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Fターム[3J063CD14]の内容

Fターム[3J063CD14]に分類される特許

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【課題】遊星歯車機構のリングギヤをケースに対して固定しているブレーキを良好に潤滑・冷却する。
【解決手段】変速装置30では、第1リングギヤ31rを固定可能なブレーキB1の第1ブレーキハブ43が第2リングギヤ32rの外周側に配置されると共に第2リングギヤ32rを固定可能なブレーキB2の第2ブレーキハブ53が第1リングギヤ31rの外周側に配置され、ブレーキB1の第1摩擦板42には、第2リングギヤ32rに形成された複数の第2潤滑油供給孔323rと第1ブレーキハブ43に形成された第1潤滑油流通孔43oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給されると共に、ブレーキB2の第2摩擦板52には、第1リングギヤ31rに形成された複数の第1潤滑油供給孔313rと第2ブレーキハブ53に形成された第2潤滑油流通孔53oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給される。 (もっと読む)


【課題】相互に軸方向に隣接するプラネタリギヤセットのインターナルギヤ同士が連結された自動変速機において、連結されたインターナルギヤの軸方向の位置を規制するためのプレート部材を備えつつ、自動変速機の軸方向のコンパクト化を達成する。
【解決手段】第2のインターナルギヤ64側に向かって軸方向に延びる第1のインターナルギヤ54の延設部54bと、第1のインターナルギヤ54側に向かって軸方向に延びる第2のインターナルギヤ64の延設部64bとを介して第1のインターナルギヤ54と第2のインターナルギヤ64とが連結され、連結されたインターナルギヤ54、64の軸方向の位置を規制するためのプレート部材100が、インターナルギヤ54、64同士の連結部Aと軸方向にオーバーラップする位置において、連結部Aの内周側に組み付けられている。 (もっと読む)


【課題】プラネタリキャリアの軸ずれを抑制しつつ、プラネタリギヤのいずれか一方にスペースを確保することのできる遊星歯車機構の支持構造を提供する。
【解決手段】複数のプラネタリギヤ22Aを回転自在に支持するプラネタリキャリア23Aは、プラネタリギヤ22Aを回転可能に支持するピニオンシャフト230と、このピニオンシャフト230を保持する内側腕部231及び外側腕部232とを備える。プラネタリキャリア23Aは、ピニオンシャフト230の一端側を径方向に支持する軸受33Aと、ピニオンシャフト230の他端側を径方向に支持する軸受19A及び軸受34Aとによりケース11Lに支持される。軸受33A、軸受19A及び軸受34Aは、軸心方向でプラネタリギヤ22Aの一方側に配置され、軸心方向でプラネタリギヤ22Aの他方側には、ケース11Lに対しプラネタリキャリア23Aを支持する軸受を備えていない。 (もっと読む)


【課題】部品点数の増加を抑制しながら、摩擦相手板がスプライン嵌合される第2連結部材のケース固定を確保することができるブレーキ機構を提供すること。
【解決手段】共通キャリアCを係止可能な第5ブレーキR/Bであって、第1ドラム部材41と、第5ブレーキ用ドラム42と、中間壁21と、第5ブレーキピストン43と、第5ブレーキリターンスプリング45と、を備える。第1ドラム部材41は、共通キャリアCに連結され、摩擦板60がスプライン嵌合される。第5ブレーキ用ドラム42は、自動変速機ケースATCにスプライン嵌合し、摩擦相手板61がスプライン嵌合される。中間壁21は、第5ブレーキ用ドラム42のE方向側への移動を規制する。第5ブレーキピストン43は、摩擦相手板61をE方向側へ押圧可能に設けられる。第5ブレーキリターンスプリング45は、第5ブレーキ用ドラム42に対してE方向側への付勢力を発生し、第5ブレーキピストン43に対してF方向側への付勢力を発生する。 (もっと読む)


