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Fターム[2K009CC06]の内容

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Fターム[2K009CC06]に分類される特許

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【課題】可視光域で低い反射率を広い角度範囲で実現できる反射防止膜を提供するとともに、この反射防止膜を形成した光学素子及び光学系を提供する。
【解決手段】光学部材2の光学面に形成されてこの光学面に入射して反射する光線を低減させる反射防止膜1であって、この光学面に入射する波長域が400nm以上700nm以下の光線に対して、その光線の入射角が0度以上25度以下のときは反射率が0.5%以下であり、且つ、その光線の入射角が25度以上60度以下のときは反射率が3.5%以下となるように構成する。 (もっと読む)


【課題】可視域から赤外域まで良好な透過特性を有する顕微鏡対物レンズを提供する。
【解決手段】2枚以上のレンズを、接着材を介して接合した接合レンズを有する顕微鏡用対物レンズOLにおいて、この接合レンズにおける接着材のd線に対する屈折率をn1とし、この接着材により接合されるレンズの硝材のd線に対する屈折率をn2としたとき、次式
|n1−n2| > 0.15
の条件を満足する接着材とレンズとの境界面のうち、少なくとも1面以上の境界面に、反射防止膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】光学フィルタの撮影レンズ側の面において、透明性導電膜を使用せずに静電気が溜まらないようにし、かつ、異物の付着を低減することのできる光学フィルタを提供する。
【解決手段】外部から振動が与えられることで表面に付着した異物の除去を行う第一の光学部材である複屈折水晶板300と、第二の光学部材である赤外吸収フィルタ301及び偏光解消板302の接合体とを少なくとも含んで構成されており、第一の光学部材の撮影レンズ105側の面に、フッ素を含む材料からなる異物付着防止膜を最表層とした導電性を有する反射防止多層膜400が成膜され、第一の光学部材の撮像素子106側の面又は第二の光学部材の撮影レンズ105側の面に、赤外光及び紫外光カット効果を有するダイクロイック多層膜401が成膜されている。 (もっと読む)


【課題】より広い波長帯において十分に低減された反射率を示す反射低減膜を提供する。
【解決手段】この反射低減膜20は、光学基板100の表面100S上に設けられたものであり、緩衝層22と反射低減層21とを順に備える。反射低減層21は、緩衝層22の側から順に積層された第1層1〜第8層8を含み、第1層1および第6層6がd線に対して1.35以上1.50以下の屈折率を示す低屈折率材料からなり、第3層3、第5層5および第7層7がd線に対して1.55以上1.85以下の屈折率を示す中間屈折率材料からなり、第2層2、第4層4および第8層8がd線に対して1.70以上2.50以下の範囲において中間屈折率材料よりも高い屈折率を示す高屈折率材料からなる。緩衝層22は、反射低減層21の第8層8と接する第9層9が上記の中間屈折率材料によって構成された多層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】より広い波長帯において垂直入射光および斜入射光の双方に対し、十分に低減された反射率を示す反射低減膜を提供する。
【解決手段】この反射低減膜20は、光学基板100の表面100S上に設けられ、緩衝層22と反射低減層21とを備えるようにしたものである。緩衝層22は、光学基板100および反射低減層21の間で発生する反射光を減少させるように機能する。反射低減層21は、光学基板100と反対側から順に積層された第1層1〜第9層9を含み、第1層1および第8層8がd線に対して1.35以上1.50以下の屈折率を示す低屈折率材料からなり、第3層3、第5層5、第7層7および第9層9がd線に対して1.55以上1.85以下の屈折率を示す中間屈折率材料からなり、第2層2、第4層4および第6層6がd線に対して1.70以上2.50以下の範囲において中間屈折率材料よりも高い屈折率を示す高屈折率材料からなる。 (もっと読む)


【課題】レンズ面に雨滴が付着しても、簡単な構成で雨滴が除去されるようにしたレンズ。
【解決手段】一方のレンズ面における所定の縁面に撥水処理を施し、前記一方のレンズ面における前記所定の縁面以外の面に親水処理を施したことを特徴とするレンズ。 (もっと読む)


【課題】高解像度を確保しつつ、高輝度の被写体を撮像する場合でもゴーストやフレアを抑えることができるよう不要光の発生を抑制し、更には低コストで大量生産が可能な光学素子を提供する。
【解決手段】NDフィルタ膜Fn1〜Fn3は、それぞれ光透過率を減少させる機能があるので、NDフィルタ膜Fn1の内側近傍を通過する光束の光量が最も高く、NDフィルタ膜Fn2の内側近傍を通過する光束の光量、NDフィルタ膜Fn3の内側近傍を通過する光束の光量、絞り膜Msの内側近傍を通過する光束の光量の順に、光量が低下するようになっている。最も外側の絞り膜Msは、光の透過率がほぼゼロであるので、開口絞りSとしての機能を発揮できる。 (もっと読む)


