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Fターム[3J044BB20]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 表面被覆・表面処理 (934) | 表面被覆 (293) | 蒸着 (114) | 物理蒸着(PVD) (65)

Fターム[3J044BB20]に分類される特許

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【課題】本願は、基体上にDLCコーティング12を備えるスライド要素、特に、ピストンリングに関するものである。本発明によるスライド要素は、DLCより軟質の材料14が、DLCコーティング12の表面に埋め込まれ、スライド要素は、スライド要素が接触してスライドするスライド相手に、DLCコーティング12で接触することを特徴とする。
【解決手段】高い耐摩耗性だけでなく低い摩擦係数を有し、その結果、滑り相手の表面の小さな凹凸に耐性があり、それによって著しく損傷を受けることのないDLCコーティングを基体上に備えるスライド要素を提供する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、ガスシール性および油かき性を同時に満たすことが可能であり、かつその摺動面に形成された硬質皮膜自体が剥離することのないピストンリングを提供すること。
【解決手段】外周面に凹部が形成された母材と、前記凹部に設けられる硬質皮膜と、からなるピストンリングにおいて、前記ピストンリングの径方向に垂直な断面において、前記凹部を、母材の上下面のいずれか一方から他方に向かって、ピストンリング外周面に平行に延びる第1の面と、前記第1の面の一端からピストンリング外周面に向かって延びる第2の面と、から構成し、前記凹部に硬質皮膜を設けることで、ピストンリング外周面を、硬質皮膜が形成されている部分と母材が露出している部分とが存在し、前記凹部を形成する第2の面とピストンリング外周面とは10〜30°の角度をもって接しているようにする。 (もっと読む)


【課題】船舶用ピストンリングにおいて、摺動面の耐摩耗性をより向上させることである。
【解決手段】船舶用ピストンリング10であって、金属材料で形成されるピストンリング本体12と、ピストンリング本体12の摺動面13にイオンプレーティングで被覆され、CrNで形成されるCrN被覆層14と、を備え、CrN被覆層14は、70μm以上の膜厚で形成されており、X線回折によるCrN(200)面のピーク強度がCrN(111)面のピーク強度より大きい。 (もっと読む)


【課題】エンジンの熱負荷の高い環境で使用することが可能な、耐スカッフ性、耐摩耗性に優れた高熱伝導性ピストンリングを提供する。また、さらに低フリクションにより燃費の向上に寄与するピストンリングを提供する。
【解決手段】イオンプレーティング成膜条件を最適化することにより、皮膜の被覆面のX線回折測定における (220)面組織係数が1.1〜1.8であり、且つ(111)面組織係数及び(200)面組織係数よりも大きいTiN皮膜をピストンリング外周面に10〜60μmの膜厚に被覆する。また、TiNの優れた熱伝導率を損なわずに低フリクションの優れた摺動特性を得るために、TiN皮膜の上にさらに非晶質硬質炭素皮膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの熱負荷の高い環境で使用することが可能な、耐スカッフ性、耐摩耗性に優れた高熱伝導性ピストンリングを提供する。また、さらに低フリクションにより燃費の向上に寄与するピストンリングを提供する。
【解決手段】イオンプレーティング成膜条件を最適化することにより、皮膜の被覆面のX線回折測定における (111)面組織係数が1.2〜1.65であり、且つ(111)面組織係数>(220)面組織係数>(200)面組織係数となるTiN皮膜をピストンリング外周面に10〜60μmの膜厚に被覆する。また、TiNの優れた熱伝導率を損なわずに低フリクションの優れた摺動特性を得るため、TiN被膜の上にさらに非晶質硬質炭素皮膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダボア壁面との間におけるフリクション性能のばらつきを抑制し、オイル消費の低減及びフリクション低減の効果を安定して得られる、トップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるピストンリングを用いたディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリングの組合せとしてトップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるものを用いるディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せにおいて、当該トップリング又は当該オイルリングのシリンダボア径に対する張力比は、当該トップリングの張力(N)をAとし、当該オイルリングの張力(N)をCとし、当該シリンダボア径(mm)をDとした場合に、A/D≦0.25及びC/D=0.10〜0.36の各条件を満足するディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せを採用する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングとシリンダボア壁面との間のフリクション性能のばらつきを抑制し、オイル消費の低減及びフリクション低減の効果を安定して得られる、トップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるピストンリングを用いたガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリングの組合せとしてトップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるものを用いるガソリンエンジン用ピストンリングの組合せにおいて、当該トップリング又は当該オイルリングのシリンダボア径に対する張力比は、当該トップリングの張力(N)をAとし、当該オイルリングの張力(N)をCとし、当該シリンダボア径(mm)をDとした場合に、A/D≦0.10及びC/D≦0.22の各条件を満足するガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを採用する。 (もっと読む)


