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Fターム[3G024AA37]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | エンジン内の場所 (5,521) | シリンダブロック (1,858) | シリンダ下端部付近 (56)

Fターム[3G024AA37]に分類される特許

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【課題】クランクジャーナルの箇所の潤滑油を冷却水で冷却するにおいて、構造の簡単化と冷却性能のアップとを図る。
【解決手段】内燃機関はシリンダブロック1とクランク軸7とを有する。シリンダブロック1のうち隣り合ったシリンダボア4で挟まれた部位には中間軸受け凹所17が形成されており、この中間軸受け凹所17と中間軸受けキャップ18とにより、中間クランクジャーナル9を回転自在に保持する中間軸受け部が構成されている。中間軸受け凹所17には潤滑油供給穴24から潤滑油が供給される。シリンダブロック1には、上向きに開口したメイン冷却水ジャケット20がシリンダボア4の周囲を囲うように形成されていると共に、中間軸受け凹所17を冷却する補助冷却水ジャケット22が、メイン冷却水ジャケット20を下方に延長した状態で形成されている。簡単な構造で高い冷却性能を発揮する。 (もっと読む)


【課題】クランクケースとシリンダブロックとが離れてもオイル通路やブローバイ通路が寸断されることを防止可能な可変圧縮比内燃機関を提供する。
【解決手段】気筒5が形成されたシリンダブロック3がクランクケース2とは別体に設けられ、シリンダブロック3をクランクケース2に対して相対変位させることにより圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関1において、シリンダブロック3にはシリンダブロック3の下面3bに一端20a、23aが開口するブロック側通路20、23が形成され、クランクケース2の対向面2bにブロック側通路20、23の一端20a、23aと対向するように一端21a、24aが開口するケース側通路21、24が形成され、シリンダブロック3とクランクケース2との間にはブロック側通路20、23とケース側通路21、24とを連通する2段バネ26が設けられている。 (もっと読む)


【課題】燃焼圧がシリンダヘッドを介してシリンダブロックに作用するときの可変圧縮比機構のシリンダブロック側サポートの変形を抑制する。
【解決手段】可変圧縮比機構のカムシャフトがシリンダブロックの側壁下部に設けられたシリンダブロック側サポートのカム挿入孔51とクランクケースの側壁上部に設けられたクランクケース側サポートのカム挿入孔とにより支持され、シリンダブロック側サポートが、複数の気筒軸線が位置する垂直平面と略平行な平面P2を境として、シリンダブロック2と一体の基部50aと、分割部50bとに分割され、分割部がボルトBLによって基部へ固定される内燃機関において、ボルトは、基部を貫通してシリンダブロックに螺合され、シリンダブロックの冷却水通路WJは、シリンダブロックのボルトが螺合するネジ穴と干渉しないように、少なくとも部分的に基部の直上側までの深さとされる。 (もっと読む)


【課題】この発明は、クランク軸とメインベアリングとの間にオイルを安定的に保持し、潤滑性能や始動性を向上させることを目的とする。
【解決手段】クランク軸18のジャーナル部20をメインベアリング22により回転可能に支持する。ジャーナル部20とメインベアリング22との摺動面には、潤滑油通路30及び油孔40を介してオイルを供給し、このオイルをオイル保持機構42により保持する。オイル保持機構42は、油孔40の軸方向両側でメインベアリング22の内周面に設けた環状凸部44と、ジャーナル部20の外周面に設けた環状凹部46とを備える。これにより、エンジン10の停止中には、前記摺動面からオイルが外部に流出するのを防止することができる。従って、再始動時には、始動当初から高い潤滑性能を確保し、フリクションを抑えて始動性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックをクランクケースに対して相対移動させる可変圧縮比機構を備える内燃機関において、可変圧縮比機構に使用されるカムシャフトが偏心シャフトと偏心孔を介して偏心シャフトに取り付けられる複数の同心部分とを具備し、複数の同心部分の少なくとも一つは大幅に強度低下させることなく偏心シャフトに強固に取り付けられるようにする。
【解決手段】可変圧縮比機構に使用されるカムシャフトは、偏心シャフトSAと偏心孔58a,58a’を介して偏心シャフトに取り付けられる複数の同心部分58,58’とを具備し、偏心シャフトの少なくとも一方の端部側に取り付けられる同心部分58’は、偏心シャフトの端部に螺合される螺合部材BTにより発生する偏心シャフトの軸線方向の押圧力によって偏心シャフトに固定される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシール性能を向上させる。
【解決手段】シリンダヘッド2及びシリンダブロック1のウォータジャケット7を貫通するヘッドボルト6により、シリンダヘッド2がシリンダブロック1に締結されている。そして、シリンダヘッド2のロアデッキ4のヘッドボルト外周部に形成された環状の凹部18に、ヘッドボルト6の外周面及び凹部18の内壁面に密着する環状のシール部材19が挿入されている。これによって、ヘッドボルト6周囲からシリンダブロック1のウォータジャケット7への潤滑油の流入や、ヘッドボルト1周囲からシリンダヘッド2側への冷却水の流入が抑制され、内燃機関の稼働時におけるシリンダブロック1、シリンダヘッド2及びヘッドボルト6間のシール性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ベアリングキャップを締結させる締結穴もしくはその下穴と連通孔の開口縁とを十分に離間させて、この締結穴や下穴を起点とした破損に対する強度および耐久性を向上させたクランクケース一体型シリンダブロックを提案する。
【解決手段】シリンダブロック1の上部隔壁23は、相互に隣接するシリンダボア21およびクランク室22を連通させる連通孔38と、下部クランクケース11との合面にクランク軸27を軸支するジャーナル軸受41を構成する軸受上半部42と、軸受上半部42とともにジャーナル軸受41を構成するベアリングキャップを上部隔壁23に締結させる締結部材の締結穴46の下穴48と、を有し、シリンダ軸芯C方向における連通孔38の最大開口幅Wを直径とする円Rと下穴48との離間距離L1よりも連通孔38と下穴48との離間距離l1の方が大きい。 (もっと読む)


