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Fターム[3G002EA05]の内容

Fターム[3G002EA05]に分類される特許

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【課題】耐剥離性の高い補修皮膜を形成する遮熱コーティングの部分補修方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの部分補修方法は、耐熱合金基材1上に金属結合層2と、ジルコニアを主とするセラミックス層3とが順に形成された部材の前記セラミックス層3の損傷部に、ジルコニアを主とする溶射材を溶射して補修皮膜9を形成する補修皮膜形成工程と、補修皮膜9の周辺のレーザビームの通路となり得る前記セラミックス層3の表面を、レーザ反射能を有する反射材で被覆した後、補修皮膜9の表面にレーザビームを所定条件で照射し、補修皮膜9に縦割れ11を形成する縦割れ形成工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ペースト材を用いた場合であっても、遮熱性及び熱サイクル耐久性に優れた補修皮膜を形成する遮熱コーティングの補修方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの補修方法は、耐熱合金基材上に金属結合層とセラミックス層3とが順に形成された部材の前記セラミックス層3の損傷部分に、バインダー材とセラミックスと所定温度以下の加熱により分解され気化する樹脂とを含むペースト材を塗布し、前記所定温度で熱処理して補修皮膜6を形成する。 (もっと読む)


【課題】優れた遮熱性を確保しつつ、耐エロージョン性が高く、かつ、滑らかな表面を形成することのできるセラミックス層備えた遮熱コーティングの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの製造方法は、耐熱基材11上に金属結合層12を形成する工程と、金属結合層12上にセラミックス層13を形成する工程と、を備え、セラミックス層13を形成する工程が、金属結合層12上に、溶射により気孔を含む高気孔層14を形成する段階と、高気孔層14上に、高気孔層14よりも緻密な組織を有する緻密層15を形成する段階と、緻密層15が所定厚さとなるよう緻密層15の上面を研磨する段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンのロータアッセンブリの高温度,高応力環境下におけるき裂発生を抑制し、ガスタービンの信頼性を向上させる。
【解決手段】大気から吸い込んだ空気を断熱圧縮する圧縮機、圧縮空気に燃料を混合し燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、燃焼ガスを膨張させ、回転動力を発生し、発電機を駆動するタービンを有するガスタービンであって、前記タービンは、外周に複数の動翼を嵌合されたロータディスクと、前記ロータディスクと一体化されたロータシャフトを有するタービンロータを有し、前記タービンロータディスクのタービン動翼植込み部は、溶射により形成されたニッケル又はクロム或いは両者の合金層からなる多層の溶射層を有し、前記溶射層は、断面積比で25〜33%の酸化物を含むガスタービンのロータアッセンブリ。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、低品位燃料を用いるなど腐食環境での使用に対する耐久性,信頼性を有するガスタービン用部品と、それを用いたガスタービンを提供することにある。
【解決手段】Ni,CoまたはFeを含む合金よりなる基材と、基材上に設けられ、合金よりなる結合層と、結合層上に設けられた遮熱コーティングを有するガスタービン動・静翼であって、前記遮熱コーティングは、多孔質セラミックスの遮熱層と、シリカを含む環境遮蔽層と、多孔質のセラミックスの気孔内にシリカを含む物質を有する含浸層とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガスタービン翼に遮熱コーティングがされた後であっても、通気孔(フィルム冷却孔)の位置を容易・確実に特定する。
【解決手段】ガスタービン翼50に遮熱コーティング層54が形成される前に、固定治具11に固定されたガスタービン翼50を、カメラ13により撮影し、撮影した画像信号を制御装置14に伝送して記憶する。制御装置14では、画像信号を画像処理して、ガスタービン翼50の目印位置を特定し、目印位置を基点とした各通気孔53の相対座標位置を算出する。ガスタービン翼50に遮熱コーティング層54が形成された後に、制御装置14により、マニプレータ12の作動を制御することにより、マニプレータ12に装着したマーカ装置15を、目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させ、更に、マーカ装置12を作動させて遮熱コーティング層54上の相対座標位置にマーキングをする。 (もっと読む)


