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Fターム[2E139BA23]の内容

Fターム[2E139BA23]に分類される特許

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【課題】小型で且つ簡単な構造で、固有振動数を広い範囲で容易に調整することが可能であり、ダンパーを使用せずとも減衰性能を有することができ、既存の構造物に対しても容易に設置することができるロッキングを利用した動吸振器を提供すること。
【解決手段】円弧状の底面を有し、重心位置が円弧の曲率半径中心よりも下方にあり、底面のロッキング振動を減衰させる減衰機構を有しており、減衰機構が底面と設置面との間に配設された減衰器からなり、減衰器が、底面の両端部において該底面と設置面との間に夫々配設されるとともに内部に液体が封入された2つの袋体と、該2つの袋体間の液体の流動を許容するように該袋体同士を連通連結する管とからなることを特徴とするロッキングを利用した動吸振器とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、互いの振動によって接触し得る間隔をもって自立する2つの構造体の間に介装され、地震等の振動時に一方の構造体から他方の構造体へ伝達される振動衝撃力を効果的に緩衝することがきる振動衝撃力緩衝装置を実現し提供する。
【解決手段】本発明の振動衝撃力緩衝装置は、互いの振動によって接触し得る間隔をもって自立する2つの構造体の間に介装される振動衝撃力緩衝装置1であって、3個以上複数個の略半球状突起13付きの円柱状ゴム体11と、円柱状ゴム体11を略半球状突起13及びその胴部12の一部を円筒状部4により突出させて保持する円筒状部4及び矩形底板3からなる金属製のゴム体受盤2とを有し、2つの構造体の振動時に作用する衝撃力を、円柱状ゴム体11の略半球状突起13の撓み、胴部12の撓み、ゴム体受盤2の円筒状部4の剛性の順に受けて緩衝するように構成したものである。 (もっと読む)


【課題】振動減衰手段の変形量を増大させて筋交いによる制振機能を向上させることが可能な制振構造およびダンパー金物を提供することを目的とする。
【解決手段】鉛直方向に長い方形の枠組み1内に、この枠組み1の対角線1aに対し鉛直方向に傾斜して交差するようにして筋交い5を斜めに配置し、この筋交い5の両端部を、筋交い5と枠組み1との相対変位によって変形し、筋交い5の長さ方向に中心線に対し両側に離間して配置された粘弾性体11,11を備えるとともに、枠組み1の対角となる隅部1b,1b付近に固定されたダンパー金物10,10に対し、この粘弾性体11,11を介して連結する。これにより、粘弾性体は、筋交いの軸方向に沿って伸長する方向に変形するとともに、互いに接近する方向に変形する。 (もっと読む)


【課題】小さな振動を抑制するとともに、大きな振動に対しても破壊されることなく制振することが可能な制振装置を提供する。
【解決手段】質量体31を有し、当該質量体31が設けられた構造物1の固有振動周波数に同調させて設定され、前記構造物1に入力された振動を制振する制振ユニット30と、前記制振ユニット30と並列に設けられ前記質量体31の移動を規制する規制部材21とを有する規制ユニット20と、を有し、前記振動により、前記構造物1に対する前記質量体31の相対移動量が所定量より大きくなったときに、前記質量体31の相対移動が前記規制ユニット20により規制されるとともに前記制振ユニット30と前記規制ユニット20とが共動し、同調される振動周波数が変更される。 (もっと読む)


【課題】小さな振動を抑制するとともに、大きな振動に対しても破壊されることなく制振することが可能な制振装置を提供する。
【解決手段】第1質量体を有し、当該第1質量体が設けられた構造物の固有振動周波数に同調させて設定され、前記構造物に入力された振動を制振する第1制振ユニットと、前記第1制振ユニットと並列に設けられ第2質量体を有する第2制振ユニットと、を有し、前記振動による前記構造物に対する前記第1質量体の相対移動量が所定量より大きくなったときに、前記第1制振ユニットと前記第2ユニットとが共動し、同調される周波数が変更される。 (もっと読む)


【課題】蓋部材の傾きを調整可能にした上で、自動車等が蓋部材の上を通過した際に発生する騒音を低減することができる蓋部材の取付構造及び免震構造物を得る。
【解決手段】蓋部材34の上を自動車等が通過することで生じた振動は、蓋部材34の他端部に取り付けられた調整部材48に備えられた雌ねじ部52及び雄ねじ部54を通って振動吸収部材56に伝達される。振動が振動吸収部材56に伝達されるとプレート部材62に挟まれたゴム部材60が変形することで、自動車等が蓋部材34の上を通過する際に発生する振動が吸収される。ゴム部材60の鉛直方向両面がプレート部材62に接着されているため、ゴム部材60の鉛直方向両面での変形が抑制される。つまり、ゴム部材60の鉛直方向両面の変形が抑制されているため、変形が鉛直方向両面に集中することが防止されることで、ゴム部材60が全体的に変形して振動が吸収される。これにより騒音が低減する。 (もっと読む)


