説明

Fターム[4G077SA04]の内容

結晶、結晶のための後処理 (61,211) | PVD (1,258) | 成長結晶の形状(例;塊状) (773) | 基板上に成長 (401)

Fターム[4G077SA04]に分類される特許

61 - 80 / 401


【課題】単結晶に割れ等の損傷を起こすことなく、種結晶の成長面の全ての領域から、多結晶のない良質な炭化ケイ素単結晶を成長させる。
【解決手段】炭化ケイ素単結晶の製造方法は、炭化ケイ素を含む昇華用原料21および種結晶27を坩堝7内に対向して配置し、昇華用原料21を加熱して生じる昇華ガスGによって種結晶27上に炭化ケイ素単結晶を成長させる炭化ケイ素単結晶41の製造方法であって、炭化ケイ素を含む粉体を加圧成形したのち仮焼して、所定の硬度を有する昇華用原料21を作製するステップと、昇華用原料21を坩堝7内の上部に配置し、種結晶27を坩堝7内の底部6に載置するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】低転位密度炭化ケイ素(SiC)、並びにこれを成長させる方法及び装置を提供する。
【解決手段】低転位密度炭化ケイ素(SiC)、並びにこれを成長させる設備及び方法を提供する。昇華技術を使用するSiC結晶の成長は好ましくは、2つの段階の分けることができる。成長の第2の段階の間には、結晶は通常の方向に成長すると共に、横方向に拡がる。転位及び他の材料欠陥は、軸方向に成長した材料中に伝播することがあるが、横方向に成長した材料中での欠陥の伝播及び発生は、なくらならないまでも実質的に減少する。結晶が所望の直径に拡張した後で、第2の段階を開始し、ここでは横方向の成長を抑制し、通常の成長を促進する。実質的に減少した欠陥密度は、横方向に成長した第1の段階の材料に基づく軸方向に成長した材料中で維持される。 (もっと読む)


【課題】デバイスに望まれる比抵抗を得つつ、積層欠陥を低減できるSiC単結晶を得る。
【解決手段】SiC単結晶に窒素をドープし、かつ、窒素の濃度を2×1019cm-3より多くする場合に、Alも同時にドープすると共にAl/N比が5%以上となるようにする。これにより、積層欠陥を低減することができる。さらに、Al/N比が40%以下となるようにすることで、比抵抗を小さくすることができ、デバイスに望まれる比抵抗を得ることができる。したがって、デバイスに望まれる比抵抗を得つつ、積層欠陥を低減できるSiC単結晶を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】SiC単結晶を成長させる際のドーパント濃度のバラツキを抑制する。
【解決手段】SiC原料粉末3とドーパント元素4の配置場所を異ならせると共に、SiC原料粉末3に対してドーパント元素4が種結晶2から離れた位置に配置されるようにする。そして、ドーパント元素4の配置場所をSiC原料粉末3の配置場所よりも低温にできる構成とする。これにより、SiC原料粉末3が昇華し始めるよりも前にドーパント元素4が気化し切ってしまうことを防止することができ、成長させたSiC単結晶のインゴットが成長初期にのみドーパントが偏析したものとなることを抑制できる。したがって、ドーパント濃度のバラツキを抑制できるSiC単結晶を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】種結晶を坩堝の中心軸からずらして配置しなくても、種結晶およびSiC単結晶の成長途中の表面形状を制御することで、異種多形や異方位結晶の発生を抑制できるようにする。
【解決手段】種結晶となるSiC単結晶基板3に対向配置される遮蔽板6aを有する遮蔽部6を備える。そして、遮蔽部6の遮蔽板6aに備えたガス供給孔6bを通じて螺旋転位発生可能領域3aに選択的に昇華ガスが供給されるようにする。これにより、SiC単結晶基板3の中心よりも螺旋転位発生可能領域3a側において最も成長量が大きくなった凸形状とすることが可能となり、台座1cの厚みを非対称にして成長途中表面4aに温度分布を設けたりしなくても良くなって、異種多形や異方位結晶の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】バルク単結晶MgOを切り出して原子スケールで平坦な (111) 面を研磨により
得ることは成功していない。また、成膜法でも原子スケールで平坦なMgO (111) 面は
得られていない。
【解決手段】レーザーアブレーション堆積法によりMgO焼結体又は単結晶をターゲット
として用いてMgO薄膜を基板上に堆積する方法において、基板として、単結晶NiO(1
11)薄膜層を原子スケールで表面平坦に成膜した単結晶基板を用い、該NiO(111)薄膜層
上に「Mg−O」層を1ユニットとして積層状に堆積させてエピタキシャル成長させるこ
とによってMgO(111)薄膜を原子スケールで表面平坦に成膜することを特徴とする面方
位(111)のMgO薄膜の作製方法。MgO(111)薄膜は、「Mg−O」層を1ユニットとし
てエピタキシャル成長する。 (もっと読む)


