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Fターム[2K009DD07]の内容

光学要素の表面処理 (25,952) | 表面処理方法 (6,341) | 被覆方法(例;接着、圧着、酸化、加水分解、ガス処理、エピ成長、モノマー含浸) (5,539) | イオン処理(例;イオンプレーティング、イオン注入) (70)

Fターム[2K009DD07]に分類される特許

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【課題】防塵性能の高い光学物品を提供する。
【解決手段】基板1の上に複数層からなる無機薄膜2を有する防塵ガラス10であって、無機薄膜2は、複数の酸化ケイ素層2Aと、複数の金属酸化物の層2Bと、が積層され、金属酸化物は、ジルコニウム、タンタルまたはチタンのいずれかを含んだ金属酸化物であり、酸化ケイ素の層2Aには、低密度の酸化ケイ素層と、この低密度の酸化ケイ素層より密度の高い高密度の酸化ケイ素層とがあり、無機薄膜2の最表層2Sは、低密度の酸化ケイ素層であり、無機薄膜2の最表層2Sの表面粗さは0.55nm以上0.70nm以下である。 (もっと読む)


【課題】カルコゲナイドガラスに対して密着性が良好であり、かつ耐候性が良好な赤外線用の反射防止膜を提供する。
【解決手段】硫黄やセレン,テルルを主成分としたいわゆるカルコゲナイドガラスからなる基材12の表面に反射防止膜13を設ける。反射防止膜13は、基材12側から順に、第1薄膜16と第2薄膜17を備える。第1薄膜16は、酸化ビスマス(Bi)からなる。第2薄膜17は、フッ化イットリウム(YF)からなる。 (もっと読む)


【課題】基板上に形成された光学薄膜の臨界荷重値、すなわち擦傷性を向上させること。
【解決手段】本発明は、基板上に多層の光学薄膜を成膜してなる光学部品であって、
真空蒸着法で形成された少なくとも1層の前記光学薄膜は、臨界荷重値30mN以上であることを特徴とする光学部品である。
ここで、臨界荷重値は、JIS R3255「ガラスを基板とした薄膜の付着性試験」と呼ばれる規格に準拠した測定方法を用いて評価した値である。 (もっと読む)


【課題】干渉縞画像のコントラストを向上させることができるミロー型干渉対物レンズの提供。
【解決手段】ミロー型干渉対物レンズは、光源から出射される光を被検面に集光させるレンズと、レンズにて集光される光の一部を反射させるとともに、他を透過させるビームスプリッタと、レンズ、及びビームスプリッタの間に設けられる基板6と、基板6におけるレンズ側の面に設けられ、ビームスプリッタにて反射される光を反射させるミラー7とを備える。ミラー7は、ミラー7の上面に成膜される多層膜8と、多層膜8に成膜されるフッ化マグネシウム、酸化ケイ素、または酸化アルミニウムからなる被覆膜9とを備える。多層膜8は、ミラー7側から順にクロム膜81と、誘電体膜82とを交互に積層した少なくとも2層とされている。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性および耐久性の良好な光学物品の製造方法を提供する。
【解決手段】光学基材1の上に、直にまたは他の層を介して透光性の第1の層を形成することと、第1の層の表面に、遷移金属カーバイド、遷移金属シリサイド、遷移金属ゲルマニドの少なくともいずれかを含む透光性薄膜33を物理的蒸着により形成することとを有する。透光性薄膜を物理的蒸着により形成することは、炭素、ケイ素、ゲルマニウムのいずれかを含む第1の化合物群に含まれる少なくとも1種を含む第1の気体をイオン化することを含む。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性に優れ、ごみの付着を抑制できる反射防止層を備えた光学物品の製造方法を提供する。
【解決手段】光学物品10は、可撓性の光学基材1の上に直にまたは他の層を介して形成された反射防止層3を有し、反射防止層3に含まれる高屈折率層32の表層33は低抵抗化されている。低抵抗な表層33を形成するために、炭素、シリコンおよびゲルマニウムのいずれかを含む第1の化合物群に含まれる少なくとも1種を含む第1の気体をイオン化して用いる。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性に優れ、ごみの付着を抑制できるフィルター層を備えた光学物品の製造方法を提供する。
【解決手段】光学多層膜フィルター10は、光学基材1の上に直にまたは他の層を介して形成されたフィルター層2であって、所定の波長域の光を透過し、所定の波長域よりも長波長および/または短波長の光を遮断するフィルター層2を有する。フィルター層2に含まれる高屈折率層21は、イオン化した第1の気体、たとえば二酸化炭素ガスイオンを用いて、炭素、シリコンおよびゲルマニウムのいずれかを含むように構成され、低抵抗な表層23を含む。 (もっと読む)