【課題】根切りコスト、免震層構築コスト、免震装置コスト等を大幅に低減した、地震力低減効果の高い滑り基礎構造を提供する。
【解決手段】下部基礎板と上部基礎板の間に、低摩擦抵抗材料を配設した滑り基礎構造であって、上部基礎板内部に空間を設け、該空間に復元力装置を配設したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐久性を向上させると共に、エネルギの吸収量を増大させることができる耐力壁及び建物を得る。
【解決手段】台風や小さい地震の場合は、高減衰ゴム34の弾性変形などによってエネルギを吸収し振動を減衰させる。これにより、耐力壁22に残留歪みを残さないようにすることができる。したがって、この耐力壁22では、繰り返し応力に耐え得る強度を向上させることができる。また、大きい地震の場合は、高減衰ゴム34からラチス材28へエネルギ吸収手段が移行される。これにより、ラチス材28が塑性変形してエネルギを吸収し振動を減衰させる。つまり、本実施形態によれば、耐力壁22において、繰り返し応力に耐え得る強度を向上させて耐久性を向上させると共に、エネルギの吸収量を増大させることができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、木造軸組構造体の耐震・制振性能を向上させる。
【解決手段】3つのリンク板44a,44b,44cを回転節43で連結し、一つのリンク体42aを構成する。回転節43を、一つの連結軸46、二つの防振ゴム48a,48bから構成する。連結軸46を、ボルト50及びナット52から構成する。連結軸46を中心として放射状に各リンク板44a〜44cを120度間隔で配置する。3つのリンク体42a,42b,42cを回転節43で連結し、六角形状のハニカム構造体40を構成する。ハニカム構造体40を垂直枠体36内に二次元方向に並べて配置し、制振パネル本体33を構成する。制振パネル本体33を取付部により垂直枠体36に取り付ける。地震による垂直枠体36の変形を各ハニカム構造体40に伝えて、地震エネルギを分散吸収し、制振効果を得る。 (もっと読む)


【課題】制振性能に優れた制振装置及び間仕切り壁を提供する。
【解決手段】上側水平部材と、下側水平部材との間に取り付けられる制振装置1であって、略水平にのびる上部側リンク10と、その下方の下部側リンク11と、これらの間を継ぐ一対の端部側リンク13、14とを回転自在に枢結した四節回転連鎖をなす変位ユニット4、上部側リンク10に上側水平部材の横力を伝えるとともに該上部側リンク10を上方に引っ張る上部側張力付与手段5、下部側リンク11に下側水平部材の横力を伝えるとともに下部側リンク11を下方に引っ張る下部側張力付与手段6、変位ユニットの一つのリンクに設けられた第1支持片7Aと、該第1支持片7Aが設けられたリンクとは異なるリンクに設けられかつ第1支持片7Aと向き合う第2支持片7Bとからなる支持部7、及び第1支持片7Aと第2支持片7Bとの間に固着された粘弾性体8とを含む。 (もっと読む)


【課題】免震装置の減衰性能を能動的に変化させ、多様な入力振動に対して効果的な免震を行うことができる免震装置を提供することを目的としている。
【解決手段】せん断変形可能な積層体4の内側に、入力振動を減衰させる減衰材5が積層体4の積層方向に貫設されている免震装置1において、減衰材5に対して可変的に圧力を加える加圧手段6が備えられている。 (もっと読む)


【課題】建物ユニット又はユニット式建物からなる複数のユニット建造部が離し置きされ、それらユニット建造部の間に中間建造部が設けられた建築物において、地震時等における中間建造部の破損を好適に抑制する。
【解決手段】建物は、複数の建物ユニットからなる建物本体12を備える。建物本体12は、互いに離し置きされた2つの建物ユニット群からなるユニット建造部X1,X2と、そのユニット建造部X1,X2の間に設けられた中間建造部X3とを有している。また、各ユニット建造部X1,X2には、地震や強風等の外乱発生時において2つのユニット建造部X1,X2の振動を同調させるための同調化手段が設けられている。同調化手段は、各ユニット建造部X1,X2の振動を吸収する制振装置40により構成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でロッキングを抑制可能な免震装置を提供する。
【解決手段】鉛直用積層ゴム体20及び取付プレート22Aの円中心部分には、鉛直用積層ゴム体20を厚み方向(矢印B方向)に貫通する貫通穴28が形成されている。貫通穴28には、挿入凸部材30が挿入されている。挿入凸部材30は、円柱状とされ、一端部30Bが取付プレート22Bの上面に固定されると共に、他端部30Aが貫通穴28から鉛直用積層ゴム体20の外側へ突出されている。挿入凸部材30の他端部30Aは、構造物50の挿入穴52に挿入される。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギーを有効に吸収し、優れた免震効果と制震効果を発揮し得る有効適切な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による平面視環状の本体部3と該本体部とは独立にその中心位置に構築するコア部2とにより構成して、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置する。コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装し、本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持してそれらの間に生じる水平方向の相対振動により作動する中間部免制震装置7を上下方向に間隔をおいて多段に介装する。 (もっと読む)


