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Fターム[2E139BA23]の内容

Fターム[2E139BA23]に分類される特許

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【課題】制震装置を低コストで導入する。
【解決手段】制震装置100は、亀壁の原理によって、可動壁部102が入力変位によって枠部30と逆方向に回転すると共に、減衰材82,84が大きく変形することで地震のエネルギーを吸収する。また、ワイヤーロープ42,44を利用することで、例えば、従来のように、可動壁とブラケットとを回転可能に支持部材で連結するなどの必要がないので、施工が簡単である。このように、制震装置100は、従来よりも構造が単純であり、工数が少なく施工が容易である。したがって、従来よりも低コストで導入が可能である。 (もっと読む)


【課題】
平面転動板間の免震球内の両極端側に積層ゴム支承を内蔵させて、免震球を定位置に静止させ、且つ耐風静止性を得、二枚の平面転動板間を連結させ、原位置自動復元性を有し、免震球自身に弾塑性体ダンパを備えた軽量構造物用の免震球支承装置を提供する。
【解決手段】
免震球12の上及び下極点から積層ゴム支承収納筒孔4を穿設し、円柱形積層ゴム支承Aを挿入し、円柱形積層ゴム支承Aの一端面側を免震球芯側の筒底板5に固着し、他端面側を転動兼取付板7に固着し、転動兼取付板7を被免震物下端基材20と基礎盤上面21とに螺着し、免震球12の水平直径外周線上に弾塑性体ダンパ3を配設した。 (もっと読む)


【課題】制振材及び建築用表面材の下地構造材への取り付け作業が簡単で且つ振動伝達の抑止効果の大きい建築物の制振材を提供する。
【解決手段】本願発明の建築物の制振材は、下地構造材1と建築用表面材2との間に介在される制振材3を、薄肉帯状の背板部31と該背板部31の表面に隆起形成された帯状の中央接合部32と該中央接合部32の両側に間隔をおいて並設して隆起形成された帯状の側部接合部33、33とで構成し、該中央接合部32と各側部接合部33、33のそれぞれの高さを略同一に形成すると共に、該中央接合部32と各側部接合部33、33とを防振材料で形成してなることを特徴とするものである。上記背板部31は合成樹脂製シートからなる柔軟性薄板材で形成して制振材に可撓性をもたせることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、地震時に変位する部位と変位しない部位の境界部の好ましい構成について開示し、安全性の高い免震建物を提供する事を目的とするものである。
【解決手段】 免震建物Aは第1層と第2層との間に免震装置Dを備えた3層の住宅である。構造種別としては、基礎1及び円柱2等からなる下部構造体Bが鉄筋コンクリート造であり、柱11、大梁12a〜12c、小梁15a〜15c等の上層の構造体C1と、大梁12a、小梁15aから懸架した懸架柱21、懸架梁22等の第1層の室部の構造体C2とからなる上部構造体Cが鉄骨造である。第1層の室部の位置は、免震装置Dによって規定される最大変位を与えた際にでも円柱2で囲まれた領域を越えず、かつ円柱2に接触しないように設定されている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で地震時の水平力、上揚力、回転力に抵抗できる回転吸収層付支承装置を提供することを目的とする。
【解決手段】回転吸収層付支承装置において、上部構造と下部構造に夫々固定される上下鋼板の間に複数のセットボルト用穴を形成した穴あきゴム層を配し、前記上下鋼板のいずれかに前記穴あきゴム層のせん断変形を拘束するせん断拘束部材を配し、前記穴あきゴム層の前記セットボルト用穴の内径を前記セットボルトの外径より大きく形成し、前記穴あきゴム層を上部構造の回転力吸収層として機能させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大きな制震性能を発揮できるうえに、経済的に実施できる制振構造を提供する。
【解決手段】建物の柱梁架構1における天井梁2と床梁3との間に内側に一対の角形鋼管4,4が間隔をあけて設けられており、角形鋼管4,4の内側にエネルギー吸収部材6,6を介装して天井梁2と床梁3との間の中央の高さ位置にシーソー部材7が水平に設けられており、4本のブレース材8がシーソー部材7の中央部から左右に同一の間隔を設けた位置と天井梁2及び床梁3との間に左右対称且つ上下対称となる角度でそれぞれの両端をピン接合して放射状に設けられた構成とされている。 (もっと読む)


