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Fターム[4G047CD08]の内容

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【課題】電子機器の小型化を可能とする小型のコンデンサに必要な薄膜の誘電体磁器を形成可能な、超微粒子や凝集粒が少なく、粒度分布がシャープで、分散性に優れるとともに、特に、結晶性が高く、電気特性に優れたチタン酸カルシウムを提供する。
【解決手段】ペロブスカイト結晶構造を有し、正方柱または正方柱類似の形状を有するチタン酸カルシウム粒子であり、塩基性化合物の存在するアルカリ性溶液中で、飽和溶解度以上のカルシウム塩と酸化チタンゾルを混合、反応させることにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】誘電特性は改質前と同等以上で、ペロブスカイト型複合酸化物を改質する被覆成分からの被覆成分の溶出も実質的になく、ペロブスカイト型複合酸化物の比表面積の経時変化及びAサイト金属の溶出を効果的に抑制すると共に、解砕性の良好な改質ペロブスカイト型複合酸化物を提供すること。
【解決手段】ペロブスカイト型複合酸化物の粒子表面を少なくともAl23を含む被覆層で1次被覆し、SiO2、TiO2、ZrO2及びNd23からなる群から選択される少なくとも1種で2次被覆した改質ペロブスカイト型複合酸化物であって、前記1次被覆が、加水分解性Al23前駆体の加水分解生成物を焼成することにより形成されたものであり、且つ前記2次被覆が、加水分解性SiO2前駆体、加水分解性TiO2前駆体、加水分解性ZrO2前駆体及び加水分解性Nd23前駆体の群から選択される少なくとも1種の加水分解生成物を焼成することにより形成されたものであることを特徴とする改質ペロブスカイト型複合酸化物である。 (もっと読む)


セラミック粉末の製造方法であって、この方法は、複数の溶液状前駆体材料を提供する工程であって、ここで複数の溶液状前駆体材料のそれぞれが、セラミック粉末の少なくとも1種の構成要素イオン種をさらに含む、工程;複数の溶液状前駆体材料とジカルボン酸オニウム沈殿剤溶液とを合わせて、合わせた溶液中にセラミック粉末前駆体の共沈を生じさせる工程;および合わせた溶液からセラミック粉末前駆体を分離する工程を含む。当該方法は、セラミック粉末前駆体をか焼する工程をさらに含み得る。
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【課題】幅が微細なパターンで、かつ、アスペクト比の高い柱状の形状を有する微細酸化物構造体を精密に形成することができる微細酸化物構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】微細な柱状の孔が形成された鋳型を用意する工程S1と、酸化物粒子を界面活性剤で被覆する工程S2と、界面活性剤で被覆した酸化物粒子を液中に分散させる工程S3と、液中に鋳型を配置する工程S4と、液中の界面活性剤で被覆した酸化物粒子を鋳型中に沈降固化させる工程S5と、鋳型を取り除く工程S6と、鋳型を除去した酸化物粒子を焼成する工程S7とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 エピタキシャル成長による誘電体薄膜の成膜を、低コストかつ簡易な方法で行うことができるとともに、高い誘電率を有する誘電体薄膜が形成された薄膜電子部品を低コストで得る。
【解決手段】 粒成長の臨界粒径以下の粒子径を有するペロブスカイト型誘電体粒子を溶媒中に分散させてスラリーを形成し、一軸配向性を有する基板表面に前記スラリーを塗布し、前記スラリーを塗布した前記基板を熱処理する。下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体薄膜と、前記誘電体薄膜上形成された上部電極と、を有する薄膜電子部品において、前記誘電体薄膜を上記の方法によって形成する。 (もっと読む)


【課題】 粒度分布のシャープなチタン酸金属塩(チタン酸バリウムを代表例とする)の微細粉末を水熱合成法で簡便に製造する。
【解決手段】 チタン塩と水溶性金属塩を水中で反応させてチタン酸金属塩を製造する方法において、上記チタン塩が長繊維状酸化チタンであり、上記水溶性金属塩の濃度が0.4〜20モル/Lであり、撹拌状態で反応させることにより、チタン酸金属塩粒子を製造する方法である。水溶性金属園(水酸化バリウムなど)を所定以上の高めの濃度に保持しながら、チタン塩(長繊維状酸化チタン)と共に水熱合成することで、1〜50nm程度の粒子径を有し、粒度分布のシャープなチタン酸金属塩の微細粒子を製造でき、その比表面積を大幅に増大できる。 (もっと読む)


