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Fターム[3G023AG01]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 特殊な燃焼法等 (777) | 成層燃焼 (328)

Fターム[3G023AG01]に分類される特許

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【課題】 点火プラグの周りにリッチな混合気を確実に生成し、安定した成層燃焼を確保できる内燃機関を提供する。
【解決手段】 本発明による筒内直噴式の内燃機関1は、燃焼室7の中心付近に臨む点火プラグ8と、圧縮行程中に、燃料の複数の噴霧を、互いに異なる方向に、ピストン5の頂面に向かって斜めに噴射する複数の噴射口H1〜H4を有する燃料噴射弁9を備える。ピストン5の頂面のキャビティ6は、底面6aと、ピストン5の中心付近の垂直壁6bと、垂直壁6bの両側に連なり、燃料噴射弁9側に延びる一対の側壁6c、6cを有する。複数の噴霧は、キャビティ6の垂直壁6bとピストン5の頂面の隣接部5aに向かって噴射される第1噴霧FM1と、側壁6c、6cに衝突する一対の第2噴霧FM2、FM2と、底面6aに衝突し、第1および第2噴霧FM1、FM2を点火プラグ8側に向かって持ち上げ、指向させる第3噴霧FM3を含む。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダの壁面に沿って形成される高温気体の断熱層の状態によって生じる排気ガスや燃費の悪化を抑えることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
【解決手段】ECU27に、高温気体制御機能28、断熱層最適厚み算出機能29、スワール制御機能30、吸気制御機能31、が搭載され、ECU27からEGRバルブ24の開度Eの調整指令と、第1スワール流動制御バルブ25および第2スワール流動制御バルブ26の開度SCV1,SCV2の調整指令と、吸気バルブ11のリフト量IVLの調整指令を出すことにより断熱層の厚みを最適化する。これにより、排気ガス、燃費およびドライバビリティを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】低負荷領域や高負荷領域に広げた大きな中負荷領域における効率のよい圧縮自着火式の燃焼を実現することができる内燃機関を提供すること。
【解決手段】ピストンと、シリンダヘッド部内面とピストン上面との間の燃焼室と、燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタと、燃焼室内に連通する燃焼用空気の吸気用配管を開閉する吸気バルブと、燃焼室内に連通する燃焼ガスの排気流路を開閉する排気バルブと、を備えて、運転領域の少なくとも一部領域で燃焼室内の排気タイミングと吸気タイミングとの間に吸気バルブおよび排気バルブの双方を閉じる密閉期間を確保して燃焼室内に導入した噴射燃料の圧縮自着火燃焼を行なわせる内燃機関であって、燃焼室に対して吸気バルブを2組配置されており、当該吸気バルブ毎のバルブリフト量に差を付ける。 (もっと読む)


【課題】この発明は、吸気ポートの内壁面への燃料付着量を抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】燃焼室に接続する複数の吸気ポートと、前記複数の吸気ポートのうち少なくとも1つの吸気ポートに設けられて当該吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記複数の吸気ポートにそれぞれ設けられ、各吸気ポートと前記燃焼室との間を開閉する吸気バルブを備える。前記燃料噴射弁が設けられた吸気ポートのうち1の吸気ポートの吸気バルブ(以下、1の吸気バルブという。)の閉じ時期を、他の吸気バルブの閉じ時期よりも遅角する。前記1の吸気バルブの閉じ時期が遅角された場合に、前記他の吸気バルブが閉じられた後から前記1の吸気バルブが閉じられるまでの間に、前記1の吸気ポートの燃料噴射弁に燃料を噴射させる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関において、燃焼室内に強い双子渦を生成し、点火プラグの放電に気流が当たり易くすることにより、希薄燃焼や高EGR率燃焼において安定した燃焼を得ることにある。
【解決手段】燃焼室をシリンダ軸線C1方向から視た場合、吸気ポート11を2つの吸気口7・7の間と2つの排気口8・8の間とを通る燃焼室の中心線C2に対して対称な形状とし、且つ吸気ポート11の内部を2つの隔壁13・13によって燃焼室の中央寄りに連通するセンターポート14と燃焼室の外側寄りに連通する2つのサイドポート15・15とに分割し、センターポート14内に通路断面積を変更可能な吸気制御弁16を配置し、内燃機関1の運転状況に応じて吸気制御弁16を作動してセンターポート14の通路断面積を変化させる。 (もっと読む)


