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Fターム[2G059EE16]の内容

Fターム[2G059EE16]に分類される特許

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【課題】本発明は、偏波依存性による測定誤差を抑制し、被測定物の成分濃度を高精度に測定可能な成分濃度測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る成分濃度測定装置100は、光変調手段で変調された2波の光の偏波状態を保持しつつ光変調手段110で変調された2波の光を合波する偏波保持光合波手段120と、光変調手段110と偏波保持光合波手段120とを接続し、2波の光の偏波状態を保持しつつ2波の光のそれぞれを伝搬する偏波保持光伝搬手段130と、偏波保持光合波手段120で合波された光の偏波状態を保持しつつ偏波保持光合波手段120で合波された光を被測定物199に出射する偏波保持光出射手段140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】試料中における光熱効果による特性変化を,簡易な構成により高感度かつ高精度(低ノイズ)で測定できる光熱変換測定装置を提供する。
【解決手段】それぞれ波長帯が異なる励起光B3a,B3bを出力する複数の励起光源1a,1bそれぞれに対する供給電流を制御することにより,その出力光のいずれを試料5に照射させるかを所定周期で順次切り替える電流制御回路3と,試料5を透過した測定光B1に参照光B2を干渉させその干渉光の強度を検出する光検出器20と,光検出器20から取得した干渉光強度の信号(測定光B1の検出信号)から,電流制御回路3による複数の励起光源1a,1bそれぞれの出力光の切替周期と同周期成分を抽出し,その抽出信号に基づいて励起光B3a,B3bそれぞれに対応する信号値の差を求める前記信号処理装置21とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、温度依存性による測定精度の低下を防止し、被測定物の成分濃度を高精度に測定可能な成分濃度測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る成分濃度測定装置100は、異なる波長の2波の光を同一周波数で逆位相の信号によりそれぞれ電気的に強度変調する光変調手段110と、光変調手段110で変調された2波の光を合波する光合波手段120と、光合波手段で合波された光を被測定物199に出射する光出射手段140と、被測定物199の温度を測定する温度測定手段200と、光出射手段140からの光によって被測定物199から発生する光音響信号を検出し、温度測定手段200が測定する被測定物199の温度から被測定物199の温度変化を求め、温度変化に基づいて補正を行う音波検出手段150と、を備える。 (もっと読む)


光音響検出器200は、サンプル混合物内のサンプルの濃度を検出する。光音響検出器200は、前記サンプルの分子を励起する光ビームを生成する光源101と、前記サンプル混合物において圧力変化を生成するように前記光ビームを変調する光変調器102とを有し、前記圧力変化の振幅は、前記濃度の尺度である。光音響検出器200は、前記圧力変化を検出器電流に変換する検出器素子103と、前記検出器電流を処理して前記濃度を表す出力信号を生成する処理セクション106とを更に有する。処理セクション106は、ホールドスイッチを介して検出器素子103に結合され、前記検出器電流を積分する積分増幅器と、前記検出器電流の周期の所定の間隔中に前記積分増幅器を検出器素子103に結合するために前記ホールドスイッチを動作するホールド信号SWHOLDを生成するタイミング回路とを有する。
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サンプル混合物におけるサンプルの濃度を検出するために、光音響検出器に用いられる発振素子10が提供される。この光音響検出器は、発振素子10の励起領域25の近傍においてサンプル15の分子の励起をなすために光ビーム11を用いる。この励起により、発振素子10の共振が生じる。発振素子10は、機械的に歪んだときに電圧を発生する圧電材料20と、この発生した電圧を記録するための発振素子10の表面を少なくとも一部カバーする電極21〜24とを有する。励起領域25は、光ビーム11による励起領域25における電極21〜24の加熱が回避されるように構成される。
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【課題】高精度で標識物質を検出し得る標識検出装置及び標識検出方法を提案する。
【解決手段】サンプル流SF2に、イオン化傾向の最も小さい金微粒子GPと、固有の振動数をもつ圧電体が標識された標的物質とを流す。一方、層流LFの経路に、金微粒子GPの直径よりも大きい波長のレーザ光をレーザ光光源21から印加し、サンプル流SF2を流れる金微粒子GPに対する電磁波の印加に応じて当該金微粒子表面に形成される準静電界(図5)によって、該振動性粒子に生じる振動を検出する。 (もっと読む)


【課題】高精度で標識物質を検出し得る標識検出装置及び標識検出方法を提案する。
【解決手段】層流LFのうち、サンプル流SF2に流される標的試料には、標識物質として圧電体が標識される。層流LF外方に設けられた平行平板電極21から、該層流LFの経路上に準静電場を形成し、その準静電場に、サンプル流SF2に流れる試料のうち圧電体が標識された標的試料が入ったとき、その標的試料に標識される圧電体に生じる振動(弾性波)を、弾性波検出部23により検出するようにした。 (もっと読む)


