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Fターム[2G043GB16]の内容

Fターム[2G043GB16]に分類される特許

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【課題】極めて高感度で分析光を検出可能な分子分析光検出装置を安価に構成する。
【解決手段】被分析物質Aを含む試料Sと接触する試料接触面10aの微小な所定領域に、所定の励起光L0が照射された場合に、該所定領域上において該試料接触面10aの他の領域上と比較して被分析物質から生じる光を増強させる増強場を生じさせる増強部材12を備えたサンプルプレート10と、励起光L0を、増強部材12が備えられた所定領域を含みその所定領域より大きい照射領域に照射する励起光照射光学系20と、増強場により増強された被分析物質から生じる光のゆらぎを検出する信号検出部30とから分子分析光検出装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、標的物質を高いコントラストで検出することに関する。
【解決手段】
本発明は、光透過性の基板と、プラズモン共鳴を誘発する金属と、を用いた標的物質の分析において、基板と界面を形成し、基板よりも屈折率が低く、開口部が存在する低屈折率層を設けたことに関する。界面において全反射するように、かつ、開口部に配置された金属にエバネッセント光が照射されるように、基材側から光を照射する。そして、エバネッセント光のプラズモン共鳴により標的物質から生じた光を検出する。本発明により、標的物質以外へのエバネッセント光の照射を低減でき、標的物質以外の物質、例えば、標的物質の周囲を浮遊する分子からの発光を低減できる。 (もっと読む)


【課題】寸法のばらつきが大きい生体物質検出用基板を使用しても、検出信号の低下を防ぐことの出来る生体物質検出用基板およびそれを用いた生体物質検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】生体物質を緩衝剤中で満たされた検出用流路を移動させた際に得られる輸送反応を利用して前記生体物質の判別を行う生体物質検出用基板において、前記検出用流路を少なくとも一つ以上を有し、前記検出用流路の近傍に蛍光を発する回転対称形状の位置決めマーカを備えた生体物質検出用基板。 (もっと読む)


【課題】試料の流れる流路を含むマイクロチップの構造をコンパクトにするとともに、試料を精度よく分析する技術を提供する。
【解決手段】マイクロチップ10は、試料の通る分離用流路28と、分離用流路28と交差する投光用光導波路32aおよび受光用光導波路32bとが形成された基板を含む。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で蛍光を効率よく受光することができる小型の蛍光検出ユニット、反応検出装置、マイクロチップ検査システムを提供する。
【解決手段】蛍光物質に励起光を照射する発光部と、蛍光物質の発光する蛍光を受光して電気信号に変換する受光部と、を有する蛍光検出ユニットにおいて、蛍光を反射するとともに励起光は反射しない分光反射特性を持つ反射部材を有し、蛍光を反射部材に反射させて受光部に導光することを特徴とする蛍光検出ユニット。 (もっと読む)


【課題】スライド上に配置され、蛍光色素を用いて処理された蛍光サンプルを画像化するための代替のレーザスキャナ装置を提案する。
【解決手段】レーザスキャナ装置(1)はスライドを保管ユニット(4)からサンプルテーブル(2)へ行き来させるためのモータ付搬送装置(3)を備える。保管ユニット(4)は、サンプルスライド(8)のためのサンプル部分(7)と、テストスライド(10)のためのテスト部分(9)を含み、各部分は保管場所(6)を有し、レーザスキャナ装置(1)の動作中に、搬送装置(3)に対してアクセス可能である。テスト部分(9)はサンプル部分(7)とは分離して構成され、テストスライド(10)のためのテスト部分マガジン(9’)としてレーザスキャナ装置(1)に常に連結されており、テスト部分(9)に保管されたテストスライド(10)は、レーザスキャナ装置(1)の動作状態では、操作者に対して手動でアクセスできない。 (もっと読む)


基板に設けられたチャネルと、プラズモン共鳴が可能であり、金属部分によって生じた電磁界が前記チャネルを通過する分子と相互作用するのに適した位置で前記チャネルと結合している金属部分と、前記チャネルを通過するように分子を誘導する手段と、前記金属部分において表面プラズモン共鳴を誘導する手段と、前記金属部分によって生じた電磁界と前記チャネルを通過する分子との間の相互作用を検出する手段とを備える、分子を調査するための装置。分子を調査する方法も提供される。
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【課題】粒子径の揃ったナノサイズ(平均粒子計が1μm未満)の分子インプリント微粒子の特徴を十分に活かしたセンシングシステムが構築されていなかった。
【解決手段】(A)分子インプリント法により構築された標的分子認識部位を有し、動的光散乱法により測定される平均粒子径が1μm未満の分子インプリント微粒子と、(B)標的分子またはその誘導体の単分子層を有し、当該単分子層に前記分子インプリント微粒子が結合可能な分子集積体との相互作用を検出することにより、試料中の標的分子を検出できる。 (もっと読む)


