説明

Fターム[2E139BB53]の内容

Fターム[2E139BB53]に分類される特許

21 - 40 / 40


【課題】簡易な構造により動特性または振動特性を調整できる粘性マスダンパーとバネ付き粘性マスダンパーを提供する。
【解決手段】直動変位の変位方向に沿ってねじ送り方向を向けた雄ねじを設けられた直動軸110と、前記雄ねじに嵌めあう雌ねじを設けられた回転体120と、前記回転体120を回転自在に支持するフレーム130と、前記フレーム130の内面と前記回転体120との隙間に封入された粘性流体140と、を備え、前記フレーム130の内面と前記回転体120との前記隙間の少なくとも一部の離間距離を変化させられる様にした。 (もっと読む)


【課題】現場に設置した際の特性調整や経年変化後の再調整に適した動吸振器を提供する。
【解決手段】下端に錘4が取り付けられた棒ばね3を振動させて制振対象物に加えられる振動を吸収するとともに、錘4との間に構成する磁気ダンパ14によって棒ばね3の振動を減衰させる動吸振器1であって、棒ばね3が挿通する孔が穿設されたフレーム2と、フレーム2に棒ばね3の上部を固定する内筒体5と、棒ばね3の軸線上の一部において、棒ばね3の振動を規制するように棒ばね3に当接し、棒ばね3が振動する際の支点を形成する外筒体6とを備える。内筒体5を回転させ、フレーム2における棒ばね3の固定位置Bを上下方向に移動させることで、錘4と永久磁石8との間隔を拡縮させて減衰特性を調整する。また、外筒体6を回転し、支点を上下方向に移動させることで、支点から錘4までの距離を伸縮させてばね特性を調整する。 (もっと読む)


【課題】梁の上下振動を低減させるための有効適切な振動低減機構を提供する。
【解決手段】本体梁1の長さ方向中間部に該本体梁の上下方向の振動により作動する回転慣性質量タンパー3を設置する。回転慣性質量ダンパーに対して本体梁の曲げ変形を伝達するための斜材4を本体梁の側部において下に凸の折れ線状をなすように張設し、斜材の両端部をそれぞれ本体梁の両端上部に連結するとともに斜材の中間部を回転慣性質量ダンパーに連結する。斜材を付加バネ5により緊張してプレストレスを導入する。回転慣性質量ダンパーと斜材と付加バネとにより構成される付加振動系の固有振動数を主振動系としての本体梁の固有振動数(1次固有振動数や特定の共振振動数)に同調させる。 (もっと読む)


【課題】建物の曲げ変形を抑え効果的に大きな制震効果を得る。
【解決手段】柱510には上方に引き抜く方向に軸力が作用するが、制震装置700によって柱510には下方に押さえつける方向に軸力が加わる。一方、柱518には下に押さえつける方向に軸力が作用するが、制震装置710によって柱518には上方に引き抜く方向に軸力が加わる。したがって、柱510、518の軸方向の変形が拘束されるので、建物500全体の曲げ変形が抑制され、その結果、大きな制震効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】相対加速度に比例する反力を生じる慣性質量ダンパーにおいて、過大な加速度が作用した場合にダンパー反力(負担力)を制限して頭打ちとする。
【解決手段】相対振動を回転運動に変換して回転錘10に伝達する振動伝達機構としてのボールねじ機構と回転錘10との間に、回転錘を振動伝達機構に対してトルク伝達可能に連結するとともにそれらの間で伝達されるトルクが所定の制限値を超えた時点で回転錘を振動伝達機構に対して相対回転させてトルク伝達を制限するトルク制限機構11を介装する。トルク制限機構を滑り材17の摩擦力を利用する構成とするか、あるいは汎用のトルク保持装置を利用する。 (もっと読む)


【課題】地震吸収軽減装置の提供。
【解決手段】建築構造物壁面内に左右同寸吊ワイヤー1により吸収重り2を吊り、吸収重り2と左右の枠を左右同力揺静止バネ3により連結することにより地震のゆれを軽減する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造でばね機構を吊り部材に取り付けることができるばかりでなく、その位置調整作業も容易でしかも全体をコンパクト化できる構造を備えた制振装置を提供する。
【解決手段】 建築物等の基盤に載置される基枠2と、この基枠2に吊り下げられた左右一対の吊り部材3、4と、これら吊り部材3、4に吊り下げ支持されるマス体5と、上記左右一対の吊り部材3、4間に斜めに配置されると共に、一端が一方の吊り部材3に対して位置固定的に連結され、他端が他方の吊り部材4に対してこの吊り部材4に沿って移動可能に形成の取付部材6を介して位置調整可能に連結されたばね機構とを備えた制振装置において、上記取付部材6は他方の吊り部材4に設けられたねじ部8と、このねじ部8に螺合することで吊り部材4に沿って移動可能な取付部本体9と、この取付部本体9に設けられて上記ばね機構の他端と連結するアイプレート10とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】TMDにかかる費用を削減できて、TMDを備えた建物を安価に提供する。
【解決手段】本発明による建物の制振方法は、建物1の一部を形成して専用目的を達成する物体を、TMD4のおもりとして利用した。本発明による建物は、TMD4のおもりが、建物1の一部を形成して専用目的を達成する物体により形成された。物体が、アンテナ機能を専用目的とするアンテナ塔5であり、アンテナ塔5をおもりとして用いたTMD4が、建物本体2の上部に設けられた。 (もっと読む)


