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Fターム[3J011SE07]の内容

Fターム[3J011SE07]に分類される特許

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【課題】Al基軸受合金層上に樹脂コーティング層が設けられた構成であって、長期にわたって耐摩耗性に優れるAl合金軸受を提供する。
【解決手段】Al合金軸受11は、基材12と、基材12上に設けられ4.5〜7.0質量%のSiを含んだAl基軸受合金層13と、Al基軸受合金層13上に設けられ樹脂バインダ中に固体潤滑剤を含んだ樹脂コーティング層14とを備えている。Al基軸受合金層13の樹脂コーティング層14側の表面133に、平均粒子径が0.5〜10μmのSi粒子が樹脂コーティング層14側に突出する状態で点在している。 (もっと読む)


【課題】車両を始めとした振動を受ける機器の振動をスムーズに効率よく吸収、低減することができる球面滑り軸受及びそれを利用したショックアブソーバの取付構造を提供する。
【解決手段】外輪が有機弾性体からなることを特徴とする球面滑り軸受。 (もっと読む)


【解決手段】 すべり軸受1は、環状溝2aと山部2bとを形成した軸受合金層2と、該軸受合金層の表面を覆う低摩擦性合成樹脂製のオーバーレイ層3とを備えており、該オーバーレイ層3の表面は、軸受合金層2の表面の凹凸面に倣って凹凸面となっている。上記山部2bは、回転軸による荷重がすべり軸受に加わった際に塑性変形して、回転軸とすべり軸受とをなじませることができるようになっている。
【効果】 従来技術が低摩擦性合成樹脂製のオーバーレイ層3を摩耗させて回転軸とすべり軸受とをなじませるのに比較して、本発明では山部2bを塑性変形させてなじませることができるので、速やかに回転軸とすべり軸受とをなじませることができる。 (もっと読む)


【課題】 潤滑油が乏しい条件下でもPTFEの撥油性を緩和し、潤滑油の摺動面からの排出を防ぐことで、焼付き難い摺動用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 吸油性を有した無機化合物4を表面に埋収したPTFE3の粒子が合成樹脂2中に分散された状態の樹脂組成物1を用いることにより、吸油性を有した無機化合物4が潤滑油を吸収・保持し、摺動面におけるPTFE3の撥油性を緩和することができる。このため、摺動面からの潤滑油の排出を防ぐことができ、樹脂組成物1が焼付きに至り難くなる。 (もっと読む)


【課題】 摺動の初期において迅速に相手材の表面にPTFEの移着膜を形成して摩擦係数が低下する摺動用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 PTFE膜形成助剤4を表面に埋収したPTFE3の粒子が合成樹脂2中に分散された状態の樹脂組成物1を用いることにより、樹脂組成物1の摺動面におけるPTFE3の粒表面が相手軸の表面に接触するとき、その接触部にはPTFE膜形成助剤4も存在している。このため、相手軸の表面へのPTFE3の移着が促進され、摩擦係数が低下する時間の短時間化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】部材の摺動部分に形成される被膜の形成範囲を適切に制限する技術を提供する。
【解決手段】所定の中心軸990に沿って配置されるシャフト910と、前記シャフト910から径方向外側へ広がる環状部920と、前記環状部920の下面920Sに対向する上面930Sを有し、前記シャフト910および前記環状部920を相対回転可能に支持するスリーブ930と、前記シャフト910および前記環状部920と前記スリーブ930との間に介在する潤滑オイルと、を備えた流体動圧軸受装置900の製造方法であって、前記下面920Sに、前記中心軸990を囲む略環状のエッジ924を有する環状部920を用意する工程と、前記下面920Sの前記エッジ924の前記径方向外側に、固体潤滑膜形成液を塗布する工程と、前記固体潤滑膜形成液の溶媒を蒸発させる工程と、を含む流体動圧軸受装置900の製造方法。 (もっと読む)


【課題】軸部の耐磨耗性、潤滑性を向上させ、ガスタービン可変静翼の寿命をより向上させる方法を提供する。
【解決手段】可変静翼101の軸部103,111の周面にセラミックスと固体潤滑材を含むコーティング層119を一体に備え、コーティング層119は、加工槽内において成形体電極121と軸部103,111との間に微小間隙を保持した状態で、成形体電極121と軸部103,111との間にパルス状の放電を発生させて、成形体電極121の電極成分又は放電雰囲気において化合した化合物を軸部103,111の表面に堆積させることによって形成される。 (もっと読む)


