説明

Fターム[3J101BA10]の内容

ころがり軸受け (67,411) | 細部の構造的特徴 (12,344) | 転動体 (985) | 材料 (453)

Fターム[3J101BA10]に分類される特許

1 - 20 / 453


【課題】水素による疲労寿命低下を効果的かつ経済的に防止できる転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体20と当該転動体20が転動する軌道輪10,10とを有する転がり軸受100であって、前記転動体20または軌道輪10,10の少なくとも1つを、浸炭あるいは浸炭窒化によって表面の窒素と炭素との合計濃度が1.0質量%以上であり、かつ表面の残留オーステナイト量が45〜70体積%であり、かつ表面硬さがHv600以上の鋼材から構成する。これによって、水素含有量が多い環境下であっても、水素による疲労寿命低下を効果的に防止することができると共に、材料コストも低く抑えることが可能となり、経済的である。 (もっと読む)


【課題】工作機械のスピンドル用として好適な転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、および転動体のうち少なくとも1つを以下の方法で製造する。先ず、炭素(C)を0.2質量%以上0.7質量%以下、クロム(Cr)を0.5質量%以上3.0質量%以下、ケイ素(Si)を0.4質量%以上2.0質量%以下、モリブデン(Mo)を0.5質量%以上3.0質量%以下の各範囲で含有し、酸素(O)の含有率が10ppm以下であり、残部が鉄及び不可避の不純物である合金鋼を用いて所定形状に成形する。次いで、840〜920℃での浸炭窒化処理、550〜650℃での焼鈍処理、加熱温度800〜860℃での焼入れ処理、−80〜−10℃での深冷処理、250℃以上400℃以下での焼戻し処理をこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】不完全焼入れ組織および介在物周辺への水素の侵入によるバタフライの発生を抑制できる新規な転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体30と当該転動体30が転動する軌道輪10,20とを有する転がり軸受100であって、前記転動体30または軌道輪10,20の少なくとも1つが、ズブ焼き鋼を焼入れ焼戻し処理して最表面から深さ600μmまでの領域における不完全焼入れ組織が1面積%以下の鋼材からなる。これによって、不完全焼入れ組織や介在物周辺への水素の侵入によるバタフライの発生を抑制できるため、長期に亘って安定した軸受性能を発揮できる。 (もっと読む)


【課題】工作機械のスピンドル用として好適な転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、および転動体のうち少なくとも1つを以下の方法で製造する。先ず、炭素(C)を0.2質量%以上0.7質量%以下、クロム(Cr)を0.5質量%以上3.0質量%以下、ケイ素(Si)を0.4質量%以上2.0質量%以下、モリブデン(Mo)を0.5質量%以上3.0質量%以下の各範囲で含有し、酸素(O)の含有率が10ppm以下であり、残部が鉄及び不可避の不純物である合金鋼を用いて所定形状に成形する。次いで、840〜920℃での浸炭窒化処理、高周波焼入れ処理、−80〜−20℃での深冷処理、200℃以上400℃以下での焼戻し処理をこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】dmn値が140万以上となる高速回転下や潤滑剤を使用できない腐食環境下においても、寿命を十分に長くできる転がり軸受を提供する。
【解決手段】玉3を以下の方法で作製する。セラミックス製の球状体を遊星ボールミルのミルポット内に入れて、遊星ボールミルを作動させ、この球状体に、ミルポット内に発生する公転に伴う遠心力と自転に伴う遠心力を付与することで、球状体同士を衝突させるとともに、球状体をミルポットの内壁へ衝突させて、球状体の表面に残留応力を導入するボールミル工程を行った後に、仕上げ研磨加工を行う。 (もっと読む)


【課題】dmn値が140万以上となる高速回転下や潤滑剤を使用できない腐食環境下においても、寿命を十分に長くできる転がり軸受を提供する。
【解決手段】玉3を以下の方法で作製する。固体潤滑剤と、複数個の同じセラミックス製の球状体を遊星ボールミルのミルポット内に入れて、遊星ボールミルを作動させるボールミル工程を行う。このボールミル工程で、前記球状体に、ミルポット内に発生する公転に伴う遠心力と自転に伴う遠心力を付与することで、球状体同士を衝突させるとともに球状体をミルポットの内壁へ衝突させて、球状体の表面に残留応力を導入すると同時に、表面に前記固体潤滑剤の被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受を廃棄した際に高分子部材から発生する炭酸ガス量を低減し、大気中の炭酸ガス濃度の増加抑制・防止もしくは低減に貢献できる転がり軸受用部材およびこの部材を用いた転がり軸受を提供する。
【解決手段】外周面に転走面を有する内輪と、内周面に転走面を有する外輪と、上記両転走面間に介在する複数の転動体と、該複数の転動体を保持する保持器とを備えた転がり軸受に用いられる合成樹脂組成物の成形体からなる転がり軸受用部材であり、該部材は、内輪、外輪、転動体、および保持器から選ばれた少なくとも一つの部材であり、上記合成樹脂組成物を構成する高分子母材は、その製造原料の少なくとも一部がバイオマス由来の原料を用いている。また、シール部材を構成する高分子母材にもバイオマス由来の原料を用いている。 (もっと読む)


