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Fターム[4E082EE04]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御回路構成要素 (294) | 比較回路 (34)

Fターム[4E082EE04]に分類される特許

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【課題】 本発明では、溶接トーチのケーブルが長くても溶接条件の調整を作業者の手元で調整できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 トーチスイッチをオンすると溶接開始信号を出力する溶接トーチと溶接電源とを備えたアーク溶接装置において、加速度センサを溶接トーチ内部に具備し、溶接電源は、トーチスイッチの設定モード切換操作に応じて実溶接モードから出力調整モードに移行し、出力調整モードのとき、溶接トーチを移動させ、X軸方向の加速度センサ信号の加速値の絶対値が第1の加速基準値を超え、且つ第1の加速基準値より大きい第2の加速基準値を超えたとき、溶接条件設定値を増加させ、Y軸方向の加速度センサ信号の加速値の絶対値が第3の加速基準値を超え、且つ第3の加速基準値より大きい第4の加速基準値を超えたとき、溶接条件設定値を減少させる、ことを特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】ワイヤ先端または母材に絶縁皮膜が付着していると、リトラクトスタート制御時にワイヤと母材との短絡判定に時間を要してしまうために、押し付けられたワイヤが後退動作時に一気に飛び出してしまいスタート不良が発生する。
【解決手段】ワイヤを母材へ近づく方向に前進送給し、ワイヤ・母材間の電圧検出値と所定の短絡判定電圧値とに基づいて接触判定し、接触判定後にワイヤを母材から引き離す方向に後退送給してアークを発生させるアークスタート制御方法である。前進送給中に電圧検出値の低下開始を検出する。検出後は短絡判定電圧値を所定の増加成分だけ徐々に増加させる。電圧検出値と短絡判定電圧値との比較を行い、電圧検出値が短絡判定電圧値以下になったときに接触したと判定する。電気的接触が得られたことの判定を早期に行うようにしたので、ワイヤの押付け量が低減され、スタート不良を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接機の出力ケーブルの長さに影響されない良好なアークスタートを行う被覆アーク溶接の出力制御方法を提供する。
【解決手段】 溶接電源の出力電流値を検出し、前記出力電流値と予め定めた出力電流設定値との誤差を算出し、前記算出した誤差を予め定めた基準増幅率で増幅して誤差増幅値を算出し、前記誤差増幅値に基づいて前記溶接電源の出力電流を制御する被覆アーク溶接の出力制御方法において、前記出力電流のリップル値を算出し、前記リップ値が予め定めたリップル基準値未満のとき前記基準増幅率を予め定めた値に増加させる、ことを特徴とする被覆アーク溶接の出力制御方法である。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】パルスTIG溶接において、ベース電圧を利用した倣いができない。
【解決手段】
外部パルス信号受信判別器52はパルス信号のピーク電圧区間及びベース電圧区間を判定する。電圧抽出器53は設定された指定電圧区間における実溶接電圧V1をサンプリング周期毎に抽出する。差電圧算出器56は抽出した実溶接電圧V1の平均電圧値とアーク基準電圧との差を算出し、トーチ動作方向判定器57及びトーチ動作方向判定器57により、溶接トーチ11の動作方向とトーチ動作量を得る。ロボット制御装置20は溶接トーチ11とワークW間の距離を制御して倣い制御する。ピーク電圧区間だけでなく、ベース電圧区間を利用して倣い制御ができ、溶接環境に適応した倣いを行うことができる。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いる抵抗値やインダクタンス値の測定値の良否判断や、主電路上に用いるパワーケーブルの適合性判断等を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧の算出にかかる電極12の先端までの合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lとを測定する測定モードにおいて、電源装置11と電極12間の主電路上に使用するパワーケーブル14の使用種類毎の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲が記憶装置35内にデータベース化されて保持される。制御装置31の処理部32は、現在用いているケーブル14の抵抗値、インダクタンス値の適正範囲から、実際に測定した抵抗値Rやインダクタンス値Lがその適正範囲内かの判定(異常値判断)を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接電流上限値設定部を設けており溶接電流上限値以下で溶接出力を行わせるアーク溶接装置において、作業者が溶接電流上限値を設定するため未設定や入力ミスなどのミスが発生する。
【解決手段】溶接機とトーチを備え、トーチは溶接電流上限値を含むトーチに関する情報を記憶した情報記憶媒体を備え、溶接機は、溶接出力の制御を行う溶接出力制御部と、情報記憶媒体に記憶された情報を読み取る情報読取部と、作業者が溶接電流を入力するための溶接電流入力部と、情報読取部が読み取った溶接電流上限値を記憶する溶接電流上限値記憶部と、溶接電流と溶接電流上限値を入力し、溶接電流値が溶接電流上限値より小さい場合には溶接電流値を溶接電流指令値とし溶接電流上限値以上の場合には溶接電流上限値を溶接電流指令値として溶接出力制御に出力する溶接電流設定部を備え、溶接電流上限値以下で溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接状態に応じて速やかに短絡を開放することで、溶接が不安定になることを防止しスパッタの発生を抑制することができるアーク溶接装置およびアーク溶接システムを提供する。
【解決手段】今回の短絡発生期間の長さを検出し、検出した短絡発生期間の長さが大きくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を増加させ、検出した短絡発生期間の長さが小さくなるにつれ次回の短絡発生期間における短絡電流の増加率を減少させる。 (もっと読む)