【課題】低フリクションと耐摩耗性を有する炭素系皮膜を備えたピストンリングを提供する。
【解決手段】炭素系皮膜2が摺動面に被覆されたピストンリング1において、前記皮膜2は硬度の異なる2種類の層A,Bが2層以上積層された積層皮膜であり、前記2種類の層A,Bの硬度差は500〜1700HVで、硬度の高い層Aが硬度の低い層Bの厚さと同一又はそれ以上の厚さを有し、皮膜全体の厚さが5.0μm以上である。前記硬度の高い層Aの厚さは5〜90nmであることが好ましい。前記皮膜2が被覆された面の母材粗さが1.0μmRz以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた摺動特性と耐摩耗性の両立を図ることのできる摺動部材を提供する。
【解決手段】摺動面が、第1材料からなり複数の凹部が規則的に配列された基部1と、上記凹部を充填する第2材料からなる充填部2とを有し、前記第1材料は、金属材料、セラミックス材料、および炭素系材料よりなる群から選択される1種からなり、前記第2材料は、金属材料、セラミックス材料、および炭素系材料よりなる群から選択される1種以上からなり、前記第1材料と前記第2材料は、摩擦係数と硬度のうちの1以上が異なり、更には、前記基部1の表面と前記充填部2の表面が単一面を形成していることを特徴とする摺動部材。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン摺動構造及び該ピストン・シリンダ摺動構造において、シリンダの表面あらさを適正にし、ピストンリングの耐摩耗性を改善することにより、シリンダ、ピストン間の相対的なフリクションを低減する。
【解決手段】スカート3aを有するピストン3と、ピストン3を潤滑油を介して摺動自在にかつ往復動自在に収容するシリンダ2と、ピストン3の外周面に円周方向に沿って張設されるピストンリング5、6、7とを備えたシリンダ・ピストン摺動構造において、シリンダ2は筒形に形成され、ピストンリング5、6、7はシリンダ2の内面2aに潤滑油を介して相対的に摺動し得るリング状に形成されており、シリンダ2のピストンリング5、6、7との摺動面が鏡面に形成され、ピストンリング5、6、7の摺動面には非晶質硬質炭素皮膜11が形成される。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減でき、組付性も優れるピストンリングを提供する。
【解決手段】合口17を有する樹脂製リング12と金属製リング13が一体成形されたピストンリング10であって、前記金属製リング13が樹脂製リング12の合口17付近を除く外周面14の凹溝15に一体配置し、前記樹脂製リング12の外周面14が前記金属製リング13の部分において前記金属製リング13の外周面18よりも内周側で、金属製リング13の軸方向幅が外周に向かって小さくされた部分に配置している。前記樹脂製リング12の背面に樹脂製リング12を半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダ11を有している。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング溝に装着した場合に圧力リングの上下面がピストン装着時にピストン軸に対して略垂直なフラット面となる圧力リングであって、ブローバイガス量及びオイル消費量の増大を抑制すると共に、製造コストの増大を抑制可能な圧力リングを提供する。
【解決手段】軸方向断面が略矩形形状の下面と外周面とで形成される角部を切り欠いてステップ状とした切り欠き部が設けられ、当該圧力リングは、自由状態において、当該圧力リングの上面が、径方向外方に向かって下方側に傾斜して略皿ばね形状を有し、当該圧力リングの上面の、当該圧力リングの軸に対して垂直な面に対する傾斜角度θが、0°<θ≦2°とした圧力リングを採用する。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに簡単な構成で回り止め機能を付与する。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなる組合せオイルリング10において、回り止め突起21がオイルリング11の上面4b及び下面4aの少なくとも一方から軸方向外側に突出し、この回り止め突起21はオイルリング11の内周端部に加工により一体に形成され、ピストン1のリング溝4面に形成した凹部23に挿入可能である。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに回り止め機能を付与し、かつ、組付性を良好にする。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、前記オイルリング11の上面11b及び下面11aの少なくとも一方に回り止め部材21が固定され、この回り止め部材21が、ピストン1のリング溝4面に形成されてピストン1の外周面3に開口している凹部22に挿入可能である組合せオイルリング10において、前記回り止め部材21がオイルリング11の内周端から半径方向内方に突出している。 (もっと読む)