【課題】クラッチと、駆動輪側に動力を伝達する歯車列とで互いのスペースに制約を受けないようにする。
【解決手段】電動モータ2の出力側につながる入力軸11と、車両の駆動輪5側につながる出力軸17と、入力軸11の変速機ケース6端部側に、接続状況に応じて入力軸11の動力を出力側に伝達するクラッチ9を設け、高速段ギヤ列7及び低速段ギヤ列8を介してデフ3側に動力を伝達する歯車列(変速歯車群)を変速機ケース6の中央部位に位置させ、クラッチ9と変速歯車群とを車幅方向でオフセットさせた。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の抵抗による回転損失を低減することが可能な多板式駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】内周面44aに複数の内歯44bを有する第2円筒壁44の径方向内側に配設され、複数の内歯44bとそれぞれ噛合する複数の外歯35bを有する固定プレート35と、固定プレート35と相対回転する回転プレート36とが、軸方向に交互に積層されて、対向する互いの摩擦面にて締結可能で、且つ第1摩擦板及び第2摩擦板の少なくとも一部が潤滑油の貯留部T内に位置する多板式油圧ブレーキ60であって、貯留部T外に位置する外歯35bと内歯44bとの間に形成される空間Aが、貯留部T内に位置する外歯35bと内歯44bとの間に形成される空間Bよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の供給と排出とをスムーズに行なうと共に潤滑油がブリーザ室へ流入するのを抑止する。
【解決手段】上部のシリンダ35の背面側にブリーザ室が設けられた変速機において、ピストン34の押圧面側には所定角度間隔で径方向に複数の溝34aを形成し、内周側には全周に亘って溝34aの深さよりも深い段差面34bを形成し、リターンスプリングリテーナ37の内径側をピストン34側に突出するよう折り曲げ、リターンスプリングリテーナ37が組み付けられたときに上部に位置する部位には突出高さの高い高突出内曲げ部37aを、下部に位置する部位には突出高さの低い低突出内曲げ部37bを形成する。これにより、上部ではピストン34の溝34aを閉塞して潤滑油が溝34aを介してブリーザ室16に流入するのを抑止し、下部では、ピストン34の溝34aは開口させてブレーキに供給された潤滑油を溝34aを介してドレンさせることができる。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化を図ることができる車両の最終減速装置を提供することを課題とする。
【解決手段】最終減速装置30は、静止体である右側ケース部材65と回転体である差動ケース56との間に掛け渡され、車軸方向に押圧力をかけ摩擦力を発生させて差動ケース56を制動させる第1摩擦ブレーキ81と、差動ケース56と右の車軸54との間に掛け渡され、車軸方向に押圧力をかけて摩擦力を発生させ回転差により差動機構55をロック状態にする第2摩擦ブレーキ82を有する。第1摩擦ブレーキ81の半径方向内側に第2摩擦ブレーキ82が配置されている。
【効果】コンパクトになり最終減速装置の車幅方向の長さを短くすることができる。結果、コンパクト化を図ることができる車両の最終減速装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】攪拌損失を小さくして動力伝達効率を向上させることができ、かつブレーキ装置の潤滑、冷却も効率よくできる駆動装置を提供すること。
【解決手段】ケース19およびカバー11で覆われた内部には、外部からの動力によって駆動されるドリブンギヤ13、ドリブンギヤ13の出力を駆動輪に伝達するシャフト17、および制動力を生じさせるブレーキ装置30の押圧用可動ディスク31が収容されているとともに、潤滑油が充填されている駆動装置10であって、ブレーキ装置30の押圧用可動ディスク31は、カバー11に対して近接離間する方向に進退自在に設けられ、カバー11と押圧用可動ディスク31との間の空間は、ドリブンギヤ13で掻き上げられた潤滑油が入り込む油貯留部42になっており、押圧用可動ディスク31には、進退方向に貫通して該押圧用可動ディスク31の表裏両側を連通させる連通部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】ミッションケース88内の作動油面より上方にある湿式ブレーキ79の潤滑性を簡単な構造で確保できるようにする。
【解決手段】本願発明の作業車両においては、エンジン14の動力を変速する油圧無段変速機54と、前記油圧無段変速機54の変速出力を左右の走行部2に伝達するミッションケース88とを備える。前記ミッションケース88内に、前記油圧無段変速機54の変速出力を制動する湿式ブレーキ79を有する。前記湿式ブレーキ79は前記ミッションケース88内の作動油面より上方に位置させる。前記ミッションケース88の上面側に戻り油口410を開口させる。前記ミッションケース88外から戻ってきた作動油を前記戻り油口410から前記湿式ブレーキ79に向けて案内するガイド体411,412を、前記ミッションケース88内に設ける。 (もっと読む)


