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Fターム[2E139BA23]の内容

Fターム[2E139BA23]に分類される特許

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【課題】軸組材同士の接合部に確実に取り付けることができる制振ダンパを提供する。
【解決手段】木造構造体の軸組材51,53同士の接合部55近傍に設置する制振ダンパ10において、一方の軸組材51に固定して突設される第一板材11と、他方の軸組材53に固定して突設される第二板材13と、第一板材11と第二板材13との間に充填され、第一板材11と第二板材13とを接合する弾性材料15と、を備え、他方の軸組材53と第一板材11との間に第一の隙間W1が形成されるとともに、一方の軸組材51と第二板材13との間に第二の隙間W2が形成され、第一の隙間W1および第二の隙間W2で構成される空間部50が、少なくとも根太57を挿通可能な大きさを有している。 (もっと読む)


【課題】ダンパの抵抗力を、短柱化を招くことなく柱に伝達させて、梁の柱と接合する両端部側のせん断破壊を確実に防止し、好適に振動エネルギーを吸収し建物の応答を低減させることが可能な建物の制震構造を提供する。
【解決手段】左右一対の柱6(6a、6b)と上下一対の梁1(1a、1b)又はスラブ2で囲まれた構面T1内に設置されて、建物Tに作用する振動エネルギーを吸収する建物の制震構造Cであって、上端側が上方の梁1aに支持されて下方に延設した上部支持部材7と、下端側が下方の梁1bに支持されて上方に延設した下部支持部材8と、上部支持部材7と下部支持部材8の間に介装され、振動エネルギーが作用するとともに変形してこの振動エネルギーを吸収するダンパ9とを備え、上部支持部材7と下部支持部材8をそれぞれ、上下方向に延びる折曲部を備えた折板15を介して柱6に連結する。 (もっと読む)


【課題】 支持部材と被支持部材との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる防振部材を提供する。
【解決手段】 本発明の防振部材20は、躯体11および天井仕上材12を連結する防振部材20であって、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収する弾性体22を備えている。この構成により、弾性体22が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収することができるので、防振部材20が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】従来に比して、より効果的に建物躯体の補強を行うことが可能な建物躯体の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】上下の構造材1aと左右の構造材1bとで形成されたフレーム1内に制振補強体2が組み込まれ、この制振補強体2は、上部補強部2aと下部補強部2b、これら上部補強部2aおよび下部補強部2bの互いに対向する上下端面間に設けられる制振部材2cとを備えており、上部補強部2aおよび下部補強部2bは、フレーム1内に、このフレーム1と平行に設けられ、多角形状に形成された板材3と、この板材3の両面の少なくとも周縁部に取り付けられ、複数の枠材4a,4b,4c,4dを多角形状に枠組みしてなる枠体4とをそれぞれ有することを特徴とする建物躯体の補強構造。これにより、制振機能を十分かつ確実に発揮できるとともに、上部補強部および下部補強部自体の強度を向上できる。 (もっと読む)


【課題】地震発生時、下部構造体に作用する地震力が上部構造体へ直接伝達されるのを抑制し、強風が上部構造体に作用した場合、上部構造体の風揺れを抑制し、上部構造体の水平方向への変位を比較的短時間で減衰させることの可能な免震用すべり支承装置。
【解決手段】構造物Bの下部構造体B1への下方取付け部11と上部構造体B2への上方取付け部14を備え、上下の取付け部11,14間にすべり支承機構10を備えていて、下部構造体B1と上部構造体B2との水平方向への相対変位を許容しながら、上部構造体B2の荷重を下部構造体B1に伝達して支持する免震用すべり支承装置で、すべり支承機構10と上方取付け部14の間に水平方向へ変位可能な弾塑性体8を介在し、すべり支承機構10による水平方向への相対変位が生じない状況下で、弾塑性体8による水平方向への相対変位が生じるように設定してある。 (もっと読む)


