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Fターム[3J016BB05]の内容

軸受の密封 (9,988) | 運動部 (3,701) | 通常相対運動をする部分を密封するもの (3,701) | 弾性体のもの (1,959) | 油切り、水切り、フリンガ (127)

Fターム[3J016BB05]に分類される特許

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【課題】密封装置を圧入するときの軸受内部の圧力上昇を抑制することができる転がり軸受及び車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】固定側の軌道面を有する外輪2と、回転側の軌道面を有する内輪4と、外輪2と内輪4との間の軸受内部空間6に配置される転動体5と、軸受内部空間6のアキシャル方向の両端に配置されて、軸受内部空間6を圧入密封する密封装置8と、を備え、密封装置8は、円筒部81bと、円筒部81bの一端から径方向内側に延在する円板部81cとからなって、断面L字形に形成される芯金81を有し、外輪2は、その軌道面側周面の軸方向端部に円筒部81bが嵌合される嵌合部2dを有するハブユニット1において、外輪2は、その径方向に嵌合部2dから外周面まで貫通する少なくとも1個の排気孔9を備える。 (もっと読む)


【課題】 重量増加を招くことなく耐泥水性能を向上させることができる軸受密封装置を提供する。
【解決手段】 この軸受密封装置1は、互いに対向する環状のシール板2および弾性シール部材3からなる。シール板2は断面L字状の金属製とされる。弾性シール部材3は、環状の芯金4に弾性体5を固着したものである。芯金4は、円筒部4aと立板部4bとを有する断面逆L字状とされている。弾性体5は、2枚のサイドリップ5a,5bと、2枚のラジアルリップ5c,5dとを有する。2枚のサイドイップ5a,5bは、径方向の内外に並んで配置され、斜め外径側へ延びてシール板2の立板部2bに接する。内径側のサイドリップ5bは、片方のラジアルリップ5cの先端から延びてこのラジアルリップ5cと一体のシールリップを構成する。 (もっと読む)


【課題】ラジアルリップが内輪の外周面と摺接する構造の軸受ユニットにおいても、ラジアルリップの反転やシールリップの締め代寸法のばらつきを抑制し、製造が容易で良好なシール性能を発揮するシール付車輪支持用軸受ユニットを提供する。
【解決手段】ラジアルリップ21aは、芯金15に支持された基端部から内輪4の外周面側に傾斜して軸受外方側に一旦延びた後、屈曲部22を経てその先端部が軸受内方側に傾斜する断面「く」の字形の屈曲形状に形成され、回転円筒部23aの軸受内方側の端部の外周面縁に傾斜部25を形成し、この傾斜部25と、ラジアルリップ21aの軸受外方側の側面とを全周に亙り近接対向させている。ラジアルリップ21aの屈曲部22は、径方向において傾斜部25よりも外径側(シールリング側)に位置している。 (もっと読む)


【課題】傾斜角度の発生に伴うシールリップ締め代の変化を緩和することで、シールの締め代増大を抑制し、密封性を低下させることなくシールのトルクを低減することを可能にする軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】一方の軌道輪2に嵌合され、軸受内部を覆うように周方向に沿って連続して設けられた第1のシール本体20と、他方の軌道輪4に嵌合され、軸受内部を覆うように周方向に沿って連続して設けられた第1のスリンガ24と、第1のシール本体と第1のスリンガとの間に相対回転可能に介在され、軸受内部を覆うように周方向に沿って連続して設けられた中間シール構造とを備えており、中間シール構造は、第1のシール本体に成形されたシールリップ28a〜28cが摺接する第2のスリンガ22sと、第1のスリンガに摺接するシールリップ32a〜32cが成形された第2のシール本体22tとを一体化させて構成されている。 (もっと読む)