【課題】油圧ピストン及びこれに圧油を供給する油圧パイプを、不動部材に設けることにより、油圧パイプに亀裂等が発生するのを防止しうるようにした、車両用ブレーキ内蔵トランスミッションを提供する。
【解決手段】ミッションケースのカバープレート2に設けた押動アーム側に開口するシリンダ室52に、油圧ピストン61を、押動アーム71の後向アーム部71bに当接して、押動アーム71を回動させうるようにして収容し、かつカバープレート2に、シリンダ室52に圧油を供給する油圧パイプ56を接続する。 (もっと読む)


【課題】 変速機のオイルポンプに関連する油路の加工コストや関連部品の組付コストを削減する。
【解決手段】 ステータシャフトフランジ62にオイルポンプ28、駆動スプロケット65,従動スプロケット66および無端チェーン67を予め組み付けてサブアセンリ化しておき、これを一括して中間ケーシング12に組み付けるので、それらの部品を個々に組み付ける場合に比べて組付コストを大幅に削減することができる。またオイルポンプ28まわりの油路を大型部品である中間ケーシング12に加工することなく、ステータシャフトフランジ62に加工すれば良いために加工コストを削減することができ、しかもマニュアルバルブのバルブブロック82をステータシャフトフランジ62に支持したので、オイルポンプ28からバルブブロック82への油路を他部材に跨がることなくステータシャフトフランジ62だけに形成して油路の加工コストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】油圧によりトルク容量が制御され、かつ、潤滑油が供給されて潤滑または冷却される係合装置において、製造コストの増加を抑制することの可能な潤滑装置を提供する。
【解決手段】油圧によりトルク容量が制御され、かつ、潤滑油が供給されて潤滑または冷却される係合装置B1と、係合装置B1に潤滑油が供給される経路で潤滑油にマイクロバブルを混入させるマイクロバブル発生装置27とを有する潤滑装置において、係合装置B1のトルク容量を制御する油圧の伝達経路である第1油路62と、第1油路62の油圧が伝達されて動作し、かつ、潤滑油をマイクロバブル発生装置27に供給する通路70を開放および遮断する切替弁64とを備えている。 (もっと読む)


【課題】自動変速機において、ブレーキ部の引き摺りの影響を少なくし、もって燃費性を向上させること。
【解決手段】本自動変速機1は、クラッチC1,C2、クラッチドラム2、ピストン3,4およびブレーキB2を有し、ミッションケース200とリアケース201とを接合させてなる内部空間に、リアケース側からクラッチドラム2、クラッチC1、クラッチC2、およびブレーキB2が軸方向に沿ってこの順で配列されており、ミッションケース200の内周面とのスプライン嵌合部に関連して、ミッションケース200の内周面とともに第2ブレーキB2に集中する余剰潤滑油の捕集空間400を区画するように周方向に設けられ、余剰潤滑油捕集空間400内に誘導して捕集した余剰潤滑油を周方向に落流させるための隔離誘導壁401と、隔離誘導壁401の軸方向・回転方向の移動を規制するための保持機構402とを含む。 (もっと読む)