【課題】微粒でありながら凝集が防止されており、比誘電率が高い誘電体材料を容易に製造し得る方法を提供すること。
【解決手段】下記の無定形微粒子粉末を空気中230℃以上530℃未満で加熱して中間生成物を得る第1の工程と、第1の工程で得られた中間生成物を、減圧下700℃以上1000℃以下で加熱する第2の工程とを備えることを特徴とする。
〔無定形微粒子粉末〕
チタン、バリウム、乳酸及び蓚酸を含み、BET比表面積が6m2/g以上で、Ba原子とTi原子のモル比(Ba/Ti)が0.98〜1.02で、乳酸に由来する1120〜1140cm-1及び1040〜1060cm-1に赤外線吸収スペクトルピークを有することを特徴とする無定形微粒子粉末。 (もっと読む)


【課題】 金属等のベース層上に、結晶性の高い酸化物層を形成すること。
【解決手段】 ベース層14上に、ベース層14の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有するバッファ層16を形成する工程と、バッファ層16上に、AサイトにBa、BサイトにTiを含むABO型ペロブスカイト構造酸化物の前駆体層20Aを形成する工程と、酸化物の前駆体層20Aを分解してBa及びTiを含む酸化物層20Bを形成する工程と、酸化物層20Bに対して、レーザ光を照射してアニールする工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】圧電性能に優れたペロブスカイト型酸化物を提供する。
【解決手段】下記一般式(P)で表される組成を有するペロブスカイト型酸化物の製造方法において、下記式(1)及び(2)を充足する条件で、組成を決定する。
(Ba,Bi,A)(Ti,Fe,M)O・・・(P)、
0.98≦TF(P)≦1.02・・・(1)、
TF(BiFeO)<TF(AMO)<TF(BaTiO)・・・(2)
(式(P)中、Ba,Bi,及びAはAサイト元素、Ti,Fe,及びMはBサイト元素。A及びMは、Pbを除く各々1種又は複数種の金属元素である。式(1),(2)中、TF(P)は上記一般式(P)で表される酸化物の許容因子、TF(BiFeO)、TF(AMO)、及びTF(BaTiO)はそれぞれ()内に記載の酸化物の許容因子である。) (もっと読む)


【課題】成形性に優れる電解質粒子および電解質粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】リチウムイオン伝導性を有する電解質の原料結晶粒子と、リチウム塩とを機械的に混合し、原料結晶粒子に歪みを生じさせることで得られた電解質粒子である。原料結晶粒子とリチウム塩とを混合させることにより、原料結晶粒子の結晶構造に歪みを生じさせることができる。結晶構造に歪みを生じた電解質粒子は、加圧の際に変形し易く、熱を加えることなく成形体とすることができる。また、この成形体は、成形体を構成する電解質粒子同士の接触面積が大きいので、リチウムイオン伝導性に優れる。 (もっと読む)


【課題】固相法において工業的に有利な方法で微細で、且つ高い正方晶性を持つペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末を製造する方法を提供する。
【解決手段】Ba原子とTi原子を含む複合有機酸塩を仮焼してペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末を製造する方法において、前記仮焼を加湿空気の存在下に行うペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末の製造方法。前記仮焼は、空気を、温度を調整した水に通して加湿した加湿空気を、焼成炉中に導入しながら行う。前記加湿空気の露点は15℃以上である。 (もっと読む)


【課題】固相法において工業的に有利な方法で微細で、且つ高い正方晶性を持つペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末を製造する方法を提供する。
【解決手段】炭酸バリウムと二酸化チタンを含む混合物を仮焼してペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末を製造する方法において、前記仮焼を加湿空気の存在下に行うペロブスカイト型チタン酸バリウム粉末の製造方法。前記仮焼は、空気を、温度を調整した水に通して加湿した加湿空気を、焼成炉中に導入しながら行う。前記加湿空気の露点は15℃以上である。 (もっと読む)


【課題】PZT系のペロブスカイト型酸化物において、焼結助剤ややアクセプタイオンを添加することなく、Aサイトに5モル%以上のドナイオンを添加することを可能とする。
【解決手段】本発明のペロブスカイト型酸化物は、下記式(P)で表されることを特徴とするものである。
(Pb1−x+δ)(ZrTi1−y)O・・・(P)
(式中、MはBi及びランタニド元素からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素である。0.05≦x≦0.4。0<y≦0.7。δ=0及びz=3が標準であるが、これらの値はペロブスカイト構造を取り得る範囲内で基準値からずれてもよい。) (もっと読む)