【課題】温度変化によるレーザの波長の変動の影響を受け難いガス検出方法及び装置の提供。
【解決手段】光音響的近赤外線ガス検出装置は、振幅変調されたレーザ光源1、検出すべきガスを保持するガス検出室5、ガス検出室5に装着されたマイクロフォン3、検出すべきガスを保持したガス検出室5を通過したレーザ光を受ける受光素子6並びにレーザ光源1に変調信号Sを与える変調周波数発生器9及びガス濃度を決定する制御手段を含む演算処理手段15を含んで構成される。レーザ光源1は、所定の波長幅が完全に走査されるように、最小波長と最大波長の間の振幅変調のサイクル毎にその出力波長を変更させて、検出すべきガスの吸収の特性が平均化されるように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、患者の身体のような対象(1)中の光学的係数、特に光吸収係数(μa
の決定のための検査装置および方法に関する。装置は、(たとえばレーザー)光源(10)からの加熱光ビーム(11)で対象(1)を照射する前および後に第一および第二のパルス・エコーを記録する超音波スキャナ(20)を有する。評価ユニット(30)は、第二および第一のパルス・エコーの間に現れる見かけの変位に基づいて対象(1)内で加熱光ビーム(11)によって引き起こされた温度上昇のマップ(ΔT(r))を決定する。さらに、対象(1)内における局所的に隣接する温度上昇の評価により、有効散乱係数(μeff(r))のマップが決定でき、これから対象(1)内での光強度の分布(I(r))が計算できる。最後に、測定位置(r)における所望の光吸収係数(μa)が、この位置における光強度および温度上昇から決定できる。

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【課題】一定の安全基準を満たしつつ、光照射位置毎に光計測に十分な信号強度を持つ光を取得することができる生体光計測装置を提供すること。
【解決手段】複数の光照射素子を用いて、光の空間分布が互いに異なる複数の空間変調光を生成し順次生体内に照射する。当該生体内の吸収体が各空間変調光を吸収することによって発生する光音響波に基づく複数の光音響波信号を検出する。この光音響波信号を用いた逆直交演算により、照射光の(N−1)倍の光強度をもつ光信号を、光照射位置毎に取得することができる。光照射位置毎の光信号を用いて、光吸収体の深度等を計算することも可能である。 (もっと読む)


気体混合物における希ガスの濃度を検出する光音響希ガス検出器100が提供される。光音響希ガス検出器は、光源101、光キャビティ104a及び104b、割合調節手段105,111及びトランスデューサ109を有する。光キャビティは、前記気体混合物を含み、光強度を増幅する。光ビームの波長と光キャビティの長さの割合が共振値を有するときに最大の増幅が与えられる。割合調節手段は、光ビームを、音波を生成するために光パルスの系列に変換するため割合を調節する。音波の振幅は、希ガスの濃度の測定値である。トランスデューサは、音波を電気信号に変換する。
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気体混合物中の微量気体の濃度を検出するための光音響式微量気体検出器(100)が提供される。本検出器(100)は、光ビームを生成する光源(101)と、気体混合物中に音波を発生させるためにチョッピング周波数で前記光ビームを変調して一連の光パルスにする光変調器(103)とを有する。音波の振幅が微量気体の濃度の尺度になる。本検出器(100)はさらに、気体混合物をもつ光空洞(104a、104b)を有する。光空洞(104a、104b)は前記光パルスの光強度を増幅する。トランスデューサ(109)が前記音波を電気信号に変換する。フィードバック・ループ(110、111、113、114)が、前記光空洞(104a、104b)中の光パルスの光強度の増幅のために前記光空洞(104a、104b)の長さと前記光ビームの波長の比を調節する。フィードバック・ループ(110、111、113、114)は、変調周波数で前記比を変調する比変調手段(113、114)と、前記光パルスの光強度を測定する光検出器(110)と、前記光検出器(100)および前記比変調手段(113、114)に結合された、測定された光強度に依存して前記比の平均を調整する調整手段(111)とを有する。前記チョッピング周波数は前記変調周波数より高い。
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気体混合物中の微量気体の濃度を検出するための光音響式微量気体検出器(100)が提供される。本検出器(100)は、光ビームを生成する光源(101)と、気体混合物中に音波を発生させるために前記光ビームを変調して一連の光パルスにする光変調器(103)とを有する。光変調器(103)は、前記光ビームを、0でないより低い強度レベルとより高い強度レベルとの間で変調するよう構成される。前記音波の振幅が前記濃度の尺度である。光空洞(104a、104b)は前記気体混合物を入れ、前記光パルスの光強度を増幅する。トランスデューサ(109)は前記音波を電気信号に変換する。前記光パルスの光強度を測定する光検出器(110)をもつフィードバック・ループ(110、111)が光空洞(104a、104b)中の光強度の増幅を調節する。

