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Fターム[3J033AB02]の内容

Fターム[3J033AB02]に分類される特許

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【課題】従来の鉄系材料のみを用いた動力伝達軸に対して、同等以上の強度と抗曲性を有しつつも、大幅に軽量化された信頼性の高い動力伝達軸を提供する。
【解決手段】鋼製外殻の内径に、炭素繊維又はガラス繊維の少なくとも一方と熱硬化性樹脂からなる、一方向プリプレグ又は織物プリプレグの少なくとも一方を中空ゴム製の芯材に巻きつけた積層体を挿入し、中空ゴムを膨張させて積層体を外殻の内面に密着させた状態で加熱、保持して積層体を接着、硬化させた、複合構造の動力伝達軸を得る。 (もっと読む)


【課題】強化繊維を用いたトルク伝達軸において、シャフトの重量増や製造コストが高くなることを抑えつつ、回転時に生じる曲げ方向の振動をより低減する。
【解決手段】強化繊維の層を含みシャフト軸方向に延在するシャフト本体を有する長さLのシャフトと、該シャフトの両端部に装着された継ぎ手要素とを有するトルク伝達軸であって、前記シャフト本体は、その軸方向中央を跨いで、25℃におけるエネルギーに関する損失係数が0.04より大きい振動抑制層を、シャフトの軸方向に0.02L以上で0.4L未満の長さで含むことを特徴とするトルク伝達軸。 (もっと読む)


【課題】自動車などで用いられるFRP製プロペラシャフトにおいて、膜1次共振周波数、膜2次共振周波数を制御し、膜振動に伴う放射音を特殊な材料などを用いなくとも簡便に低減すること。
【解決手段】強化繊維の層を含み筒軸方向に延在する本体筒部11を有するFRP筒体と、その筒体における膜1次共振の節位置15と膜2次共振の節位置16であって、FRP筒体の外側または内側に接して、もしくは前記強化繊維の層の層間に配された、強化繊維の周方向巻きによる補強層14、またはFRPもしくは樹脂製剛体からなる突起部材とを有することを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】寸法精度の高い任意の形状の潤滑剤保持溝が形成されたスプライン伸縮軸、当該スプライン伸縮軸を備えた車両用操舵装置、および当該スプライン伸縮軸の製造方法を提供すること。
【解決手段】スプライン伸縮軸としての中間軸5は、軸方向X1に移動可能に嵌合された内軸35および筒状の外軸36と、内軸35の外周に設けられた外スプライン38と、外軸36の内周に設けられた内スプライン39と、外スプライン38に設けられた樹脂被膜40と、レーザを用いて樹脂被膜40に形成され、軸方向X1とは交差する方向D1に延びる潤滑剤保持溝41とを備えている。 (もっと読む)


本発明は、複合材料から製造されると共に機械軸を受け入れるためのヨークを含むコネクティングロッド(6)を製造する方法であって、前記ヨーク(7)は機械軸に直角な2つの平行アーム(7a,7b)を含み、方法は、繊維層(8a〜8e,9a〜9d)を受け入れるために十分に固く単一部品を画定する心棒(1)を製造する段階と、前記心棒上に、追加的な厚さを形成するために、ベース繊維層(8a〜8e)と、ヨークにおいてベース層(8a〜8e)同士の間に介在(挿入)された追加層(9a〜9d)を適用する段階と、中間層(9a〜9d)とベース層(8a〜8e)とを通して延びるラグを挿入する段階と、樹脂をベース層(8a〜8e)及び中間層(9a〜9d)に注入して前記樹脂を重合させる段階と、を含む方法に関する。
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【課題】FRP円筒と端部の金属製ジョイントとの結合強度を高めることができ、高い伝達トルクが得られるFRP製駆動シャフトを得ること。
【解決手段】FRP円筒10の両端部に、金属製の端部ジョイント20を結合してなるFRP製駆動シャフト100において、端部ジョイント20を、FRP円筒10内に圧入されるセレーション部31を有する圧入ジョイント30と、FRP円筒10の外周に固定される円筒状アウタカラー40とから構成し、この圧入ジョイント30と円筒状アウタカラー40とに、互いに係合して回転を伝達する非円形係合部(非円形断面軸部32、非円形係合穴43)を形成した。 (もっと読む)


【課題】FRP円筒と端部の金属製ジョイントとの結合強度を高めることができ、高い伝達トルクが得られるFRP製駆動シャフトを得ること。
【解決手段】FRP円筒10の両端部に、金属製の端部ジョイント20を結合してなるFRP製駆動シャフト100において、FRP円筒の両端部に、端部ジョイントより軟質な金属からなる突き合わせカラー30を位置させて、FRP円筒と突き合わせカラーの対向端面に互いに面接触する波形係合部11、31を形成し、端部ジョイントに、突き合わせカラーとFRP円筒内に跨って圧入されるセレーション部21aを設け、突き合わせカラーとFRP円筒に、波形係合部を覆って突き合わせカラーとFRP円筒の外周面に接触するアウタカラー40を嵌めた。 (もっと読む)