【課題】十分な耐久性を有し、波長400〜700 nmで製造ばらつきを考慮しても最大反射率が0.2%以下の反射防止特性を有し、分光反射特性の製造安定性に優れた反射防止膜を提供する。
【解決手段】550 nmの波長における屈折率1.4〜2.2の基板上に、前記基板側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層積層してなる反射防止膜であって、最上層がSiO2層であり、総物理膜厚が500〜630 nmであることを特徴とする反射防止膜。 (もっと読む)


本開示は、300nm未満のレーザ系において使用するための、種々の種類の基板に適用可能な薄膜に関する。この薄膜(57)は、選択された材料から成るブロッキング層(54)と、1〜7層の選択された材料から成るマッチング構造(56)とで構成される。ブロッキング層は、300nm未満のレーザ光を、基板(52)をホルダに接合するために使用される接着剤(60)へと透過させないように、あるいはその透過を最小限に抑えるようにする役割を果たす。マッチング層は、ブロッキング層(54)から基板(52)へと戻る300nm未満のレーザ光の内部反射率を最小にする。
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【課題】屋外を含む過酷な環境下においても、反射防止膜とベースシートの密着性の低下を防止して、長期にわたり安定した反射防止性能を発揮することが期待できる反射防止シートの提供を目的とする。
【解決手段】紫外線硬化型アクリル樹脂からなるベースシート2の片面に、反射防止膜として、厚み1nm超10nm未満の第一層(Si−Sn合金層)3、オルガノポリシロキサンからなる第二層(低屈折率層)4を順次積層して反射防止シート1を構成する。第二層4はオルガノシロキサンを加水分解して調整されたゾルをウェットコート法により塗布した後、加熱硬化して形成する。 (もっと読む)


【課題】金属・金属酸化物の酸化による光減衰膜の分光特性の変化を抑制することにより、分光特性を安定させたNDフィルタを得る。
【解決手段】透明基板21上に、第1、3、5、7、9層として誘電体層のAl23膜22、第2、4、6、8、10層として光吸収層のTixy膜23とを交互に積層した光減衰膜を設け、第10層のTixy膜23上に、第11層として水蒸気バリア層として機能するSi34膜24を積層し、更に最表層に反射防止膜であるMgF2膜25を成膜し、計12層から成るND膜26を形成している。Si34膜24により水蒸気等の浸入を防止し、光吸収層のTixy膜23の劣化を防止する。 (もっと読む)


