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Fターム[4G077TD01]の内容

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Fターム[4G077TD01]に分類される特許

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【課題】石英製の反応炉の損傷を抑制することができ、副生成物の生成を抑制できるIII族窒化物結晶の製造方法、III族窒化物テンプレートの製造方法、III族窒化物結晶及びIII族窒化物テンプレートを提供する。
【解決手段】本発明に係るIII族窒化物結晶は、III族窒化物結晶中に1×1016cm−3以上1×1020cm−3未満の炭素を含み、前記炭素がV族サイトを置換しており、かつ、前記III族窒化物結晶内でアクセプタとして働く他の不純物を含まないものである。 (もっと読む)


【課題】円筒状の断熱材を中心軸に対して平行に分割する場合において、分割された隣り合う断熱材同士の間に放電現象が発生することを抑制する。
【解決手段】加熱容器8の周囲に配置される第1外周断熱材10を円筒形状で構成すると共に、中心軸に平行に円筒形状を複数に分断した分割部10a〜10cを備えた構成とする。そして、各分割部10a〜10cの繋ぎ目の箇所を覆うように低抵抗部材20を備えた構造とする。これにより、複数の分割部10a〜10cの間の空隙のうち比較的幅が狭い部分において局所的な放電現象が起こることを抑制でき、誘導電力を安定して供給することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】SiC単結晶の製造装置に備えられる断熱材の劣化を抑制することができるようにする。
【解決手段】加熱容器8の周囲を囲む第1外周断熱材10を、浸透性の大きな断熱基材10aの内周面に浸透性の小さな黒鉛シート10bを配置した構造とし、さらに黒鉛シート10bの内周面を高融点金属炭化膜10cで覆った構造とする。これにより、黒鉛シート10bによって断熱基材10aに原料ガス3などが浸入することで固体SiCが析出することを抑制しつつ、さらに高融点金属炭化膜10cによって黒鉛シート10bがエッチングガスや原料ガス3に含まれる成分と化学反応することを抑制できる。したがって、第1外周断熱材10が劣化することを抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ハイドライド気相成長法による窒化物半導体の製造において、繰り返して使用しても白濁しにくくて、得られる窒化物半導体のSiキャリア濃度も安定している石英製の窒化物半導体製造装置を提供する。
【解決手段】窒化物半導体を製造する際に装置内に導入する材料またはこれらの材料の混合物の少なくとも一方が接触する面の、一部または全部が合成石英ガラスで構成されていることを特徴とする窒化物半導体製造装置であって、たとえば、前記材料のうち、窒化物半導体の原料となる材料や、反応することによって窒化物半導体の原料を生成しうる反応性物質と接触する面の一部または全部に合成石英ガラスを使用することが好ましく、GaClなどのIII族ハロゲン化物やHClと接触する面に合成石英ガラスを使用することがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】
基板上に成長結晶層の膜厚均一性を向上させることができ、歩留まりが高い気相成長装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
気相成長装置は、その中心に成長用基板を担持して成長用基板を加熱および回転するサセプタと、サセプタの少なくても材料ガス供給側の半分を矩形に囲む、サセプタと同じ熱伝導率を有する素材からなる不動の受熱板と、周囲から受熱板を固定し、成長用基板に水平に材料ガスを誘導する不動のフロー補助板と、その開口する先端がフロー補助板上に位置し受熱板の端部と略平行にかつ成長用基板の直径よりも幅広に形成され、成長用基板の全面に沿って材料ガスの層流を水平に供給する材料ガスノズルと、その材料ガスノズル側の縁部が受熱板の端部に略平行に形成され、その全面が直上のサセプタと受熱板の全面に対向してサセプタと受熱板を均一に加熱する矩形の加熱器と、成長用基板とサセプタと受熱板の全面に向けて材料ガスノズルよりも幅広の領域に押さえガスを供給する押さえガス噴出器と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 サファイア基板上又はSi基板上に良質のAlN結晶を高速成長させることができるAlNのエピタキシャル成長方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
第一ガス導入ポート12から、HCl+Hを導入し750℃以下でAl金属とHClを反応させAlClを生成する。第二ガス導入ポート14からNH+Hを導入し混合部でNHとAlClとを混合させる。混合したガスを基板部に輸送し反応させAlNを生成する。混合部は原料反応部で生成されたAlClの石英反応チャンバー18内での析出が起きない温度で、かつ、混合部でのAlNの析出が起きない温度範囲80℃以上750℃以下に保つ。基板結晶24は、高周波加熱によって900℃から1700℃に維持される。この結果、基板結晶24への途中でAlNが析出してしまうことを防止し、AlNエピタキシャル成長速度が向上する。 (もっと読む)


