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Fターム[4E004MC07]の内容

連続鋳造 (7,741) | 鋳片のためのもの (819) | 取出しのためのもの (244) | 圧下力、板厚、板幅制御 (123)

Fターム[4E004MC07]に分類される特許

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【課題】センターポロシティやザク、引け巣の生成が抑制された内質が良好な鋳片を、円形大断面を有する鋳片であっても低い設備コストで安定して連続鋳造できる方法を提供する。
【解決手段】垂直型の連続鋳造機を用い、直径が300mm以上の横断面を有する鋳片を連続鋳造する方法であって、鋳造を完了した後、内部に未凝固部を有する鋳片を、鉛直方向に移動可能な圧下装置によって鋳片の下方から上方に向けて圧下する際に、圧下しない状態で引け巣が形成される鋳片トップ部以外の部分において、圧下量r1と圧下開始時の未凝固部の直径d1の比の値r1/d1を0.8以上1.5以下とすることを特徴とする円形断面鋳片の連続鋳造方法。鋳片トップ部において、圧下量r1と圧下開始時の未凝固部の直径d1の比の値r1/d1を0.8以上1.5以下とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鋳片支持ロールの引抜方向へのたわみ変形を防止することができ、鋳片支持ロールの寿命延長および鋳片の品質向上を図ることができる鋳片支持ロールユニットを提供する。
【解決手段】鋳片に接触して支持する鋳片支持ロール31と、この鋳片支持ロール31を支持するバックアップロール40と、を備え、バックアップロール40は、鋳片支持ロール31の軸方向において3つ以上に分割されており、少なくとも一つの前記バックアップロールは、前記鋳片支持ロールに対して前記鋳片の引抜方向下流側に配設されており、前記鋳片支持ロールの中心軸に直交する断面において、前記鋳片支持ロールの中心軸と前記鋳片支持ロールに対して前記鋳片の引抜方向下流側に配設された前記バックアップロールの中心軸とを結んだ直線の鉛直方向に対する角度θが、0.23°≦θ≦5°の範囲内に設定されている。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造で得られた鋳造鋳片の品質の改善と同時に、連続鋳造機の軽圧下帯を構成するセグメントの使用寿命の延長を図ることができる連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型より引き抜かれた鋳造鋳片に対し、2次冷却帯の下流に位置する軽圧下帯にて軽圧下を施す連続鋳造方法において、前記鋳造鋳片の鋳造速度に応じ、前記2次冷却帯における冷却水の比水量を変化させることにより、該鋳造鋳片の中心部における固相率が流動限界固相率となる位置を、前記軽圧下帯の最終セグメントの出側から上流側0.5mまでの範囲に納める制御を行う。 (もっと読む)


【課題】スラブ鋳片の幅方向の中心偏析のバラツキを抑制する。
【解決手段】鋳型直下のロールスタンドからメニスカス距離が15mの位置に配置されたロールスタンドまでの第2区間に、鋳造方向に並設された複数のロールについて、鋳片幅方向位置において、ロールの全本数に対する、その幅方向位置に軸受箱が存在するロールの本数の比率を軸受箱率Rとし、0≦R≦0.2である前記第2区間の幅方向範囲における比水量をW[L/kg-steel]とし、0.2<R≦1である前記第2区間の幅方向範囲における比水量をW[L/kg-steel]とし、軸受箱率RをRとすると、0.5≦W≦1.5であって、下記(1)式を満たす。
1.21R+0.76≦W/W≦2.61R+1.16 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向全体に亘って高品質なスラブを鋳造する。
【解決手段】スラブの連続鋳造において、第1区間で、ロールギャップ勾配Tを0.5以上1.2以下としたロールスタンドにより鋳片を支持し、第1区間より下流側の第2区間において、鋳造初期領域で軸受箱率Rが20%を越えた幅方向範囲を部分圧下する。これにより、鋳造初期領域で軸受箱率Rが20%を越えた範囲に発生したポロシティp,p,p,pを減少させる。ここで、第1区間とは、メニスカス距離M[m]が0.0011V×(D/2)[m] より大きく、0.0013V×(D/2)[m] より小さい領域である。また、第2区間とは、メニスカス距離M[m]が0.0016V×(D/2)[m]より小さい領域である。 (もっと読む)


【課題】 金属片の連続鋳造において、非定常バルジングを抑制することのできる金属片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 複数対のガイドロール4から構成されるセグメントで鋳型から引き抜かれる金属片を支持しながら金属片を連続鋳造するに際し、前記セグメントの前記金属片への押し付け方向における設定位置からの変化量を鋳造中に検出し、検出される変化量が鋳造中に繰り返して変動するセグメントに対して、鋳造中に、当該セグメントの鋳造方向傾斜角または当該セグメントに配置されるガイドロールのロール間隔を、金属片によってセグメントに負荷される荷重が軽減される方向に変更する。 (もっと読む)