【課題】種結晶へ粉末原料から昇華ガスを供給し続けることができるSiC単結晶の製造装置と製造方法を提供する。
【解決手段】坩堝1の加熱を開始すると、分離壁4の中空部分に露出する粉末原料5から生じた昇華ガスが成長空間領域6に供給される。そして、坩堝1の加熱を開始してから一定時間後に蓋体1bが容器本体1aから離れるように相対的に移動させ、分離壁4の他端側の端面4eを容器本体1aの底面から離すことで、分離壁4の他端側に接していた粉末原料5を新たな昇華ガス供給面として容器本体1a内に露出し、当該露出部分から昇華ガスをガス供給通路7および貫通穴4dを通過して成長空間領域6に供給することで、SiC単結晶8を成長させる。 (もっと読む)


【課題】 加熱温度を均一に保ち、結晶品質の良好な単結晶を製造できる単結晶製造装置を提供する。
【解決手段】単結晶製造装置1は、坩堝10と筒状部材40と加熱部材60とを備え、坩堝10の底部側には、昇華用原料20が配置され、坩堝10の底部に対向する坩堝蓋体10b側には、種結晶30が配置され、筒状部材40は、筒状形状であり、導電性材料が用いられ、加熱部材60は、筒状部材40の外側に配置され、筒状部材40を誘導加熱により加熱し、筒状部材40の内側には、坩堝10が配置され、筒状部材40の側壁は、坩堝10の底部と坩堝蓋体10bとをつなぐ坩堝10の側壁と対向し、坩堝10と筒状部材40との間には、空間Sが形成される。 (もっと読む)


【課題】デバイス製造のために改善された特性が与えられているSiCバルク単結晶を製造する方法及び単結晶SiC基板を提供する。
【解決手段】SiCバルク単結晶2を製造する方法において、成長坩堝3の結晶成長領域5にSiC成長気相9が生成され、中心縦軸14を有するSiCバルク単結晶2をSiC成長気相9からの堆積によって成長させ、このとき堆積は成長しているSiCバルク単結晶2の成長境界面16のところで行われ、SiC成長気相9が、少なくとも部分的に、成長坩堝3の備蓄領域4にあるSiCソース材料6から供給され、窒素、アルミニウム、バナジウム及びホウ素からなる群に属する少なくとも1つのドーピング物質を含んでいる。結晶成長領域5はSiC表面区画と炭素表面区画とによって区切られ、SiC表面区画割合を炭素表面区画割合によって除算することで得られるSiC/Cの面積比率が常に1よりも小さい値を有するように選択される。 (もっと読む)