本発明は、原則的に石英ピースから成るエピタキシャル反応器の反応室に関する;石英ピースは、壁(1A、1B、1C、1D)によって規定される内部空洞(2)を持つ石英ピースの部分(1)を備える;空洞(2)は、エピタキシャル反応器の反応沈着ゾーン(3)を備える;ゾーン(3)は、そこで熱せられるサセプター(4)を収容するように適合している;反応室は、対抗壁を形成し前記ゾーン(3)の壁となるように、前記壁(1A、1B、1C、1D)に隣接して配置される石英の部品(5)も備える。
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【課題】単結晶体が成長して厚くなっても、簡単に割れることがなく、転位や不純物の少ない高品質な単結晶体の成長を連続的に行うことができる単結晶体の製造方法を提供する。
【解決手段】反応加熱室2a内に種基板3aを配置し、反応加熱室2a内に腐食性ガスを原料ガス5a,5bとして導入するとともに、種基板3aを含む領域を加熱して、種基板3a上に単結晶体3bを気相成長させる単結晶体の製造方法であって、反応加熱室2a内には、耐腐食処理を施した熱反射用金属板8a,8bが、反射面を、種基板3aを含む領域に向けて配置されている。 (もっと読む)


【課題】
高い結晶成長温度が必要とされる結晶成長装置に適しかつ2インチ以上の大きな基板の結晶成長に適する基板加熱装置およびこれを用いる結晶成長装置を提供することにある。
【解決手段】
この発明は、平板ヒータの外周に沿ってこれの外側に外周を囲むように無底箱型ヒータを設け、その側面が平板ヒータの厚さより大きい所定の幅を持っていることで、平板ヒータの最外周の抜熱による発生熱量を補充できる大きな熱量を最外周に隣接して発生することができる。 (もっと読む)


【課題】気相成長膜の成膜の前後のガスによる副生成物の生成を抑止するライナを備えた気相成長装置及びこれを使用した気相成長方法を提供する。
【解決手段】チャンバ101と、プロセスガス110を供給するガス供給部102と、チャンバ101内からガスを排気するガス排気部108とを備えた気相成長装置100であって、チャンバ101の内壁部130の物性が上部ライナ131と下部ライナ132とで異なるように構成されており、下部ライナ132は、上部ライナ130に比べ、熱エネルギーが吸収しやすく、且つ蓄熱性が高い物性の基材で構成されていることを特徴とする。これにより、プロセスガス110及び生成ガス112に起因するライナ130全面への副生成物の生成を抑止することができる。
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【課題】エピタキシャル装置内のSiC粉塵がSiC基板上に落下するのを回避し、メモリ効果を抑制して多数回繰り返しエピタキシャル成長できるエピタキシャル成膜装置を提供する。
【解決手段】軸方向端部に反応ガス流入口と排出口とを有し減圧可能な耐熱円筒管1内に、軸方向に沿って所定の長さのサセプタ3が、断熱材2を介して配置され、該サセプタ3の内側に設けられる反応室4空間内にSiC結晶基板5を載置するための複数の平板状支持基板5が相互に平行に上下方向に間隔を置いて搬出搬入可能な形態で設置され、前記サセプタ3の位置に対向する前記円筒管1の外側に誘導加熱装置を備え、前記複数の平板状支持基板5のうち、より上側の支持基板11が前記サセプタ3または断熱材2の端面からガス流の上流側へ、より多くはみ出すように設置されているエピタキシャルSiC成膜装置とする。 (もっと読む)


【課題】膜厚が均一な炭化珪素半導体結晶膜を形成すること。
【解決手段】炭化珪素半導体結晶膜形成装置は、コイルによって誘導加熱されるホットウォール2の内壁面にウエハー6を設置し、ホットウォール2内にガスを供給してウエハー6の表面に炭化珪素半導体結晶膜を形成する。ホットウォール2はグラファイトで形成されており、ホットウォール2の内壁面のうち、ウエハー6が設置される面およびウエハー6の表面と対向する面以外の面は、炭化タンタルコート7で被覆されている。 (もっと読む)


【課題】ステンレス等の金属部品の腐食を軽減することができ、メンテナンスの容易な気相成長装置を提供する。
【解決手段】気相成長装置1は、円環状の金属製のベースリング10と、ベースリング10を上下から挟んでチャンバー2を構成する石英製のアッパードーム8およびロアドーム9とを備える。チャンバー2内部には、アッパーライナー16およびロアライナー17と、上面にエピタキシャル層を気相成長させるためのウェーハWが載置されるサセプタ4を備える。
反応炉の内壁面の一部を構成するベースリング10の内周壁面を石英ガラス板よりなるチャンバーシールド15で覆ったことにより、上部反応炉3と下部反応炉5との間に生ずる炉内容積変化の差を修正するために、ロアライナー17に炉内容積調整用の凹陥部17bを設ける。 (もっと読む)