【課題】補修後の高温部品の機械的強度を、使用前の高温部品の機械的強度と同等にし、簡易な方法でコーティング層を形成することができるガスタービンの高温部品の損傷補修方法、およびこの損傷補修方法により補修されたガスタービンの高温部品を提供する。
【解決手段】実施形態のガスタービンの高温部品の損傷補修方法は、動翼13の基材40の表面に形成されたコーティング層41を除去し、き裂30を有する基材40の表面の全体にろう付け補修材60を配置する。ろう付け補修材60が配置された基材40を拡散熱処理し、き裂30を補修するとともに、コーティング層41が除去された基材40の表面の全体を、溶融したろう付け補修材で覆い補修材層70を形成する。補修材層70が形成された基材40に、加圧熱処理、溶体化熱処理および時効熱処理を施し、補修材層70に積層してセラミックス層71を形成する。 (もっと読む)


【課題】表層のトップコート層のみを選択的に除去して、冷却孔周辺の耐酸化性をもつボンドコート層の保持を可能としたガスタービン翼の製造方法を提供する。
【解決手段】基材表面に耐酸化金属系のボンドコート層を介してセラミック系のトップコート層を被覆するガスタービン高温部品の製造方法において、翼基材76に耐酸化金属系のボンドコート層74を施工する第1の工程(A)と、前記基材表面にボンドコート層が施工されたガスタービン高温部品に複数の冷却孔70,72を形成する第2の工程(B)と、前記冷却孔が形成された前記ボンドコート層の表面にセラミック系のトップコート層73を形成する第3の工程(C)と、前記複数の冷却孔を含む所定の領域を露出するように前記ガスタービン高温部品の表面をマスキング82し、非マスキング面85にショットブラスト83を施工して該非マスキング面のトップコート層を除去する第4の工程(D)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】CMAS耐性を長期間に亘って安定して維持する。
【解決手段】耐熱合金製の母材21と、多数の気孔23aが形成され、母材21を被覆する多孔質セラミックス層23と、を備える耐高温部材10であって、多孔質セラミックス層23のうち少なくとも表面側には、複合酸化物26が含浸した複合酸化物含浸部25を具備していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも容易に製造でき、かつ、従来よりも耐久性に優れた熱遮蔽コーティング膜及びその製造方法、並びにそれを用いた耐熱合金部材を提供する。
【解決手段】基材3上に形成される熱遮蔽コーティング膜10であって、金属からなる金属粒子11を複数含み、複数の金属粒子11間に金属の酸化物(金属酸化物)11aが連続的に接合して形成されているボンドコート1と、金属の酸化物を含む酸化物層2とを有することを特徴とする、熱遮蔽コーティング膜。 (もっと読む)


【課題】地熱タービン設備の腐食環境下においても電気防食機能を発揮する犠牲陽極コーティング層を、作業性が良好で且つ低コストに、しかも残留熱応力等の熱影響を生じさせることなく施工できること。
【解決手段】腐食損傷が発生し易い腐食環境下で使用される地熱タービン設備の防食対象部位29(例えば、蒸気タービンのタービンロータ、タービン動翼のそれぞれの表面)に、犠牲陽極用金属としてのMgまたはMg合金の粉末粒子32を、ショットコーティング装置33によるショットコーティング技術を用いて吹き付けて付着させ、前記防食対象部位29に犠牲コーティング層31を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】セラミックス層と耐熱合金製の母材の表面との間に形成されるボンドコート層の耐酸化性を高める。
【解決手段】セラミックス層3と耐熱合金製の母材1の表面との間に形成されるボンドコート層2は、CoとNiの両方又は一方のMと、Crと、Alと、Yと、DyとCeとの一方又は両方のQと、を含み、Qが0.05〜5wt%で、残量がMとCrとAlとYとである。 (もっと読む)


【課題】ガスタービン動翼の翼先端の減肉部を補修する際、肉盛溶接におけるき裂等の欠陥の発生を防止し、信頼性の高い補修を行うことができるガスタービン動翼の補修方法、およびその補修方法により補修されたガスタービン動翼を提供する。
【解決手段】ガスタービン動翼の補修方法は、翼先端10aの減肉部12を除去し、翼先端10aを平面13に加工する減肉部除去工程S101と、平面13に加工された翼先端10aに、ガスタービン動翼10を構成する基材よりも延性が大きい肉盛材料の粉末をレーザ光によって溶融して多層に肉盛し、所定の厚さの肉盛部14を形成する肉盛溶接工程S102と、肉盛部14の形状を減肉する前の当初の翼先端10aの形状と同一の形状に加工する成形工程S103と、肉盛溶接工程S102におけるレーザ溶接によって生じた残留ひずみを除去する熱処理工程S104とを備える。 (もっと読む)