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【課題】被検体内対象組織で発生し伝播してきた超音波パルスに対して、対象組織内の被分析物濃度の非侵襲測定に対するバルク組織特性の影響を補償する。
【解決手段】被検体部位にレーザ源15−18から近赤外線レーザパルスを照射して対象組織に超音波パルスを発生させるステップaと、検出器32で超音波パルスを検出して第1信号を発生するステップbと、超音波パルスが吸光物質内で発生し組織を伝播して検出器で検出されるようにレーザー源と被検体部位の間に吸光物質を配置期間にステップbと波長とエネルギーとが同じレーザパルスを用いて対象組織内に超音波パルスを発生させるステップcと、吸光物質で発生した超音波パルスを検出して第2信号を発生するステップdと、第1、第2信号の強度比を各波長ごとに算出するステップeと、被分析物の吸光係数を強度比と吸光物質の光学特性とから算出するステップfと、算出された吸光係数から被分析物の濃度を算出し被分析物のモル吸光係数を算出するステップgとを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明に係る成分濃度測定装置は、体動による光音響発生源と音響検出器との設置の位置関係・押し付け圧力のズレ、音響ノイズ、音響検出器と被検体の空気による音波の反射の問題を解決し、かつ、装着中における脱落の可能性を軽減することで、正確な光音響信号を逐次測定することができる。
【解決手段】本発明の成分濃度測定装置11は、被検体に吸着する吸着体12と、吸着体12の吸着面に向けて強度変調光を出射する光源13と、光源13の出射する強度変調光によって被検体5で発生した音波を検出する音響検出器14と、を備え、吸着体12の吸着によって音響検出器14を被検体5に固定することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、複雑な環境中の光音響源を位置付け、同定し、特徴付ける方法を開示する。この方法は、スペクトル解析およびフィルタリングによって個々の音響応答を干渉から孤立させ、分解された音響応答にビーム形成を適用することによって一次的な音響源を位置特定する。組織の光子吸収構造は一次的な源のパラメータを用いて構築できる。

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【課題】エバネッセント光と通常光を利用する光ファイバを備えたカテーテルシステムにおいて、患者にさらなる負担を強いることなくエバネッセント光または通常光で血液中の光吸収物質を、従来の構成に比較し簡単な構成で迅速かつ経時的に検出し、血液や血管壁の各種特性を精度よく測定する光音響効果を用いたカテーテルシステムを提供する。
【解決手段】制御部8の下、光源13からレーザ光が出力され励起フィルタによって測定する光吸収物質に適した励起波を作り、該励起波はカテーテルに導入される。光ファイバ先端部からエバネッセント光が発生または通常光が射出され、血液中の光吸収物質に照射されると、光吸収に基づく光音響効果による音波が集音マイク50で検出され信号成分が取出され、制御部8で基準データと比較して血液の各種特性値を得る。エバネッセント光は血漿中や血管壁表面の、通常光は全血液や血管壁内部の光吸収物質の検出に利用する。 (もっと読む)


測定装置は、カメラ(206)と、イメージ処理ユニット(210)と、分別管(204)を含み、サンプルを再生ファイバー処理の再生されたファイバーパルプから受け取り、粒子サイズに従って流れるサンプルの粒子を整列させる。測定装置は、サンプルを粒子サイズに従う少なくとも2つの断片として処理する。カメラ(206)は、少なくとも1つの断片を画像化する。イメージ処理ユニット(210)は、カメラ(206)によって画像化された画像を受け取り、そして、少なくとも1つの画像化された断片内に付加された物質の少なくとも1つのパラメータを測定する。
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【課題】本発明は、年齢補正を行わずに腫瘍の有無を判定できる腫瘍検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の腫瘍検査装置は、グルコースの光吸収帯の波長を有する第1の光と、水の光吸収帯の波長を有する第2の光を、生体組織の複数の領域に照射する照射手段と、前記照射手段による前記生体組織からの出射光を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記出射光の前記第1及び前記第2の光における光の強度の増減を解析して、前記複数の領域におけるグルコース及び水の濃度分布を演算する演算手段と、前記濃度分布を解析して、前記グルコースの濃度が高い領域と前記水の濃度が低い領域とが交互に現れる領域の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】一定の距離を有する円周上で光音響信号を検出するので、超音波検出部に到達する光音響信号の音圧が小さく、従来の生体画像化装置は、光音響信号の検出精度が低下する課題がある。
【解決手段】成分濃度測定装置は、被検体から放射される光音響信号で共振する共振器と被検体から放射される光音響信号を反射する楕円体状の反射部とを備える。成分濃度測定装置は、容器の内部に被検体と略等しい音響インピーダンスを有する液体を充填し、共振器の半径が液体中を伝搬する光音響信号の半波長の整数倍とする。 (もっと読む)


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