【課題】着火アシストにより混合気の温度を適性に高めて適正な圧縮自己着火燃焼が実現できるガソリンエンジンを提供する。
【解決手段】制御手段50により、予め設定されたエンジンの特定運転領域A3において、インジェクタ21の各噴口21aから燃料を噴射させるとともに、インジェクタ21の各噴口21aから噴射された燃料が燃焼室6の壁面に到達する前に燃料に点火プラグ20により点火エネルギーを供給させて、当該点火エネルギーにより混合気の温度を上昇させた後、当該混合気を自着火により燃焼させるとともに、点火プラグ20を、その点火点S1とインジェクタ21の先端部I1との離間距離Lが、20mm以上25mm以下となる位置に配設する。 (もっと読む)


【課題】適正なCI燃焼(圧縮自己着火燃焼)を幅広い回転速度域にわたって行う。
【解決手段】エンジン回転速度Neが所定値よりも低い領域(A2)では、インジェクタ21から複数回に分けて噴射された燃料に基づき燃焼室6の異なる場所に形成された混合気X1,X2をそれぞれ自着火により燃焼させる多段CIモードを実行する。一方、エンジン回転速度Neが上記所定値よりも高い領域(A3)では、インジェクタ21から噴射された燃料に基づき燃焼室6全体に混合気X3が形成された状態で着火アシスト手段(20)を作動させることにより、圧縮上死点以降に自着火による燃焼を開始させるSA−HCCIモードを実行する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの筒内の混合気の成層化の度合をエンジン運転状態に応じた適正な度合に精度良く制御できるようにする。
【解決手段】エンジン運転状態に基づいて目標成層度合を設定し、この目標成層度合に基づいて各気筒の2つのスワール制御弁35の開度と2つの燃料噴射弁21の噴射条件を個別に設定する。具体的には、目標成層度合が大きいほど一方の吸気ポート31内の吸気流速が速くなるようにスワール制御弁35の開度を設定する。また、目標成層度合が大きいほど吸気ポート31内の吸気流速が速い側の燃料噴射弁21の噴射量を少なくして吸気流速が遅い側の燃料噴射弁21の噴射量を多くする。更に、吸気ポート31内の吸気流速が速い側の燃料噴射弁21の噴射時期を排気行程から吸気行程前期までの期間内に設定して吸気流速が遅い側の燃料噴射弁21の噴射時期を吸気行程後期に設定する。 (もっと読む)