【課題】高温耐食性に優れたコーティングを提供する。
【解決手段】タービンのブレードに適用されるコーティングは、イオンプレーティングにより形成されてTiAlNよりなり、前記ブレードの表面を被覆する第1の皮膜と、アルコキシシランの縮合により得られた粉末を前記第1の皮膜上にスプレーし、焼結して得られたガラスよりなり、前記第1の皮膜を被覆する第2の皮膜と、よりなる。 (もっと読む)


【課題】ジェットエンジンや産業用ガスターンビンなどのタービン動翼やタービン静翼として高温、高応力下での使用を目的とする。
【解決手段】部材の耐酸化性、耐高温腐食性などの耐環境特性を向上させることはもちろん、従来技術では解決し得なかった高温での長時間の耐久性を飛躍的に向上させたところにその最大の特徴を有する耐熱部材を提供するものである。具体的には、Ni基超合金基材、Pt(白金)または/およびIr(イリジウム)の含有するEQコート材(ボンドコート層)およびセラミック熱遮蔽コート層の3層の材料組み合わせからなるガスタービン部材構成によって、高温熱サイクルの耐久性を飛躍的に向上させることが可能となった。 (もっと読む)


【課題】高温結晶安定性に優れ、高靭性を有する遮熱コーティング用材料を提供することを目的とする。また、該遮熱コーティング用材料を用いて形成されたセラミックス層を有する遮熱コーティング、並びに、該遮熱コーティングを備えるタービン用部材及びガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティング用溶射粉は、組成式(1):SmYbZr(1−x−y)((4−x−y)/2)(ただし、0≦x≦0.05、0.06≦y≦0.11)、または、組成式(2):SmZr(1−x−y)((4−x−y)/2)(ただし、0≦x≦0.05、0.04≦y≦0.09)で表され、原料混合後、電気溶融工程とスプレードライ等による造粒工程を経ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れより低コストで製造できる遮熱コーティング材、及び、これを備えるタービン部材及びガスタービンを提供する。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、耐高温酸化合金からなるボンドコート12とトップコート13とを備え、前記トップコート13が前記ボンドコート12側から順に、ジルコニアを主とするジルコニア含有層14と、一般式AZr(Aは希土類元素を表す)で表される材料、または、A’Zr(A’及びBは、それぞれLa,Nd,Sm,Gd,Dy,Ce,Ybのいずれか、かつ、A’とBとは互いに異なる元素を表す)を主とする放射層15とで構成され、前記放射層15の膜厚が、前記トップコート13の膜厚の10%未満とされる遮熱コーティング材。 (もっと読む)


【課題】溶射や焼結体などの合金コーティングを用いることなく低コストで、耐酸化性に優れた蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】蒸気タービン部材は、Feを主成分とし、Crを8〜15重量%、Mnを0.1〜1.0重量%含有するステンレス鋼を基材とする蒸気タービン部材であって、前記基材の表面に、基材の成分元素の酸化物からなる酸化膜を有する。酸化物の膜厚が1μm以下であることが好ましい。また、酸化膜の表面粗さRaが1.6a以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】遮熱性を維持しつつ遮熱コーティングの耐剥離性を向上させることができる。
【解決手段】基材の表面に溶射ガンを低速の第1溶射速度V1で移動させて、トップコート3における基材側の1層〜3層目までの下部コート層31を形成し、下部コート層31の表面31aに溶射ガンを第1溶射速度V1より大きい高速の第2溶射速度V2で移動させて4層目以降の上部コート層32を形成することで、上部コート層32には遮熱効果をもたせ、下部コート層31には耐剥離性をもたせた遮熱コーティングを行うようにした。 (もっと読む)


【課題】パルスデトネーション管の耐久性を向上させること。
【解決手段】一実施形態では、パルスデトネーションシステム(10)は、ベース管(78)、およびベース管(78)の内面(83)に隣接するように配置された熱保護層(82)を備えるパルスデトネーション管(36)を含む。熱保護層(82)は、パルスデトネーションシステム(10)の動作中に、ベース管(78)の内面(83)の温度変動を摂氏約20度未満に制限するように構成され、熱保護層(82)はセラミックコーティングを含まない。 (もっと読む)


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