【課題】発進時に、オイル供給経路の末端側に位置する潤滑必要部位に、オイルを速やかに供給することが可能な自動変速機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】自動変速機には、要求に応じてロック状態とアンロック状態とに切り替えるパーキングロック機構8が備えられている。自動変速機では、オイルポンプ9によりオイル供給経路を圧送されたオイルによって潤滑必要部位の潤滑が行われる。また、オイル供給経路の末端側に位置し、且つ、パーキングロック機構8のパーキングロックポール82よりも下方に配置されたベアリング45の上方に、オイルキャッチタンク14が設けられており、オイルキャッチタンク14の給油口14aからベアリング45へのオイル供給が、パーキングロック機構8のロック状態のときに阻止される一方、アンロック状態のときに許容される。 (もっと読む)


【課題】差動機構のリングギアが掻き揚げたオイルの流れを、パーキングロック機構を利用して制御することが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置10は、駆動軸の回転を止めることが可能なパーキングロック機構50を備え、当該駆動軸に機械的動力を分配する差動機構を収容するハウジング12内の底部13にオイルが溜められた状態で作動するものである。パーキングロック機構50は、ハウジング12内に設けられ、回動中心軸Sを中心に回動可能なディテントプレート60を有し、当該ディテントプレート60には、差動機構のリングギア22からのオイルを受けて、当該オイルの流れを偏向させることが可能な偏向面66が設けられており、当該偏向面66は、ディテントプレート60の回動角位置に応じて、オイルの流れを偏向させる方向を変化させる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの引き摺り有無に合わせて、潤滑油の粘度を変更することの可能な、マイクロバブルを用いた潤滑装置を提供する。
【解決手段】潤滑油を供給する潤滑油供給装置と、潤滑油中に空気を混入してマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置とを有する、マイクロバブルを用いた潤滑装置において、変速機にはブレーキが設けられており、ブレーキと回転要素との回転数差が予め定められた回転数差を越えているか否かを判断する回転数差判断手段(ステップS8)と、回転数差が予め定められた回転数差を越えている場合は、潤滑油に空気を混入せずに潤滑油をブレーキに供給する第1供給手段(ステップS6)と、回転数差が予め定められた回転数差を越えていない場合は、マイクロバブル発生装置でマイクロバブルが発生された潤滑油を、ブレーキに供給する第2供給手段(ステップS9)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】冷間時において、早期にオイルの温度を上昇させることが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置20は、変速機構40からの機械的動力を、リングギア66で受けて左右の駆動軸8に分配可能な差動機構60を有する動力伝達装置20であって、前記リングギア66の回転を制動可能な摩擦ブレーキ機構80を備え、摩擦ブレーキ機構80のうち少なくとも一部は、当該摩擦ブレーキ機構80の作動時において、動力伝達装置20内を循環するオイルに浸漬するよう構成されている。摩擦ブレーキ機構80が作動するときの摩擦熱によりオイルの温度を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】ドリブンプレートを嵌合支持するスプラインの間に潤滑油が滞留しないようにする。
【解決手段】複数のドリブンプレート20およびドライブプレート30を有するブレーキ機構を備える自動変速機における潤滑構造であって、複数のドリブンプレート20を嵌合支持する複数のスプライン11が内周面に形成された筒状部材10を変速機ケース100に内嵌固定し、筒状部材10の周方向に沿って筒状部材10と変速機ケース100との間に設けた隙間と、筒状部材10の内側のスプライン溝部12とを、スプライン溝部12の底部に設けられた筒状部材10を径方向に貫通する開口14で連通させて、スプライン溝部12に達した潤滑油が、開口14を通って隙間に排出されるようにした。 (もっと読む)


【課題】
多段自動変速機の入力継ぎ手を廃止し、シンプルな構造で車両のクリープと発進性能を確保し、燃費を向上させる。
【解決手段】
複数の遊星歯車列と油圧クラッチ及びブレーキからなる多段自動変速機の入力軸1に回転変動吸収ダンパ10を介して原動機を連結し、発進段となる前進1速と後進段で締結するブレーキB1に電子油圧制御による断接及び滑り制御を行い、ブレーキB1が滑っている間のみドライブプレート51とドリブンプレート52の同一径円周部の摩擦面に設けた複数の貫通穴X,Yに、両プレートを挟み押圧する端部側面から調圧された冷却油を供給する。

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