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Fターム[4G112JE01]の内容

Fターム[4G112JE01]に分類される特許

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【課題】 溶銑の脱硫処理で発生する脱硫スラグに含有される硫黄を効率的に除去することによって、含有される硫黄の影響を受けることなく、脱硫スラグをCaO源として製銑工程及び製鋼工程に有効にリサイクル活用する。
【解決手段】 本発明の脱硫スラグからの硫黄の除去方法は、溶銑の脱硫処理において発生した硫黄を含有する脱硫スラグを、雰囲気温度が1100〜1400℃の範囲であり、且つ、雰囲気のCO/CO2比が前記脱硫スラグ中の硫黄化合物の形態に応じて調整された雰囲気中に曝し、前記脱硫スラグ中の硫黄をSOxとして気相側に除去する第1の工程と、前記第1の工程において気相側に除去されたSOxを含有する排ガスを脱硫処理する第2の工程と、前記第1の工程によって硫黄含有量が低下した脱硫スラグを製銑工程または製鋼工程でのCaO源としてリサイクルする第3の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】処理後の製鋼スラグからのフッ素、COD成分及びカルシウムの溶出抑制並びに溶出水のpH低減の全てを同時に行うための製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグに所定量の水を配合して混練し、得られた混練物を所定の処理条件で水熱養生処理し、これによって処理後の製鋼スラグからのフッ素、COD成分及びカルシウムの溶出を抑制し、また、溶出水のpH低減を達成する製鋼スラグの方法である。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱硫スラグから精錬用フラックスなどとして再利用可能な改質スラグを、環境汚染物質の排出を抑えて、低コストで多量に処理する有効な方法を提案することにある。
【解決手段】溶銑脱硫スラグを再利用可能な改質スラグにするに当たり、その溶銑脱硫スラグを、燃焼ガスを反応ガスとして用いる反応槽内に装入して焙焼し、各種精錬材として再利用できるようにする溶銑脱硫スラグの改質方法。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグ中のダイカルシウムシリケートの炭酸化を促進し、また、炭酸化未反応の遊離CaOやCa(OH)2の残存を抑制することができ、これによって炭酸化処理後の製鋼スラグが水分と接触したときに発生するスラグ溶出水のpHを短期に亘ってだけではなく、長期に亘っても可及的に低減することができる製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグにSi含有物質と水を配合して混練し、得られた混練物を水熱養生処理し、次いで得られた養生物を炭酸化処理する製鋼スラグの処理方法である。 (もっと読む)


【課題】 脱燐スラグなどの燐を含有する製鋼スラグのリサイクルにあたり、該製鋼スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄をそれぞれ資源として有効活用することのできる、製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法を提供する。
【解決手段】 本発明の回収方法は、燐を含有し固化した後に金属鉄が分離された製鋼スラグを、炭素、珪素、Alなどの還元剤を用いて還元処理して、該スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物を燐含有溶融鉄として還元・回収する第1の工程と、還元・回収された製鋼スラグを、製銑工程または製鋼工程におけるCaO源としてリサイクルする第2の工程と、還元処理により回収した燐含有溶融鉄を、燐含有溶融鉄中の燐濃度が0.1質量%以下となるまで脱燐処理し、CaO系フラックス中に燐を濃縮させる第3の工程と、この燐濃度が0.1質量%以下の燐含有溶融鉄を、鉄源として高炉から出銑された高炉溶銑に混合する第4の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】硫化水素やSOxなどの有害物質の大気開放を行うことなく、硫黄分を高温高圧水に抽出・除去した後、フラックスとして使用する脱硫スラグの連続使用方法および処理装置を提供する。
【解決手段】本発明は、脱硫スラグと水とを耐圧容器に収容後、前記耐圧容器を加温することにより収容される水を150〜300℃の高温高圧水とし、生成した前記高温高圧水と前記脱硫スラグとの接触により前記脱硫スラグ中の硫黄分を前記高温高圧水中に抽出する抽出工程と(ステップS106)、前記抽出工程終了後、高温高圧状態を保持しながら前記耐圧容器内の前記高温高圧水を排出する排出工程と(ステップS107)、を含む。 (もっと読む)


