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Fターム[2G088LL12]の内容

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Fターム[2G088LL12]に分類される特許

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【課題】同時計数判定のみを基にガンマ線の方向を推定する装置を用いた陽電子断層撮影では、原理的に角度揺動に起因する画質劣化を防ぐことができなかった。加えて、効率的に同時偶発事象や被検者体内散乱事象の影響を除去できず、偽信号が発生し、画質および画像の定量性が悪かった。
【解決手段】前段検出器101(101′)と後段検出器102(102′)からなる検出ヘッドを対向配置させた装置構成により、ガンマ線データに対して、同時計数判定とコンプトン散乱の運動学に基づく判定の両方を課すことができる。これによって、ガンマ線の発生箇所を3次元的に推定することができるようになる。偽信号の影響を低減することができることから、画像の解像度および画像の定量性が向上する。 (もっと読む)


【課題】アモルファスセレンを用いた放射線電荷変換膜を有する放射線平面検出器における感度低下現象を改善する。
【解決手段】基体11と、基体11上に配置される電荷収集電極12と、電荷収集電極12上に配置されるセレンを主成分とする放射線電荷変換膜13と、放射線電荷変換膜13の上に配置される放射線を透過する上部電極14とを少なくとも有する放射線平面検出器10において、放射線電荷変換膜13を、残存酸素濃度35ppm以下のアモルファスセレンあるいはアモルファスセレン合金からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】補正処理の回数を必要最小限として、効率的に補正用画像データを取得し、高精度な放射線画像を得る。
【解決手段】固体検出器に放射線を照射しない状態において、固体検出器の露光領域から未露光画像データR0を取得するとともに(ステップS8)、非露光領域から非露光画像データr0を取得し(ステップS9)、次いで、被写体を介して固体検出器に放射線を照射した状態において、前記露光領域から露光画像データRnを取得するとともに(ステップS12)、遮蔽板によって放射線が遮蔽された前記非露光領域から非露光画像データrnを取得し(ステップS12)、前記露光画像データRnを、Rn−R0−(rn−r0)、又は、Rn−R0×(rn/r0)として補正する(ステップS14)。 (もっと読む)


【課題】放射線検出装置を暗電流を低く、残像を低減することができるものとする。
【解決手段】画像情報を担持した記録用の電磁波を透過する正バイアスを印加した第1電極1と、電磁波の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層3と、第1電極1と記録用光導電層3の間に積層された有機高分子層4と、記録用光導電層3に対して第1電極1が設けられている側とは反対側に設けられた第2電極2とからなる放射線検出装置において、有機高分子層4が正孔ブロック性材料を含有するものとする。 (もっと読む)


【課題】欠損画素を検出して補間する場合であっても、高周波成分を除去し、かつ正確に補間することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】欠損画素検出部21が、X線グリッドのグリッドパターンに沿ったライン欠損を検出する場合に、その欠損画素検出部21で検出されたライン欠損の補間を、グリッドパターンに基づく距離にある画素に基づいて第1欠損画素補間部22は行うので、補間後においてもグリッドパターンの周期が乱れることなく、次の低域通過型フィルタ(LPF)23で高周波成分を除去することができる。さらに、低域通過型フィルタ23で処理されたX線画像に対して、上述した距離にある画素よりも近い画素に基づいて、欠損画素検出部21で検出されたライン欠損の補間を第2欠損画素補間部24が再度行うので、正確に補間することができる。 (もっと読む)


【課題】放射線画像検出器の発熱による結晶化を抑制し、寿命を延ばす。
【解決手段】放射線画像を担持した記録用の電磁波の照射を受けて電荷を発生する、非晶質半導体からなる放射線画像検出部と、放射線画像検出部に向かって電子ビームを放出する、2次元上に配列された多数の電子放出源を有する放射線画像読取部16とを備えた放射線画像検出器に冷却部21,22を設ける。 (もっと読む)


【課題】放射線画像検出器の組み立てが容易で、粒状性やコントラストに優れた放射線画像検出器を提供する。
【解決手段】放射線透過性基板と気相法により柱状に形成された蛍光体層を有するシンチレータパネルと、該放射線透過性基板を介して蛍光体層と反対側であって該シンチレータパネルの放射線入射側に配置された保護カバーと、該シンチレータパネルを介して該保護カバーと反対側に設けられシンチレータパネルからの光を光電変換する2次元状に複数の受光画素が配置された平面受光素子とを備える放射線画像検出器において、該放射線透過性基板の面積S(cm2)に対し、該シンチレータパネルの質量W(g)が下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする放射線画像検出器。
式(1) W(g)<0.31(g/cm2)×S(cm2(もっと読む)


