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Fターム[4H029DA04]の内容

炭化水素油の製造、分解及び精製 (4,260) | 多段工程 (1,984) | 酸、アルカリ処理 (25)

Fターム[4H029DA04]に分類される特許

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【課題】比較的少ない設備コスト及び運転コストで、硫黄分を微量濃度まで低減する炭化水素油の脱硫精製方法、並びに脱硫処理を行った炭化水素油を重合処理することにより得られた炭化水素樹脂を提供する。
【解決手段】ナフサから得られた沸点100℃〜250℃の成分を主体とし、不純物として硫黄化合物を含有する炭化水素油に、(1)酸性触媒を加え、炭化水素油全体の0.01〜30重量%の範囲内で重合反応を行う工程、(2)必要に応じて得られた重合物含有炭化水素油から重合物を除去する工程を経て、(3)炭化水素油に、活性白土、酸性白土及び酸性イオン交換樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一種の吸着剤を接触させる工程を有することを特徴とする炭化水素油の脱硫方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】水溶性有機酸と酸素および空気を用いてイオウ含有燃料を精製する方法を提供する。
【解決手段】イオウ含有燃料油を精製する方法は(a)第1の反応混合物中で、イオウ含有燃料油を水溶性有機酸及び酸素と、約100〜約250℃の範囲の温度、及び約15〜約2500ポンド/平方インチの範囲の圧力で接触させて第1の酸化混合物を得、(b)水を添加して、水に富む相及び燃料油に富む相からなる二相混合物を得、(c)水に富む相を燃料油に富む相から分離して精製燃料油を得ることからなる。本方法はさらに酸化触媒および炭素質促進剤を使用してもよい。また、イオウ含有燃料油は水溶性有機酸と接触させる前に脱アスファルト化することができる。 (もっと読む)


【課題】重質油の非水素下における分解装置から得られる硫黄及びオレフィンを多量に含有する分解石油ガス成分から、オレフィン分を減少させることなく、長期間にわたって安定にかつ経済的に硫黄分を除去、低減できる方法を提供する。
【解決手段】オレフィン分を1容量%以上、及び硫黄分を100質量ppm以上含有し、かつ、全硫黄分に占めるメルカプタン硫黄分が80質量%以上、スルフィド硫黄分が10質量%以下、及びチオフェン硫黄分が10質量%以下である原料炭化水素を処理して硫黄化合物の分子量を大きくする工程と、大きくなった分子量の硫黄化合物を蒸留分離して炭化水素中の硫黄分を10質量ppm以下に低減する工程とを含む炭化水素の硫黄分低減方法。 (もっと読む)


【課題】良好な成分の油を効率よく取得できる油再生方法とその装置、および脱硫方法と脱硫装置を提供する。
【解決手段】熱分解工程で、断面円形で下から上へ向かって半径大となるテーパ状の攪拌筒に前記廃油を供給し、該攪拌筒を円周方向に回転させつつ加熱して前記廃油中の必要な油分を揮発させる。また、原料物質に磁界を照射する磁界照射工程を行い、その後段で、原料物質を脱硫触媒と反応させて脱硫する脱硫工程を行う。 (もっと読む)


【解決課題】環境に優しい輸送機関用燃料の製油所ブレンド成分及びその調製方法を提供する。
【解決手段】天然石油由来混合物を含む有機供給原料を低沸点有機物部分と高沸点有機物部分とに分留して、低沸点有機物部分を触媒金属源含有可溶性触媒系を含有する液体反応媒体中で気体状二酸素源と接触させて、炭化水素類、酸素添加有機化合物、反応水及び酸性副産物を含む不混和性相混合物を形成し、不混和性相混合物から第1の低密度有機液体と第2の高密度液体とを分離し、分離された有機液体を中和剤と接触させて低含量の酸性副産物含有低沸点酸素添加生成物を回収する。輸送機関用燃料の酸素含有量は、約0.2wt%〜約10wt%の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】 天然ガス生産過程で生じる天然ガスコンデンセート(NGL)を、LPG留分、軽質ナフサ留分、重質ナフサ留分、灯油留分、軽油留分などに分離精製するための効率的で、運転が容易で、安価な処理方法と処理システムを提供する。
【解決手段】 NGLに含まれる不純物を前処理で除去した後、一括して水素化脱硫処理を行い、その後蒸留分離することによりLPG留分、軽質ナフサ留分、重質ナフサ留分、灯油留分、軽油留分に分離する。前処理では、脱塩21及び脱水22によりNGLに含まれる塩分を除去した後、脱水銀処理23により、NGLに多く含まれる水銀を除去する。蒸留分離では、最初に常圧蒸留40によりLPG留分とナフサ留分を含むガス成分と、灯油留分、軽油留分に分離し、ガス成分をさらにLPG留分、軽質ナフサ留分、重質ナフサ留分に分離する。 (もっと読む)