【課題】中心偏析、中心ポロシティおよび内部割れの発生が抑制された、内部品質の良好な鋼を得ることが可能な、鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造操業中にリアルタイムで、タンディッシュ内の溶鋼の成分分析値および温度、鋳造速度、モールドの冷却水の量および温度等、二次冷却水の量および温度、前記ロールの冷却水の量および温度、ならびに外気温の各データを収集し、各データ等をパラメータとして、鋳片内部の凝固状態を推定するモデル計算を行い、モデル計算の結果から推定される鋳片内部の凝固状態と、事前に設定した鋳片の中心固相率と圧下力の関係についてのデータとに基づいて圧下装置の圧下力をリアルタイムで制御するとともに、中心固相率が0.30〜0.80と推定される領域が前記圧下装置の位置となるように鋳造速度を制御することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】輸送用ラインパイプ鋼板の製造に適した鋳片を連続鋳造する場合につき、その鋳造鋳片の中心偏析を軽減して品質の改善を図るとともに、軽圧下帯を構成するセグメントにおける負荷を軽減できる方法を提案する。
【解決手段】鋳型より引き抜かれた鋳造鋳片の軽圧下帯における圧下を、厚み中心部の固相率に応じて、δ+A(X−X)≧22.2×CP−20.2(0.91<C)、δ=0(CP≦0.91)‥‥(1)CP=4.46×[mass%C]+2.37×[mass%Mn]÷6+{1.18×[mass%Cr]+1.95×[mass%Mo]+1.74×[mass%V]}÷5+{1.74×[mass%Cu]+1.7×[mass%Ni]}÷15+22.36×[mass%P]‥‥(2)の条件を充足するように軽圧下する。 (もっと読む)


【課題】ストリップの実態板厚プロファイルを目標板厚プロファイルに近付けることが可能な双ロール鋳造機を提供する。
【解決手段】冷却ロール1a,1b間に配置したノズルピース4aには、冷却ロール1a,1bの長手方向に延び且つ溶湯3a,3bを受けるためのノズルトラフ5と、該ノズルトラフ5を冷却ロール1a,1b長手方向に並ぶ複数の区画6に分割するための仕切り7が形成され、
ノズルピース4aの側壁には、区画6のそれぞれから冷却ロール1a,1b外周面に向けて溶湯3a,3bを送出するための複数の開口8が、冷却ロール1a,1b長手方向に並ぶように穿設してあり、
ノズルトラフ5の区画6へ高温溶湯3aを供給する溶湯昇温装置Aと、ノズルトラフ5の区画6へ低温溶湯3bを供給する溶湯降温装置Bとを備えている。 (もっと読む)


【課題】 継目無し鋼管用の中空鋼片を連続鋳造によって製造するに当たり、凝固殻内面性状(平坦・空隙・内部割れ等)の改良を図る。
【解決手段】 湾曲式の連続鋳造方法において鋳片を3/4周点まで引き上げる過程で、溶融芯を分離させて真空の空洞を持つ中空鋳片を形成する。該鋳片を伸直し、次いで切断するに当たり一対の楔型歯(上流側は傾斜、下流側は垂直)を鋳片に圧入して噛み切るように切断する。上流側端部は圧下・圧接・閉鎖し、下流側は開口状態になり、片端開口の中空鋼片が得られる。凝固殻内面の空隙防止のため、溶融芯が分離される部位で電磁撹拌する。内部割れを圧着して無害化するため、伸直後の鋳片を圧延機で圧下し、且つ切断後の鋼片を軸方向圧縮加工する。製管に該鋼片を供すれば旋孔圧延が省略される。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼や合金鋼などの連続鋳造において、現行の設備に特段の改造を施す必要なしに、未凝固圧下効果を高めて、中心偏析を大幅に低減することができる鋼片の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳型内鋳造空間の長辺側の両端部は所定の厚みDとする一方、該鋳型内鋳造空間の中央部にはDよりも厚みの大きい厚肉部を設けた鋳型を用いて鋳造し、ついで、二次冷却帯における鋳片内部の凝固が完了するまでの間に、パスラインで、該鋳片の長辺側の中央部の厚肉部にロール圧下を加えて、所定の厚みDとするものとし、その際、該鋳型内鋳造空間の厚肉部の長さをそれぞれ、上記Dの1/2以上とする。 (もっと読む)


【課題】過大な荷重が軽圧下セグメントに印加された場合でも、軽圧下量が適正範囲内にあるか否かを判定し、鋳片の中心偏析を低減する連続鋳造方法を提供すること。
【解決手段】鋳造された鋳片6を軽圧下するための圧下ロール7を保持するフレームを支持する支柱11の変位量を測定するステップと、軽圧下セグメント8を過度な荷重から保護するために支柱11に設けられた皿バネ12の変位量を測定するステップと、軽圧下セグメント8が鋳片6に掛ける荷重が所定以下である場合、支柱11の変位量に基づき軽圧下量が適正範囲内にあるか否かを判断する支柱判定ステップと、軽圧下セグメント8が鋳片に掛ける荷重が所定以上である場合、皿バネ12の変位量に基づき軽圧下量が適正範囲内にあるか否かを判定する弾性機構判定ステップと、判定の結果に基づき連続鋳造の操業条件を変更するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】過大な荷重が軽圧下セグメントに印加された場合でも、ロール間隔を動的に適正化し,鋳片の中心偏析を低減する連続鋳造方法を提供すること。
【解決手段】連続鋳造方法において、鋳造された鋳片6を軽圧下するための軽圧下セグメント8を過度な荷重から保護するための皿バネ12の変位量を測定するステップと、皿バネ12の変位量に基づいて、軽圧下セグメント8の圧下ロール7の間隔を調整するステップと含む。 (もっと読む)