【課題】動力伝達軸用シャフトを、強度を確保しつつ、一層軽量化する。
【解決手段】動力伝達軸用シャフトS1は、中央の大径部14と両端の小径部16とからなる中空(中空部12)の鋼部材10と、鋼部材10の大径部14の外周にはめ合わせたCFRP部材20との複合体である。軽量高強度素材であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で成形したパイプ状のCFRP部材20と中空軸状の鋼部材10とを複合化することで強度低下すること無く、動力伝達軸の軽量化を達成できる。CFRP部材20の外周面にはブーツ溝22が設けてある。 (もっと読む)


【課題】CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の中間シャフトの端部にジョイントを取り付けた動力伝達軸の軸方向寸法を短くする。
【解決手段】中空円筒状のCFRP製シャフトSと外側継手部材10の外周にオス歯型部位16を形成した等速ジョイントJ1とからなり、CFRP製シャフトSに外側継手部材10を圧入することにより両者を結合した。 (もっと読む)


【課題】 好適な連結棒を製造する方法を提供する。
【解決手段】 この方法は少なくとも次の連続工程を含む:a)内部本体(18)を製造する;b)内部本体(18)の一端を、各端片(5)の減少した外径の端部に付加し、内部本体(18)の前記端を端片の肩(6)上に載せる;c)第二マンドレル(19)の第一部分(19a)を各端片の中空円筒形部分(1)内に挿入し、第二マンドレル(19)の第二部分(19b)の自由端に駆動あご(20)を置く;d)前記予備含浸された繊維(16)を内部本体(18)、端片(1,3,4)及び第二マンドレル(単数または複数)の第二部分(単数または複数)(19b)からなる集成体の外表面上に巻き、前記繊維はそのとき外部本体(21)を形成する;e)あご(単数または複数)(20)を除去した後、内部本体(18)及び外部本体(21)を重合し、重合された単一片本体(22)を形成する;f)第二マンドレル(単数または複数)(19)を除去し、重合された単一片本体(22)を必要な長さに切断する。 (もっと読む)


【課題】中間軸とその両端に取り付けた等速自在継手からなるドライブシャフトの一層の軽量化を図る。
【解決手段】ドライブシャフト用中間軸は、鋼製の中空軸2の外周にFRP層20を設けることにより軽量化と曲げ剛性の向上を図る。中空軸2は鋼製で、中間部4と、中間部4の両側の接続部6とからなり、全長にわたり中空で、中間部4の外周にFRP層20が設けてある。具体的には、パイプ状に成形したFRPを中空軸2の外周に嵌合させる、樹脂を含浸させた炭素繊維の束を中空軸2の外周に巻き付ける、シート状に成形したCFRPを中空軸2の外周に巻き付ける、といった態様がある。 (もっと読む)


本発明は連結ロッドを製造する製造方法に関する。この製造方法は、長繊維(5)により補強された金属材料から形成される本体(1)を、長繊維(5)が本体の長手軸線(X)に沿って主として延在するように形成し、短繊維により補強された金属材料からなるエンドピースを形成するとともに、エンドピースを摩擦撹拌溶接によって本体の端部に溶接することを含む。
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【課題】高い同軸度で結合され、圧入力、固定力、及び破壊強度のバラツキを低減し、軸方向の固定力が十分大きい動力伝達部材を提供する。
【解決手段】繊維強化プラスチック(FRP)製円筒部材10と、継ぎ手部材20とを有し、継ぎ手部材20のボス部22の外周面22aには雄ねじ23が形成され、繊維強化プラスチック(FRP)製円筒部材10の内周面10aに雌ねじ11が形成され、雄ねじ23と雌ねじ11と螺合させることによって繊維強化プラスチック(FRP)製円筒部材10と継ぎ手部材20とが接合されている動力伝達部材1である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、最大限の軽量化効果を満足しつつ、衝突時におけるボディの破壊にあわせてプロペラシャフトの破壊を確実に進行させることができ、ボティによるエネルギー吸収効果を十分に発現させることができるプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】端部に強化繊維による周方向補強巻層を含んでいるFRP製筒体と、駆動源の駆動軸に連結される等速ジョイントからなるプロペラシャフトであって、前記FRP製筒体はその本体の全長にわたって延在する主層と、上記本体の端部において、上記主層と一体に、かつ、上記主層の内側に設けた部分層とを含み、上記等速ジョイントは、その等速ジョイントの軸方向に作用する圧縮荷重を上記主層と上記部分層との層間に集中させてそれら主層と部分層とを上記層間において剥離させる圧縮荷重伝達部を備えているプロペラシャフト。 (もっと読む)