【課題】プラスチック基材と、プライマー層およびハードコート層を含んで構成され、干渉縞がほとんど生じない光学物品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】プラスチックレンズ1は、プラスチック基材10と、その上面に形成されたプライマー層11aと、その上面に形成されたバインダー層11bと、その上面に形成されたハードコート層12と、その上面に形成された反射防止層13とを備え、バインダー層11bの屈折率は、プライマー層11aとハードコート層13のいずれの屈折率よりも低く、該プラスチックレンズ1表面における色相角の変動幅が5度以内である。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性の良好な層を形成できる光学物品の製造方法を提供する。
【解決手段】光学基材の上に、直にまたは他の層を介して透光性の第1の層を形成する工程と、チタン、ニオブ、チタンの酸化物およびニオブの酸化物からなる群から選ばれる少なくとも1つの組成をイオンアシスト蒸着することにより、第1の層の表層の少なくとも一部を低抵抗化する工程とを有する光学物品の製造方法を提供する。チタン−ニオブ系でありながら高温プロセスを用いずに表面の電気抵抗を下げることができ、また、高価なインジウムを用いずに表面の電気抵抗を下げることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐擦傷性を有する反射防止層および、その製造方法、さらには、該反射防止層が形成されたプラスチックレンズを提供する。
【解決手段】本発明の光学物品は、基材上に反射防止層を備えた光学物品の製造方法であって、前記反射防止層の、最も基材側にある層を低屈折率層とし、低屈折率層と高屈折率層とを交互に蒸着により7層形成する蒸着工程を備え、前記蒸着工程は、設計主波長λ0を480nm以上550nm以下の範囲として、前記最も基材側にある低屈折率層の光学膜厚をλ1としたときに、0.7λ0≦λ1≦1.2λ0の範囲に蒸着する工程と、前記高屈折率層をイオンアシスト蒸着により蒸着する工程とを含む、ことを特徴とする光学物品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】同一の成膜材料を用いて繰り返し成膜を行った場合でも、各対象物における成膜速度を均一化することのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】ターゲット101の表面に対向するように配置され、基板100を設置する基板ホルダ6と、基板100上の成膜環境を測定可能なセンサ部8とを備え、対象物ホルダ6は、ターゲット101に対して移動可能に構成されるとともに、基板ホルダ6の移動量及び移動方向と、センサ部8の移動量及び移動方向とが同一に設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】同一の成膜材料を用いて繰り返し成膜を行った場合でも、各対象物における膜厚を均一化することのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】ターゲット101を用いて基板100の表面に成膜を行う成膜装置1は、ターゲット101が載置される載置面を有する材料設置部4と、基板100を材料設置部4に載置されたターゲット101に対向させて支持する基板ホルダ6と、基板ホルダ6の材料設置部4に対向する面の第一の領域及び第二の領域の成膜環境を測定可能に配置されたセンサ部8と、センサ部8の測定結果に基づいて第一の領域及び第二の領域の成膜環境を比較し、両者の差が所定値以上であるときに材料設置部4と基板ホルダ6との位置関係を変化させるよう制御する制御部10とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】反射防止性を損なわず、透過性に優れ、そして帯電防止性能を有して、汚れや埃の付着を抑え、傷が付き難い光学部材、あるいは当該光学部材を形成可能な製造方法を提供する。
【解決手段】光学部材は、真空度調節用の酸素ガスを導入した真空チャンバ内で不足当量酸化チタンを蒸着することにより形成された不足当量酸化チタン膜を備えており、前記真空チャンバ内での成膜時圧力p(Pa)と前記不足当量酸化チタン膜の光学膜厚(屈折率2.50、設計中心波長500nm)が、(1)p≧0.005、(2)光学膜厚≦0.500λ、(3)光学膜厚≧(0.001exp(905.73p)−0.050)λ、expは自然対数の底eを底とする指数関数、という関係を有する。 (もっと読む)


【課題】樹脂表面と隣接層との密着性を向上させ、表面形状の変化と樹脂内部の白濁とを防止又は抑制する。
【解決手段】対物レンズ37は波長380〜420nmのレーザ光を用いた光学装置に用いられる光学素子である。対物レンズ37は、樹脂材料を成形した樹脂成形部50と、樹脂成形部50の表面52に形成されたヒンダードアミン系耐光安定剤を含有する隣接層60と、を備え、85℃,RH50%の環境下に168時間放置された場合に、樹脂成形部50の光学有効範囲に対する隣接層60の密着面積が60%以上である。 (もっと読む)


【課題】シート抵抗の低い反射防止層を備えた光学物品を提供する。
【解決手段】プラスチックレンズ基材1と、この基材1の上にハードコート層2を介して
形成された透光性の反射防止層3とを有し、反射防止層3の1つの層32の表面にイオン
を照射して酸素欠陥を導入して導電性を向上したレンズ10を提供する。このレンズサン
プルのシート抵抗を12乗程度あるいはそれ以下に低下させることが可能であり、ごみの
付着を防止するのに十分な帯電防止機能を備えた光学物品を提供できる。 (もっと読む)


【課題】制御が複雑となる反復計算を用いることなく、また、真空蒸着にありがちな成膜速度変動等の影響を受けることなく、光学膜厚を制御しながら屈折率を高精度に制御し、厳しい仕様が求められる光学素子を安定して製造する。
【解決手段】まず、成膜しようとする薄膜の物理膜厚に対するモニタ光の目標光量変化を予め設定する(S1)。次に、薄膜の成膜を開始し(S2)、成膜途中で薄膜の物理膜厚を検知する(S3)。同時に、S3で検知した物理膜厚でのモニタ光の光量を検知する(S4)。そして、S3で検知した物理膜厚におけるS4でのモニタ光の検知光量と、S1で予め設定されたその物理膜厚における目標光量との差に基づき、その後の物理膜厚に対するモニタ光の光量変化が予め設定された目標光量変化に追従するように、成膜条件を変更しながら薄膜を成膜する(S5)。 (もっと読む)


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