【課題】板壁、特に伝統的な木造軸組による板壁を対象として、その減衰性能を向上させ得る構造を提供する。
【解決手段】木造建物における左右の柱間に横長帯板状の壁板2を多段に積み重ねて装着し、それら壁板間に形成される各段の横目地にダボを介装し、そのダボの全てもしくは一部を木製ダボ4に比較して減衰性能に優れる制震ダボ5とする。制震ダボ5は木材からなる本体部材と減衰材料からなる減衰部材とを組み合わせて一体化した構造とすることが好ましく、本体部材と減衰部材とをいずれも板状として減衰部材の両面に本体部材を一体に固着するか、柱状の本体部材に中心孔を設けて棒状の減衰部材を嵌入すると良い。制震ダボ5を耐震板壁全体に均等に分散配置するか、あるいは制震ダボ5を所定段の横目地にのみ集中配置して他の段の横目地には木製ダボ4を配置すると良い。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな基礎を設けることなく振動の増幅を抑制することが可能な制振自立塀を提供すること。
【解決手段】間隔を置いて立設された複数の支柱2を介してパネル3を固定してなる自立塀1である。支柱2は、下端が施工基準面に固定された固定端であると共に、上端が自由端である。支柱2の内部、あるいは支柱2とパネル3とが対面する部分の少なくとも一部に、施工基準面の振動に伴ってパネル3が振動することを抑制するための粘弾性体4を配設した。支柱2は、2つのT型鋼201の互いの背面同士の間の少なくとも一部に粘弾性体4を介在させて組み合わせて、全体の断面形状が略十字型となるよう互いに略直角をなす4枚の側片202を備えた形状を有してなり、パネル3は、その両側端面である小口面301に内方に凹んだスリット302を有し、スリット302にそれぞれ支柱2の側片202を差し込むことにより固定してあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】土台パッキンによって形成される基礎と土台の間の通気空間に装着して地震時の横揺れを吸収すると共に、施工がし易く、しかも安価に設置できる制震装置を提供する。
【解決手段】制震装置1は、基礎4の上端面4a及び土台5の下端面5aの一方に固定される第1部材2と、他方に固定される第2部材3から成り、建物の基礎4と土台5の間で地震時の横揺れを吸収する。第1部材2は、基礎の上端面又は土台の下端面に固定される第1固定板10と、該第1固定板の表面10aに立設させたホルダー11と、該ホルダーの内側に密着され、内側に中空部12を設けた環状弾性部材13とを備えており、第2部材3は、土台の下端面又は基礎の上端面に固定される第2固定板20と、該第2固定板の表面20aに立設させた突起部21とを備えた構成である。第1及び第2部材は、突起部21を環状弾性部材13の中空部12に挿入した状態で基礎と土台の間に装着される。 (もっと読む)


【課題】地震などの水平外力に対する壁パネルの機能を的確に評価して利用できる建物を提供する。
【解決手段】複数の柱2,・・・とその上下に横架される梁31,32,・・・とを接合したラーメン構造体11と、上下の梁31,32に端部がそれぞれ連結される複数の間柱4,・・・と、間柱に取り付けるためのフレーム51と硬質木片セメント板52とを備えた外壁パネル5とによって構成される建物ユニット1である。
そして、フレーム51と間柱4は複数のリベット6によって接合されるとともに、設計値より大きな水平外力が作用した際には、フレーム51と硬質木片セメント板52との接合が破壊することなくリベット孔4aが塑性変形する。 (もっと読む)


