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Fターム[3J033EB10]の内容

Fターム[3J033EB10]に分類される特許

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【課題】リンク機構の軸受構造において、二股軸受部分の変形を抑制し、かつ二股軸受を有するリンク部材の耐久性を向上させる。
【解決手段】軸受部120a、120bが二股状に対向して配置された二股軸受部を有する第1部材100と、二股軸受部120a、120bの間に配置される軸受部13aを有する第2部材13と、を備え、二股軸受部120a、120bと軸受部13aとを、連結ピン26で連結するリンク機構の軸受構造であって、連結ピン26は、少なくとも軸受部120a、120bの一方では内側連結ピン26aと外側連結ピン26bとが同軸状に配置される二重構造となっており、外側連結ピン26bは、第1部材100の軸受部120a、120bに挿通された状態で内周側に内側連結ピン26aが圧入されて直径が拡大することによって、第1部材100の二股軸受部120a、120bに圧入固定された状態となっている。 (もっと読む)


【課題】コンロッドの小端部の軸孔の内周とピストンピンの外周との間に潤滑油膜を好適に形成できるようにする。
【解決手段】コンロッド1とピストン3とを連結する全浮動型のピストンピン2の潤滑構造において、コンロッド1に小端部に向けて延伸し小端部の軸孔12内に連通する潤滑油路13を設け、この油路13の出口132をコンロッド1の中心軸Lから軸孔12の周方向に沿って偏倚した箇所に開口させるとともに、ピストンピン2の外周面における前記出口132に臨む部位に凹部21を成形することとした。これにより、ピストンピン2が、潤滑油路13を通じて小端部の軸孔12に到達した潤滑油の油圧を凹部21で受けて、軸孔12内で恒常的に回動する状態となる。 (もっと読む)


【課題】往復運動をクランクシャフトと接続ロッドを通して回転運動に変換することができるジョイントの中で、ベアリングの表面に潤滑性を付与することが困難であるため、それを解決する構成を提供する。
【解決手段】ロッキングジョイント30は、ベアリング表面が、表面と表面の間をスライドすることなく、お互いに関して揺れ動く場所に開示される。左シリンダーからブリッジ42を経由してプル・ロッド31と連結される。プル・ロッド31には以下が含まれる:ボルト40により保持されるプル・ロッドメインボディ32、センターエレメント34、ベアリングエレメント36および端部キャップ38。ブリッジ42には、プル・ロッドに向かって外側に伸びるクロスピン延長部44が含まれている。ベアリングエレメント36では、開口部46の表面に向けて置かれているベアリングエレメント36の後方側面は凸状にカーブした表面を含む。 (もっと読む)



【課題】荷重集中部位が存する場合であっても、該部位において十分な油膜圧力を発生させて摩擦損失を低減することができるピストンピンのすべり支持構造を提供する。
【解決手段】ピストンピンのすべり支持構造は、相対的に回転可能なピストンピン120及びピストンピンボス106の摺動面間に潤滑油が供給されるピストンピン120のすべり支持構造において、ピストンピン120とピストンピンボス106との荷重集中部位に対応する摺動面領域Xを挟み潤滑油の流れ方向の上流側及び下流側のピストンピン120の摺動面領域に、他よりも撥油性の高い領域Yが設けられている。 (もっと読む)


【課題】疲労強度が低下することを防止することが可能な焼結鍛造体を提供する。
【解決手段】混合粉40を圧縮することで粉末成形体90を成形し、粉末成形体90を焼結した後で鍛造することにより成形されるコンロッド1(焼結鍛造体)であって、粉末成形体90は、粉末成形体90は、ウェブ部91(基部)と上下方向(混合粉40が圧縮される方向)に沿ってウェブ部91から突出するリブ部92L・92L・92R・92R(凸部)と、を具備し、粉末成形体90におけるリブ部の密度D2を7.2g/cm以上に設定した。 (もっと読む)


本発明は、ピストン1にコネクティングロッド2を装着し回転可能に軸支する方法に関する。ピストン1は、同様のベアリング表面を備えるコネクティングロッド2の端部2aに回転可能に係合する湾曲したベアリング表面を有するベアリング部材3を備える。ベアリング部材3は、コネクティングロッド2の側に切欠き3aを備えるリング状の形状を有する。コネクティングロッドの端部2aは、ピストン1内へ切欠き3aを通して所定位置に配置され、所定位置では、コネクティングロッド2の端部2a及びベアリング部材3が、互いに略垂直にある。次いで、コネクティングロッド2の端部2aがベアリング部材3に接触するように、コネクティングロッド2若しくはピストン1が更に移動される。その後、相互のベアリング表面が合わされ、互いに略対応するようにするように、コネクティングロッド2及びピストン1の間の相対回転移動によってコネクティングロッド2の端部2a及びベアリング部材3が最終位置に配置される。
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自動車のフレームに対してパワートレインの位置を固定するトルクアーム(10)は、第1のマウント(14)と第2のマウント(12)とを含む。第1のマウント(14)及び第2のマウント(12)は、胴部(16)によって離隔されている。第1のマウント(14)は、第1の中心開口部を画成する連続的なリング体によって形成され胴部(16)と一体である。第2のマウント(12)は、第2の中心開口部を画成するループ体(30)によって形成されており、ループ体(30)は、連続的なリング体とは反対側の胴部(16)の端部にて胴部(16)から延びている。 (もっと読む)