【課題】水等が侵入しても発錆や軌道面,転動面の損傷が生じにくい転動装置を提供する。
【解決手段】自動調心ころ軸受は、内輪1と、外輪2と、内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道面2aとの間に転動自在に配された複数の転動体3と、を備えている。そして、内輪1,外輪2及び転動体3のうち少なくとも一つは、その表面の少なくとも一部に、鉄よりも卑な金属の粉末のショットピーニングにより形成された金属被膜を備えている。 (もっと読む)


【課題】耐食性ある合成樹脂製の玉軸受において、高負荷化を図ることである。
【解決手段】内輪1及び外輪2が合成樹脂製、玉5がセラミック製である樹脂製玉軸受において、前記内外輪サイズを標準玉軸受と同等に保ち、その玉5の径を軸受の径方向厚さの68〜75%の大きさに設定した構成を採用した。樹脂製玉軸受であるが、内外輪の転走面が薄肉化されるにもかかわらず強度低下することなく、従来品の1.5倍の高負荷化が達成できる。 (もっと読む)


【課題】大きな接触応力が作用したり滑りが発生するような条件下や無潤滑下においても好適に使用可能な転がり摺動部材及び転動装置を提供する。
【解決手段】スラスト玉軸受の内輪1,外輪2と玉3との接触面においては、内輪1,外輪2,玉3の母材に潤滑被膜Lが被覆されている。潤滑被膜Lは、ダイヤモンドライクカーボン層Dと中間層Mと金属層Kとで構成されており、表面側から母材へ向かってダイヤモンドライクカーボン層D,中間層M,金属層Kの順に配されている。中間層Mは、ケイ素,ゲルマニウム,及びテルルのうち少なくとも1種で構成されており、非晶質である。また、金属層Kは、クロム,チタン,ニッケル,モリブデン,銅,タングステン,及びコバルトのうち少なくとも1種で構成されている。さらに、潤滑被膜Lの等価弾性定数は、100GPa以上280GPa以下である。 (もっと読む)


【課題】高強度なセラミック焼結体及び長寿命な転動装置用転動体を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は軸受鋼等の鋼で構成されており、転動体3は、ジルコニアを主成分とするセラミック粉末を熱間静水圧焼結法で焼結してなるセラミック焼結体で構成されている。このセラミック粉末は、50質量%以上92質量%以下のジルコニア粉末、2質量%以上5質量%以下のイットリア粉末、5質量%以上30質量%以下のアルミナ粉末、及び1質量%以上15質量%以下の二酸化チタン粉末を混合した混合粉末である。 (もっと読む)


【課題】潤滑油中に異物が混入した環境下で使用されても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1,外輪2,及び転動体3は鋼で構成されている。そして、内輪1,外輪2,及び転動体3には浸炭窒化処理が施されていて、その表面には浸炭窒化層が形成されている。内輪1,外輪2,及び転動体3の浸炭窒化層には残留オーステナイトが存在しているが、転動体3の浸炭窒化層の残留オーステナイト量は内輪1及び外輪2の浸炭窒化層の残留オーステナイト量よりも少なくなっていて、両者の残留オーステナイト量の差は5体積%以上である。 (もっと読む)


【課題】何れの部材に関しても表面の残留オーステナイト量を多くせずに、転がり接触部に働く接線力を低く抑えられて、圧痕起点型の早期剥離を防止できる転がり軸受を実現する。
【解決手段】各玉6、6は、窒化処理又は浸炭窒化処理により、転動面の窒素濃度を0.2〜2.0質量%とすると共に、Si及びMnを含有した窒化物であるSi・Mn系窒化物の面積率を1〜20%とする。外輪3及び内輪5と上記各玉6、6とのうちの少なくとも1種の部材を構成する金属材料中に含まれる非金属介在物の粒径を抑える。具体的には、極値統計法により推定した、面積30000mm2 中での、酸化物系の最大介在物の寸法と、TiN系の最大介在物の寸法とのうち、大きい方の最大介在物の寸法に関して、長径Dと短径dとの積の平方根√(D×d)を推定介在物寸法√(areamax )とした場合に、√(areamax )<30μmを満たす。 (もっと読む)