【課題】 立体駐車装置を建物ボイド内壁面に支持させながら、その運転音や小振動が建物躯体へ伝播することを抑制し、地震等の大きな揺れに対しては立体駐車装置が建物躯体に追従して揺れるように作用する、建物ボイド内組込型の立体駐車装置用の水平サポート装置を提供する。
【解決手段】 ボイド3内に設置された駐車装置1と前記ボイドの隔壁内面5aとの間に配設される、隔壁内面5aに駐車装置1を支持させるための水平サポート装置25であって、駐車装置1の立駐塔4に接続され、前記隔壁内面5aとの間に隙間を介して配置される第一緩衝部材26と、立駐塔4および隔壁内面5aの内面の両方に接するように配置される第二緩衝部材27とを備えており、第二緩衝部材27の対歪剛性が第一緩衝部材26の対歪剛性より小さくされている。 (もっと読む)


【課題】損傷状態について精度が高い判定を下すことができる建築物の提供。
【解決手段】地震などにより建築物1の壁10が振動したときに、変位測定装置30により柱11の変位を測定して、この測定結果を表示部40により壁10の外部に表示させることができる。このため、振動時の柱11の変位が小さい場合であっても、判定者は、壁10の外部から煩雑な測定作業を実施することなく柱11の変位を確認でき、建築物1の損傷状態について精度が高い判定を下すことができる。 (もっと読む)


【課題】基礎に対する土台の震動を緩和すると共に、上下の縦方向に強制的に震動した場合であっても免震機能を十分に維持できるようにする。
【解決手段】基礎P上に載置する基板部9と、該基板部9上で摺動手段Sにより摺動可能とし、上端面で土台Qを支持可能とする筒状の土台支持部4と、この土台支持部4の下側開口部4bから中空内部にかけて非接触で且つ可動自在となって配するよう前記基板部9上面に脚部10aを介して突設した可動連繋部10と、該可動連繋部10を埋め込むよう土台支持部4の中空内部に充填した弾性部材11とからなる。摺動手段Sは、土台支持部4の下端面に凹設した球体保持部7に複数の球体8を装着し、当該球体保持部7から各球体8の一部分が突出して基板部9面上で転動可能となるように設けるか、または土台支持部4の下端面および基板部9の上面に摺動用被覆材をそれぞれ被着するかしてなる。 (もっと読む)


【課題】立体駐車場が内部に取り込まれた建築物において、地震時の緩衝装置の衝突による音や振動が問題となることを防止して、建物の平面計画に与える制約を軽減する。
【解決手段】平面視矩形状に構築された立体駐車場鉄骨3をその周囲に構築された建物躯体5と分離して自立させ、且つ、両者間に緩衝装置6a〜6gを設けて地震力による立体駐車場鉄骨の水平移動が前記緩衝装置を介して建物躯体で支えられるように構成した建築物において、立体駐車場鉄骨の少なくとも一側面とそれに対面する建物躯体との間に設けられる緩衝装置6c、6dを、正逆二方向に機能する構成とすることにより、立体駐車場鉄骨の反対側の側面とそれに対面する建物躯体との間に設けられるべき緩衝装置を省略する。 (もっと読む)