【課題】化学的に安定で光活性の高い結晶面に配向した一次元構造のペロブスカイト型酸化物が基板に対して垂直方向に配向している機能性材料とその製造方法を提供する。
【解決手段】基材と、該基材の表面に形成される被膜からなる機能性材料であって、前記被膜にペロブスカイト型酸化物の柱状物質を含み、前記柱状物質の長手方向がペロブスカイト型結晶の(110)方向に配向している機能性材料。
前記ペロブスカイト型酸化物の柱状物質が単結晶であり、また前記ペロブスカイト型酸化物の柱状物質の長手方向が基材に対して垂直方向に配向している機能性材料。 (もっと読む)


【課題】セラミック電子部品の誘電体層の誘電率を向上させることができ、かつ信頼性を向上させることができるセラミックス粉末を提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明は、実質的に、形状異方性を有するペロブスカイト化合物粉末からなり、このペロブスカイト化合物粉末の一般式をABO3(AはAサイトの元素、BはBサイトの元素、Oは酸素元素をそれぞれ示す)としたときの前記元素Aと前記元素Bのモル比A/Bが1.00未満であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 圧電体や蛍光体等として有用なペロブスカイト酸化物において結晶の方位を揃えて結合した単結晶を得ることのできる技術を提供する。
【解決手段】 一般式MTiO3:Xで表されるペロブスカイト酸化物(Mは、Ba、Ca、SrもしくはPb、またはそれらの混合系を表し、Xは、存在するときは、PrまたはEuを表す)の単結晶を製造する方法であって、(1)上記酸化物MTiO3:Xのナノ結晶粒子、または(2)Tiのアルコキシド、上記金属Mのアルコキシド、水酸化物、ハロゲン化物、ジケトネートもしくは硝酸塩、および、Xが存在するときは、Xのアルコキシドから成る混合物を、水およびアルコールを含む媒質に分散させて70°〜200℃の温度下に水熱処理する工程を含む方法。ナノメートルサイズの結晶がエピタキシャル結合しているペロブスカイト酸化物単結晶が得られる。 (もっと読む)


【課題】還元雰囲気中で焼成した場合でもペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の結晶性を高めることが可能な複合酸化物膜形成用塗布剤を提供する。
【解決手段】一般式ATiO(Aサイトは、Ca,Sr,Ba又はPbの中から選ばれる少なくとも1種又は2種以上の金属元素を表す。)で表されるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜を形成する際に、チタン化合物と、Aサイトの金属元素を含む化合物との水溶液に、Mnを含む化合物が溶解されてなり、この水溶液中のTiに対するMnのモル比が10〜10000ppmである複合酸化物膜形成用塗布剤を、基体に塗布することにより成膜し、これを還元雰囲気中で焼成する。 (もっと読む)


【課題】結晶性が高く、クラックや剥離等の欠陥が少ないペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式ATiO(Aサイトは、Ca,Sr,Ba又はPbの中から選ばれる少なくとも1種又は2種以上の金属元素を表す。)で表されるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法であって、基体上に複合酸化物膜形成用塗布剤を塗布する塗布工程と、この基体上の塗膜にマイクロ波を照射して焼成する焼成工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】複雑で大掛かりな設備を必要とせず、チタン含有複合酸化物膜中に含まれるAサイトの金属元素の含有比率を容易に制御できるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式ATiO(Aサイトは、Ca,Sr,Ba,Pbの中から選ばれる2つ以上の金属元素を表す。)で表されるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法であって、チタンを含む基体に、大気圧下又は減圧下で、蒸発、昇華、熱分解のうちの少なくとも一つの手段で気体となる塩基性化合物と、Aサイトの2つ以上の金属元素のイオンとを含む溶液を反応させて、基体表面にチタン含有複合酸化物膜を形成する工程と、蒸発、昇華、熱分解のうちの少なくとも一つの手段で塩基性化合物を気体として複合酸化物膜から除去する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】結晶性が高く、クラックや剥離等の欠陥が少ないペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜を効率良く得ることができるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式ATiO(Aサイトは、Ca,Sr,Ba,Pbの中から選ばれる少なくとも1種又は2種以上の金属元素を表す。)で表されるペロブスカイト型チタン含有複合酸化物膜の製造方法であって、チタン又はチタンを含む合金からなる基体の表面に複合酸化物膜を形成する工程と、複合酸化物膜にマイクロ波を照射して焼成する工程とを含む。 (もっと読む)


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