説明

Fターム[4G018AA23]の内容

磁性セラミックス (3,358) | 成分 (2,180) | 酸化鉄以外の酸化物を含有するもの (2,118) | 酸化ニッケル (162)

Fターム[4G018AA23]に分類される特許

81 - 100 / 162


【課題】 高い飽和磁束密度が得られ、コアロスが低く抑えられ、双方の特性バランスが優れたMnZn系フェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】 高温保持操作部および降温操作部における酸素分圧と温度の操作については、酸素分圧(PO2(単位:%))と温度(T(単位:絶対温度K))との平衡関係を示す下記の平衡関係式(1)
Log(PO2)=a−b/T …式(1)
を用いて、aとbとの値をそれぞれ所定の値a=a*、およびb=b*に設定し、酸素分圧(PO2)と温度(T)との操作の基本となる関係式であるLog(PO2)=a*−b*/Tを操作基本式として定め、前記高温保持操作部における酸素分圧(PO2)は、Log(PO2)=a*−b*/Tの操作基本式に基づいて、温度との平衡関係から定まる平衡酸素分圧PO2=p1の値よりも高い酸素分圧p2(p2>p1)で操作され、前記降温操作部における酸素分圧(PO2)は、Log(PO2)=a*−b*/Tの基本式に基づいて、温度との平衡関係で定まる平衡酸素分圧で操作されるように構成される。 (もっと読む)


【課題】 1MHz〜5MHzの励磁条件下において、温度変化に伴うコアロスの上昇が少ない高周波パワーデバイス用低損失Ni−Cu−Zn系フェライトを提供する。
【解決手段】 主成分として、Fe2345〜50.5mol%、ZnO14〜24mol%、NiO19.4〜39mol%、CuO2〜18.6mol%からなり、副成分としてV250.01〜0.6重量%を含み、且つNiO/CuO比が1.2〜19であるNi−Cu−Zn系フェライトであって、焼結体に1〜5MHzの交流磁界を印加したときのコアロスの温度変化が25℃から60℃にかけて連続的に+0.1%/℃以下(負も含む)であることを特徴とするNi−Cu−Zn系フェライトである。さらに、C含有量が450ppm以下であり、焼結密度が5.30g/cc以下であり、平均結晶粒径が0.3〜5μmのNi−Cu−Zn系フェライトである。 (もっと読む)


【課題】飽和磁束密度が大きく、コアロスが小さい、Ni系スピネルフェライト焼結体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Ni系スピネルフェライト焼結体であって、Fe、NiO、ZnOおよびCuOを主成分とし、23℃における最大磁束密度が420mT以上であり、焼結体断面における結晶粒内に存在する空孔の数をNig、結晶粒界に存在する空孔の数をNgb、平均結晶粒径をD(μm)としたとき、η=Nig/(Ngb・D)で表される粒内/粒界空孔比η(μm−1)が0.05以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉体嵩密度が大きく、成形時にクラックが発生しにくい顆粒を製造できるフェライト粉末の提供。
【解決手段】FeをFe換算で35〜45mol%、NiをNiO換算で45〜55mol%、CuをCuO換算で0.1〜2mol%、MgをMgO換算で5〜10mol%、MnをMnO換算で0.1〜0.5mol%の範囲で含有する主成分100質量部に対して、SiをSiO換算で3〜8質量部の範囲で含有する酸化物からなるフェライト粉末で、X線回折におけるフォルステライトの(222)面に帰属するピーク強度をX、ニッケルフェライトの(311)面に帰属するピーク強度をX、シリカの(101)面に帰属するピーク強度をX3、銅マンガンシリケートの(224)面に帰属するピーク強度をX4とするとき、X1/X2≦0.011(ゼロを除く)、X3/X2≧0.02、X4/X2≧0.01とする。 (もっと読む)


【課題】
高温において高飽和磁束密度・低損失を両立させ直流重畳特性の劣化の小さいMn−Znフェライトを提供する。
【解決手段】
基本組成がFe:54.0〜56.0、ZnO:6.0〜8.0mol%、残部MnOからなり、副成分としてSiO:0.002〜0.01wt%、CaO:0.01〜0.1wt%、V:0.01〜0.1wt%、Nb:0.01〜0.1wt%、NiO:0.1〜1.1wt%、Sb:0.05〜0.2wt%を同時に添加することを特徴とするMn−Znフェライト。 (もっと読む)


【課題】 焼成は上限でも950℃以下にでき、高周波帯域でのコアロスを低値にできて少なくとも25〜80℃の温度範囲で十分な磁気特性を確保でき、透磁率を高く得られて積層チップ部品等の磁性体材料へ好ましく適用できる酸化物磁性材料を提供すること
【解決手段】 主成分はFeが45〜50mol%,ZnOが10〜32mol%,CuOが5〜15mol%であり残部をNiOとし、副成分はMgOがNiの20%以下,TiOが0.1〜0.5wt%含有する組成としてNiの一部をMgO,TiOにより置換し、上限でも950℃以下の温度により焼成する。これによる焼結体は、混合した各材料の特質を相互に作用させたものとなり、材質特性は、周波数1000kHz,飽和磁束密度30mT,温度25℃でのコアロスは400kW/m程度に小さくなり、温度80℃においてもコアロスは600kW/m程度に抑え得るものとなる。 (もっと読む)