【課題】 単結晶全体で均一な不純物の含有濃度を有する炭化ケイ素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 炭化ケイ素を含有する炭化ケイ素含有原料に所定の不純物25を添加して昇華用原料13を作製し、昇華用原料13を坩堝7内に収容したのち、昇華用原料13を加熱して発生させた昇華ガスによって炭化ケイ素からなる種結晶23上に、不純物25を含む単結晶を成長させる炭化ケイ素単結晶の製造方法である。炭化ケイ素含有原料に対する不純物25の添加量を変えて不純物の含有濃度が異なる複数の昇華用原料13a,13bを作製するステップと、複数の昇華用原料のうち含有濃度が低い昇華用原料13bを加熱温度が高い坩堝7内の高温部Hに配置し、含有濃度が高い昇華用原料13aを加熱温度が低い坩堝7内の低温部Lに配置するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】貫通らせん転位密度の小さい炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】炭化珪素単結晶ウエハに新たな炭化珪素単結晶層を形成する工程において、c軸方向に貫通する転位3を、基底面(0001)に沿った第1方向の欠陥に変換させ、第1方向に交差し、かつ基底面(0001)に沿った第2方向に欠陥の伝播方向を制御することで、単結晶基板中に含まれる貫通らせん転位3を基底面内欠陥4に構造転換し、基底面内欠陥4を結晶の外部に排出させ、元の炭化珪素単結晶基板よりも貫通らせん転位密度の小さい炭化珪素単結晶層。 (もっと読む)


【課題】 成長結晶である単結晶が種結晶取付部から受ける熱応力を抑制することができる炭化ケイ素単結晶の製造装置を提供する。
【解決手段】 炭化ケイ素単結晶の製造装置1は、昇華用原料13が収容される坩堝本体5と、前記昇華用原料13に対向する部位に、種結晶23を支持する第1の種結晶取付部21が設けられた蓋体3と、を備え、前記第1の種結晶取付部21は黒鉛から形成され、前記種結晶23および前記昇華用原料13は炭化ケイ素から形成され、前記第1の種結晶取付部21は、蓋体3とは別体の薄板で形成されている。 (もっと読む)


【課題】種結晶が有するマイクロパイプ欠陥を効果的に閉塞し、マイクロパイプ欠陥の伝播がない炭化ケイ素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロパイプ欠陥1を有する炭化ケイ素種結晶2の結晶成長面3の変質層5を除去する除去工程と、前記除去工程後の前記マイクロパイプ欠陥1を前記炭化ケイ素種結晶2の裏面4から充填材6で満たす充填工程と、前記充填工程後の前記炭化ケイ素種結晶2の結晶成長面3に炭化ケイ素単結晶を成長させる成長工程とを備える炭化ケイ素単結晶の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素基板の平面形状を容易に調整することができる炭化珪素基板の製造方法を提供する。
【解決手段】第1の炭化珪素層11cの第1の裏面B1および第2の炭化珪素層12の第2の裏面B2の各々とベース部30の第1の主面Q1とが対向するように、ベース部30と第1および第2の炭化珪素層11c、12とが配置される際に、第1および第2の炭化珪素層11c、12の少なくともいずれかが平面視において第1の主面Q1の外側へ突出部PTとして部分的に突出する。第1および第2の裏面B1、B2の各々と第1の主面Q1とが加熱によって接合される。この加熱によって突出部PTの少なくとも一部が炭化されることで炭化部70が形成される。突出部PTが除去される際に炭化部70が加工される。 (もっと読む)


【課題】品質の低下を抑制できる、SiC結晶およびSiC結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】SiC結晶10は、Feの濃度が0.1ppm以下であり、かつAlの濃度が100ppm以下であることを特徴とする。SiC結晶の製造方法は、以下の工程を備える。第1の原料として研磨用SiC粉末を準備する。第1の原料を加熱することにより昇華して、SiCの結晶を析出することにより、第1のSiC結晶を成長する。第1のSiC結晶を粉砕して、第2の原料を形成する。第2の原料を加熱することにより昇華して、SiCの結晶を析出することにより、第2のSiC結晶を成長する。 (もっと読む)