本発明は、材料、特に炭化珪素又は3族ナイトライドの結晶を成長させるための反応炉(1)に関する。当該反応炉は、第1ゾーン(21)及び第2ゾーン(22)に分割されたチャンバ(2)と、上記材料の少なくとも1の前駆体ガスを上記第1ゾーン(21)に供給するように適合された射出手段(41,42)と、上記第2ゾーンから排気ガスを排出するように適合された排気手段(5)と、上記第2ゾーン(22)に位置し、成長結晶を支持するように適合された支持手段(6)と、上記第1及び第2ゾーン(21,22)を2000℃と2600℃の間の温度に保持するように適合された加熱手段(71,72)を有し、上記分割は、上記第1及び第2ゾーン(21,22)を相互に連通させる少なくとも1の開口(31,32)を有する分割壁(3)を介して行われる。
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【課題】
本発明は、このような窒化物半導体のエピ膜中に取り込まれる不純物の発生源となる原因を排除することができる反応管及びこれを用いた気相成長装置を提供することを目的とする。

【解決手段】
発明1の反応管は、この目的を達成するために、少なくとも前記サセプタ周辺をサファイアにて形成してあることを特徴とする構成を採用した。
発明2の気相成長装置は、発明1の反応管を用いることを特徴とする者である。 (もっと読む)


ハイドライド気相エピタキシャル成長法(HVPE)を用いたアルミニウムを含むIII族窒化物薄膜の成長方法が開示され、その方法は、HVPE反応系内に耐腐食性材料を使用し、該耐腐食性材料を含んでいるHVPE反応系の領域はハロゲン化アルミニウムと接触する領域であることを特徴とする使用工程と、アルミニウムを含む原料を有する原料ゾーンを所定の温度以上にまで加熱する工程と、耐腐食性材料を含むHVPE反応系内でアルミニウムを含むIII族窒化物薄膜を成長する工程とを施す。
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複数の粒子を有する多結晶金属窒化物を含む組成物が提供される。これらの粒子は、拝金粒子サイズ、傾斜角度、不純物含有、気孔率、密度、及び金属窒化物における金属の分子分率、のような特徴の一つかそれ以上の柱状構造を有する。金属窒化物は、窒素含有材料が第III族金属とチャンバー内で反応し、金属窒化物を生成して、少なくともチャンバー内の第III族金属の導入、窒素含有材料とハロゲン化水素のチャンバーへの流入の工程からなる方法を介して生成される。第III族金属が原材料材料として原材料注入口を通じてチャンバーに導入されて、第III族金属窒化物グループの準備の方法が提供される。

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【課題】Al元素を含むIII族窒化物を作製する場合であっても、破損が生じることのない作製装置を提供する。
【解決手段】第1反応管1は、AlClとの反応性が十分に小さい物質、例えばサファイアによって形成する。第1反応ゾーンを1000℃に、第2反応ゾーンを1200℃に加熱する。第1反応管1にはHClを供給し、第2反応管2にはNH3を供給する。第1反応管1内部では、HClと固体源8である固体Alとが反応して、AlClガスが生成する。第1反応管1の内面はサファイアで形成されているので、AlClとは反応しない。AlClは、第2反応ゾーンへと送られる。第2反応管2内部では、NH3ガス流が第1反応管1を取り囲むように存在するので、AlClは領域RE付近でNH3と直ちに反応し、気体AlNが生成される。AlClは全て消費されるので、第2反応管2が石英だとしてもこれと反応することはほとんどない。 (もっと読む)


【課題】 HVPE法による効果的なAl含有窒化物の結晶成長を実現できるAl含有窒化物のハイドライド気相成長装置を提供する。
【解決手段】 ハイドライド気相成長(HVPE)装置30は、反応管と、反応管にAlのハロゲン化物を含む原料ガスを導入する第1ガス導入部である原料供給口領域53と、当該反応管に水素化窒素ガスを含む原料ガスを導入する第2ガス導入部である原料供給口領域53と、反応管内に配置されたウェハ保持部である基板ホルダ41と、を備えるものである。 (もっと読む)


【課題】 種結晶の外周部の消失を防止しつつ種結晶の清浄面を露出させて当該清浄面から結晶成長を開始させることができる炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】 反応容器6内での台座部の表面に炭化珪素種結晶7が接合されている。反応容器6内にモノシランとプロパンとを含む混合ガスが導入される。種結晶7に至るガス流路において下流ほど低い温度勾配を有する温度雰囲気下で、混合ガスが種結晶7に送られて炭化珪素単結晶20が成長する。種結晶7の外周部近傍かつ種結晶7より高温側に、種結晶7とは空間を隔てて固形炭化珪素31が配置され、エッチングガスを種結晶7に対し供給して種結晶7の外周部に比べて高温の固形炭化珪素31から昇華したSiC成分ガスを炭化珪素種結晶7の外周部に供給しながらエッチングガスにより種結晶7の清浄面を露出させた後に、種結晶7の清浄面から結晶成長を開始させる。 (もっと読む)


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