複合タイロッドは、固体マトリクス内に保持されているインターレース加工されたフィラメントから形成される開放格子本体を含む。一対の取り付け具は、本体の端部にロッド端部を固定接続する。ロッド端部は、タイロッド上の取り付け点を形成する。
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【課題】プロペラシャフトの中間部材とチューブとの十分な結合剛性を確保しつつプロペラシャフト全体の軽量化を図る。
【解決手段】アルミニウム合金材からなる第1ヨーク部材6と、内外二重筒の繊維強化樹脂材からなるチューブ2と、前記ヨーク部材とチューブとの間に設けられた鉄製の円筒状の中間部材7と、この中間部材の前記ヨーク部材側の一端側に一体的に設けられたフランジ部7aと、中間部材に形成されて、前記チューブがセレーション結合するセレーション部7bと、を備え、前記ヨーク部材の中間部材側の端縁と前記フランジ部とを、軸方向から摩擦圧接によって一体的に結合した。 (もっと読む)


【課題】全体の軽量化を図りつつ回転伝達トルクの低下を防止すると共に、チューブに対するヨークのセレーション結合時における圧入作業の容易性を図り得るプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金材からなる入力側ヨーク6と、該入力側ヨークの円筒部14の嵌合部14bが圧入される繊維強化樹脂材からなるチューブ2と、を備え、前記嵌合部の外周面に、前記チューブの内周面に食い込み状態に係合する複数の凹凸部15a、15bを周設してなるセレーション15を軸方向に沿って形成した。このセレーションの各凸部の歯先をほぼ平坦状に形成すると共に、該各凸部の前記嵌合部の軸方向の先端部に、前記平坦な歯先面15cから先細り状の鋭角な切り込み部15eを形成し、前記嵌合部を前記チューブの端部内に圧入固定する際に、前記切り込み部が繊維材を切断しながら圧入するようにした。 (もっと読む)


【課題】ジョイント部における金属製二股ヨーク、十字軸式ジョイントを含めたカルダン式ジョイント部品や、金属製スタブシャフトを削減することができ、軽量化効果が大きく、かつ、等速ジョイントとの接合強度を十分に確保することができるFRP製筒体を用いたプロペラシャフトを提供すること。
【解決手段】端部に強化繊維による周方向補強巻層を含んでいるFRP製筒体と、駆動源の駆動軸に連結される等速ジョイントからなるプロペラシャフトであって、前記等速ジョイントは、外周面に軸方向に延び、かつ、歯先経の直径が前記筒体端部の内径よりも大きい切り込み歯を有し、前記筒体端部の内側に、前記切り込み歯で前記筒体の前記端部の内壁に刻み目を刻設しながら、前記切り込み歯を前記端部の前記内壁に食い込ませるようにして接合されている。 (もっと読む)


【課題】付近の排気管や触媒装置からの放熱により熱せられた場合でも、トルク伝達軸として十分なねじり強度を伝えることができるよう熱線を反射する被覆層を有するとともに、被覆層と炭素繊維強化プラスチック製のシャフト本体との間に絶縁層を設けることにより、前記被覆層が前記シャフト本体間との電食により劣化しないトルク伝達軸を提供するものである。
【解決手段】炭素繊維強化プラスチック製のシャフト本体を有するシャフトと、該シャフトの両端部に装着された金属製継ぎ手要素とを有するトルク伝達軸であって、前記シャフト表面には熱線に対する反射効果を示す被覆層が設けられており、かつ、該被覆層と前記シャフト本体との間に絶縁層が設けられていることを特徴とするトルク伝達軸。 (もっと読む)


【課題】未硬化樹脂含浸繊維層の端部を折り返す必要がなく、繊維配向を初期の配向姿勢に維持しながら、しかも極めて簡易な方法で、樹脂繊維からなる筒部材とエンジンボックス等に直接剛結合される鍔付きの筒材とを接合することのできる、繊維強化樹脂製筒部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マンドレル1と、その一端に取付けられ、マンドレルに比して拡径した拡径部と突起を有する端部取付け材2と、からなる基材10を用意する工程、未硬化樹脂含浸繊維をマンドレル1外周にフープ巻きして第1の巻層3を形成し、さらにその外周に繊維をヘリカル巻きして第2の巻層4を形成し、第2の巻層4の端部を切断して該端部と端部取付け材2をマンドレル1から切り離して挿入空間7を形成し、該挿入空間7に鍔付きの筒材6を挿入し、第2の巻層4の外周に繊維をフープ巻きして第3の巻層5を形成し、加熱処理する製造方法である。 (もっと読む)


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