【課題】結晶性の良好な炭化珪素単結晶インゴットを容易に製造することができる炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】種結晶上に炭化珪素ガスを供給して炭化珪素単結晶インゴットを製造する方法であって、前記種結晶2aの結晶成長面に、シリコンを含む薄膜であって炭化珪素単結晶を成長させる温度より低い温度で融解する薄膜2bを形成する。薄膜を形成した前記種結晶2aを薄膜加熱処理することにより、炭化珪素種結晶2aの表面に形成された薄膜2bが融解し、前記結晶2aの少なくとも結晶成長面全体において融解層6を形成し、これに接触している炭化珪素種結晶2aの最表面が融解層6中に溶け出す。これにより結晶2aの最表面に残存する結晶ダメージ層5がエッチングされ、種結晶2aの結晶ダメージの無い高品質な表面が露出するので、欠陥が低減された種結晶の表面が結晶成長面となり、高品質の炭化珪素単結晶インゴットが得られる。 (もっと読む)


【課題】種結晶を用いた改良型レーリー法を用いて炭化珪素単結晶を作製する場合において、インゴット長さが長くて高品質の炭化珪素単結晶を得ることを可能とする炭化珪素単結晶の製造装置を提供する。
【解決手段】昇華再結晶法により炭化珪素単結晶インゴットを製造する装置S1であり、坩堝1とその外面を被覆する断熱材5との間に空隙6を有し、空隙6が軸対称な坩堝1の径方向に5〜40mmの幅寸法を有すると共に、断熱材5の外部に連通する構成を備えた炭化珪素単結晶インゴットの製造装置S1であり、結晶成長中の断熱材5の性能劣化を抑制し、安定した成長条件を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 昇華再結晶法による単結晶の製造において、種結晶へのクラックなどの構造欠陥の発生を防止でき、高品質な単結晶を製造できる単結晶製造装置、及び単結晶製造装置を用いた炭化珪素単結晶の製造方法を提供できる。
【解決手段】本発明に係る単結晶製造装置1は、成長用の単結晶の成長の基となる種結晶10と、単結晶の成長に用いられる昇華用原料20を収容する坩堝100とを備える。坩堝100は、開口部111を有し、昇華用原料20を収容する反応容器110と、開口部111に取り付けられる蓋体120と、種結晶10を保持する保持部130とを備える。保持部130は、種結晶10の蓋体120側(上面10A)に対する反対側(下面10B)の一部のみと接する接触面143を有する。種結晶10の厚みは、1mm以上である。種結晶10と蓋体120とは、隙間なく接している。種結晶10の全表面は、露出している。 (もっと読む)


【課題】坩堝から放出される炭素粉のインクルージョン(大きな塊)のSiC単結晶への混入を抑制しつつ、SiC単結晶に対して適量の炭素原子の供給を可能とするSiC単結晶の製造装置を提供する。
【解決手段】坩堝4の中空部には、容器本体2の内径よりも径が小さく、当該容器本体2の内壁2aに離間していると共に当該内壁2aに沿って配置される金属炭化物の筒部材10が粉末原料8の上に配置されている。一方、蓋体3には、当該蓋体3の内壁3aのうち種結晶7から容器本体2側に金属炭化物のコーティング膜3bが形成されている。これにより、蓋体3からの炭素粉の塊の放出が抑制されると共に、容器本体2の内壁2aから放出された適量の炭素粉が成長中のSiC単結晶9に供給される。 (もっと読む)


【課題】SiC単結晶の割れや歪みを抑制することができるSiC単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】SiC単結晶6を中央部が外縁部よりも突き出すような凸形状となる凸成長と、SiC単結晶6を中央部が外縁部よりも凹む凹成長とを順番に行う。凸成長の際にはSiC単結晶6の中央部近辺に引張応力、外縁部に圧縮応力を発生させられ、凹成長の際にはSiC単結晶6の中央部近辺に圧縮応力、外縁部に引張応力を発生させられる。そして、SiC単結晶6を冷却する際にはその逆の応力を発生させられる。このため、SiC単結晶6を冷却する際に、SiC単結晶6の中央部近辺において圧縮応力と引張応力が発生する部位を両方共に設けることができる。同様に、外縁部においても圧縮応力と引張応力が発生する部位を両方共に設けることができる。これにより、冷却時にSiC単結晶が割れたり歪んだりずることを抑制できる。 (もっと読む)


61 - 80 / 401