【課題】高い残留磁束密度と高い保磁力とを有するフェライト磁石を製造する際に、焼成雰囲気中の酸素分圧の変動による磁気特性の変動を抑制する。
【解決手段】原料粉末の成形体を焼成して焼結磁石を得る焼成工程を有し、この焼成工程における雰囲気中の酸素分圧が空気中の酸素分圧よりも低く、前記焼結磁石が、Fe、元素A(Aは、Sr、Ba、CaおよびPbから選択される少なくとも1種)、元素R(Rは、希土類元素(Yを含む)およびBiから選択される少なくとも1種)、元素M(Mは、Co、Mn、NiおよびZnから選択される少なくとも1種)および元素M(Mは、Ti、V、Ge、Zr、Nb、Mo、Sn、TaおよびWから選択される少なくとも1種)を含有し、六方晶フェライトを主相として有するものであるフェライト磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高温域に達して初透磁率の変動を小さくでき、コア損失を低値にできて100℃以上の高温でも十分な磁気特性を確保でき、表面抵抗を高く得ることができ、高電圧が加わる用途のコア材料等へ好ましく適用できる酸化物磁性材料を提供すること
【解決手段】 主成分はFeが47.2〜49.2モル%,ZnOが25〜30モル%,CuOが3〜10モル%,MnOが0.2〜2.8モル%であり残部をNiOとし、(Fe+MnO)の換算で49.4〜50.0モル%含有する組成にする。これによる焼結体は、混合した各材料の特質を相互に作用させたものとなり、材質特性は、周波数60kHz,飽和磁束密度100mT,温度60℃でのコア損失が200kW/m以下となり、コア損失が最小値を示す温度が100℃以上となる。Fe成分量が49.2モル%以下なので、表面抵抗は10〔GΩ〕以上と高く得ることができる。 (もっと読む)


【課題】500kHz程度以上の高周波域で使用されるスイッチング電源などの電源トランス等に用いて好適な低損失MnZnNiフェライトを提供する。
【解決手段】主成分組成が、Fe:53〜57mol%、ZnO:4〜11mol%、NiO:0.5〜4mol%および残部が実質的にMnOであるMnZnNiフェライトであって、MnOの原料粉体として、その粒度分布での0.1〜10μmの範囲において、1μmを挟んで2つのピークを示し、かつそれらのピーク値の粒度頻度が2.5vol%以上であるものを用いたものであるMnZnNiフェライト。 (もっと読む)


【課題】 添加成分の分散状態を良好にすることができ、磁気特性の改善により高周波帯域でも透磁率を高く得ることができ、高周波用途への適用において小型化が良好に行える高周波用フェライト材料を提供すること
【解決手段】 主成分はNiCuZnフェライトとし、副成分としてコバルトフェライト(CoFe24)を添加する。また、コバルトフェライトは、化学量組成をCo(1+x)Fe(2−x)とおくとき、xは0から0.04としてFe量が少ない組成物とする。添加したコバルトフェライトはNiCuZnフェライトに固溶しやすく、Coは粒子間に均一に分布する。このため、NiCuZnフェライトの粒子間には異相は析出しなく、磁気特性は悪化がなく良好にできる。複素透磁率μ(μ=μ′−jμ″)の周波数特性を見ると、実部μ′の共鳴ピークが高周波側に高く得られている。 (もっと読む)


【課題】 温度変化に対して微細な粒子径を保ったまま高密度に焼結することができ、その結果、焼成温度の変化に対するインダクタンスの特性変動が小さいNiCuZn系フェライトを提供する。
【解決手段】 主成分として酸化鉄がFe23換算で47.6〜49.8モル%、酸化銅がCuO換算で8.1〜11.5モル%、酸化亜鉛がZnO換算で1.0〜29.0モル%、酸化ニッケルがNiO換算で残部モル%含有されており、前記主成分に対して、酸化ビスマスがBi23換算で0.1〜0.4重量%含有されてなるように構成する。 (もっと読む)


【課題】キャリア周波数が高い場合でも、RFIDタグの送受信性能の特性改善に寄与し得る磁性体材料を提供すること。
【解決手段】フェライト材料の金属の組成をFeNiZnCo(a+b+c+d=3.0,2.1≦a≦2.7,0≦b≦0.4,0≦c≦0.4,0.1≦d≦0.5)で示されるようなものとする。好ましくは、かかるフェライト材料からなるフェライト膜144をフェライトめっき法により30μm以下の厚さを有し且つ30以上のアスペクト比を有するように成膜し、それをRFIDタグ100のアンテナ導体120に近接配置する。アンテナ導体120にフェライト膜144が直接接触する構成としても良い。 (もっと読む)


