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Fターム[2G001HA08]の内容

Fターム[2G001HA08]に分類される特許

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対象オブジェクトを検査するコンピュータ断層撮影装置であって、対象オブジェクトにX線を放射するよう構成されるX線ソースと、エネルギー分解的に対象オブジェクトから干渉散乱したX線を検出するよう構成される第1検出要素と、非エネルギー分解的に対象オブジェクトから干渉散乱したX線を検出するよう構成される第2検出要素と、前記第1検出要素及び/又は前記第2検出要素から受け付けた検出信号に基づき、前記対象オブジェクトに関する構造情報を決定するよう構成される判定ユニットとを有する装置。
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【課題】 高拡大率でのCT撮影が可能で、しかも短時間のCT撮影により被検体の3次元情報を得ることができるとともに、被検体に対するX線被爆量を最小限に抑えることができ、例えば再生医療分野における動物実験棟に用いるのに適したX線CT装置を提供する。
【解決手段】 コーンビーム状のX線を出力するX線源1と2次元X線検出器2を対向配置し、その間に被検体Wを保持する保持部(回転テーブル3等)を設るとともに、X線源1および2次元X線検出器2の対と保持部3とを相対回転させる手段を備えたX線CT装置において、相対回転中心軸RとX線源1および2次元X線検出器2の対とのX線光軸L方向への位置を変化させる撮影倍率変更機構(xzステージ)4と、相対回転中心軸Rに対する保持部の位置を当該相対回転軸Rに直交する平面上で移動させる移動騎虎(xyテーブル)5を設けるとともに、X線源1からのX線の照射領域を制限するシャッタ11を設る。 (もっと読む)


【課題】 CTシステムで取得した測定サイノグラム・データから画像データを再構成するための方法を提供する。
【解決手段】 CTシステム(10)は工業用イメージングのために構成される。本方法は、測定サイノグラム・データを前処理する段階を含む。前処理段階は、測定サイノグラム・データについてビームハードニング補正を行う段階と、測定サイノグラム・データについて検出器点像分布関数(PSF)補正及び検出器遅延補正を行う段階とを含む。前処理済みサイノグラム・データは再構成されて、画像データを生成する。 (もっと読む)


【課題】 検査対象物内の爆発物等を同定することができ、且つ、検査時間を短時間化する。
【解決手段】 検査対象物2にX線を照射して得られるX線像に基づいて爆発物等が存在する可能性が高い特定部位を抽出し(5、7、8、12)、該抽出した特定部位にテラヘルツ波を含む電磁波を照射し(11)、前記特定部位における前記電磁波の吸収スペクトルまたは反射スペクトルの少なくとも一方に基づいて爆発物等の有無を探知する(12)。 (もっと読む)


【課題】回転駆動機構を用いることなく試料の断層像が得られるようなCT法およびCT装置を提供する。
【解決手段】試料の一方の側に実質上点状の光源を配置するとともに、試料に対して光源の反対側に光源からの放射線を検出する検出器を配置する(ステップS1)。光源および検出器の相対的な位置関係を保持したまま、光源および検出器の対と試料とを相対的に平行移動させつつ、光源から放射線を試料に照射し、試料を通過後の放射線を検出器によって検出する(ステップS2)。検出器によって検出した放射線の強度データをシノグラムデータに変換する(ステップS3)。シノグラムデータに基づいてCT再構成演算を行い、試料の断層像を構成する(ステップS4)。 (もっと読む)


本発明は、検査区域がファン形状の放射ビームにより円軌道に沿って照射されるCT方法に関する。この検査区域においてコヒーレント状に散乱する放射は、検出器ユニットにより測定され、この検査区域における散乱強度の空間における変化が前記測定値から復元される。回転面の2つの線形依存ベクトルと波動ベクトルトランスファとにより規定されるボリュームにおける逆投影により復元が行われる。
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【課題】 CT計測において使用するためのCT再構成の技法が提供される。
【解決手段】 境界単位CT再構成方法は、推定境界(50)を獲得するために、被検体の境界を初期設定する過程(48)と、推定境界(50)に基づいて、フォワードモデルを定義する過程と、システム行列(54)を獲得するために、フォワードモデルを線形化する過程と、推定境界(50)を更新するために、システム行列(54)を使用して、反復画像再構成プロセスを実現する過程とを含む。そして、境界は、ほぼ一様な減衰を有する1つの領域の1つの稜線に対応する。 (もっと読む)


【課題】容積測定型X線CT等において、隣接する検出器列に跨がる補間による再構成画像のスライス厚の増大及び空間分解能の低下を回避する。
【解決手段】画像の三次元再構成の方法(100)及びシステムを提供する。この方法は、対象を走査する撮像装置から投影データを受け取るステップと、投影射線の共役対に対応する投影データを識別するステップ(102)と、投影射線の共役対に対応する投影データを補間して走査対象の画像を再構成するステップ(104、106、108)とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、X線検出の測定感度を向上しつつ、X線CT装置による撮影画像の品質向上が可能なX線CT装置及びX線CT装置による検出方法を提供することにある。
【解決手段】
被試験体を透過したX線を検出するX線センサと、前記X線センサの出力信号を処理するX線センサ信号処理回路とを備え、
前記X線センサを、分極効果を有する半導体センサとし、
前記X線センサに順方向のバイアス電圧をかける順方向バイアス手段を設けたことを特徴とするX線CT装置。 (もっと読む)


