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Fターム[2G001HA08]の内容

Fターム[2G001HA08]に分類される特許

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【課題】 コーンビーム角が大きい場合に対しても対象物体をより正確に画像再構成する。
【解決手段】 X線源に対し所定距離に配した測定物を透過したX線を検出する検出面を配設したコーンビームCT装置を用意する工程、
該測定物を回転中心軸の回りに回転し又はX線源と検出面を該測定物の回りに回転して所定回転角度毎に2次元X線投影画像データを求める工程、該2次元投影画像データを用いてラドン変換をするに際し形成されるラドン空間のシャドウゾーンの境界の特性に基づき線形補間により推定した推定値を求める工程、前記2次元投影画像データ及び該推定値を用いて、測定物の3次元CT画像を再構成する工程、を含むことを特徴とする広角コーンビームCT画像再構成方法及び装置。
画像の関数を下記式


により3つの項を有する式として表し、ここに、第1項はFDK法により求め、第2項はラドン空間のシャドウゾーンの境界特性により求め、第3項は前記境界特性に基き線形補間により推定して求める。 (もっと読む)


【課題】本発明のシステムと方法によると、画像復元解像度が向上し、データカットの復元画像に対する影響が低減される。本発明は、一般的なフィルタリング逆投影の利点、例えば復元速度が速い、容易な並列動作、容易な加速動作などを有する。
【解決手段】直線軌跡走査を採用した画像復元システムと方法を提供する。データ再配列において角度方向での補間と検知器方向での補間による画像解像度の低下を避ける。当該システムは、直線軌跡走査での投影データを擬平行束走査での投影データに変換するための投影データ変換部と、予め定めた重畳積分関数核で擬平行束走査での投影データを重畳積分することで、フィルタリングされた投影データを獲得するためのフィルタ部と、フィルタリングされた投影データに対して重み付け逆投影を実行することで画像を復元する逆投影部とを含む。 (もっと読む)


【課題】被写体の断層像からその輪郭を抽出するために用いられるしきい値を従来に比してより論理的意味を持たせ、被写体の断層像の輪郭抽出に用いてその再現性と測定精度を大幅に向上させることのできるしきい値の決定方法を提供する。
【解決手段】放射線の投影データを用いて再構成演算して得られた断層像に対し、複数のしきい値Th(i)を用いてそれぞれ被写体像部分と空間像部分の境界を画定し、その各境界により区切られた空間像部分は放射線の吸収がないものと仮定して順投影処理を施して仮想的な投影データを作成し、その各仮想的投影データと実際の投影データの一致度を判定し、最も高い一致度が得られたしきい値Th(i)を最適なしきい値と決定し、被写体像の輪郭抽出のためのしきい値として採用する。 (もっと読む)


【課題】 回転中心軸方向およびそれに直交する方向の双方に撮影可能領域を拡張することのできるコンピュータ断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 放射線検出器2を放射線光軸R(x軸)および回転中心軸R(z軸)の双方に直交する方向(y軸方向)に移動させて位置決めし、各位置においてy軸方向への有効幅が一部重畳するようにし、その各位置でそれぞれヘリカルスキャンを行って取り込んだ放射線透過データを用いて被写体Wの3次元像を構築することにより、放射線検出器2のy軸方向への有効幅を実質的に拡張し、z軸方向のみならずx,y方向にも広い領域の3次元像の構築を可能とする。 (もっと読む)


【課題】回転中心軸方向およびそれに直交する方向の双方に撮影可能領域を拡張することのできるコンピュータ断層撮影方法を提供する。
【解決手段】ヘリカルスキャン方式によるCT撮影を行うに当たり、回転中心軸Rを、放射線検出器2の視野内で、かつ、放射線検出器2の受光面の中心と放射線源1aとを結ぶ直線Lに対して逸脱させた位置に配置した状態で、ヘリカルスキャンにより被写体Wを撮影するための条件を満たすヘリカル送りピッチΔの1/2だけ回転中心軸R方向にずらせた位置において2回のヘリカルスキャンを行うことで、被写体Wの3次元像を構築するために必要な放射線透過データを得る。 (もっと読む)