【課題】筒内噴射式の内燃機関において、成層燃焼のための好適な流体の流れと均質燃焼のための好適な流体の流れとを共に実現する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、気筒内へ直接に燃料を噴射する燃料噴射弁42であって、吸気側に配置され、吸気側から排気側に向けると共に気筒の中心軸線の方向に向けて燃料を噴射するように位置づけられている燃料噴射弁42と、気筒内に摺動可能に設けられるピストン18であって、該ピストンの頂面に形成された凹部70は吸気タンブル流を維持するように所定方向において湾曲形状を有し、凹部には、吸気側傾斜面72aと排気側傾斜面72bとを有する凸部72が形成され、燃料噴射弁42から噴射された燃料の進行方向を点火プラグ40方向に変えるように吸気側傾斜面72aは凹部70から立ち上がるピストン18とを備えた、内燃機関10が提供される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の基本燃焼方式を燃料の噴射技術と燃焼容積部構成技術と点火着火を改善整合する事により省エネ・低公害化目的を達成する。
【解決手段】燃料直噴式内燃機関の気筒中心軸のヘッド部に構成した円錐筒状容積部の上部から多噴孔狭角ホールノズルによる燃料を狭角集合噴霧群として早期に噴射すれば下死点ピストン面に到達する噴霧群はその後に続くピストン圧縮行程との移動相乗作用により気化混合に必要な距離と時間とが燃料噴霧の飛翔距離延伸作用と空気との衝突接触条件の促進となり燃料の気化ガス化条件が進行しPM炭化煤塵問題が改善される。更にガス化混合気群を圧縮上死点近傍において燃焼容積部の中心域を燃焼反応の起点として点火着火せしめピストン中心域に放電電極部を構成する事により均等的な火炎伝播や拡散火炎条件が具現化されるので内燃機関の高圧縮化や燃焼期間の短縮効果により省エネと低公害化目的を達成する事ができる。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関の制御装置に関し、サブ放電電極を利用した沿面放電の意図しない発生を抑制することによりチャネリングを防止することを目的とする。
【解決手段】電圧が印加される中心電極52と、中心電極52の先端が露出した状態で当該中心電極52を絶縁状態に保持する碍子54と、気中ギャップを介して中心電極52と対向して配置されたメイン放電電極56と、中心電極52および碍子54の近傍に配置されたサブ放電電極58と、を備える点火プラグ28を備える。吸気通路12と排気通路14とを連通するEGR通路38と、EGR通路38の開閉を担うEGRバルブ40とを備える外部EGR装置を備える。内燃機関10の筒内に吸気が吸入し終えるタイミングの直前の期間においてEGRガスが筒内に導入されるように、EGRバルブ40を開く成層EGR制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】冷気始動時のファストアイドルにおける,ピストン付着抑制による粒子状物質の低減と,点火プラグ周りへの混合気成層化による点火リタード燃料の両立。
【解決手段】点火プラグへ成層化させるための燃料をピストン下死点近傍で噴射することでピストン付着を低減しつつ,吸気弁の閉時期をピストン移動速度が最大となる圧縮行程中期に設定し,圧縮行程のピストン上昇によって燃焼室から吸気管に流出することで生成される上昇流によって混合気を点火プラグ周りに成層化させる。 (もっと読む)


【課題】既存の生産設備と技術を最大限に活用し簡便な方法で燃焼方式の基本技術を抜本的に改善し、高熱効率化と排気の低公害化目的を達成しうる内燃機関とその基本燃焼システムを提示する。
【解決手段】燃料直噴式内燃機関において、多噴孔ホ−ルノズルよりの各燃料噴射群を気筒中心軸に対し狭角状の供給とし、多噴孔の各狭角状噴霧群を結束状としてピストン燃焼容積部の底面に向けて拡散展開供給する事により、各ホ−ル噴孔よりの燃料をピストン容積部内において噴射流動エネルギ−と衝突拡散作用により燃料群と空気との混合気化条件の促進を図る。さらに、各燃料噴流とピストン底面との拡散展開作用により燃焼容積部内の燃料展開と気化混合条件の促進と燃焼室中心域を起点とする燃焼反応条件を構成し、超高圧噴射技術を用いる事なく安定した燃焼条件を構成する。 (もっと読む)


【課題】熱効率を大幅に向上させて、燃費性能を大幅に向上させ得るリーンバーンエンジンを提供する。
【解決手段】リーンバーンエンジン1は、燃焼室17を有するエンジン本体と、エンジン本体の運転を制御する制御手段100と、を備える。燃焼室17を区画する面の少なくとも一部は、母材の表面側に設けられた燃焼室断熱層61〜65によって構成される。エンジン本体は、幾何学的圧縮比εが20≦ε≦50に設定され、制御手段100は、エンジン本体が、少なくとも部分負荷の運転領域にあるときには、燃焼時の空気過剰率λを2.5≦λ≦6に設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関に関し、簡単な構造で、均質燃焼運転と成層燃焼運転とをそれぞれ良好に行うことを目的とする。
【解決手段】内燃機関10は、吸気ポート14の内部に燃料を噴射する遠位燃料インジェクタ22と、吸気ポート14の内部であって遠位燃料インジェクタ22より下流側の位置で燃料を噴射する近位燃料インジェクタ24とを備える。近位燃料インジェクタ24は、吸気弁16が開いているときに燃料を噴射した場合にその燃料の噴霧によって点火プラグ20の近傍に濃混合気層を形成可能な位置に配置されている。内燃機関10は、燃料の全部または大半を遠位燃料インジェクタ22から噴射し、燃焼室全体に均質な混合気を形成して燃焼させる均質燃焼運転と、燃料の少なくとも一部を近位燃料インジェクタ24から吸気弁16が開いているときに噴射し、点火プラグ20の近傍に濃混合気層を形成して燃焼させる成層燃焼運転とを実行可能である。 (もっと読む)