【課題】オフセットクランク構造の内燃機関のコネクティングロッドであっても、燃焼・膨張行程におけるコネクティングロッドの座屈強度を向上させることができる内燃機関のコネクティングロッドを提供する。
【解決手段】オフセットクランク構造のエンジン1のコネクティングロッド5であって、ピストンピン4aを回転自在に支持する小端部11とクランクピン6aを回転自在に支持する大端部12とを連結するコラム部13は、コネクティングロッド中心線Lを基準としてオフセット側の側面部13aまでの幅W1が反オフセット側の側面部13bまでの幅W2より小さい非対称に形成されるとともに、オフセット側の第1のリブ部31は、コネクティングロッド中心線Lに直交し、かつピストンピン4aおよびクランクピン6aの回転運動の中心線に垂直な幅方向の厚みT1が、反オフセット側の第2のリブ部32の幅方向の厚みT2より大きく形成されている。 (もっと読む)


【課題】コンロッドの球状にされた小端部を保持する2つの凹状の球面の軸心ずれを吸収しつつ、コストを抑え、更にピストンの剛性低下を防止可能なピストンとコンロッドとの球面連結構造を提供する。
【解決手段】カップ状支持部78及びホルダ68に、底面92又は上面68aから球面76側及び/又は球面67側に向かって延びるとともに球面76及び球面67の内径D1よりも大きい内径D2を有する円柱状の空間88が形成され、底面92又は上面68aに沿う方向の球面76と球面67との軸心ずれを吸収する。 (もっと読む)


【課題】ピストンとコンロッドとの連結構造において、面圧を下げることができる構造を提供することを課題とする。
【解決手段】第1球面85は中央に球状凹部121が存在するため、小端部24は、点D、Dで接触する。すなわち、従来、小端部と第1球面とは点接触であったものが、本発明によればリング状の線で接触する。これで、接触時の面圧を大幅に減少させることができる。また、第2球面91に非接触面123が加えられたので、小端部24との接触点Cは、図上方へ移動する。この結果、軸線119から接触点Cまでの距離L2は十分に大きくなる。接触長さ(2π・L2)は大きくなり、点Cにおける面圧(ピストンに加わる力を接触長さで割った値)は小さくなる。 (もっと読む)


【課題】ピストン打音の発生を抑えながら軽量化が図れる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】下部スカート部97が、ピストン13のスラスト側及び反スラスト側に設けられた主スカート部97A,97Bと、ピストン13のスラストー反スラスト方向に直交する直交方向に配置された一対の副スカート部97Cと、これらの主スカート部97A,97B及び副スカート部97Cのそれぞれを繋ぐ連結スカート部97E,97Gとからなり、副スカート部97Cが、ピストン13の中心軸方向で主スカート部97A,97Bよりも短く形成されている。 (もっと読む)


【課題】リンク機構の軸受構造において、二股軸受部分の変形を抑制し、かつ二股軸受を有するリンク部材の耐久性を向上させる。
【解決手段】軸受部120a、120bが二股状に対向して配置された二股軸受部を有する第1部材100と、二股軸受部120a、120bの間に配置される軸受部13aを有する第2部材13と、を備え、二股軸受部120a、120bと軸受部13aとを、連結ピン26で連結するリンク機構の軸受構造であって、連結ピン26は、少なくとも軸受部120a、120bの一方では内側連結ピン26aと外側連結ピン26bとが同軸状に配置される二重構造となっており、外側連結ピン26bは、第1部材100の軸受部120a、120bに挿通された状態で内周側に内側連結ピン26aが圧入されて直径が拡大することによって、第1部材100の二股軸受部120a、120bに圧入固定された状態となっている。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造でありながら、大端部分および小端部分に圧入された円環状部品の変形を生じることのないコンロッドアセンブリを提供する。
【解決手段】 プレス加工された板状の積層部品2A〜2Fを積層してなる積層体2、およびこの積層体2に設けられた大端部分2aおよび小端部分2bの嵌合孔2aa,2baにそれぞれ圧入された一対の円環状部品3,4を有する。このコンロッドアセンブリ1において、前記積層体2の前記大端部分2aおよび小端部分2bの積層枚数を、これら大端部分2aと小端部分2bの間の積層体中央部2cの積層枚数よりも多くし、前記大端部分2aと小端部分2bの肉厚を前記積層体中央部2cの肉厚より厚くする。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を図ることができる積層コンロッドを提供する。
【解決手段】積層コンロッド11は、大端部、小端部13、および大端部と小端部13を連結する連結部を含み、大端部および小端部13には板厚方向に貫通する貫通穴15bが設けられる板状のコンロッド部品16a〜16eを複数枚積層して形成される。積層コンロッド11は、板厚方向両外側に配置される外側コンロッド部品16a、16eと、両外側コンロッド部品16a、16eの間に配置される内側コンロッド部品16b、16c、16dとを含む。ここで、外側コンロッド部品16a、16eに設けられる貫通穴の径L、Lは、内側コンロッド部品16b、16c、16dに設けられる貫通穴の径L、L、Lよりも大きい。 (もっと読む)