【課題】冷却水導入口から最も近い気筒と最も遠い気筒との間の温度差を小さく抑えることが可能な内燃機関の冷却構造を提供する。
【解決手段】シリンダブロック10のシリンダ列方向の一端側の冷却水導入口14からウォータジャケット13へ冷却水が導入され、ウォータジャケット13の吸気側水路X2と排気側水路X1とに分岐して冷却水が流通され、シリンダブロック10側からシリンダヘッド20側へ冷却水が供給される。吸気側水路X2が、上下仕切り部材32によって冷却水導入口14からの冷却水が供給される下側水路X21と、シリンダヘッド20側へ冷却水が流出される上側水路X22とに区画され、下側水路X21が、シリンダ列方向の他端側において排気側水路X1と連通され、下側水路X21と上側水路X22とが、第1の仕切り部材32に設けられた絞り部35を介して連通されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアのクランクケース側端部に対し溶射皮膜を含めて除去加工する際に、シリンダブロックの小型化を達成しつつ、充分な除去加工代を確保できるようにする。
【解決手段】シリンダブロック1のシリンダボア内面3aに粗面7を形成した後、溶射皮膜5を形成する。シリンダボアブロック1は、シリンダボア3のクランクケース9側の端部に突起11を備えており、この突起11は、シリンダブロック1の鋳造時に形成してあった先端部11aを除去して、その端面11dを傾斜させている。突起11の先端部11aを除去加工する際には、溶射皮膜5の密着度について、シリンダボア3の軸方向端部に相当する突起11付近が他の部位より低くなっている溶射皮膜5aを一緒に除去する。 (もっと読む)


【課題】製造コストを増加させること無く、出力の向上や排気ガス特性を向上させることのできる2サイクルエンジンを提供する。
【解決手段】2サイクルエンジン1は、クランクケース4に接続され、シリンダボア2の側壁に開口する第1掃気開口10と外側の壁面に開口する第1外部開口15とを接続し、シリンダボア2の軸線13方向視において略直線の長手方向の軸線を有する第1水平方向掃気路と、第1水平方向掃気路からシリンダボア2の軸線13方向において下死点の方向に延びてクランク室に接続する第1垂直方向掃気路とが形成されたシリンダブロック3と、第1水平方向掃気路の第1垂直方向掃気路が接続される位置より第1外部開口15側に設けられ、第1水平方向掃気路を閉鎖する第1ねじ部材19と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 スペーサをウオータジャケットの内部に固定するための固定部材を、スペーサに容易かつ確実に取り付けられるようにする。
【解決手段】 シリンダブロックのウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14は、シリンダ列線L1方向両端部に上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hをそれぞれ備える。スペーサ14をウオータジャケット13の内部に固定するための固定部材22は、上部被覆部22aおよび下部被覆部22bをそれぞれ上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hに被せるだけで連結部22cによって脱落が防止されるので、スペーサ14に対する固定部材22の取り付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも固定部材22により、上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hがシリンダヘッドの下面やウオータジャケットの底部に直接接触して摩耗するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ・ブロックおよびシリンダ・ブロックを製造するための方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、切削加工された機能面と、コーティングが施された少なくとも1つのシリンダ(5)とを備えるシリンダ・ブロックに関する。
シリンダ・ブロックの製造を簡略化するために、シリンダ・ブロック(1)が、シリンダ(5)の端部に、内側に突出するカラー(25、26)を有し、このカラーが、シリンダ(5)を軸方向で画定し、シリンダ(5)とは反対に面するカラーの面が、余剰のコーティング材料を吸引抽出する役割を担う吸引抽出デバイス(46)に対するストッパとなる。 (もっと読む)


【課題】クランク室のポンピングロスの低減効果のばらつきを抑制するシリンダーブロック構造を提供する。
【解決手段】シリンダーブロックボディー2の前後端部に設けられるエンジンフロント壁3及びエンジンリア壁4にそれぞれ設けられ、各壁3,4にそれぞれ隣接してシリンダーブロックボディー2の外側に設けられる第1、第2外部室14とクランク室6とを連通するフロント壁通気孔30及びリア壁通気孔40と、クランク室6を互いに区画するジャーナル壁5に設けられ、隣接するクランク室6を互いに連通するジャーナル壁通気孔50と、を備え、フロント壁通気孔30、リア壁通気孔40及びジャーナル壁通気孔50の流路断面積を、それぞれ互いに等しくなるように形成する。 (もっと読む)