対象物(1)の検査領域(2)を撮像するための撮像方法は、エネルギービーム源(10)によりエネルギー入力ビーム(3)を生成する工程と、エネルギー入力ビームの複数のエネルギー入力ビーム成分(4)を用いて複数の投射方向に沿って検査領域を照射する工程とを備え、複数のエネルギー入力ビーム成分はフレームマスク(40)を用いて形成され、このフレームマスクは、エネルギー入力ビーム(10)と対象物との間に配置され、複数のフレームマスク窓(41)を有している。上記方法はさらに、フレームマスクの外側に配置された外部検出器デバイス(21)を用いてエネルギー入力ビーム成分の第1積分減衰値を測定する工程と、フレームマスクの内面に配置されたフレームマスク検出器デバイス(24)を用いてエネルギー入力ビーム成分の第2積分減衰値を測定する工程と、第1および第2積分減衰値に基づいて検査領域の画像を再構築する工程とを備えている。さらに、対象物の検査領域を撮像する撮像装置(100)が開示される。
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手荷物検査へのCSCTの使用は、大きな視野を必要とし、結果として大きな遠心力を維持しなくてはならない大きなガントリになる。したがって、より小さなガントリサイズを可能にする様々なCSCT幾何構成が記載される。特に、焦点中心でない検出器ユニットを有するCSCTスキャナが記載される。
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【課題】複数のX線センサ列によってX線ビームを検出するX線CT装置において必要最小限の断層データだけを解析する。
【解決手段】X線発生器52は、被検体80を透過するX線ビーム56を発生する。X線検出器60は、格子状に配列された複数のX線センサ60Aによって構成されている。複数のX線センサ60Aは、横方向に一列に並べられてX線センサ列を構成し、それらX線センサ列が縦方向にN列に配列されている。そして、解析部によって複数のX線センサ列から得られる複数の断層データの各々から被検体80の診断パラメータが算出され、段階的に算出される複数の診断パラメータが所定の収束条件を満たすまで診断パラメータが算出される。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、記憶容量が大きく、また記録が書き込まれた記録媒体を記録読み取り装置から分離することができる可換性のある記録読み取り装置を実現することである。
【解決手段】
X線源とX線検出器アレイの間に円盤状媒体を配置し、媒体を回転することによってX線投影像のスキャンをおこない、媒体のX線吸収率の3次元分布を測定する事により、データ読み取りをおこなう記録再生装置。 (もっと読む)


【課題】被検体の断面像のデータを高速に収集できる複数の焦点を有するTR方式CT装置を提供する。
【解決手段】TR方式CT装置10は、複数の焦点を切換自在に有するX線管11と、複数のチャンネル13A〜13Nからなる検出器13と、被検体5をTRスキャンするために、被検体5と撮影面Sとを相対的に平行移動および回転させるための回転テーブル14Aとを備える。制御装置20は、X線管11の焦点を制御して選択するX線制御部23と、TRスキャンの条件を設定するスキャン条件設定部24と、選択された焦点に対応するチャンネルを設定するチャンネル設定部25と、被検体5のデータを収集するデータ収集部26と、収集された被検体5のデータのうち設定されたチャンネルのデータに基づいて、被検体5の断面像データを作成する作成部29とを備える。 (もっと読む)


【課題】 TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことことができるコンピュータ断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 1つの回転位置でt移動中に検出した透過データI(n、t)と180度異なる回転位置でt移動中に検出した透過データI(n、t)とから、検出チャンネルnごとに、透過データ中の回転の軸の投影位置である回転中心tc(n)を求めるコンピュータ断層撮影装置を用いる。 (もっと読む)


本発明は、コンピュータ断層撮影(CT)用の測定装置および方法に関する。該測定装置は、侵襲的放射線、特にX線を生成するための放射源(2)と、回転機構(7)とを有し、該回転機構の構成および配置が、測定対象(1)が回転機構(7)の回転軸(T)を中心に回転することができ、さらに、このように回転することで侵襲的放射線がさまざまな方向から測定対象(1)を貫通することができるような構成および配置である。さらに、測定対象(1)を貫通した放射線を検出するための検出機構(3)が備えられている。調整機構を具備する位置決め機構(5)が、測定対象の位置を検出機構(7)に相対して調整できるように構成されている。
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【課題】従来のデザインに比して機能上簡素且つコンパクトであり、また、異なる大きさの被写体を迅速に検査でき、小さい被写体を迅速に、大きい被写体を少しゆっくり検査することができるX線CT検査装置を提供する。
【解決手段】焦点2を有し、該焦点2から所定の距離にて検出器4全体をX線照射するファンビーム3又は円錐状のビームを作り出すX線チューブ1と、検査される被写体を記録するために、ファンビーム3に垂直となる回転可能な回転軸5を有する検査台とを備え、前記検査台は、検出器4の端縁8に接する端縁軸7,7’に近接してファンビーム3内に設置可能であり、前記検査台は、検出器4の中心に交わる中心軸6に対し斜めに形成される測定ライン7a;9上で移動可能である。 (もっと読む)