【課題】生体物質検出用基板の回転による遠心作用で生体物質や緩衝剤を測定流路内に完全に充填できる生体物質検出用基板およびそれを用いた生体物質検出方法を提供する
【解決手段】蛍光物質が標識された生体物質を測定するための検出用流路を少なくとも一つ以上有する生体物質検出用基板であって、前記検出用流路は有限の長さを持って前記生体物質検出用基板の中心に対して円周上に弧を描くように配置されており、前記円周上に前記検出用流路に隣接して前記検出用流路の深さをモニターするためのモニター流路を備えた生体物質検出用基板により上記課題を解決することができる。 (もっと読む)


【課題】センシング装置において、試料セル中の被測定物質をプラズモン活性基体の表面又はその近傍に効果的に捕捉させて、高感度なセンシングを行うことを可能とする。
【解決手段】センシング装置において、被測定物質を含む流動性を有する試料Sが充填または流下される試料セル10と、試料セル10内の試料Sに接触するように配置された、試料接触面20sに対して励起光L0を照射させることにより試料接触面20sにプラズモン増強場を生じるプラズモン活性基体20と、励起光L0を照射する励起光照射光学系30と、プラズモン活性基体20の試料接触面20s上の試料Sの物理特性を検出する物理特性検出系45と、プラズモン活性基体20試料接触面20sに捕捉光L3を集光させ、光捕捉効果により試料接触面20sに試料S中の被測定物質を捕捉させる光捕捉光照射光学系50を備える。 (もっと読む)


【課題】保持部に対する試料容器の取付け作業性を良好にした試料ホルダ用治具を提供する。
【解決手段】試料ホルダ用治具40にあっては、第1の部材41に対して第2の部材42を開いた状態で、第1の部材41の上面に保持部10の第1の半部12を載置することができ、第2の部材42の上面に保持部10の第2の半部13を載置することができるので、保持部10から手を離しても、治具40から保持部が落下することがない。さらに、ヒンジ部43の採用により、第1の部材41に対して第2の部材42を水平方向に開閉させることができるので、治具40に試料容器9を簡単にセッティングすることができる。 (もっと読む)


【課題】基板上に銀ナノ粒子を局所的に析出させることによって、マイクロTASを作成可能とする。
【解決手段】マイクロコンタクトプリント法により自己組織化単分子膜(SAM)(12)をガラス基板14上にパターニングした後、銀の錯イオンを含む溶液に分散剤を加えた銀鏡反応によりパターン基板16上に銀ナノ粒子24を局所的に析出させて、SERS基板18を作成する。この方法で基板18上に銀ナノ粒子24のSERS活性サイト31〜33を生成した後、酸素プラズマにより、SERS基板18から、自己組織化単分子膜(SAM)(12)を除去するとともに、SERS基板18表面を洗浄する。その後、該SERS活性サイト31〜33及び流路34に対応する部分に凹所を形成したカバー40を酸素プラズマにより表面活性し、固着することで、マイクロTAS30を製造できる。 (もっと読む)


【課題】保持部に対する試料容器の取付け作業性を良好にした試料ホルダを提供する。
【解決手段】試料ホルダ6には、保持部10の外面10aから保持部10の内側に向かって保持部10を加圧して、保持部10により試料容器9を挟持する固定部材11が採用されている。このような力で保持部10の外面10aを加圧する固定部材11として、例えば、キャップ、クリップ、締結バンドのようなものを挙げることができ、保持部10に対する試料容器9の取付け作業性が良好である。しかも、保持部10の外面10aから内側に向かって保持部10を加圧する力は、しっかりと試料容器9を保持部10に固定させるのに最適である。 (もっと読む)


【課題】必要な性質又は所望の性質(例えば、色または色度)を得るために、物質(例えば蛍光体)または源(例えば光源)の適切な混合を求めるためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】物質または源を混合するステップと、プロトタイプを準備するステップと、プロトタイプの性質(色度など)を測定するステップと、物質または源の量の任意の必要な調節量を計算するステップとを含み、これらのステップは所望の性質が達成されるまで繰り返すことができ、その後、物質または源の混合体を使用して製品を製造することができ、物質または源の量の任意の必要な調節量を計算するコンピュータ・スプレッドシートは、特に、アクティブ・マトリクス液晶ディスプレイ(AMLCD)適用例でのバックライト用のランプを製造するのに必要な蛍光体量の調節量を計算するように、構成される。 (もっと読む)