本装置は、往復ピストン(10)と、駆動手段(DM)に連結された一端(9c、41)とピストン(10)に取り付けられた接合ピン(50)と協働する反対側端(9b、42)とを有する駆動ロッド(9、40)とを備える往復コンプレッサに適用される。反対側端は、吸入行程中において駆動ロッド(40)がピストン(10)を移動させるように、接合ピン(50)に嵌合され且つそこに保持された1つの連結長手方向伸展部(43)を担持している。接合ピン(50)は、圧縮行程中において、接合ピンの長手方向伸展部の全長と駆動ロッド(40)の反対側端(42)の高さとの間の差分よりも大きい接合ピン(50)の側面の長手方向伸展部に沿ってピストン(10)に連結されている。
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【課題】例えば自動車のパワープラントPの揺れを抑えるためのトルクロッド1のような防振リンクにおいて、その前端部をパワープラントPに連結するブラケット4の構造に工夫を凝らして、軽量化及びコストの低減を図る。
【解決手段】トルクロッド1の本体部10の小嵌入孔10aに筒状のゴム弾性体12を直接、嵌入するとともに、そのゴム弾性体12の筒孔12aに嵌挿する軸部41をパワープラントブラケット4の本体部40に一体成形する。このブラケット本体部40との間にゴム弾性体12を挟み込むようにプレート部材45を配置し、このプレート部材45をパワープラントブラケット4のボス部42と共締めでパワープラントPに締結する。プレート部材45には、パワープラントブラケット4の軸部41先端の縮径部41aが嵌め込まれる丸穴45bを形成するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭化水素系の冷媒を用いた冷凍装置等の省エネルギー化,小型化,高効率化を図りながら、信頼性の向上を図る。
【解決手段】密閉容器内に圧縮要素及び電動要素が収納され、電動要素で駆動されるクランクシャフトとピストンがコンロッドにより連結される密閉形圧縮機が用いられる冷凍装置において、イソブタン(R600a)を圧縮要素で圧縮される冷媒に用い、分子中にエステル結合を有する脂肪酸エステル油を冷凍機油に用いることで、摺動部の潤滑性を上げ、高効率化と信頼性向上を両立する。 (もっと読む)


【課題】安価に製造することができるコンロッドアッセンブリを提供する。
【解決手段】コンロッドアッセンブリ11は、板状の分割コンロッド部品13a〜13dを複数積層して形成される積層コンロッド12と、積層コンロッド12の大端部14および小端部15に圧入される軌道輪21a、21bとを備える。ここで、軌道輪21a、21bの両縁部23、24等は、積層された分割コンロッド部品13a〜13dのうち、最も外側に配置される分割コンロッド部品13a、13dの幅面19、20とそれぞれ当接するよう、径方向外側に折り曲げられている。 (もっと読む)


【課題】 積層コンロッドの加工工数が少なく低コストで製造できるという利点を維持しながら、軸受の通油性を改善した積層コンロッドアッセンブリを提供する。
【解決手段】 この積層コンロッドアッセンブリAは、積層コンロッド1と、この積層コンロッド1における大端2および小端3に設けられた軸受嵌合孔5,6に圧入されたころ軸受4とからなる。積層コンロッド1は、それぞれ大端部分1a、小端部分1b、およびロッド部分1cを有する板状の分割コンロッド部品1A〜1Dを積層したものである。シェル型の外輪41、複数のころ42、およびこれら複数のころを保持する保持器43を有する。上記シェル型の外輪41における積層コンロッド1の幅面よりも突出した箇所に、通油用の貫通孔41dを設ける。 (もっと読む)


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