【課題】一定の姿勢(形状)を維持するのに十分な剛性を有し、かつ、エンコーダの接着面におけるせん断応力の発生を低減することで、当該エンコーダの剥がれ防止を可能にするスリンガを備えた軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】一方の軌道輪に嵌合され、軸受内部を覆うように延出したシール本体19と、他方の軌道輪に嵌合され、軸受内部を覆うように延出し、その外周面にエンコーダ28が設けられたスリンガ20とを備える。シール本体とスリンガとの間の径方向隙間には、ラビリンス30が構成されていると共に、スリンガの径方向延出端20sには、エンコーダを覆うように周方向に沿って連続して延在した保護フランジ20cが設けられている。保護フランジとエンコーダとの間には、径方向に沿って所定の隙間Hが構成されている。 (もっと読む)


【課題】耐泥水性を高めて密封性能を向上させた車輪用軸受シールを提供する。
【解決手段】スリンガ11の立板部11bにサイドリップ13aが所定の軸方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シール7において、シール部材13が芯金12の嵌合部12aの端部外表面から内径部12bの内縁まで回り込んで固着され、当該シール部材13の端部にシール板10とスリンガ11との間に形成される環状空間を閉塞するひさし部15が一体に形成され、このひさし部15がドレーン部DRとなる路面側に位置する下方部分を除く周方向部分に形成されると共に、ひさし部15の内径d1が、スリンガ11の立板部11bの外径d2よりも小径に設定され、当該ひさし部15が立板部11bと軽接触されているか、または、僅かなすきまを介して対向し、ラビリンスシールが形成されている。 (もっと読む)


【課題】水が多量に飛散し、軸受内部が負圧になる環境で使用される密封型転がり軸受において、製造コストの増大や構造の複雑化を伴うことなく、十分なシール性を確保できるようにする。
【解決手段】内輪1が嵌め込まれるロールネック部(軸)Aの直径Dに対する、内輪1のシール摺接面1aの外径Dと弾性シール部材12のシールリップ12aの自然状態での内径dとの差の比を、0.27〜0.40%とすることにより、この比が0.40%を超える領域で使用される従来のものよりもシールリップ12aの摩擦発熱を小さくするとともに、シールリップ12aに適度な緊迫圧力を付与して、接触シールにベント等の機構を追加することなく、従来よりも優れたシール性を確保できるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】密封装置を圧入するときの軸受内部の圧力上昇を抑制することができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】密封装置8は、固定輪2の軌道面側周面の軸方向端部に嵌合する嵌合部83を有し、嵌合部は、軸受内部と軸受外部とを連通する少なくとも1個の排気溝85を備えるハブユニット1において、嵌合部83は、軸方向に軸受外部側端部P3から軸受内部側に向かう途中位置P2まで弾性部材82により連続形成される弾性嵌合部83bを備え、弾性嵌合部は、固定輪2との間で所定の締め代を有し、固定輪2に対する対向間隔を軸受内部側端部から軸受外部側端部P3に向かって漸次縮小し、嵌合面の周方向に山形の歯82dと、軸受内部側端部P1と軸受外部とを連通する少なくとも1個の弾性溝部82eとを備え、排気溝の一部が弾性溝部82eにより形成され、密封装置を軸受に圧入後は、歯82dが押しつぶされて軸受内部空間6を密封する。 (もっと読む)


【課題】既存の軸受構成をそのまま用いて容易に軸受温度の変化に伴う軸受内部空間の圧力(内圧)の変化を緩和させることを可能にする低コストの軸受ユニットを提供する。
【解決手段】軌道輪2,4間に区画された軸受内部空間を密封するシール部材10a〜10cとを備えた軸受ユニットであって、双方のシール部材を軌道輪に圧入させて固定させた状態における軸受内部空間の容積をVB、一方のシール部材を軌道輪に圧入させて固定させた状態において、他方のシール部材を軌道輪に圧入させることで、その圧入ストローク寸法に相当する分だけ減少した軸受内部空間の容積をVCとすると、想定軸受温度の下限で軸受内部空間の圧力が負圧にならず、かつ、想定軸受温度の上限で軸受内部空間の圧力がシール部材のリーク限界を超えないようなVBとVCの比率を得るために、他方のシール部材を軌道輪に圧入させる圧入ストローク寸法が調整されている。 (もっと読む)