【課題】優れた制震作用を有し、かつ限度を越えた層間の変位に起因する建物の損壊を防止すること。
【解決手段】上横枠1a、下部の下横枠1b及び両側の縦側枠1c、1cからなる枠体1と、上横枠1aの両端付近に上端を、連結板3の中央上部側に下端をピン結合した一対の上部作動片2a、2aと、下横枠1bの両端付近に下端を、連結板3の中央下部側に上端をピン結合した一対の下部作動片2b、2bと、枠体1の両縦側枠1c、1c側に延長した、連結板3の両側部の減衰板部3a、3aと、枠体1の両縦側枠1c、1cの中間部に位置し、減衰板部3a、3aを面状弾性体5、5…を介して挟持する二組の挟持板4a、4bと、減衰板部3a、3aの昇降範囲を限定する上下の規制壁6、6と、両減衰板部3a、3aを原位置に復帰させる圧縮コイルバネ11、11…とで構成する。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を招くことなく制震性能の向上を図ることのできる制震装置を提供する。
【解決手段】建築構造物の下側梁部16上に設置された粘性体貯溜槽14と、建築構造物の上側梁部20から垂下されて粘性体貯溜槽14に貯えられた粘性体12中に浸漬された面内振動抑制板18とを備えた制震装置において、上側梁部16と面内振動抑制板18との間に履歴型振動減衰器26を設け、この履歴型振動減衰器26を介して面内振動抑制板18を上側梁部20に固定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる建物の制振構造を提供する。
【解決手段】建物躯体1に一対の支持部57,57が対向して設けられ、この一対の支持部57,57によって振り子部材58が支持され、振り子部材58の端部と矩形フレーム3との間に制振部材60が設けられている。したがって、地震等によって矩形フレームが変形して支持部7,7が変位すると、振り子部材58が支持部57,57間の略中央部を中心として振れ、この振り子部材58の端部は振れが増幅されるので、振り子部材58の端部と矩形フレーム3との間に設けられている制振部材60の変形を増幅できるので、建物躯体1の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる建物の制振構造を提供する。
【解決手段】建物躯体1の柱、梁、壁、床等の構造材に、一対の支持部7,7が対向して設けられ、この一対の支持部7,7によって振り子部材6が支持され、振り子部材6の端部と建物躯体の構造材(矩形フレーム3)1との間に制振部材11が設けられている。したがって、躯体変形によって支持部7,7が変位すると、振り子部材6が支持部7,7間の略中央部を中心として振れ、この振り子部材6の端部は振れが増幅されるので、振り子部材6の端部と建物躯体(矩形フレーム3)1との間に設けられている制振部材の変形を増幅できるので、建物躯体1の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる制振構造を提供する。
【解決手段】矩形フレーム3に一対の支持部7,7が対向して設けられ、この一対の支持部7,7によって振り子部材6が支持されており、この振り子部材6の端部とフレーム3との間に制振部材11,11が設けられている。したがって、躯体変形によって支持部7,7が変位すると、振り子部材6が支持部7,7間の略中央部を中心として振れ、この振り子部材6の端部は振れが増幅されるので、振り子部材6の端部と建物躯体(矩形フレーム3)1との間に設けられている制振部材の変形を増幅できるので、建物躯体1の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる建物の制振構造を提供する。
【解決手段】建物躯体1に一対の支持部7,7が対向して設けられ、この一対の支持部7,7によって振り子部材6が支持され、振り子部材6の端部と建物躯体(矩形フレーム3)1との間に制振部材11が設けられている。したがって、躯体変形によって支持部7,7が変位すると、振り子部材6が支持部7,7間の略中央部を中心として振れ、この振り子部材6の端部は振れが増幅されるので、振り子部材6の端部と建物躯体(矩形フレーム3)1との間に設けられている制振部材の変形を増幅できるので、建物躯体1の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】地盤側基礎の上を建物本体が水平移動しなくとも1階の建物を含めた建物全体の振動を小さくすることのできる安価な建物の防振構造を提供する。
【解決手段】建物本体2を基礎部1の上に建てた防振構造である。
そして、基礎部1には鉄骨製の略垂直な縦材12を設け、この縦材12の上方には横材13を設ける。そして、この縦材12は、縦材12から横材13又は隣の縦材12に斜め方向に差し渡した制振構造の斜材5で補強する。 (もっと読む)


【課題】初期状態への自動復帰機能を備えた制振装置となる。
【解決手段】外ケース1と、該外ケース1の両端面を、その長手方向にスライド可能に貫通した2本のシャフト3、3aと、該シャフト3、3aの内端部に固設した2枚の圧縮板4、4aと、該2枚の圧縮板4、4a間に設けた圧縮時の被圧縮弾性体5と、圧縮板4、4aと外ケース1の両端部との間に設けた引張時の被圧縮弾性体7、7aとを備えた制振装置のシャフト3、3aを、直交する構造体W、Waに固定して設置する。伸縮時に圧縮時の被圧縮弾性体5及び引張時の被圧縮弾性体7、7aを圧縮変形させることでエネルギーを吸収し、圧縮変形時に外方膨出した被圧縮弾性体5、7、7aの外周面が外ケース1の内周面に密着して発生する摩擦抵抗によってエネルギーを吸収すると共に、躯体側へ減衰させて伝達する様にし、圧縮状態の被圧縮弾性体7、7aの弾性復元力により2本のシャフト3、3aを初期状態に自動復帰可能にしている。 (もっと読む)


風力タービンに向けた特定の用途で、高度が高く、荷重が重い用途のためのスペースフレーム構成を有する構造タワーが開示されている。構造タワーは、スペースフレームの長手方向、対角線または水平方向部材内の減衰または非減衰支柱を含む。構造タワー内の1つまたは複数の減衰支柱は、非周期的な突風または持続する高速の風によって生じる共鳴振動または振動を減衰させる。構造タワーの種々の長手方向および対角線部材は、スペースフレームの対応する長手方向または対角線継手にピン、ボルト、フランジまたは溶接によって固定することができる。 (もっと読む)


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