【課題】固有振動数の調整機構を簡略化して制振装置の軽量化、低コスト化を図るとともに、小型化によって建築物等以外にも無理なく使用できるようにし、さらに調整作業も容易化する。
【解決手段】付加質量を構造物に対し相対移動可能な状態で支持する枠体(A)と該枠体(A)内部にあって、枠体(A)と相似形状であり、構造物に応じた質量を有する付加質量(B)とからなる二重構造の制振装置であって、枠体(A)と内部付加質量(B)の大きさを調節することにより対象構造物の振動を制振することを特徴とする制振装置。 (もっと読む)


【課題】建物の上下方向の振動も減衰できるとともに、建物の設計の自由度を高くできる制振装置を提供する。
【解決手段】建物本体1Aに、一側が回転軸3により回転可能に支持され、他側が滑動支持軸4により滑動可能に支持されて、上下方向へ可撓に、略水平に設けられる下側部材5と、下側部材5の上面に減衰部材7,7を介して設けられた上側部材6と、回転軸3と滑動支持軸4との間において、下側部材5の上面で滑動可能に、上側部材6と接合して設けられた錘8とを備えた構成とされている。 (もっと読む)


【課題】機械的なメカニズムによることなく高性能かつ高耐力、大きな応答低減効果が得られ、大規模構造物にも適用可能な振動低減機構を提供する。
【解決手段】構造物におけるフレーム内に層間変形により加力されてロッキングを生じる壁体3を設置し、そのロッキングによる回転慣性質量効果によって振動低減効果を得る。壁体の下部偶角部をフレームの下部入隅部に対して面内相対回転可能に支持するとともに、その回転中心である下部回転中心OAを壁体の重心位置ないし重心近傍位置に設定する。壁体の上部偶角部をフレームの上部入角部に対して面内相対回転可能に支持するとともに、その回転中心である上部回転中心OBを下部回転中心よりも上方に偏位する位置に設定する。フレームの入隅部および入隅部に壁体の偶角部を滑動可能に支持する円弧面からなる滑り面5を有する治具4を設ける。 (もっと読む)


【課題】制振体の固有振動数を構造物の固有振動数に合わせる設定調整作業を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】構造物1上に制振体3を水平方向へ反復移動させるように載置してある制振装置において、制振体3の中立位置での制振体3の下面中央部とその真下に位置する構造物1との間に、弾性構造体12を上下方向に取り付ける。弾性構造体12は、引張コイルばね16と連結用ロッド18とを有する。連結用ロッド18は、下端部にねじ部21aを有するロッド18aと、上端部にねじ部21aとは逆のねじ部21bを有するロッド18bと、ねじ部21a,21bに螺合させたターンバックル22とからなる。ターンバックル22の回転操作で連結用ロッド18の長さを変えることにより初期張力を調整して、制振体3の固有振動数を設定する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により所望の免震性能または制振性能を発揮できる装置とその装置を構成する要素の諸元を容易に設定できる免震装置と制振装置とを提供する。
【解決手段】特定方向の相対変位を回転体の回転量に変換する慣性接続要素30と、特定方向の相対変位に対応して特定方向にそって作用する弾性反力を発生するバネ要素40と、特定方向の相対速度に対応して特定方向にそって作用する減衰抵抗力を発生するダンパー要素50と、を備え、前記慣性接続要素30と前記ダンパー要素50とを並列接続した系と前記バネ要素40とを直列接続した系であるバネ付き粘性マスダンパーが対象構造物10に連結された、ものとした。 (もっと読む)