【課題】2サイクルエンジンの排出ガスレベルを改善する。
【解決手段】2サイクルエンジン用の気化器は、隔壁により分離されたリッチおよびリーンの流路を備えた流管と、このリッチ流路と連通する少なくとも1つの燃料噴出口と、燃料噴出口がこの方向に向けられる開口を含む隔壁と、開口内に収容されるほぼ平坦なバタフライ弁21とを含む。バタフライ弁は、流管がほぼ閉鎖され、開口がほぼ全開になる第1位置と、流管がほぼ全開になり、開口がほぼ閉鎖される第2位置との間を回転できる。流管はさらに、開口の実質的に上流に位置するベンチュリ部分71’を備え、ベンチュリ部分は流管の周辺回りの一部分だけ突き出ている。 (もっと読む)


【課題】 筒内噴射型の燃料噴射弁と、燃料跳ね上げ用のキャビティがその頂面に形成されたピストンとを備えた内燃機関において、ファーストアイドル時における燃焼安定性や排気浄化触媒の昇温性の向上を実現する。
【解決手段】 シリンダヘッド2の燃焼室壁2aには、両吸気ポート6a,6bの外縁に沿うかたちで、シュラウド41,42が形成されている。シュラウド41,42は、燃焼室壁2aの中心Pを基準にして、吸気ポート6a,6bの開口部の外周に沿って反時計周り側に形成されている。そのため、低リフト時において、吸気ポート6a,6bから燃焼室5に流入した吸入空気は、シュラウド41,42に遮られることにより、時計回りのスワール流を生成し、燃料噴霧を点火プラグ15の近傍に滞留させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、筒内噴射火花点火式内燃機関において、成層燃焼と均質燃焼とを選択的に行なうことができ、且つ、気筒内に噴射された燃料と吸気弁及びピストンとの干渉を可及的に抑制することを目的とする。
【解決手段】気筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁の先端部に複数の噴射孔が形成されている。そして、成層燃焼を行なう場合は複数の噴射孔の全てから燃料を噴射し(S106)、低負荷運転時において均質燃焼を行なう場合は、複数の噴射孔のうち、吸気弁方向に向かう噴霧が形成される噴射孔、及び、ピストンの頂面方向に向かう噴霧が形成される噴射孔からの燃料噴射を禁止する(S105)。 (もっと読む)


【課題】新燃料直噴燃焼方式により気筒内空気と噴射燃料群との整合条件を改善する事により気筒中心軸域に燃料混合気群を形成する事で、ノッキング問題を解決すると共に、層状給気燃焼方式の構成により、給気ポンプ損失を減じて機関熱効率の向上と低公害化を図る。
【解決手段】気筒ヘッド部の略中心域に配備した円錐筒状燃焼部6内の上部に燃料噴射弁7を配し、下方のピストン面12の中央部に向けて噴射する燃料噴霧群13は円錐筒状燃焼部を経由して狭角環状の噴霧群として分割的に噴射される。噴射燃料群の飛翔時間延伸と気筒中心部の空気利用による燃料群と空気との接触による燃料の混合・気化・活性化を促進するとともに、気筒壁に燃料が達する事を抑制する。 (もっと読む)


【課題】インジェクタの搭載個数の増大を抑えてコストを低減可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関1Aは、吸気開口部3が2つずつ設けられ互いに隣接する一対の気筒2と、気筒2毎の一つの吸気開口部2同士が共通に接続された二股通路14と、気筒2毎の残りの吸気開口部2に一つずつ接続された単通路13と、単通路13に設けられた第1インジェクタ15と、二股通路13に設けられた第2インジェクタ16とを備えている。 (もっと読む)


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