【課題】 溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことのできる、2電極アーク溶接方法および2電極アーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 母材Wと消耗電極15との間にミグアークa1を発生させ((s−1)〜(s−3))、ミグアークa1をパイロットアークとして、母材Wと消耗電極15を囲む非消耗電極との間にプラズマアークa2を発生させ(s−4)、プラズマアークa2を発生させた後に、消耗電極15と母材Wとの間に流れるミグ電流をミグ予熱値で流しつつ、ミグアークa1およびプラズマアークa2のいずれもが発生している状態を継続させ(s−5)、上記ミグ電流の値を上記ミグ予熱値から上昇させ、消耗電極15から母材Wへの溶滴移行を開始する(s−6)、各工程を備える。このような構成によれば、溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 より適切にアークの途切れを検出することが可能なアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のアーク溶接方法は、母材と溶接トーチに保持された消耗電極との間にアークを発生させることにより、溶滴移行させる第1工程(T1)と、上記母材と上記消耗電極との間にアークを発生させつつ上記母材に形成される溶融池を冷却し、かつ、上記溶接トーチを移動させる第2工程(T2)とを交互に繰り返すものであって、第1工程(T1)において、上記母材と上記消耗電極との間の電圧の絶対値あるいは両者の間を流れる電流の絶対値が予め設定された範囲を逸脱した際にアーク切れ検出時間Taoの測定を開始し、第2工程(T2)に移行するまでの間に上記アーク切れ検出時間Taoが予め定められた基準時間Tstp以上になった場合に溶接異常の判定を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 作業効率を向上可能なプラズマキーホール溶接装置およびプラズマキーホール溶接方法を提供すること。
【解決手段】 プラズマアークPAを発生させ、キーホールを形成および貫通させることにより溶接を開始するプラズマキーホール溶接装置A1であって、定常溶接状態において定常電流値でアーク電流Iwを流す出力制御回路21と、上記定常溶接状態において、プラズマ電極112を、被溶接物Wの面内方向に沿って定常速度Vpで被溶接物Wに対して相対移動させる動作制御回路31と、溶接を開始する際にキーホールを貫通させるのに要したキーホール形成時間を計測する時間計測回路23と、上記キーホール形成時間に基づいて、定常速度Vpおよび上記定常電流値の少なくともいずれかを算出する演算回路OCと、を備える。このような構成により、最適な定常速度Vpもしくは上記定常電流値を算出でき、溶接の作業効率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】溶接開始時にアークのふらつきが生じても、アークを即座に安定化させるとともに、溶接ビードの欠陥を抑制することができるアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間にアークを発生させて溶接を行うアーク溶接方法であって、アークを発生させる溶接開始時において溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間に供給する溶接電圧Vwが所定の閾値電圧Vtを越えたか否かを判別し、溶接電圧Vwが所定の閾値電圧Vtを越えたことを判別すると、アークの発生を休止し、その後、アークを再発生させる。このような方法によれば、閾値電圧Vtを適切な値に設定することにより、アークを即座に安定化させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接工程の間に切換要素を操作することなしに溶接装置の切換を可能にし、ならびに溶接装置の設定方法又は取扱いの改良を達成する、溶接工程の制御又は調整するための方法、ならびに溶接装置を設定するための方法を提供する。
【解決手段】アークの点火後に、複数の異なる溶接パラメータから設定された溶接工程が実施される溶接方法の制御又は調整方法について記述している。溶接工程の制御又は調整は、制御装置又は溶接電源によって実施される。溶接工程の間に、溶接装置の切り換え、特に機能又は運転方式又は溶接パラメータ又は溶接プログラムの切換が、溶接工程を中断することなく、特にアークを中断することなく溶接バーナの規定の運動によって行われ、切換のために、溶接パラメータ、特に溶接又はアーク電圧又は溶接電流が監視され、溶接パラメータの閾値を超過又は下回った場合に溶接装置の切り換えが制御装置によって実施される。 (もっと読む)