【課題】本発明の実施の形態はビームオフセットを補償するための光学素子を含むビームスプリッタを対象とする。
【解決手段】一実施の形態において、ビームスプリッタは、2つの実質的に平行で且つ対向する平面と、その平面の一方を覆う部分反射層とを有する第1のプレート、及び2つの実質的に平行で且つ対向する平面を有する補償板を含む。補償板は、補償板を通過する入射光ビームが第1のビームオフセットを得るように位置決めされる。その後、第1のビームオフセットを有し、第1のプレートを通過する入射光ビームは部分反射層によって反射ビーム及び透過ビームに分割され、部分反射層において透過ビームは第1のビームオフセットを実質的に相殺する第2のビームオフセットを有し、それにより、透過ビームが入射ビームに実質的に平行になり、且つ位置合わせされるようにする。 (もっと読む)


【課題】剥離帯電が軽減された帯電防止型偏光板を提供する。
【解決手段】少なくとも、偏光子12と、表面抵抗値が1.0×1012[Ω/□]以下の帯電防止層16とを有し、液晶セルに貼着させる際に該帯電防止層が液晶セルに接触する位置にあることを特徴とする帯電防止型偏光板である。 (もっと読む)


【課題】光線が55度以上の入射角度で入射する場合であっても、二偏光間位相差を低減して優れた光学特性を実現することができる光学素子を提供する。
【解決手段】250nm以下の波長の光に対して用いられ、入射する光線の最大入射角度が55度以上である光学素子であって、前記光学素子の光線有効領域に光学薄膜を有し、前記光学薄膜の前記光線有効領域における膜厚分布は、前記光線有効領域の最外周における前記光学薄膜の膜厚が光軸と前記光線有効領域の最外周との中点における前記光学薄膜の膜厚の1.10倍以上、且つ、1.25倍以下となる分布であることを特徴とする光学素子を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の波長のレーザー光を切り換えて使用する光情報記録装置において共用することができる対物レンズにおいて、少ない層数の反射防止膜で透過光量を確保することができる対物レンズを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、情報を記録および/または再生する情報記録再生装置において複数の波長のレーザー光をそれぞれ対応する光情報記録媒体に集光する対物レンズであって、前記複数の波長のうち最も小さい波長をλA、最も大きい波長をλBとしたときに、第1の反射防止膜が光軸上において垂直に入射する光に対する反射率の極小値をそれぞれ波長領域λA〜λA+20%の範囲内および波長領域λB〜λB+20%の範囲内に有し、かつ第2の反射防止膜が光軸上において垂直に入射する光に対する反射率の極小値をそれぞれ波長領域λA〜λA+20%の範囲内および波長領域λB±20%の範囲内に有するように構成したものである。 (もっと読む)


【課題】低から中屈折率ガラスにおいて優れた透過率特性を有し、フレアやゴースト等の発生が少なく、かつ優れたヤケ防止効果を有する反射防止膜及びこれを有する光学部品、交換レンズ及び撮像装置を提供する。
【解決手段】基板上に、第1層〜第3層を基板側からこの順に積層してなる反射防止膜であって、波長領域400〜700 nmの光において、基板の屈折率が1.53以上1.60未満であり、第1層がアルミナを主成分とし、光学膜厚が25.0〜250.0 nmであり、第2層の屈折率が1.40〜1.50、光学膜厚が100.0〜145.0 nmであり、第3層がシリカを主成分とする多孔質層であり、光学膜厚が100.0〜132.5 nmであることを特徴とする反射防止膜。 (もっと読む)