【課題】低フリクション性及び耐摩耗性に優れる摺動部材を提供する。
【解決手段】基材1の摺動受け面7上に被着層である被着層22を被着した摺動部材3において、被着層22を、水素を多く含有する多水素含有固体潤滑剤2Aとこの多水素含有固体潤滑剤2Aよりも水素の含有量が少ない少水素含有固体潤滑剤2Bとを混合した混合固体潤滑剤2Cを基材1の摺動受け面7上に付着させて、形成する。これにより、摺動後の基材1の摺動受け面7に、固体潤滑剤2が基材1の厚さ方向に存在しない潤滑剤無存在領域4が形成され、潤滑剤無存在領域4に、基材1が酸化された酸化部5が形成される。 (もっと読む)


金属支持層(2)と、支持層上に施与された多孔質金属担持層(3)と、マトリクス材料として少なくとも1種類の熱可塑性樹脂を有する、前記担持層上に施与された厚さDのすべり層とを有するすべり要素が記載されている。すべり層(6)は、熱可塑性樹脂マトリクスを含む第1の材料(4)と、前記第1の材料のある表面領域においてD以下の深さTまで勾配を形成するPTFEを含む第2の材料(5)とを有する。
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【課題】高精度を有しつつ、潤滑性に優れた高精度すべり軸受を提供することを目的とする。
【解決手段】軸受外周部として金属を用い、この軸受外周部の摺動部に樹脂材料をインサート成形して樹脂層を形成すると共に、この軸受外周部の表面のうち、少なくとも上記樹脂層と接触する軸受外周部の表面部分に細かい凹部を設け、上記樹脂層における(樹脂材料の線膨張係数)×(樹脂層の肉厚)を0.15以下とし、上記凹部が占める見かけ面積の合計を、上記樹脂層と接触する軸受外周部の表面部分の面積の25〜95%とする。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関運転時にすべり軸受の鋼裏金の外側背面に形成された被覆層が局部的に凝集することがなく、もって軸との強当りが発生し難いすべり軸受及び軸受装置を提供する。
【解決手段】 鋼裏金6の内側に軸受合金層7が形成されたすべり軸受1において、軸受合金層7と反対側の鋼裏金6の外側背面に、MoS2、WS2、黒鉛、h−BNの少なくとも1種以上からなる固体潤滑剤9の被覆層8によって被覆され、被覆層8は、鋼裏金6の外側背面での前記固体潤滑剤9の面積率が30〜90%となるように鋼裏金6の背面に対して固体潤滑剤9が凹凸状態となるように被覆されていることにより、これら固体潤滑剤9は、金属系、樹脂系の固体潤滑剤のように軟化や溶融せず、また、摩耗粉が細かくなる特性により、すべり軸受の外側背面と軸受ハウジングの内面間で流動し局部的に凝集することが起こり難いという利点がある。 (もっと読む)


【課題】油を掻き取る部材の損耗等による寿命の低下を抑えつつ、回転軸の回転に伴うホットキャリーオーバによる潤滑油の温度上昇を効果的に防止することが可能な軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受パッド52の各間の潤滑油内に浮動するように、かつ回転軸の被支持面50Aに向けて付勢されるように設けられて、該被支持面50Aと対向する対向面53Aが、該被支持面50Aに対して近接離間される浮動ブロック53と、該浮動ブロック53の対向面53A上に突出するようにかつ回転軸の回転方向(イ)に対して間隔56Aをおいて複数設けられるとともに、スラストカラー50の被支持面50Aとの隙間が、回転軸の回転方向(イ)に沿って次第に狭まるように傾斜状態に設けられたフォイル56と、を備える。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り摩擦低減効果を発揮できる摺動多孔質部材の製造方法を提供する。
【解決手段】固体潤滑剤を含有した樹脂3を多孔質部材1内に含浸させた後、その多孔質部材1の表面を硬化樹脂膜4により被覆し、その硬化樹脂膜4により被覆された多孔質部材1を圧延する。これにより、その多孔質部材1の圧延の際、固体潤滑剤が外部に漏出することを硬化樹脂膜4により防ぎ、固体潤滑剤が多孔質部材1内により深く入り込むことを促進する。 (もっと読む)