【課題】ダイナミックダンパーの固有振動数を調整するために該ダイナミックダンパーに予め余分な調整機構を取り付けておくことなく、調整が必要なときに振動数調整部材を適宜着脱可能に装着し得るダイナミックダンパーを提供する。
【解決手段】建物構造体に固定されるフレーム3と、該フレーム3に対して振動可能に支持された重錘5とを有するダイナミックダンパー6であって、重錘5の固有振動数を調整するための第1振動数調整部材となる付加重錘20或いはコイルバネ8を、該重錘5の中央下部の1箇所の第1取付空間24aに下方から着脱可能に装着すると共に、第1振動数調整部材の両側位置に第2振動数調整部材となる付加重錘20或いはコイルバネ8を着脱可能に装着し得る第2取付空間24bを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】より有利に軽量化が可能であり、振動を早期に収束させ得るようにした建物構造物の制振装置を提供する。
【解決手段】建物構造物105に対して、先端部が建物構造物105の主振動方向と同じ方向へ振動可能なように板ばね部材101を支持固定する。建物構造物が振動していない場合に、板ばね部材101の先端部に取り付けられている板ばね側取付部材103は、建物構造物105が振動していない場合に建物構造物105に接触した状態に配設される。さらに、建物構造物の制振装置のうち建物構造物105に対して振動する部位は、衝突による振動抑制対象である建物構造物105の固有振動数より小さい固有振動数を有するようにチューニングされている。従って、振動入力時に、板ばね側取付部材103が、建物構造物105に確実に衝突することにより建物構造物105の振動を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な機構で安定かつ確実に作動して微小変形もロスなく伝達し得る有効適切な変位拡大機構と、それを利用した制振ダンパーおよび免震機構を提供する。
【解決手段】変位拡大機構4は、直線状のレール7に沿って直線的に往復移動可能な可動体8を備えた直動機構3(3a、3b)を2台1組として、双方の直動機構におけるレールどうしを所定の傾斜角度βで非平行状態で対向配置し、双方の可動体どうしを連結体により一体に連結した構成である。制振ダンパーAは直動機構における連結体を錘5としてその慣性質量を利用して慣性質量ダンパーとして機能させる。それに代えて、あるいはそれに加えて、1組の錘の間に減衰要素を設置しても良い。構造物と基礎との間に構造物を上下方向に免震支持するための上下免震機構として制振ダンパーを設置する。 (もっと読む)


【課題】個々の動吸振器における質量体の重量が小さくなっても従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を発揮でき、かつ既存の鉄骨建造物への設置が容易である分散型動吸振機構およびその設置方法を提供する。
【解決手段】鉄骨建造物1に設けられる動吸振機構であって、質量体13を有し、質量体13が鉄骨建造物1に対して振動エネルギが加わると運動するように設けられている複数の動吸振器10を備えており、全ての動吸振器10における質量体13の合計重量が、動吸振機構を設ける鉄骨建造物1の重量の1%以上である。複数の動吸振器10の質量体13を合計した合計重量と同じ重量の質量体を有する従来の動吸振器と同等以上の振動吸収効果を得ることができる。しかも、個々の動吸振器10における質量体13はその重量が軽くてもよいので、所望の場所に設置することができ、設置作業も容易になる。 (もっと読む)


【課題】鉄塔や照明柱など上下方向に長い塔状構造物の制振方法および装置に関する。
【解決手段】制振しようとする塔状部材の上端部に制振装置を取り付ける塔状部材の制振方法であって、前記制振装置は、取り付け個所を支点とする、力学的に単振り子に置換することが可能な部材で、例えば、底部が開放されている傘状部材で、その頂部には、制振しようとする塔状部材が挿通する開口部と、前記開口部の外周部に取り付けられ、前記傘状部材を前記塔状部材の材軸中心まわりに回転可能とし、且つ、前記頂部を支点とする力学的な単振り子運動を可能とする環状の回転機構を有し、前記塔状部材に回転可能に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】水平ブレースの振動等に起因する制振対象物の鉛直方向の振動を効果的に減衰することができる鉛直振動用チューンドマスダンパー等を提供する。
【解決手段】水平ブレース2を復元力要素とし、その長さ方向中間部にマス3が取り付けられ、該マス3と上方の床板4との間にスポンジ状の減衰材5が設けられ、床板4の鉛直方向の振動を減衰するようになされている。水平ブレース2に対するマス3の取付け位置は、ブレース長さ方向において変更できるようになされているとよい。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル機関に設けた点検用プラットホームなどの構造物の上下振動を抑制する。
【解決手段】内燃機関に設けた点検用プラットホームの上下振動を抑制するバーティカルダイナミックダンパ。筒状のケース12と、ケース12内に設けたガイドバー13と、ガイドバー13に摺動自在に設けた振動抑制用ウエイト14と、振動抑制用ウエイト14の両側に配置したコイル状のスプリング15,16と、前記ケース12の両端に嵌合し、かつ、ガイドバー13をケースの軸心部に支持する一対のガイドバー支持体17,18によりダンパ本体10を形成する。そして、一方のガイドバー支持体18に連結部19を設けると共に、連結部19に装着したベース部11によってダンパ本体10を点検用プラットホーム110上に立設させる。 (もっと読む)


21 - 40 / 40