【課題】放射線画像検出器において、画像濃度ムラを抑制して画質の向上を図る。
【解決手段】放射線画像検出器10は、負電圧が印加されるとともに、放射線画像を担持した記録用の電磁波を透過する第1の電極層1と、第1の電極層1を透過した記録用の電磁波の照射を受けて電荷を発生する記録用光導電層2と、記録用光導電層2において発生した電荷に応じた信号を検出するための複数の電極を有する第2の電極層6とがこの順に積層されている。記録用光導電層2と第2の電極層6との間に、絶縁体に電子輸送性分子をドープしてなる電子輸送層を第2の電極層6の全面を覆うように設ける。 (もっと読む)


【課題】
核医学診断装置において複数核種の同時撮像を実施する場合、高エネルギーガンマ線が低エネルギー側へ混入することが問題である。検出器内での散乱線を直接識別し除去することにより、複数核種の同時撮像時の高エネルギー側から低エネルギー側へのデータのコンタミを低減し、画質及び定量性が向上した核医学診断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
核医学診断装置において、複数の異なるエネルギーの核種の同時撮像を行う際に散乱線処理を実施する処理回路を有することを特徴とする核医学診断装置。 (もっと読む)


【課題】画像情報を静電潜像として記録する蓄電部、および蓄電部に記録された静電潜像に応じた電流を出力する複数の信号出力用線状配線を備えてなる固体検出器と、信号出力用線状配線と接続から出力された信号を検出する複数の信号検出用ICとを備えてなる画像撮像装置において、信号検出用IC等の特性の変動により生じるアーティファクトを目立たないようにする。
【解決手段】放射線固体検出器10の線状配線15aと信号検出用ICとの接続に関し、互いに隣接する信号検出用IC同士の境界部分の8本の線状配線15aにおいて、線状配線15aの配列順に1本ずつ交互に一方の信号検出用ICと他方の信号検出用ICに接続した交互接続領域Aを設ける。 (もっと読む)


【課題】 ポジトロン核種標識薬剤の減衰の影響をスキャン方法によって取り除くことで良質の画像を撮影できるPET装置を提供する。
【解決手段】 ポジトロン核種標識薬剤が投与された被検体を載置する寝台と、前記寝台との相対的な移動により前記被検体の各箇所に順次到達して、前記ポジトロン核種標識薬剤の時間経過による減衰に応じてその到達した箇所での放射線検出時間を増す検出器と、前記検出器での検出結果から前記被検体内の画像を再構成する再構成処理部とを備える。 (もっと読む)


【課題】欠損画素を適正に検出することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】検出されたX線に基づく画素値を経時的に逐次に収集して、その画素値の時間変化分に基づいて、画素値の時間変化の統計量として画素値の時間に関する分散(時間分散)σを求める。このように求められた時間分散σは、画素値の時間変化の履歴を表す指標ともなるので、恒常的に欠損画素でない画素についても、その時間分散σに基づいて欠損画素を適正に検出することができる。 (もっと読む)


【課題】画素領域間に蓄積した電荷に起因する残像の発生を低減する。
【解決手段】放射線検出装置1は、放射線画像情報を担持した電磁波の照射により電荷を発生する電荷発生層22と、電荷発生層22において発生した電荷を収集する複数の分割電極23とを備えている。そして、隣接する各分割電極23、5の隙間には隔壁層27が設けられており、隔壁層27上にはサブ電極28が積層されている。 (もっと読む)


【課題】多層構成の光子検出器における散乱成分の特性を利用することにより、補正精度を高くしつつも短時間で補正を行うことができる。
【解決手段】散乱補正部21が、光子検出器17のうち、散乱成分が少ない第2の光子検出素子について散乱成分を見積もるとともに、散乱成分に基づき第2の光子検出素子について真の成分を求める。次に、散乱補正部21が、真の成分と比率とに基づいて、第1の光子検出素子について真の成分を求め、再構成部25が、真の成分に基づいてRI分布像を再構成する。このように、散乱成分が少なく真の成分が多い第2の光子検出素子で散乱成分を見積もっているので、見積もり誤差を小さくすることができ、しかも簡便な演算で求めることができる。したがって、散乱の補正精度を高くしつつも短時間で補正を行って、高画質のRI分布像を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】電荷情報の残留を除去することができる放射線検出器を提供することを目的とする。
【解決手段】光源21の光量を操作する操作量として光源21の発光ダイオードに与える電圧値を設定する設定部23と、読み出し部21によって読み出された非照射状態のキャリアに応じて操作量(電圧値)を変更する制御を行う制御部24とを備える。光源21の光量を操作する操作量(電圧値)を設定部23によって設定する際に、フラットパネル型X線検出器(FPD)1の特性の1つであるキャリアに応じて制御部24がFPD1ごとに操作量(電圧値)を変更することが可能になる。したがってFPD1の特性が異なっても、FPD1ごとに電荷情報であるキャリアの残留を除去することができる。 (もっと読む)


