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Fターム[2E163FD01]の内容

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【課題】高い軸力が作用する柱部材に超高強度繊維補強コンクリートを適用するにあたり、耐火の問題を解決すると同時に、施工性に優れ、かつ耐火層が一体となった柱構造および柱構造の構築方法を提供すること。
【解決手段】超高強度繊維補強コンクリート製のコア部7の周囲に耐火層9を設け、コア部7と耐火層9との間に樹脂製の低剛性層13を設ける。また、コア部7の上方の支圧板5と耐火層9との接合部、コア部7の下方の支圧板5と耐火層9との接合部、耐火層9の中間部のうち少なくとも一箇所に、耐火層9に軸力を伝達しないためのスリット11を縁切り部として設ける。コア部7は、鋼繊維や炭素繊維、ガラス繊維等を含有する超高強度繊維補強コンクリート製とする。耐火層9は、ポリプロピレン繊維補強コンクリート製とする。低剛性層13は、例えば、潜熱作用を発現する樹脂とする。 (もっと読む)


【課題】品質の確保が容易であり、且つPCaPC梁として製造する場合に製造場所が比較的制限されない鉄筋コンクリート梁の製造方法を提供する。
【解決手段】上弦部11と下弦部12とが第1〜第4束部13〜16で連結され、束部間に第1〜第4開口部21〜24が形成されたPCa梁1の製造方法であって、第1〜第4開口部21〜24の少なくとも上縁21u〜24uを画定する上側部材51を鉄筋コンクリートによりプレキャスト成形するとともに、第1〜第4開口部21〜24の少なくとも下縁21l〜24lを画定する下側部材52を鉄筋コンクリートによりプレキャスト成形し、上側部材51と下側部材52とを直接的に接合する。これにより、PCa梁1をフィーレンディール構造とし、第1〜第4開口部21〜24周辺のコンクリート充填性を担保し、品質の確保を容易にするとともに、通常のPC工場で製造を可能にする。 (もっと読む)


【課題】低コストで大きな軸力を負担できる柱を構築できる柱構造を提供すること。
【解決手段】柱10は、鉛直方向に延びて超高強度コンクリートからなる芯部11と、この芯部11の側面を囲んで設けられて耐火性を有するコンクリートからなる外周部12と、を備える。外周部12は、12本の柱主筋121と、この柱主筋121を囲繞するフープ筋122と、を備え、柱主筋121は、上下階の柱梁接合部20、30に定着されない。この発明によれば、耐火性を有するコンクリートで外周部12を形成したので、外周部12により柱10の耐火性能を確保できるから、芯部11のコンクリートで耐火性能を確保する必要がない。よって、芯部11のコンクリートの有機繊維をなくして、混和剤を少量にできるので、低コストとなる。 (もっと読む)


【課題】材軸に直交する断面形状が多角形状(多角柱状)をしたコンクリート柱部材が材軸に直交するせん断力を受けて下端面、もしくは上端面のいずれかの端面の回りに回転変形しようとするときに、多角形の稜線部分の圧壊を抑制する。
【解決手段】材軸に直交する断面形状が多角形状をし、材軸方向の少なくともいずれか一方の端面2から周面3のいずれかの稜線4にかけ、その稜線4を含む表面側の一部が除去された形状に柱部材1を形成する。
その除去部分を、前記稜線4上の1点と、前記端面2における前記稜線4に交わる2辺5、5上の各点を通る平面、もしくは曲面で切除された形状にする。
除去部分を隣接する前記稜線4、4を含む部分にも形成する。 (もっと読む)


【課題】RC部材と固定端の接合構造を考慮に入れて、超高強度コンクリートの採用を前提とすることなく、圧壊の発生原因である曲げモーメントによる応力を、ヒンジが発生する箇所またはヒンジが発生する前にコンクリートの圧壊が顕著に生じ得る箇所に絞って効果的に低減することが可能なRC部材の接合構造およびそれを用いた建物を提供する。
【解決手段】柱主筋7およびフープ筋8が埋設されるとともに、フープ筋の内側であってかつ大きな圧縮応力が偏在する側の領域に、軸方向応力を負担する減圧用鉄筋10が埋設された鉄筋コンクリート柱部材1を、減圧用鉄筋の定着端部10aを基礎梁2側に定着させて、当該基礎梁側と接合した。 (もっと読む)