【課題】基材から表面層が剥離するおそれを少なくすることのできる摺動部材および摺動部材の製造方法の提供。
【解決手段】摺動部材は、基材と、非多孔質な表面層と、樹脂層とを備えている。表面層は、基材の表面に金属粉末を溶射することによって、凹凸状に形成されている。樹脂層は、表面層を被覆している。 (もっと読む)


【課題】 耐電食性に優れながらも放電機能を有するすべり軸受を提供する。
【解決手段】 裏金3の表面に接合された銅系合金又はアルミニウム系合金等の軸受合金層1の表面に樹脂層2を設けたすべり軸受において、樹脂層2は、耐熱性樹脂を主成分とし、平均粒子径が樹脂層厚さの15〜45%のカーボン系粒子を10〜40体積%含有する構成としたことにより、樹脂層が絶縁性を維持しながらも、放電現象が樹脂層2表面の全面に分散し、樹脂層2が局部的に高温となるのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】内径のばらつきを抑えて軸受隙間を高精度に設定することのできる滑り軸受を提供する。
【解決手段】圧粉成形工程、焼結工程、およびサイジング工程を経て形成された軸受本体2の内周に樹脂層3をインサート成形した滑り軸受1に対して、矯正用のピン5を圧入する。そして、ピン5を圧入した状態の滑り軸受1を例えば高温槽内に投入し、樹脂層3が軟化可能な程度の温度にまで加熱し、一定時間保持する。 (もっと読む)


【課題】グリースなどの潤滑油剤の介在下での摺動では従来の複層摺動部材と同等の摩擦摩耗特性を発揮し、乾燥摩擦条件下での摺動においてもスティックスリップを生じることなく優れた摩擦摩耗特性を発揮する複層摺動部材を提供すること。
【解決手段】複層摺動部材は、鋼板からなる裏金1と、該裏金1の表面に一体に形成された多孔質金属焼結層2と、該多孔質金属焼結層2の孔隙に充填されかつ表面に被覆された合成樹脂組成物からなる滑り層3とを具備しており、合成樹脂組成物は、11ナイロン又は12ナイロン100重量部に対し、リン酸塩1〜15重量部と四ふっ化エチレン樹脂5〜30重量部とが配合されてなる。 (もっと読む)


【課題】摺動面における局部凝着体の掻き落とし作用を発現させて相手材料に対するアタック性を少なくし、かつ自身の耐摩耗性を改善し、さらに硬質相による摩擦発熱性を抑制して、焼付き限界性を改善する。
【解決手段】Ni、Si、Ti、Co、Al、V、Pの2種以上よりなる金属間化合物が1種以上分散され、その添加量がNi、Si、Ti、Co、Al、V、Pの2種以上の合計添加量で0.5〜10質量%になるようにされている。 (もっと読む)


【課題】摺動面における局部凝着体の掻き落とし作用を発現させて相手材料に対するアタック性を少なくし、かつ自身の耐摩耗性を改善し、さらに硬質相による摩擦発熱性を抑制して、焼付き限界性を改善する。
【解決手段】Ni、Si、Ti、Co、Al、V、Pの2種以上よりなる金属間化合物が1種以上分散され、その添加量がNi、Si、Ti、Co、Al、V、Pの2種以上の合計添加量で0.5〜10質量%になるようにされている。 (もっと読む)


【課題】基材表面にバインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層を設けた摺動部材において、被覆層の熱伝導率を高くして基材側への放熱性を向上させ、非焼付性を向上させる。
【解決手段】軸受合金層(基材)1の表面に、バインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層2を形成する。この被覆層2に、熱伝導性フィラーとしての鱗片状金属3を添加する。この鱗片状金属3同士は互いに接近し、或いは互いに接触することによって被覆層2表面の熱を基材1に伝える伝熱経路が作られ、被覆層2の熱伝導性は向上する。被覆層2の熱伝導率を0.4W/m・K以上にすることにより、相手軸の回転により被覆層2表面において発生した熱は、軸受合金層1側へ放熱されやすくなり、被覆層2の強度低下を抑制でき、なじみ性、非焼付性が向上する。 (もっと読む)


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