分析対象が含んでいる化学的または生物学的物質の存在または含量を検出するために、レーザービーム及びラマン分光検出器と共に使用されるための光センサーであって、前記光センサーは、単結晶の貴金属ナノワイヤを含んで構成され、貴金属薄膜と前記貴金属ナノワイヤの接点または個別貴金属ナノワイヤ間の接点に形成された強い局所電場により表面増強ラマン散乱が増強される特徴がある。本発明の表面増強ラマン分光用光センサーは、現場(in-situ)で測定が可能で、調節可能なホットスポットを有し、信頼性及び再現性に優れる長所があり、センサーの敏感度を向上させることができ、単一な貴金属単結晶ナノワイヤの機械的構造及びレーザービームの偏光方向を最適化し、敏感度、選択度及び回折強度が高い長所がある。また、本発明の表面増強ラマン分光用光センサーは、貴金属ナノワイヤ表面にナノ−バイオハイブリッド構造を形成して、化学物質の検出センサーはもちろん、バイオセンサーまたは疾病診断用センサーとして活用できる長所がある。 (もっと読む)


イメージセンサを利用した診断装置及びその製造方法を提供する。本発明によるイメージセンサを利用した診断装置は、複数の光センサを含むイメージセンサが形成された基板と、前記基板の上部に形成された絶縁層と、前記複数の光センサに対応して、前記絶縁層に形成された複数の中空ウェルとを備え、前記複数のウェルには、ターゲット試料との生化学的反応のための基準試料が挿入される。
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【課題】面内均一性の高い電場増強効果を有する微細構造体を簡易なプロセスにて製造可能とする。
【解決手段】微細構造体1は、導電体13上に形成され、平面視略同一形状の多数の微細孔12が、誘電体基材表面11sにおいて開口して略規則配列した誘電体基材11を備え、この誘電体基材11に、1つ以上の微細孔12内に充填されている充填部21と、微細孔12上に誘電体基材表面11sより突出して形成され、充填部21の径よりも大きく、且つ、局在プラズモンを誘起しうる大きさの径を有する突出部22とからなる微細金属体20が複数固定されたものである。複数の微細金属体20は、充填部21が充填されている微細孔12の数の異なる微細金属体20を備えている。 (もっと読む)


【課題】強誘電体または圧電体の検査方法で、短時間で素子の欠陥分布が判明することが可能なシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】強誘電体素子5の下部電極2と上部電極4の両端に一定電圧を与えることが可能な直流電源21部と、強誘電体3で一定の電圧によって発生したキャリアが発する蛍光のうち、一定の光子エネルギーを有する蛍光を受光して収集することができるレンズ23(受光部)、蛍光像の分布により欠陥分布を判定することが可能な処理装置25(判定部)を備えたことを特徴とする検査システム。 (もっと読む)


【課題】蛍光相関分光法を用いて、複数成分相互作用を高感度で分析する。
【解決手段】相互作用する複数成分のうち少なくとも1つを蛍光物質により標識する工程と、当該複数成分を含む溶液を蛍光相関分光法により分析し、前記蛍光物質の粒子の数及び/又は流体力学的半径を検出する工程とを含む。前記複数成分を含む溶液は、当該溶液の粘度が5〜100mPa・sとなるように分子量3350以上の粘度調節剤を含む。この分析方法は、複数成分相互作用を制御する化合物、例えば阻害剤の効率的なスクリーニングに用いることができる。 (もっと読む)


【課題】精錬容器内の溶融金属を分析するに当たり、スラグによる妨害や分析羽口の凝固による分析中断の問題を解決し、連続的な精錬モニタリングを可能とする。
【解決手段】精錬容器の側壁の耐火物14を貫通し、その一端が精錬容器外部に開口し、他端が精錬容器内部に開口していて、精錬時、精錬容器の内部側の開口部が溶融金属湯面5より低い位置にありかつ、精錬容器の外部側の開口部が溶融金属湯面5よりも高い位置にあるように分析用羽口1を設け、この分析羽口内に形成される精錬容器内部の湯面5と同じレベルの分析湯面Mにレーザを照射して、発光を観測する。分析用羽口1内において、スラグに覆われていない分析湯面Mが簡便に確保でき、羽口の地金付着も発生しなくなり、安定して連続的なレーザ発光分析が可能となる。 (もっと読む)


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