【課題】 高い分解能のもとに広い視野の断層像を得ることのできるX線CT装置を提供する。
【解決手段】 意図する視野を複数回に分けて部分的にCT撮像を行うとともに、その各部分CT撮像により得られるX線透過データからそれぞれ被写体の部分断層像を再構成し、その各部分断層像を相互に繋ぎ合わせることによって、高い分解能で広い視野の断層像を得る。 (もっと読む)


【課題】 TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことができるコンピュータ断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 放射線検出器3の分解能が規定する放射線パスの回転に沿った被検体基準の放射線パス方位ψに対し、πを超えて方位が重複するようにTRスキャンし、平行移動位置をtとして、放射線パス方位ψおよび平行移動位置tで記述される透過データP(ψ,t)と方位が同じで向きが逆である透過データP(ψ+π,t)が平行移動位置t上で回転の中心であるtcに対し、互いに対称であることを利用して回転の中心tcを求める。 (もっと読む)


【課題】X線源と被検体との距離もしくはX線源とX線検出器との距離を変えることなく高分解能な透視画像を得ること。
【解決手段】本発明は、被検体Sに向けてX線を照射するX線源21と、X線源21から照射されたX線による被検体Sでの透視画像を取得するX線検出器3と、X線検出器3の1画素分より小さいピッチでずらして複数の透視画像を取得する制御を行う制御部4と、制御部4の制御によってX線検出器3で取り込んだ複数の透視画像の画素データを用いてX線検出器3の1画素分より小さいピッチで画素データを生成する画像処理部5とを備えるX線撮像装置1である。 (もっと読む)


既知の干渉性散乱CTスキャナは扇ビームを使用する。しかしながら、これは、追加のコリメート手段を要し、これは検出器に加えられる光子束を減少させる。これにより、より長い測定時間が必要とされうる。更に、幾何学的配置が既知の円錐ビームCTスキャナと互換性がない。本発明の模範的実施例によると、円錐ビームCSCTスキャナは、検出器上に配置されたコリメータを持つエネルギ分解検出器を使用して提供され、散乱関数の空間分解再構成を可能にする。有利には、これは、手荷物検査又は医療応用において向上された走査速度を可能にすることができる。
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CSCTでは、多色性一次放射線に対して、各ボクセルの散乱機能の正確な再構築を行う方法は、知られていない。本発明の一実施例では、再構築の前に、ビーム硬化補正が行われ、等価水厚さから得られた一次放射線平均減衰データに基づいて、見かけ上正確な再構築を実施することが可能となる。等価水厚さから、エネルギーシフトが算定され、これを用いて、散乱放射線の初期の平均エネルギーが補正される。また、CT再構築は、CSCT再構築の前に実施され、ビーム硬化補正が可能となる。これにより、改良された画質を得ることができ、散乱機能の分解能が向上するという利点が得られる。
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スリットコリメータを備えることにより、ファンビームの強度が大幅に弱くなり、高価でパワーの大きいX線チューブを使用しなくてはならない。本発明の一実施形態例では、ハイパワーチューブをフォーカスコリメータと組み合わせて焦点距離を非常に長くして使用する。チューブは、安価な固定アノードチューブでよいが、焦点距離が大きいので、例えば15kWのハイパワーが出る。コリメータにより再構成された散乱関数の分解能が劣化しない。照射されるスライスの厚さを大きくして、空間的解像度を均一にすることができる。
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注目対象の画像の再構築が、吸収値の高いグラジエントの線に沿ってアーチファクトをもたらす場合がある。本発明の例示的な実施形態によれば、こうしたアーチファクトは、その画像の再構築の間の統計的な重み付けにより効率的に除去されることができる。有利には、本発明の側面によれば、画像の再構築は、反復的に行われ、そこでは、更新が、測定された光子数の固有の統計的誤差で重み付けられる。これは、効率的なアーチファクトの除去をもたらすことができる。
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コヒーレント散乱X線からの既知の再構成法は非厳密再構成法を使用する。本発明によると、散乱X線光子の波数ベクトル移動量qの比較的幅広いスペクトルが収集される。投影データは、x−y−q空間における線積分として解析され、投影データは、いかなる線源軌道に沿った収集にも対応するように再ソートされる。これにより、厳密螺旋形再構成アルゴリズムが適用され、冗長データがより良い画質を得るために使用されることができる。
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CSCTにおいて、扇形プライマリビームを用いて、2次元検出器と組み合わせて、単一スライス透過断層撮影及び散乱断層撮影を同時に測定することができる。このようなシステムでは、単一色ソースの放射線を用いない限り、ぼけた散乱関数が測定される。本発明によると、エネルギー分解1次元または2次元検出器システムを提案する。これは、断層撮影再構成と組み合わせて、多色プライマリビームを用いてもよいスペクトル分解能を提供できる。さらにまた、本発明の一態様によると、減衰スペクトルを取得するために必要なエネルギー分解検出器ラインは1つだけである。本発明によるシステム及び方法の有利な応用には、医療画像化及び手荷物検査等の物質分析がある。
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