【課題】耐力壁の面状部材を利用して簡易に設けることができると共に、施工性に優れ、必要な壁倍率を確保しつつ所望の制震性能を得ることのできる制震耐力壁構造を提供する。
【解決手段】上下一対の横架材11a,11bと左右一対の垂直材12a,12bとからなる矩形架構13の内側に、面状部材14を取り付けてなる制震耐力壁構造10であって、面状部材14を構成する左右一対の分割面状部材14a,14bは、縦方向分割線Lに沿った一方の側端面15a,15b側の角部分16が切り欠かれて、この角部分16で上下の横架材11a,11bとの間に空間17を保持する。他方の側端面18a,18bと上下の端面19a,19bとが、垂直材12a,12bの内側面及びこれらと上下の横架材11a,11bとの角部分の内側面に連続して接合固定され、また対向配置される一方の側端面15a,15b同士が制震ゴム20を挟み込んで互いに接合される。 (もっと読む)


【目的】柱構造材および柱構造材と連結する他の構造材間に沿って架け渡して構造材を補強する補強部材および該補強部材を使用した建築物及び建造物の補強構造を提供する。
【解決手段】建築物及び建造物における柱構造材および柱構造材と連結する他の構造材間に沿って架け渡して構造材を補強する補強部材であって、該補強部材は、建築物及び建造物の前記構造材への取付け用金属部材と、エネルギー吸収体およびV字形状を有する表面金属部材とで構成され、前記エネルギー吸収体が前記取付け用金属部材と前記表面金属部材との間に挟持されて一体に構成され、前記構造材への取付け用金属部材は、前記表面金属部材よりも幅広として、表面金属部材およびエネルギー吸収体が存在しない構造材への取付け部を形成してなる、ことを特徴とする建築物及び建造物の補強部材。 (もっと読む)


【課題】梁材や柱材の曲げ変形を利用して建物に発生する振動を低減できる建物の制振構造を提供する。
【解決手段】梁11,12と柱13とによって骨組みが形成される複数の建物ユニット1,・・・を隣接して設置するユニット建物100の制振構造である。
そして、外力を受けた際にS字変形S1,S2が生じる建物ユニットの天井梁11,11間に、梁の長手方向に沿って配置される長尺状の制振板21と、その制振板の長手方向に間隔を置いて設けられて梁と制振板とを接続する接続部23,24と、その接続部の少なくとも一箇所において制振板と梁との間に介在される減衰ゴム22とから構成される減振装置2を設けている。 (もっと読む)


【課題】建築躯体の内部に自立して駐車場鉄骨架構が設置されている機械式立体駐車場等のように、互いの振動によって接触する可能性を有して自立する2つの構造体の間に介装されて、通常時には、両構造体間の振動伝達を適切に防止するとともに、地震時には、両構造体間の衝突の衝撃を適切に緩和することができる構造体の防振構造を提供する。
【解決手段】駐車場鉄骨架構11の防振ブラケット本体14と、建築躯体10のそれぞれに互いに反発するように磁石21と磁石22が取り付けられており、通常時には、磁石21と磁石22の反発力によって、建築躯体10と防振ブラケット13の間に間隔Dが確保され、駐車場鉄骨架構11の振動が建築躯体10に伝達することが防止されるとともに、地震時には、磁石21と磁石22が接触して、衝突の衝撃を緩和しながら駐車場鉄骨架構11と建築躯体10の間で応力が伝達される。 (もっと読む)


【課題】土台への加工が容易であると共に、振動吸収材を大型にしても土台強度に影響を与えることがない建築物の制震構造を提供すること。
【解決手段】地震の際に基礎1と土台2との間に設置した振動吸収材7にて振動を吸収する建築物の制震構造において、土台は、中空部21を有する金属製押出形材からなり、下面に振動吸収材収容孔23が開けられ、振動吸収材7は、土台の振動吸収材収容孔より中空部に振動吸収可能に収容される。地震の際に土台に伝わる横方向及び上下方向の振動を振動吸収材が吸収可能であるので建築物の制震が行える。また、土台下面に振動吸収材収容孔を開けるだけで振動吸収材を中空部内に挿入ができる。土台を構成する金属製押出形材が、中空部にリブを有する場合は、このリブの振動吸収材収容孔に対応し切除した端面が中空部に収容された振動吸収材と当接して土台の長手方向の振動を振動吸収材で吸収可能させて建築物の制震が行える。 (もっと読む)