本発明による改良したオイルリングは、リング本体(2)と、リング本体(2)の半径方向外方に設けた2個の摺接フランジ部(4)であって、ピストンの摺動方向に順次に配置し、リングの外周面における窪み(6)により互いに離間させた、該2個の摺接フランジ部(4)と、2個の摺接フランジ部(4)にそれぞれ形成した2個のスクレーパリップ(8)と、各スクレーパリップ(8)に形成した耐磨耗被覆とを備える。 (もっと読む)


【課題】高面圧が外周摺動面に加わった場合であっても、硬質炭素膜の剥離を著しく低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング基材1と、ピストンリング基材1の少なくとも外周摺動面に設けられた下地膜2と、下地膜2上に設けられた厚さ1μm以上7μm以下の硬質炭素膜3とを有する。第1のピストンリング11は、その下地膜2が、ピストンリング基材1上に設けられたCr膜2aと、Cr膜2a上に設けられたCr−N膜2bとからなるように構成し、第2のピストンリング12は、その下地膜2が、ピストンリング基材1上に設けられた第1Cr膜2aと、第1Cr膜2a上に設けられたCr−N膜2bと、Cr−N膜2b上に設けられて硬質炭素膜3の厚さを100としたときの厚さが2〜5の範囲の第2Cr膜2cとからなるように構成する。 (もっと読む)


【課題】特に内燃機関もしくはコンプレッサーに用いるための、セラミック/金属多層の概念をベースとするコーティングを備えたピストンリングを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの金属ベース(2)と、この金属ベースに物理蒸着(PVD)法により塗布されたコーティング(3)を含み、このコーティングは周期性(P)を有し、少なくとも1つの第1の層(5)と少なくとも1つの第2の層(5’)により形成され、これらの層は隣接しており、第1の層(5)は主に金属クロム(5)により形成されており、第2の層は主にセラミッククロム(5’)により形成されていることを特徴とするピストンリング。 (もっと読む)


本発明は、ピストンリング(1)、特に圧縮ピストンリングに関するものであり、滑り面(2)、上部及び下部フランク領域(4)、内周領域(3)、及びプッシャ(5)を具え、ピストンリングの厚さ(D)は、その円周全体にわたって見て均一に設計され、少なくとも滑り面はPVDまたはCVDコーティングを有し、滑り面層(6)は、プッシャ付近の円周領域(7, 8)では、滑り面(2)の残りの円周領域より小さい層厚(51)を有する。
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本発明は、内燃機関の滑動部材、特にピストンリングに関する。本発明の滑動部材は、ta−CタイプのDLCコーティングを含み、前記コーティングは、少なくともひとつの残留応力勾配を持つ。
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【課題】硬質炭素被膜を成膜するための方法としてスパッタリング法を採用した場合でも、低摩擦係数を実現することができる、自動車部品用摺動部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】自動車部品用摺動部材1は、基材2と、基材2の表面にコーティングされた硬質炭素被膜3とを有する。基材2の表面粗さはRy(最大高さ)で0.1μm以下であり、硬質炭素被膜3はスパッタリング法により成膜されている。 (もっと読む)


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