【課題】シール部材とスリンガとの間に構成されるシール部に滞留した水分を除去することにより当該シール部を有効活用し得るウォータポンプを提供する。
【解決手段】プーリやこれに連結される駆動軸及びインペラにより構成される回転体を支持するシール付き軸受6と、該軸受6の側部に対向配置される円環状のスリンガ7と、を備え、軸受6の第2軸受シール20によって構成される第1シール部S1が設けられたウォータポンプ1において、スリンガ7を、非回転体であるポンプハウジング2外周に固定し、かつ、第1シール部S1よりも外周側において軸受6の外輪17と摺接させてなる第2シール部S2を構成することとした。 (もっと読む)


【課題】密封性を確保しながら摺動抵抗を低減することが可能なシール部材を容易に製造することができるシール部材の製造方法を提供する。
【解決手段】弾性材料60と微粒子61とを混練装置71によって混合させて混合材料62を形成する混合工程と、混合材料62を成形型76、77内に充填してシール成形体40に対応する形状の弾性成形品65を形成する成形工程と、弾性成形品65の表面に存在する微粒子を除去してシール成形体40を形成する微粒子除去工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】シールリップの締め代の大きさを変えることなく、密閉性能を高くすることが可能な転がり軸受の密封装置及びこの密封装置を用いた車輪用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】密封装置8は芯金部材31と弾性部材32からなるシール部材34とスリンガ33を備え、芯金部材31は円筒状の芯金固定部52と芯金固定部52の軸方向の一方端から径方向に延在する径方向延在部53と、径方向延在部53の径方向の途中から軸方向に延在する軸方向延在部54とを有し、スリンガ33は円筒状のスリンガ固定部72とスリンガ固定部72の軸方向の他方端から径方向に延在するフランジ部71と有し、弾性部材32は軸方向延在部54の基端側に固定され、フランジ部71に摺動する環状のアキシアルリップ81と、径方向延在部53の基端側に固定され、スリンガ固定部72に摺動する環状のラジアルリップ82及びグリースリップ83を有している。 (もっと読む)


【課題】シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】第2世代乃至第4世代構造の車輪用軸受装置において、アウター側のシール8が、鋼板をプレス加工にて形成された芯金12と、この芯金12に加硫接着により一体に接合されたシール部材13とからなり、このシール部材13が、先端に向う程径方向外方に傾斜し、車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bに所定のシメシロを介して摺接するサイドリップ13aを一体に有すると共に、外方部材2のアウター側の外周面と端面2cおよび車輪取付フランジ6のインナー側の側面6cに撥水加工A、B、Cが施されている。 (もっと読む)


【課題】シールケースに堆積したグリースを再循環させ、高い潤滑性能を有する密封軸受装置を提供する。
【解決手段】密封軸受装置には、内輪4の大鍔部4aに固定される環状の攪拌部材40を備える。攪拌部材40には、グリースを掻き取る掻き取り部55がシールケース11の基端部11aの径方向内側に位置するように形成される。 (もっと読む)


【課題】高速回転時の発熱による不都合を可及的に解消してシール効果を維持することができる密封装置を提供する。
【解決手段】転がり軸受の内部側と外部側との境界部において、互いに相対回転する内周側部材20と外周側部材19との間の環状空間を密封する密封装置18である。内周側部材20及び外周側部材19のうち一方の部材に取り付けられ、複数のシールリップ36,37を有するシール部材23と、内周側部材20及び外周側部材19のうち他方の部材に設けられ、各シールリップ36,37が摺動可能に接触する摺接面24A,24Bと、を備えており、複数のシールリップ36,37は、転がり軸受のより外部側に配置されたものほど摺接面24A,24Bに対する接触圧が高められる。 (もっと読む)