【課題】SnO添加による効果が最大限発揮されたNi−Cu−Zn系フェライト材料の提供を目的とする。
【解決手段】主成分の組成が、Fe:45〜49.8mol%、CuO:10mol%未満、ZnO:10〜40mol%、NiO:残部である焼結体からなり、この焼結体は、副成分として主成分に対して0.2〜4wt%のSnOを含み、かつSnの変動係数CVが0.2%以上であることを特徴とするNi−Cu−Zn系フェライト材料により上記課題を解決する。本発明のNi−Cu−Zn系フェライト材料において、副成分として主成分に対して0.5〜3wt%のSnOを含有し、Snの変動係数CVが0.25〜0.5%であることが好ましい。さらに、主成分のCuOが、1〜mol%であることが本発明にとって好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来提案のものよりもさらにコアロスの低減化が図れるMnZnフェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で52.0〜55.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜45モル%、酸化ニッケルがNiO換算で0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなるMnZnフェライトの製造方法であって、前記MnZnフェライトは、添加物成分として酸化ケイ素がSiO2換算で30ppm以上100ppm未満、酸化カルシウムがCaO換算で100ppm以上1500ppm以下、および酸化ニオブがNb25換算で100ppm以上1000ppm以下含有されており、前記添加成分の添加物原料は、いずれも、添加時の添加物形態における比表面積が10.0m2/g以上の物性を備えてなる粒状物であるように構成される。 (もっと読む)


【課題】従来提案のものよりもさらにコアロスの低減化が図れるMnZnフェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で53.0〜60.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜40.0%、酸化ニッケルがNiO換算で0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなるMnZnフェライトの製造方法であって、前記添加成分の添加時の添加物形態は、各添加成分の素原料が秤量・混合され、しかる後、仮焼き処理された比表面積が3m2/g以上の粉体として構成される。 (もっと読む)


【課題】飽和磁束密度Bsの高いMnZnフェライトであって、かつ、コアロスの少ないMnZnフェライトを提供することにある。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で55.1〜60.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜39.0モル%、酸化ニッケルがNiO換算で1.0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなる方法であって、前記添加成分の添加物原料は、いずれも、添加時の添加物形態における比表面積が10.0m2/g以上の物性を備えてなる粒状物であるように構成される。 (もっと読む)


【課題】コストの低い乾式成形法により製造され、La−Co含有M型フェライトの磁気特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】元素AはSr、Ba及びPbから選択される少なくとも1種、元素Rは希土類元素及びBiから選択される少なくとも1種で、Laを必ず含み、元素MはCo、Mn、Mg、Ni、Cu及びZnから選択される少なくとも1種で、Coを必ず含み、金属元素総計の構成比率が、組成式:A1−x(Fe12−y、0<x≦0.30、0<y<0.18、1.01≦z≦1.08、0<yz<0.18で示され、六方晶M型フェライトの原料粉末の全部又は一部と、Si成分の総量の10〜80%を含む原料組成物を所定温度で加熱保持して仮焼体を作製し、得られた仮焼体を粉砕し、粉砕粉を乾式にて成形し、成形体を焼成するフェライト磁性材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】1GHz以上の高周波帯域における優れた電波吸収性能を、従来より薄いシート厚で実現し得る電波吸収体用磁性粉体を提供する。
【解決手段】下記A成分、下記M成分およびFeと、酸素で構成され、M成分とFeのモル比を、M成分:Fe=x:24とするとき、1.2≦x≦2.5が成立する組成のZ型六方晶フェライトの粉体であって、当該粉体を構成する前記Z型六方晶フェライト粒子の平均アスペクト比が4以上である電波吸収体用磁性粉体。ただし、A成分はアルカリ土類金属元素およびPbの1種以上、M成分は2価のFeを除く金属元素の1種以上からなる。このような平均アスペクト比の大きいZ型六方晶フェライト粉体は、フラックス機能を有する金属塩化物を原料に配合すること、および焼成後の粉砕工程をハンマーミルによる衝撃粉砕あるいはさらに湿式粉砕で行うことによって実現できる。 (もっと読む)


【課題】 ZnOの減少が生じる場合でも体積抵抗率が低下せず、優れた磁気特性を有するNi−Zn系フェライトまたはNi−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト焼結体を提供する。
【解決手段】 Ni−Zn系フェライトまたはNi−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト焼結体であって、結晶粒界と結晶粒内のNiOモル組成比を0.90以上とし、抵抗率を5×10Ω・m以上とし、48mol%≦Fe<50mol%、20mol%≦ZnO≦30mol%、0≦CuO≦3mol%、残部NiOとした。 (もっと読む)


【課題】 直流重畳特性の飛躍的な向上が図れるフェライトおよびそれを用いた電子部品を提供する。
【解決手段】 主成分として酸化鉄がFe23換算で45.0〜49.0モル%、酸化銅がCuO換算で5.0〜14.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で1.0〜32.0モル%、酸化ニッケルがNiO換算で残部モル%含有されて構成されるNiCuZn系フェライトであって、
前記主成分に対して、酸化ビスマスがBi23換算で0.25〜0.40重量%(ただし、0.25重量%を含まない)、酸化錫がSnO2換算で1.00〜2.50重量%含有されてなるように構成される。 (もっと読む)


81 - 100 / 162