【課題】コストが嵩む原因となる、各ころ3、3の各部の硬さ、所定部分の残留オーステナイト量及び圧縮残留応力の値を適正に規制する事により、特別な材料や特別な熱処理を使用せずに低コストで造れ、しかも、耐久性を含めて優れた性能を発揮できるころ軸受を実現する。
【解決手段】各ころ3、3の芯部の硬さの値Xを、ビッカース硬度で770〜830Hvとする。又、これら各ころ3、3の表面の硬さのビッカース硬度での値をYとした場合に、1.006×X≦Y≦1.050×Xを満たす。又、上記各ころ3、3の芯部の残留オーステナイト量を15〜25容量%とする。更に、これら各ころ3、3の表面から50μmの深さでの圧縮残留応力の最大値を300〜900MPaとする。 (もっと読む)


【課題】 水や水蒸気に曝される環境下において優れた耐久性を持ち、低コストで環境に優しい転がり軸受を提供する。
【解決手段】 内輪1、外輪2、転動体3および保持器4の母材の表面には、Feより卑な金属としてZn層1a〜4aをショットピーニングにてそれぞれ形成するとともに、Zn層1a〜4a上には、Feより貴な金属としてSn層1b〜4bをショットピーニングにてそれぞれ形成する。 (もっと読む)


【課題】異物混入潤滑環境下で使用されても長寿命で、且つ生産性が高く安価な転がり軸受を提供する。
【解決手段】円筒ころ軸受の内輪1,外輪2,及び転動体3は、SUJ3等の鋼で構成されている。内輪1及び外輪2には高周波焼入れが施されていて、軌道面1a,2aに焼入れ硬化層が形成されている。この焼入れ硬化層の硬さはHv700以上で、焼入れ硬化層の内側の硬化されていない芯部の硬さはHv600以下である。また、この焼入れ硬化層の残留応力は−200MPa以下である。転動体3には浸炭窒化処理が施されていて、転動面3aに窒化層が形成されている。この窒化層の表面硬さはHv750以上で、窒素濃度は0.2質量%以上2質量%以下である。また、窒化層にはケイ素とマンガンとを含有する窒化物が析出しており、該窒化物の量は面積率で1%以上20%以下である。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション用転がり軸受の軸受の転走面での水素脆化による特異性剥離抑制し、振動による軸受とプーリに掛けたベルトの損傷を防止する。
【解決手段】転がり軸受の両端に接触式シール部材5を設け、内輪1、外輪2および転動体3を1.5〜6%のCr含有鋼により形成し、その転走面に水素の侵入を防止するためのCrの酸化被膜1a、2a、3aを形成する。潤滑グリースGは、基油と増ちょう剤とからなる基油100重量部に対して、アルミニウム系添加剤0.05〜10重量部を配合した組成物とする。摩擦摩耗面または摩耗により露出した金属新生面にアルミニウム粉末またはアルミニウム化合物が反応し、クロム酸化皮膜と共にアルミニウムを含有する被膜が軸受転走面に生成する。これにより水素の発生が防止され、潤滑油が分解してもその際に発生した水素が鋼中に侵入することを防ぐことができ、水素脆化による特異性剥離は防止される。 (もっと読む)


【課題】玉と保持器の間の油膜保持性能を向上させ、且つ、潤滑油の適度な流入・排出を促進させることにより、軸受の温度上昇を避けて、軸受の許容回転数を上げることのできる深溝玉軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受は、内輪1と、外輪2と、内外輪間に転動自在に配置された複数の玉3と、玉を円周方向に所定の間隔で保持する保持器3と、外輪側の軸方向両端にそれぞれ取り付けられた油溜板5とを備え、油潤滑の環境で使用される。油溜板5の内径Dsは玉3の公転直径PCD以下とし、内輪1の外径部と油溜板5の内径部との最短距離を玉3の直径Dwの9%以上とした。 (もっと読む)


【課題】軸受けに起因する鉄損を低減する技術を提供する。
【解決手段】ブラシレス電気機械(100)は、回転体(64)と、回転体を支持する軸受け(66)と、を備える。軸受けの少なくとも一部は非導電性部材で形成されている。 (もっと読む)


【課題】電磁クラッチの小型化を図ることができるようにした回転伝達装置を提供することである。
【解決手段】外輪2の円筒面3と内輪4のカム面5間にローラ8を組込み、保持器6と内輪4の相対回転によりローラ8を円筒面3およびカム面5に係合させて外輪2と内輪4の相互間で回転トルクを伝達する2方向クラッチ1の一側方に、係合および係合解除を制御する電磁クラッチ20を設ける。電磁クラッチ20を、軸方向に移動可能なアーマチュア21と、アーマチュア21に対向するロータ22と、通電によってロータ22にアーマチュア21を吸着させる電磁石23とで形成する。ロータ22に形成された内側円筒部22bと電磁石23との間に磁性部材からなる転がり軸受33を組込み、電磁石23に対する通電時に、転がり軸受33を磁路として磁束を流し、小型の電磁石23を採用した場合でもアーマチュア21に十分な大きさの吸引力が負荷されるようにする。 (もっと読む)


1 - 20 / 453