【課題】 シリンダボアの内面を使用して高信頼性でシールすることができるシリンダボアのシール構造を提供する。
【解決手段】 シリンダボア16のシール構造は、第2ベース部材22の上面に載置されると共にシリンダボア16の内面に接するリング状のシール材24と、シール材24の上端に接すると共にシリンダボア16の内面に隣接する上部26と、シール材24の内側に接する下部28とを有し、第2ベース部材22に固定される第3ベース部材30とを備えている。 (もっと読む)


【課題】冷却系装置の大型化を抑制しつつ、潤滑油を冷却する。
【解決手段】機関100の燃焼室周りに形成されるウォータジャケット4と、ウォータジャケット4から排出された冷却水を冷却する熱交換器8と、ウォータジャケット4から排出された冷却水が流れる通路であって、ウォータジャケット4下方、かつ、機関100の潤滑油と熱交換ができる部位12に形成されて、熱交換器8を通過していない冷却水が流れる冷却水通路7と、少なくとも冷却水通路7を流れた冷却水を含んだ冷却水を圧送してウォータジャケット4に供給するポンプ5と、を備える。 (もっと読む)


【課題】複数のシリンダにそれぞれ対応する複数のクランク室の内部空間を連通する連通流路を、シリンダブロックの下方に連なるクランクケースに設けた多気筒内燃機関において、内燃機関の外部に突出する連通流路を、他の機器と干渉しないようにし、かつ、他の機器によって周囲を保護されるような、適切な位置に配置しようとするものである。
【解決手段】上記内燃機関は、シリンダヘッドからシリンダの前下方に湾曲した後に車両後方に伸びる排気管を備え、上記連通流路をクランクケース前面と排気管とで挟まれる領域に配置した。 (もっと読む)


【課題】 シリンダに隣接して設けられたウォータジャケットの下方において行われる放熱を抑制し、以って内燃機関の暖機性を向上させることができる内燃機関、および当該内燃機関について制御をする内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関10Aはシリンダブロック11Aとシリンダライナ12Aとを備えている。シリンダブロック11Aは、シリンダ111Aに隣接して設けられたウォータジャケット112Aを有している。シリンダライナ12Aは、ウォータジャケット112Aよりも下方に延伸するとともに外部に露出し、さらに中空部123Aが設けられた延伸部122Aを有している。中空部123Aは周方向に沿って一周に亘って設けられており、中空部123Aには空気が存在している。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナを鋳包んだシリンダブロックにおいて、エンジン実働時におけるシリンダボアの真円度を高める。
【解決手段】アルミニウム合金製のシリンダブロック本体2に鋳鉄製のシリンダライナ3を鋳包む。このとき、隣接するシリンダライナ3を鋳包むシリンダ壁5の結合部の窪みに肉盛部9を形成して、窪みを小さくする。そして、シリンダライナ3のシリンダボア4を機械加工によって真円に仕上る。肉盛部9を設けたことにより、シリンダライナ3の鋳包み時に、シリンダブロック本体2とシリンダライナ3との熱膨張差によって生じる残留歪が均一化されるので、エンジン実働時に温度上昇によってその残留歪が解放されたとき、シリンダボア4の4次変形が緩和されることになり、その真円度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室に近いシリンダボア壁の上部の効果的な冷却が可能であり、しかも、低コストで信頼性の高い内燃機関のシリンダブロックを提供することを目的とする。
【解決手段】多気筒内燃機関のシリンダボア11aの周囲を囲むように形成されたウォータジャケット20には、シリンダ列方向の一端側から冷却水が導入されるようになっている。ウォータジャケット20には、シリンダ軸方向の上方へ向かう冷却水の流れを形成する整流部22が複数設けられている。整流部22は、シリンダブロック10の成形時に同時にシリンダボア11aの外壁に一体形成される。整流部22は、シリンダ軸方向に沿った深さが浅く形成された部分となっている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの軽量化を図る。
【解決手段】エンジン20は、クランクケース22と、クランクシャフト21と、ボディシリンダ24と、ヘッドシリンダ25と、ピストン30と、ピストンリング31と、シリンダ固定用ボルト27とを備えている。ピストンリング31は、ピストン30の外周面に配置されている。シリンダ固定用ボルト27の一端部は、ヘッドシリンダ25にまで延びてる一方、シリンダ固定用ボルト27の他端部は、クランクケース22にまで延びている。シリンダ固定用ボルト27は、ヘッドシリンダ25と、ボディシリンダ24と、クランクケース22とを接続している。ボディシリンダ24の下方部26fは、クランクケース22内に位置している。ピストンリング31は、ピストン30が下死点に位置するときに、下方部26fと当接する。 (もっと読む)


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