【課題】コンピュータ断層撮影装置について、装置停止時間に応じた条件による適切なエージング運転を自動的に行えるようにする。
【解決手段】コンピュータ断層撮影装置は、装置立上げ時に徐々に所望の設定電圧まで昇圧させるエージング運転を自動的に行わせる自動エージング部9を備えており、その自動エージング部は、入力された次回の撮像予定に基づいて装置停止時間を算出する停止期間算出部17、および停止期間算出部で求めた装置停止時間に応じたエージング条件を設定するエージング条件設定部18を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 検出手段に可とうケーブルを固定的に接続した状態で主走査を行うことができる断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 回転テーブル37の保持棒37aに回転型リニア軸受け104を介して保持されるFPD支持部材103は、保持枠101と当接することで、回転型リニア軸受け104を中心とした回転が規制される。このため、FPD6は、断層軸と平行な軸周りに断層軸B周りに平行に移動する。したがって、FPD6に可とうケーブル111を固定的に接続した状態で主走査を行うことができる。なお、FPD支持部材103の前面に設けられたステッピングモータが、FPD6を回転させる。これにより、FPD6の検出面を、回転陽極X線管5の照射源位置と結ばれる照射軸と直交させることができる。 (もっと読む)


【課題】 再構成処理を高速に行うことができる断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 FPD6の検出面には、交差する2軸方向である行(u軸)と列(v軸)に沿って検出素子dが配列されている。主走査の際、常にu軸が体軸Aと平行にとなるように、FPD6を断層軸B周りに移動させる。これにより、再構成処理において、仮想した3次元格子群Kのうち、体軸A方向に並ぶ1列分の各格子点(点eを含む)を通過したX線が検出面と交わる投影点fの集合は、u軸と平行になる。よって、1列分の格子点に逆投影すべき投影データの全ては、投影点fの集合が挟まれる2つのラインの検出素子dから得られる検出信号のみから求めることができる。このように、投影データを求めるために必要な検出信号の量を少なくすることができ、再構成処理を高速に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】X線CTデータのような空間離散データによる内部欠陥検査について、より高精度な検査を行えるようにする。
【解決手段】空間離散的な要素で対象物の空間的な形状・構造を記述する空間離散データに基づいて対象物における内部欠陥を検査する内部欠陥検査方法について、要素を複数の含むサイズの第1の検出領域を空間離散データに設定する処理102、欠陥検出対象とする第1の検出領域を抽出する処理104、抽出された欠陥検出対象の第1の検出領域の特徴量を計測する処理105、欠陥検出対象の第1の検出領域を細分化した第2の検出領域を第1の検出領域に設定する処理106、第2の検出領域の特徴量を計測する処理107、第1、第2の各検出領域の特徴量を用いて実際の欠陥と擬似的な欠陥を判別するための欠陥判別基準を設定する処理198、および欠陥判別基準に基づいて欠陥を検出する処理109を含むものとしている。 (もっと読む)


【課題】画像再構成におけるアーチファクトを低減することを可能とする方法及び装置の提供。
【解決手段】目的物の検査領域2を撮像するための方法は、複数の投影方向に沿って少なくとも一つのエネルギー入力ビーム3を検査領域2に照射するステップを具備し、少なくとも一つのエネルギー入力ビーム3は、複数の別個のエネルギー入力ビーム成分を備え、エネルギー入力ビーム3は、少なくとも二つのエネルギー入力ビーム成分が異なる断面を有し、一つの投影方向に平行する平行エネルギー入力ビーム成分5.1、5.2、5.3、…のグループ5が検査領域2を連続的に照射するように成形される。さらに、目的物を撮像するための装置が記述される。 (もっと読む)


対象物又は患者の関心領域(ROI)をリアルタイムで検査するためのコンピュータ断層撮影装置、方法、コンピュータ可読媒体及びプログラムを提供する。関心領域のみが再構成されるときには、放射線源のビーム角をαとして、π+α未満の円弧に及ぶように放射線源及び検出素子を回転させることで十分である。このスキャン範囲は超短スキャンと呼ばれる。超短スキャンは、より少ないデータを生成する。その結果、画像再構成は速くなり、リアルタイムCTに非常に好ましいものとなる。CTデータは更に、超短スキャンの終了部分で検出されたデータが超短スキャンの開始部分で検出されたデータより強く重み付けられるようにして重み付けを行われ得る。
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臓器表面のモデリングは、コンピュータ支援教育で使用される定評のある方法であるが、画像ベースの医療診断や臨床的介入でも使用される方法である。本発明の一実施形態によると、関心対象の多次元データセットからマルチサーフェスモデルを構成する方法を提供する。この方法は、単連結ベーシック2次元多様体サーフェスメッシュを連結し、マルチサーフェスモデルを構成する。本発明の一態様によると、この求められるモデルは非2次元多様体メッシュであってもよい。

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