【課題】有害物質の発生を低減しながら、短い時間で利用可能な材料とすることが出来る高炉徐冷スラグの処理方法およびその処理装置を提供する。
【解決手段】高炉徐冷スラグの処理方法であって、高炉徐冷スラグと水とを耐圧容器に収容後、耐圧密閉容器を加温することにより収容された水を150〜300℃の高温高圧水にし、生成した前記高温高圧水と前記高炉徐冷スラグとの接触により前記高炉徐冷スラグ中の硫黄分を前記高温高圧水中に抽出する抽出工程(ステップS101〜103)と、前記抽出工程終了後、前記耐圧容器内の高温高圧水を排出する排出工程(ステップS104)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】硫化物系の脱銅スラグからより効率的に銅を回収し、有効利用できるようにするための脱銅スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る脱銅スラグの処理方法は、ナトリウム、鉄、硫黄を主成分とする硫化物系の脱銅スラグの処理方法であって、該脱銅スラグを大気雰囲気下において600℃以上800℃以下の温度で熱処理する熱処理工程と、該熱処理工程後に脱銅スラグに含まれる可溶成分を水に溶解して不可溶成分と分離する可溶成分分離工程と、該不可溶成分中に含まれる磁性を有する鉱物を磁力選鉱にて除去する磁力選鉱工程とを備えてなることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用するに際して、6価クロムの溶出を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用する方法において、溶解精錬後の組成が、質量%で、CaO:35〜55%、SiO2:5〜20%、Al23:0.5〜15%、MgO:3〜15%、MnO:2〜15%、CaF2:0.05〜0.5%、T.Fe:10〜30%、Cr23:0.2〜6.0%であり、且つ、残部が不可避不純物である酸化スラグに対し、当該酸化スラグ中の酸化鉄にマンガン元素が固溶してなる鉱物相の量が、12.5質量%以上となるように、溶解精錬後の前記酸化スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】溶融スラグを用細骨材として使用した場合に、余剰気泡の連行やポップアウト現象を回避することができ、圧縮強度を増大させ、中性化が抑制される、改質溶融スラグ細骨材を用いたセメント組成物、その製造方法及び当該セメント組成物を用いたセメント硬化物を提供する。
【解決手段】改質溶融スラグ細骨材を用いたセメント組成物及び該組成物を用いたセメント硬化物は、濃度5〜30質量%のケイフッ化マグネシウム溶液に30分〜2時間浸漬後の改質溶融スラグに付着しているケイフッ化マグネシウム成分を除去した改質溶融スラグを、細骨材全質量中50〜100質量%で含有する。 (もっと読む)


【課題】無害化剤の添加や処理効率を低下させるような特別の処理を施すことなく、還元スラグを無害化させることが可能な還元スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】Crを含み、塩基度([%CaO]/[%SiO2])が1.5以上であり、S含有量が0.1mass%以上である還元スラグを水で浸潤させ、80℃以上の温度で反応させる反応工程を備えた還元スラグの処理方法。前記反応工程は、炉から排出された200℃以上の前記還元スラグに前記水を加えるものでも良い。あるいは、前記反応工程は、炉から排出され、200℃未満の温度に冷却された前記還元スラグに前記水を加え、加熱手段を用いて前記水を80℃以上に加熱するものでも良い。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグの種類に関係なく、短時間で水和反応が可能なようにする。
【解決手段】製鋼スラグ2を加圧蒸気によってエージングする方法である。スラグ収納容器3を挿入する圧力容器4に蒸気を供給すべく設けられた配管5を、前記スラグ収納容器3の内部に導く。この配管5を介して、前記スラグ収納容器3に装入された製鋼スラグ2に蒸気を供給することによって、前記製鋼スラグ2を直接水和反応させる。
【効果】どのような種類の製鋼スラグでも、短時間で蒸気がスラグ内に十分行き渡り、2時間以内の短時間で水和反応が可能になる。 (もっと読む)


【課題】副原料の混合など複雑な工程を必要としない乾式造粒法による白色高炉スラグ粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】スラグレータ等の乾式造粒法で製造した黒色の高炉スラグ粒子を、白色化が生じる温度まで加熱する。または、乾式造粒法で製造した黒色の高炉スラグ粒子を、850℃以上で所定時間保持して白色化する。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物溶融処理炉から排出されるスラグからPb等の重金属が溶出することを
防止するようにしたスラグからの重金属溶出防止方法及び装置を提供する。
【解決手段】 廃棄物溶融処理炉から排出されるスラグに付着した重金属を含む微粒子を
上記スラグと一体化又は除去し、上記スラグからの重金属の溶出を防止するようにした。 (もっと読む)


【課題】転炉や電気炉等から排出される、未滓化石灰や未滓化の酸化マグネシウムを含有する製鋼スラグを、工業規模で水蒸気を利用して短時間で人工的に膨潤させ、道路用路盤材や海洋ブロック用骨材等へ適用可能とするためのスラグのエージング方法を提供する。
【解決手段】粒径40mm以下のものが80%以上となるように破砕した製鋼スラグを圧力容器に装入し、圧力容器を密閉して内部に加圧水蒸気を供給して圧力容器及び製鋼スラグを加熱することによって凝縮する熱水を排出しながら圧力容器の内部を昇温及び昇圧し、次いで、容器内圧力を一時的に低下させる前の圧力の50%以下に低下させる操作を1回以上行いながら、圧力容器の内部を2〜10kg/cmGの圧力の飽和水蒸気雰囲気に5時間以上保持した後、圧力容器の内部を大気圧まで減圧して製鋼スラグを排出してエージングし、この製鋼スラグを野積みして自然の気候に曝す。 (もっと読む)


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