【課題】ロール間隔の制御によって連続鋳造鋳片の内部品質を確保するとともに、安定した操業を行うことが可能である鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1対の圧下ロールを用いて鋳片を大圧下する鋼の連続鋳造方法であって、鋳片の圧下中における前記圧下ロールの圧下力およびロール間隔を検出し、前記圧下ロールの圧下力を常時使用限界の圧下力の90%以上に維持するとともに、前記圧下ロールのロール間隔の目標値を、検出したロール間隔の実測値に応じ、この実測値より常時小さくなる値に設定する。前記ロール間隔の目標値は、前記ロール間隔の実測値より常時0.1mm以上10.0mm未満の範囲で小さくなる値に設定することが好ましい。また、前記ロール間隔の実測値が目標値に達したときに、前記目標値をより小さい値に変更することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】設備負荷を増大させることなく、ポロシティを低減する。
【解決手段】メニスカス距離M2[m]が0.0013Vc(D/2)≦M2≦0.0016Vc(D/2)である第2区間内に、部分圧下ロール42〜44を有し、鋳片10の幅方向の2〜4箇所を圧下するための部分圧下用ロールスタンド7を配置する。部分圧下ロール42〜44を鋳片10と接触しないような位置に配置して鋳造を開始し、メニスカス位置を、定常鋳造速度Vの0.7倍以上0.95倍以下の鋳造速度Vctで通過した部位が、部分圧下用ロールスタンド7の最上流のロールの位置まで搬送された時点で、部分圧下ロール42〜44を鋳片10に近接させて鋳片10の部分圧下を開始する。 (もっと読む)


【課題】 鋳片に軽圧下を付与しながら溶鋼を連続鋳造するにあたり、軽圧下の効率を高め、近年の厳しい品質要求にも対処可能な中心偏析の軽微な鋳片を製造する。
【解決手段】 連続鋳造用鋳型5の下端と鋳片12の液相線クレータエンドとの間の凝固シェル13に、意図的にバルジング力を作用させて、鋳片内部の未凝固層14の厚みを増大させ、次いで、鋳片の厚み中心部の固相率が少なくとも0.4以下の時点から0.7以上になる時点まで、0.5〜1.5mm/分の範囲内の圧下速度で軽圧下帯16にて圧下して鋳片を製造する方法であって、鋳型内溶鋼流動の制御により鋳型内溶鋼湯面から0.75mないし0.85m下方での溶鋼の最大下降流速を0.05〜0.3m/秒に制御して固相線クレータエンドの鋳片幅方向形状の平滑度を上げるとともに、鋳片長辺面のコーナー部を除く中央部側の鋳片表面温度を750〜1000℃に制御して鋳片を圧下する。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造設備において実施する軽圧下において、正確な圧下勾配を実現するための熱膨張量補正方法を提供すること。
【解決手段】上下一対のロール8が配置されたロール配置位置毎に設けた冷却水経路11の冷却水入側温度と冷却水出側温度との温度差(冷却水入出温度差)をロール配置位置毎に求め、前記ロール配置位置毎の冷却水入出温度差から、1番目のロール配置位置からn番目のロール配置位置に至るまでの範囲における冷却水入出温度差を表す回帰式を求め、前記回帰式により、各ロールの冷却水入出温度差を演算して補正冷却水入出温度差とし、前記各ロールの補正冷却水入出温度差と、予め求めておいた冷却水入出温度差と上下ロール隙間の変位との関係から、、各ロール配置位置での熱膨張量補正値を求め、前記各ロール配置位置での熱膨張量補正値に基づき、各ロールの圧下量を補正する。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造鋳片の凝固組織および凝固二次組織の微細化および均一化を図ることが可能な連続鋳造方法およびこの連続鋳造方法による鋳片を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%-0.20%,Si:0.005%-2.0%,Mn:0.2%-3.5%,P:0.1%以下およびS:0.01%以下を含有し、Bi,SnおよびTeのうちから選ばれた第1の構成元素の1種以上を合計で0.0001%-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋳片の連続鋳造方法であって、前記鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をdとし、前記第1の構成元素を合計で0.0001%未満含有し、かつ圧下しないで鋳造した連続鋳造鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をd0とした場合に、dとd0の比の値d/d0が0.1-0.8となるように鋳片の厚さ方向中心部が凝固した直後に圧下することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法、およびこの方法で得られた鋳片。 (もっと読む)


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