【課題】圧縮材製部材のせん断変形自体に靱性を付与することにより、構造物の脆弱的な破壊を避ける方法で、安価、迅速、確実な補強方法およびその構造の提供。
【解決手段】所定の立体形状を呈する圧縮材製部材11の表面に対し、ひび割れを分散してせん断変形性能を向上させるべく均質性、弾性、および数%程度までの破断歪みに耐える靱性を備える補強シート21を、ひび割れ分散を起こさせる剛性に相当する厚さで、ひび割れ分散を起こさせる強度を有する接着剤を塗布してなる接着層を介して接合固着した。 (もっと読む)


【課題】「増し打ち」コンクリートを無くし、躯体重量の増加による構造的な負担や施工費用の増加を軽減することが可能な鉄筋コンクリート製梁部材の提供を目的とする。
【解決手段】上下方向に配設される縦配管5に隣接して設けられる鉄筋コンクリート製大梁1において、縦配管を取り囲む梁幅拡張部1bを一体的に形成した。梁幅拡張部には、縦配管を挿通する挿通孔6が形成される。縦配管の周りでは、縦配管の一側方に第1梁主筋組7およびこれを連結する第1スターラップ筋8が配筋されるとともに、縦配管の他側方に第2梁主筋組9およびこれを連結する第2スターラップ筋10が配筋され、これら第1梁主筋組と第2梁主筋組が縦配管を挟む配置で配筋される挿通孔部中子筋11で連結される。 (もっと読む)


【課題】コンクリート部材の断面が大きくても、大地震時においてその変形性能を確保するとともに、補強材の配置を効率的に行い、施工性を向上させる。
【解決手段】軸方向鉄筋20が配置された任意断面形状を有するコンクリート部材であって、このコンクリート部材に外力が作用して形成される塑性ヒンジ区間に、前記軸方向鉄筋の内側において内部コンクリートの圧縮側に生じる圧縮応力を負担するコンクリート板5が配置されているので、その圧縮側における圧縮ひずみを低減し、コンクリート部材の塑性ヒンジ区間の損傷を抑えることができる。したがって、大地震時における変形性能を確保しながら従来に比べ補強材の量を減らすことができ、その配置作業の施工性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 パネルゾーンを一体化して梁筋を予め組み付けた構成のフルPC柱の設置に際し、それを効率的に吊り上げる。
【解決手段】 少なくとも頭部両側に梁筋2aが突出しているフルPC柱1をクレーンにより吊り上げるに際し、それら梁筋の基端部を吊り支持点としてフルPC柱を吊り上げる。そのための吊り治具4としては、クレーンにより吊り支持される吊りフレーム5に2対4本のワイヤ6の一端を連結し、それらワイヤの他端を1対2本の吊りビーム7の両端部に着脱自在に連結して、吊りフレームからワイヤを介して各吊りビームをそれぞれほぼ水平姿勢として互いにほぼ平行な状態で吊り支持した構成のものが好適に採用可能である。 (もっと読む)


【課題】
有効横拘束圧を導入し、使用するコンクリートや横拘束筋の強度によらずに、耐力と変形性能を再現し得る鉄筋コンクリート柱状部材を提供することにある。
【解決手段】
横拘束筋を有する鉄筋コンクリート柱状部材において、横拘束筋の面積比(ρw )と、横拘束筋の断面諸数から求められる有効横拘束係数(ke )と、無拘束コンクリートおよび横拘束筋の力学的諸数から求められる圧縮強度発現時の横拘束筋作用応力(fs,c )とから有効横拘束圧(pe )を式
e=ke・ρw・fs,c
から求め、該有効横拘束圧から応力ーひずみ関係を定めて耐力を定める。 (もっと読む)


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