【課題】各種の炭化水素含有地層から得られる地層流体の処理方法を改良すること。
【解決手段】地表下現場熱処理法で地層流体を製造する工程、地層流体を分離して、液体流及び第一ガス流を製造する工程、液体流を分離して、1種以上の原油生成物を製造する工程、沸点範囲分布が343℃を超える原油生成物を接触分解して、1種以上の追加の原油生成物を製造する工程を含む原油生成物の製造方法。第一ガス流はオレフィンを含有してよい。原油生成物の少なくとも1種は343℃を超える沸点を有する、及び/又は追加の原油生成物の少なくとも1種は第二ガス流である。 (もっと読む)


【課題】樹脂廃棄物の熱分解によって得られる、塩基性水溶液で中和処理する際の油水分離性が悪い酸性の油を油水分離性良く中和する方法を提供する。また、軽油などの異種油と混合使用する際に問題となるスラッジ析出トラブルを回避する方法を提供する。
【解決手段】安息香酸類を含む芳香族の有機酸性物質を有する酸性の油1を塩基性水溶液2で中和し、中和後の油を酸性度が安息香酸類よりも弱く且つその他の芳香族の有機酸性物質より低い弱酸5と接触させて安息香酸類以外の有機酸性物質の中和塩を再度酸性化した後、油水分離する。また、塩基性水溶液2の添加比率を酸性の油1との混合溶液の質量に対して10質量%以上としてスラッジ10を生成させ、除去する。 (もっと読む)


ヘテロ原子極性化合物に富む原料炭化水素流から汚染物質の抽出酸化のための方法が記載され、この方法は前記流れからの硫黄及び窒素化合物の抽出酸化を包含し、その方法は、酸性pH、大気圧以上の圧力及び周囲の温度以上の温度下に原料炭化水素に基づく過酸化物溶液及び有機酸の重量パーセントが過酸化物及び有機酸溶液の両方について少なくとも3である過酸化物溶液/有機酸の対で、前記流れを処理することからなる。反応の結果として、水性相に対して強い親和性を有する酸化されたヘテロ原子化合物を前記水性相中に抽出し、その一方で酸化された炭化水素を中和し、水洗浄し、そして乾燥し、結果として得られた最終生成物は、両方を質量含有量として計算して総窒素化合物の88.1重量%以上が除去されており、そして塩基性窒素の99.1重量%までが除去されており、総硫黄の23.3%が除去され、そして総オレフィン類の除去が6.5重量%までに限定されている炭化水素流である。処理済生成物を任意の精製処理にさらに導くことができる。
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有機イオウ化合物、主にスルフェートおよびスルホン酸エステルなどの酸素化有機化合物を炭化水素液から除去する方法を開示するものであり、本方法は、炭化水素液を、硫酸で湿潤されたメッシュ材料を備えるコアレッサと接触させる工程を含む。炭化水素液は、硫酸接触アルキル化プロセスからの生成物であってよく、スルフェートおよびスルホン酸エステルを除去するのに十分な硫酸を含む。硫酸を、炭化水素液に対して向流方向にコアレッサ容器に加えて、接触と除去の効率を向上させることができる。 (もっと読む)


100wppmまでの硫黄を含有する炭化水素ストリームから硫黄を除去するための、1種以上のアルカリ金属、好ましくはナトリウムの使用。炭化水素ストリームは反応器内に導入され、そこで1種以上のアルカリ金属と接触される。その後、処理された炭化水素ストリームは水洗浄され、それによって、水性相画分および炭化水素相画分が生じる。炭化水素相画分から分離された水性相画分は、水溶性のナトリウム部分を含有する。 (もっと読む)


【課題】 難分解性有機ハロゲン化合物を含有する油類を、迅速にかつ大量に脱塩素化して無害化することができる汚染油の処理方法を提供すること。
【解決手段】 PCB等の難分解性有機ハロゲン化合物を含有する廃油類を、多孔質体からなる吸着剤に接触させる。その後、廃油類にアルカリ化合物(KOH)と水素供与性溶媒(低級アルコール)とを混合し、この混合液に金属担持炭素触媒の存在下でマイクロ波を照射することにより有機ハロゲン化合物を脱塩素化し、汚染された油類を無害化する。 (もっと読む)