【課題】 諸収差を良好に補正しつつ、ゴースト、フレアもより低減させることができる、高い光学性能を備えた大口径の広角レンズ、これを有する撮像装置及び結像方法を提供する。
【解決手段】 本実施形態の広角レンズは、物体側から順に並んだ、負の屈折力を持つ前群と、正の屈折力を持つ後群とを有し、前記後群は、物体側から順に並んだ、負レンズと、正レンズと負レンズとの接合からなる接合正レンズと、接合負レンズとを有するとともに、前記後群における前記接合正レンズ中の前記正レンズのd線に対する屈折率をNpとし、前記後群における前記接合正レンズ中の前記負レンズのd線に対する屈折率Nnとしたとき、次式0.0100<Np−Nn<0.4000の条件を満足し、前記前群及び前記後群における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜が施されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 諸収差、特にサジタルコマフレアーを良好に補正しつつ、ゴースト、フレアをより低減させることができる、高い光学性能を備えた大口径の広角レンズ及びこれを有する撮像装置を提供する。
【解決手段】 本実施形態の広角レンズは、物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、正の屈折力を持つ第2レンズ群G2とを有し、第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、正屈折力の第21レンズ成分L21と、負屈折力の第22レンズ成分L22と、正屈折力の第23レンズ成分L23と、正屈折力の第24レンズ成分L24とを有し、合焦時に移動するとともに、第23レンズ成分L23の焦点距離をf23とし、第24レンズ成分L24の焦点距離をf24としたとき、次式1.00<f23/f24<5.00の条件を満足し、第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜が施されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 大口径比を有し、バックフォーカスが長く、諸収差が良好に補正され、ゴーストやフレアをより低減させた、高い光学性能を持つレンズ系及びこれを有する光学装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、正の屈折力を持つ第2レンズ群G2とを有するレンズ系において、第2レンズ群G2は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を持つ第21レンズL21と、正の屈折力を持つ第22レンズL22と、正の屈折力を持つ第23レンズL23とを有し、前記レンズ系は、ガラス材料と樹脂材料の複合からなる複合型非球面レンズを含み、第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2における光学面のうち少なくとも1面に、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜を設けている。 (もっと読む)


【課題】紫外波長域における反射率が十分に低い反射防止膜を形成する。
【解決手段】真空排気された処理室1内で、無機材料である酸化シリコンを主材料ボート4から電子ビームにより加熱蒸発させて蒸発粒子を生成する。処理室1内にプラズマガス有機材料であるシロキサンガスとの混合ガスを導入し、プラズマ発生用電極7に高周波電力を供給してプラズマを発生させ、イオンプレーティング法により基材9の表面に、シロキサンをバインダーとした酸化シリコンの重合膜を形成する。シロキサンは紫外波長域での光の吸収が大きく反射率を下げることができるとともに、重合度が高いので基材9への密着性が良好になる。 (もっと読む)


【課題】表示パネルの上にカバープレート等を構成する透光性基板が設けられた表示装置で、透光性基板の表示視認側表面に反射防止膜が形成されていると、指紋や油膜等が付着しやすく、指紋や油膜による表面の汚れが目立った。
【解決手段】透光性基板が設置された表示装置において、透光性基板の表示視認側の表面に反射防止膜を形成するとともに、その反射防止膜の上に防汚用のシリコン酸化膜を形成して、指紋や油膜を付着し難くするとともに、付着しても目立たないようにした。 (もっと読む)


【課題】反射防止板、及びその反射防止構造を製造する方法に関する。反射防止構造は、大気圧プラズマによって形成され、反射防止板の製造に必要な材料、時間及び費用を大幅に低減させる。
【解決手段】被処理物体を反応領域に提供する。次に、プラズマ源を反応領域に提供する。次いで、プラズマ源を解離して大気圧のプラズマを形成する。次に、被処理物体の表面をプラズマによって処理し、被処理物体の表面上に複数の微小突起を形成する。 (もっと読む)


【課題】
優れた防眩性、高精細、高ヘイズ、低光沢度の実現に加えて、高い歩留まり性、高い耐候性および表面硬度を有し、かつ、防眩フィルム製造時の作業性および安全性の向上させた防眩フィルムを提供すること。
【解決手段】
本発明の防眩フィルムは、基材フィルムにラクトン環含有樹脂フィルムを用い、基材フィルム上に防眩層を設けた防眩フィルムにおいて、防眩層の表面構造制御および防眩層用コーティング組成物の微粒子量を調整により、優れた防眩性を実現し、高精細、高ヘイズ、低光沢度の実現に加えて、高い歩留まり性、高い耐候性、高表面硬度およびフィルム製造・加工時の作業性・安全性を向上させた防眩フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】成膜時のクラック等の発生を抑制しながら、反射防止性能を向上させた光学素子を得る。
【解決手段】表層反射防止膜43は、基板41側においてSiO2膜43aを主とする領域C、最表層側においてMgF2膜43bを主とする領域Dが形成されている。領域C、D間にはSiO2とMgF2との混合領域である領域Eが形成されている。領域CはSiO2を主とする領域からMgF2を主とする領域にかけて徐々にSiO2の成分濃度比率が小さく、同時にMgF2の成分濃度比率が大きくなり、領域Dでは領域Cと逆の関係となり、これらの領域C〜D間には明確な界面は存在しない。このような構成とすることにより、屈折率にも同様の傾向が現れ、屈折率が領域Cから領域Dにかけて連続的に変化し、その接合部に界面が存在しないため、屈折率の異なる界面で発生する光の反射が生じない。 (もっと読む)


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