【課題】伝統構法における柔構造の特性を維持しながら耐震性能の向上を図る。
【解決手段】本発明に係るに係る木造建物の制振構造1に用いる制振装置6は、柱3aに設置された制振機構7aと、柱3bに設置された制振機構7bと、制振機構7a,7bの間に架け渡された接合材8とからなる。制振機構7aは、柱3aの側面に取り付けられ柱側取付部材11aと、接合材側取付部材12aと、柱側取付部材11a及び接合材側取付部材12aを相互に連結する制振材13aとで構成してあり、該制振材は、柱側取付部材11aと接合材側取付部材12aにそれぞれの面を接着する形で両者の間に挟み込んであるとともに、接合材側取付部材12aと柱側取付部材11aが水平軸線廻りに相対回転自在となるよう粘弾性体で形成してあり、該相対回転に伴うねじれ変形によって建物5の振動エネルギーを吸収できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】 地震時の振動エネルギーを有効に吸収する付加質量制震建物
【解決方法】 1層〜5層程度の低層建物本体と、、前記建物本体上部に搭載された固有周期延長構造体とを有する付加質量制震建物であって、前記固有周期延長構造体は、付加質量1t当たり0.02kN/cm≦k≦0.1kN/cmの水平剛性kと、付加質量1t当たり0.01kN・sec/cm≦cの減衰係数cを有する支承部と、当該支承部によって支持された建物本体重量の10%以上である付加質量とを有し、一次水平固有周期が2秒以上である付加質量制震建物。 (もっと読む)


【課題】制振装置から建物に伝わる騒音振動(固体伝播音)を効率よく遮断できるアクティブマスダンパーの防音支持装置を提供する。
【解決手段】建物2の床面3に設置され建物2の振動を減衰させるように重りを水平面内で移動させる制振装置4と制振装置4が設置される建物2の床面3との間に、制振装置4から建物2の床面3に伝わる振動の内、建物2の振動を減衰させる周波数の振動を伝えると共に、その周波数よりも高い建物2の居室にて騒音の原因となる周波数の振動を遮断するための弾性部材5を介設し、その弾性部材5が、ポリウレタンエラストマーから成る。ポリウレタンエラストマー製の弾性部材5は、高周波数領域にて高い減衰特性を有するので、制振装置4から建物2の床面3に伝わる騒音振動(固体伝播音)を効率よく遮断する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でより免震機能または制振機能を発揮できる免震又は制振機構を提供しようとする。
【解決手段】架台本体110と該架台本体110に固定され特定方向に延びたレール面を前記特定方向に沿って並列に第一レール面と第二レール面とに区分けし前記第一レール面を形成する第一レール部材121と前記第二レール面を形成する第二レール部材122とを持つレール部材120とを有する架台100と、台車本体210と該台車本体210に回転自在に固定され前記第一レール面に接して案内され前記特定方向に移動自在に転動できる車輪220とを有する台車200と、を備え、前記第二レール部材122は粘弾性素材でできており、自由状態で前記レール面の前記特定方向に沿った少なくとも一部の範囲において前記第二レール面が前記第一レール面よりも前記車輪の側に盛り上がっている、ものとした。 (もっと読む)


【課題】二部材同士の間に介装されて二部材の相対変位の抑制効果を高めることができ、特定の方向の寸法を小さくすることができ、しかも安価な制振装置を提供する。
【解決手段】隣り合って配された二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の前記相対変位を抑制する制振装置10であって、前記二部材のうちの一方の部材5aに設定された支点周りに揺動可能に支持された揺動部材21と、前記揺動部材21を前記二部材のうちの他方の部材5bに連結する連結部材31と、前記揺動部材21において前記相対変位よりも大きく移動する位置に一体に設けられた質量体27と、を有する。前記揺動部材21の揺動動作に応じて、前記連結位置Pjが前記揺動部材21の揺動回転に係る回転半径方向に移動可能で、前記相対変位が前記支点Ps及び前記連結部材31を介して前記揺動部材21に入力されて前記揺動部材21が揺動することにより、前記相対変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】建物の変形が小さくても弾性体又は粘弾性体を効果的に機能させ、制振効率の高い制振構造及び制振パネルを提供する。
【解決手段】下梁(土台)2に固定され、下梁から上梁3に向かって鉛直方向に突出する第1部材6と、第1部材と高減衰ゴム9を挟んで重合される第2部材7と、第2部材と1点で回動可能に結合されるとともに、隣接する2本の柱4の各々に回動可能に結合される第3部材8とを備え、下梁が上梁に対して相対移動すると、第1部材と第2部材、及び第2部材と第3部材とが各々相対回転移動し、高減衰ゴムが2つの鉛直面を作用面とするせん断力を受ける制振構造1等。この制振構造を有する建物等に地震等の外力が加わると、第1部材に対して第2部材が相対回転移動し、高減衰ゴムの変形を増幅させることができ、建物の変形が小さくとも高減衰ゴムを効果的に機能させ、木造軸組工法等で、低コストで、効率的な制振が可能となる。 (もっと読む)


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