【課題】 硫黄分を低減し、十分な運転性能を確保するとともに、ジエン価を低減した無鉛ガソリン組成物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による無鉛ガソリン組成物は、全硫黄分が10質量ppm以下、オレフィン分が5〜30容量%、ジエン価が0.3g/100g以下、炭素−炭素二重結合をもつCH炭素(=CH炭素)数が全炭素数に占める割合が1%未満であって、かつリサーチ法オクタン価が89以上のものである。分解ガソリン留分を水素の存在下で周期律表第8族元素から選ばれる少なくとも1種の金属を含む触媒と接触させてジエン価を減少させるとともに、全炭素数に占める=CH炭素数の割合を全炭素数に占める不飽和炭素数の割合の減少よりも大きく減少させることによって、高いRONを維持しつつ、分解ガソリン留分のジエン含有量を低減できる分解ガソリン基材を製造する。 (もっと読む)


プロセスは、硫黄及び/又は窒素含有不純物の量が削減された製油所輸送用燃料又は輸送用燃料の製油所ブレンド用成分の製造のために開示される。プロセスは、上述の不純物を含有する炭化水素供給原料を過酸化水素及び酢酸を含有する不混和相と酸化ゾーン内で接触させ、不純物を選択的に酸化することを含む。比重相分離の後、任意の酸化された不純物残渣を含有する炭化水素相を抽出ゾーンに通過させて、ここで水性酢酸を用いて任意の酸化された不純物の残渣の一部を抽出する。次いで、不純物が減少した炭化水素流を回収しても良い。酸化及び抽出ゾーンからの酢酸相流出物を、次いで、酢酸の回収用の共通の分離ゾーンに通過させてもよいし、場合によっては酸化及び抽出ゾーンに戻してもよい。
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ヘテロ原子極性化合物及び(又は)不飽和部分に富む粗製炭化水素流を、その流れから硫黄、窒素、共役ジエン、及び他の不飽和化合物を抽出酸化することを含め、品質向上する方法であって、過酸化物溶液/有機酸の組合せ及びリモナイト鉱石である鉄酸化物触媒で、酸性pHで、大気圧及び周囲温度又はそれより高い温度で、前記流れを処理することを含む品質向上方法。反応の結果として、水性スラリー相に対し強い親和力を有する酸化されたヘテロ原子化合物を前記水性相中へ抽出すると共に、酸化された炭化水素を、傾瀉、中和、水洗、及び乾燥により触媒から分離し、得られた最終生成物は、全窒素化合物の90%以上が除去され、塩基性窒素が99.7%まで除去された(両方共質量含有量として計算されている)炭化水素流である。
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精留の前に機械的コアレッサ手段によって硫酸を生成物から除去する、硫酸の存在下でイソアルカン類を用いたオレフィン類のアルキル化の改良。水洗またはカセイアルカリ処理は必要ない。任意のスルホネート類またはスルホン酸エステル類を、別個の反応器中または脱イソブタン塔(DIB)若しくは脱ブタン塔(DB)中で水素化脱硫または分解触媒によって除去する。
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本発明は、原料ストリームから窒素含有複素環式化合物を除去し、その後、窒素含有化合物量が減少した原料ストリームを接触分解に供するための酸処理法の使用に関する。 (もっと読む)


本発明は、低硫黄・低窒素の留出油沸点範囲生成物の製造方法に関する。前記方法は、水素化処理前に、留出油沸点範囲原料ストリームを酸性溶液と接触させて、ヘテロ環窒素含有化合物を選択的に除去する工程を含む。 (もっと読む)


本発明は、低硫黄、低窒素のディーゼル燃料沸点範囲生成物の生成方法に関する。本方法は、ディーゼル燃料沸点範囲原料油ストリームを酸性溶液と接触させて、水素化処理の前にヘテロ環の窒素含有化合物を選択的に除去する工程を含んでいる。 (もっと読む)


本発明は、潤滑油沸点範囲原料油ストリームのための改善された水素処理方法であって、潤滑油沸点範囲原料油ストリームを水素処理前に酸性溶液と接触させて複素環窒素含有化合物を除去する工程を含む方法に関する。 (もっと読む)


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