【課題】シールリングによるシール性能を向上させて、転動体を設置した内部空間への異物侵入防止効果を良好にする。そして、優れた耐久性を有する構造を、回転抵抗を大きくする事なく実現する。
【解決手段】ラビリンスリップ21aの先端部を、回転側フランジ12の内側面に設けられた段部25よりも径方向外方に位置させると共に、ラビリンスリップ21aの先端部と段部25とを径方向に重畳させる。そして、ラビリンスリップ21aの先端部内周面を段部25の外周面に全周に亙り近接対向させる。又、シール材18aの一部により、外輪2の外端面外周縁よりも径方向外方に突出した止水部34を設け、止水部34の外径側端部の内側面に設けた庇部35の内周面を、外輪2の外端部外周面に全周に亙って対向させる。 (もっと読む)


【課題】耐水性の向上を図ることができる転がり軸受の密封装置を提供する。
【解決手段】固定輪としての内輪30と、回転輪としての外輪40との間の環状空間を密封するシール部材80を備える。シール部材80は、外輪40、又は外輪40と一体状に回転する回転部材20に固定される固定部81と、固定部81から径方向内方へ延出された弾性体よりなる径方向延在部85と、径方向延在部85から突出されて内輪30の端面、又は内輪30に固定される内輪側固定部材に摺接するリップ部86、87とを備える。径方向延在部85のリップ部86、87よりも外径側に位置する部分には、屈曲変形可能な薄肉部88が形成される。薄肉部88の屈曲点Pから径方向延在部85のリップ部86、87を含む内径端まで間における内径側部分89の重心Qの位置が、屈曲点Pよりも内輪30端面側に位置する軸方向内方に設定されている。 (もっと読む)


【課題】密封性能が低下しにくい密封装置およびそのような密封装置を備えた転がり軸受を提供すること。
【解決手段】アキシアルリップ56に、スリンガ52の円環部66に摺動する摺動部70と、摺動部70の径方向の芯金部材50の筒状部60側に位置して、軸方向のスリンガ52の円環部66側に開口する凹部71とを形成する。また、アキシアルリップ56に、凹部71の径方向の上記筒状部60側に位置すると共に、アキシアルリップ56をスリンガ52に組み付ける前において、アキシアルリップ56の径方向の筒状部60側とは反対側の環状面における径方向の筒状部60側の延長面に対して芯金部材50の円環部61側とは反対側に突出する突出部72を形成する。 (もっと読む)


【課題】嵌合部の気密性を高めて軸受内部を保護すると共に、圧入時の損傷を防止して信頼性を向上させた車輪用軸受の密封装置を提供する。
【解決手段】密封装置が、断面が略L字状に形成されて互いに対向配置された環状のシール板14とスリンガ15とで構成され、シール板14が芯金16と、この芯金16の嵌合部16aに加硫接着により一体に接合されたシール部材17とからなり、このシール部材17に嵌合部16aの外径よりも僅かに大径となる段差0.25〜0.30mmをもって環状凸部20が突出して形成され、この環状凸部20が外方部材10の端面側に向って漸次拡径し、傾斜角5〜15°からなるテーパ面に形成され、外方部材10の端部内周面に嵌合幅0.43〜2.50mmでもって圧入されている。 (もっと読む)


【課題】組立てられる軸受装置の密封部の長期安定化を図るとともに、製造を容易にする。
【解決手段】外輪部材と、内輪部材と、外輪部材側の第1シールリングと、内輪部材側の第2シールリングと、第1シールリングに固定される磁気センサと、第2シールリング側に設けられている多極磁石ロータとを備えた転がり軸受装置の組立て方法であって、多極磁石ロータは環状芯金によって支持されており、環状芯金の円筒部と記第2シールリングの円筒部とを嵌合した状態で、第1シールリングと第2シールリングとを抱き合わせる形に仮組みしておいて、環状芯金および第2シールリングを内輪部材に圧入嵌合するとともに、第1シールリングを外輪部材に圧入嵌合する。 (もっと読む)


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