【課題】溶接トランスの偏磁抑制効果をより向上させることができるインバータ溶接機の溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】出力制御回路16は、インバータ回路のスイッチング素子をオンさせる駆動パルスをその時々の動作状況に応じたパルス幅に設定し、制御周期毎にその駆動パルスの出力先をA側及びB側駆動信号として対応するスイッチング素子のいずれかに切り替えており、パルス幅がゼロ幅に設定された場合、切替回路30にてその判定がなされると、該切替回路30にて次の制御周期においてもそのゼロ幅判定時の出力先を維持すべく駆動パルスの出力先の切替動作が一時的に禁止される。これにより、パルス幅がゼロ幅に設定された前後の制御周期の駆動パルスは、スイッチング素子に対する出力先が常に異なるようになり、一方の組のスイッチング素子のみが連続でオンすることが防止される。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、溶接電源の外部特性を適正化することによって高速溶接性を改善すること。
【解決手段】第1傾きKs1及び溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法であって、溶接中にアーク長が大きく変動したとき(ΔV>ΔVt)は、前記第1傾きKs1を第1傾きの絶対値よりも小さな絶対値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、溶接速度Ssが速くなるのに伴い前記第1傾きKs1及び/又は前記第2傾きKs2の絶対値が小さくなるように変化させる。これにより、溶接速度が速くなると、外部特性の傾きの絶対値を小さくすることによってアーク長制御系のゲインを大きくすることができ、外乱に対する高速溶接性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】 アーク再発生直後の溶接出力電流を、設定した所定期間アーク再発生直前の溶接出力電流より高くなるように短絡開放電流に応じた電流に制御するものでは、溶接中の短絡開放電流というものは殆ど一致することはなくバラツキがあることから、アーク再発生直後の溶接出力電流も異なる溶接電流を出力するため、絶えずアーク長が異なり、比較的アーク不安定になりやすく、短絡周期が変動し、スパッタが増加する場合がある。
【解決手段】 アーク検出直後は短絡解放電流に応じて溶接電流を所定時間出力する制御と、固定値の溶接電流を所定時間出力する制御の2種類の制御方法を切り替え可能であり、アークスタート期間と定常溶接期間との識別や、短絡状態の強弱により、2種類の制御を使い分けることで、スパッタ発生量を低減する。 (もっと読む)


【課題】 非消耗/消耗電極アーク溶接において極性切換時に電流
を所定値まで降下させている。この電流降下速度を、負荷状態に影響されることなく高速化することによって安定した溶接性を維持することを目的とする。
【解決手段】 電極プラス極性から電極マイナス極性に切り換えるときは、ブリッジを形成する第2電極プラス極性スイッチング素子TP2のみ導通状態にし、かつ、第2スイッチング素子TR2を導通状態にして通電路に第2抵抗器R2を挿入して電流降下速度を高速化する。同様に、電極マイナス極性から電極プラス極性に切り換えるときは、ブリッジを形成する第1電極マイナス極性スイッチング素子TN1のみ導通状態にし、かつ、第1スイッチング素子TR1を導通状態にして第1抵抗器R1を通電路に挿入して電流降下速度を高速化する。 (もっと読む)


【課題】 倍電圧整流回路において、リップルの小さい回路構成を実現すること。
【解決手段】 三相全波整流回路と三相全波整流回路に並列に設けた平滑コンデンサと、インバータ回路の出力を制御する出力制御回路と、インバータ出力をアークに適した電圧に変換する主変圧器と、変換した出力を整流する2次整流回路とを設けたアーク加工用電源装置において、三相全波整流回路と平滑コンデンサとの間に設けた第1乃至第3の直列回路と、第1の入力端子(U相)乃至第3の入力端子(W相)と第1乃至第3の直列回路の間に設けて所定の各相の電位差によって生じる充電電流を各直列回路に供給する充電用スイッチング素子と、三相全波整流回路の直流電圧が所定の基準電圧以下のとき充電制御信号を出力して充電用スイッチング素子を導通し、基準電圧以上のとき充電制御信号の出力を停止する充電制御回路とを、備えたことを特徴とするアーク加工用電源装置である。 (もっと読む)


本発明は、溶接プロセスを実施しかつ監視するための溶接方法に関するものであって、その場合に制御装置(4)を介して電流源(2)と溶接ワイヤ(11)のための送り装置(10)とが制御され、かつその場合に溶接プロセスの間、アークの特性量から少なくとも1つのコントロール量が測定ないし計算される。異なる長さを有する第1と第2のタイムインターバル(102)と、特性量(100)の値を求めるためのサンプリングレートが定められた後に、各サンプリングに伴って特性量(100)の値が記憶され、それに基づいて時点(40)において制御装置によって、時点(40)に対して時間的に前のタイムインターバル内にある、記憶されている特性量の値から、コントロール量として第1の平均値(106)と第2の平均値(107)が計算され、それに基づいて、第1のタイムインターバル(101)の第1の平均値(106)から上方および下方の限界値(104、105)が計算され、それに基づいてコントロール量が上方および下方の限界値(104,105)と比較される。
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