【課題】ファントムによらない計数率の補正方法により、定量性の高い陽電子放出型断層撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】陽電子放出型断層撮影装置1Aは、γ線の検出に応じてγ線検出信号を出力する複数の検出器21を有し、γ線検出信号にもとづいて検出時刻情報とγ線検出器を識別する検出器IDと検出γ線エネルギ値を含む検出γ線情報を生成する複数のユニット基板20と、検出γ線情報にもとづいて同時計測部12bにおいて同時計測処理をし、画像再構成部12hにおいて断層画像を生成するデータ処理装置12Aと、を備えている。データ処理装置12Aは、同時計測処理において、入力されるシングルイベントの計数率を取得するシングルイベント計測部12dと、取得されたシングルイベントの計数率にもとづいて補正係数を算出する補正計数算出部12eと、を有し、算出された補正計数にもとづいて断層画像を補正することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション撮像時に適切な検出器内散乱線処理を行って、偶発同時計数の影響を抑制し精度の高い減衰分布を得ることができる核医学診断装置を提供する。
【解決手段】放射線検査装置1では、検出器4によって検出された複数のイベントが所定のタイムウインドウ内で発生し、かつ、複数のイベントの検出エネルギの合計が所定のエネルギウインドウ内であるか否かが判断され、タイムウインドウ内で発生し検出エネルギの合計がエネルギウインドウ内であると判断された複数のイベントについて、照射γ線22のエネルギおよびイベントの検出エネルギを基に、このイベントに係る推定散乱角(推定入射角22)が推定される。そして、イベントの検出位置、このイベントに係る推定散乱角、および外部線源の位置を基に、複数のイベントの検出位置から照射γ線の正しい初期散乱位置を選択する。 (もっと読む)


【課題】医用画像観察における偽陽性や偽陰性を低め真陽性を高め、特徴的部位認識効率を高めた医用動画像生成表示装置を提供する。
【解決手段】画像再構成・補正の方法・条件を変化させた互いに雑音成分の現れ方が異なる複数の静止画像を動画表示することを特徴とする医用動画像生成表示装置。前記画像再構成・補正の方法・条件に加えて画像表示方法・条件を含めることができる。好ましくは、前記複数の静止画像を毎秒数コマから数十コマのアニメーションとして自動的に切り替え動画表示する。 (もっと読む)


【課題】放射線画像検出パネル内の放射線の照射量に応じて電荷発生する光導電層の感度を一定レベルに維持する。
【解決手段】放射線画像を静電潜像として記録する放射線画像検出パネル10の、放射線画像を担持した記録用放射線の照射量に応じて電荷を発生する光導電層12を、Bi12MO20(但し、MはGe,Si,Ti中の少なくとも1種である。)からなるものとし、350nm未満の波長を含まず、350〜800nmの波長領域の少なくとも一部の波長を含む消去光を光導電層12に対して照射させる消去光源30を備える。 (もっと読む)


【課題】放射線の照射を受けて電荷を発生する記録用光導電層と、その発生した電荷を蓄積する電荷輸送層と、読取光の照射により電荷を発生する読取用光導電層と、読取光の照射に対して電荷対発生用の線状の電荷対発生電極と読取光の照射に対して電荷対非発生用の線状の電荷対非発生電極とが交互に多数配置された電極層とがこの順に積層された放射線画像検出器において、電荷対発生用電極から電荷対非発生電極へオフセット電流や残像電流が流れるのを抑制し、放射線画像の画質の向上を図る。
【解決手段】電荷対発生電極5および電荷対非発生電極6の長さ方向に延びる側端面および上面を被覆することなく、隣接する電荷対発生電極5と電荷対非発生電極6との間の電荷の移動を妨げる絶縁性部材からなる隔壁部材9を設ける。 (もっと読む)


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