【課題】上記の問題に鑑みなされたものであり、ラーメン架構を有する外部建物と内部建物との間を制振部材で連結してなる制振建物において、外部建物の柱や梁の数を減らすことなく固有周期を長周期化する。
【解決手段】制振建物10は、ラーメン架構からなる外部建物20及び内部建物30と、これら建物20、30の間を接続するように設けられた制振ダンパー41と、を備え、ラーメン構造からなる外部建物20における梁部材23と柱部材21との接合において、少なくとも一つは、当該梁部材23の材端部又はその近傍における曲げ剛性が、当該梁部材23の本体部分の曲げ剛性よりも小さくなるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】
木造建築物の耐震性の向上のほか、余震の際の被害を軽減できる壁面構造を提供すること。
【解決手段】
横架材32,33や柱34,35で構成される矩形状の枠体31の中に、側面に計四箇所の傾斜面13を有する耐力板11を嵌め込み、この耐力板11の左右両側を、ラグスクリュー21,23などで構成される固定具で保持することで、水平荷重により枠体31が平行四辺形状に変位した場合、横架材32,33や柱34,35が耐力板11に接触して、枠体31の変形を抑制する。しかも柱34,35と傾斜面13との間にゴムなどの緩衝材20を挟み込むことで、免震効果も発揮する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で規模の大きな地震による大きな負荷に対してもエネルギー吸収性能が大きな全方向制振ダンパーを提供することを目的とする。
【解決手段】全方向制振ダンパーにおいて、相対変位する一方の部材に固定される第1のスライド部材2の表面に軸方向に連続した凹凸4を形成し、相対変位する他方の部材に固定され前記第1のスライド部材と直交する方向に伸びる第2のスライド部材3の表面に軸方向に連続した凹凸4を形成し、前記第1及び第2のスライド部材の交差部に一方の面に前記第1のスライド部材に形成した凹凸と係合する凹凸11を形成し他方の面に前記第2のスライド部材に形成した凹凸と係合する凹凸12を形成したディンプルプレート10が弾性部材14、15を設置した保持部材10を介して配置され、前記第1及び第2のスライド部材がディンプルプレートを介してスライド可能にすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】面内方向の変形能力に富み、しかも低コストで施工が容易な木製耐震壁を提供する。
【解決手段】木製耐震壁1は、正方形断面を有する棒材からなる鉛直材11と、前記棒材からなる水平主材12および水平副材13とから構成されている。具体的には、前記棒材の幅分の間隔をあけて壁面と平行に配設される水平主材12と、水平主材12の方向に前記棒材の幅分の間隔をあけて水平主材12,12間に配設される鉛直材11と、鉛直材11,11間に、水平主材12と直交するように配設される水平副材13とからなり、水平主材12および水平副材13は交互に積層して配設される。鉛直材11と水平主材12とは、釘や接着剤などで一体に組み立てられるが、水平副材13は、水平主材12および鉛直材11に固着しないようにし、仮に固着するとしても、水平副材13の上面または下面の少なくとも一方のみが水平主材12に固着されるようにする。 (もっと読む)


【課題】補強部材を建築物及び建造物における柱構造材と土台との接合部に架け渡して接合部を補強する補強構造における柱構造材と土台との接合部の引張剪断力や伸長力、引抜きや引裂きに対する優れた耐力を有する補強構造を提供する。
【解決手段】建築物及び建造物の構造材への取付け用金属部材と表面金属部材との間にエネルギー吸収体を挟持して一体に構成された補強部材を、柱構造材と土台との接合部に架け渡して設置してなる補強構造において、板状金属部材からなる補助部材を土台および基礎に配置し、前記接合部に架け渡された該表面金属部材の端部が、基礎に固定された板状金属部材と連結されて固定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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