止水板の安定をはかる止水板起立姿勢保持装置10を備える。 (もっと読む)


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