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Fターム[4H060BB23]の内容

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【課題】 脱硫系内のピクリン酸還元生成物の濃度をいち早く取得することが可能なコークス炉ガスの脱硫方法を提供すること。
【解決手段】 ピクリン酸還元生成物を含有するアルカリ性水溶液でコークス炉ガスの脱硫を行うコークス炉ガスの脱硫方法であって、脱硫系内に添加したピクリン酸の量と脱硫系外に抜き出したピクリン酸還元生成物の量との相関を、工程X−1、工程X−2、工程X−3、及び、工程X−4を1セットとして複数回繰り返すことにより得る工程Y、及び、工程Yにより得られた相関と、脱硫系内に添加するピクリン酸の量と、脱硫系外に抜き出す吸収液の量とに基づいて、脱硫系内のピクリン酸還元生成物濃度を求める工程Zを含むコークス炉ガスの脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸還元生成物濃度をより正確に測定すること。
【解決手段】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸還元生成物濃度の測定方法であって、サンプリングした吸収液に対して紫外線吸光分析を行なう工程Aと、紫外線吸光分析を行なった後の吸収液から有機物を抽出する工程Bと、抽出後の吸収液に対して紫外線吸光分析を行なう工程Cと、抽出物に対して元素分析を行う工程Dと、抽出物に対して赤外分光分析を行う工程Eと、紫外線吸光分析の結果に基づいて、有機物中のピクリン酸還元生成物の抽出率を得る工程Fと、元素分析と赤外分光分析の結果とに基づいて抽出率換算前のピクリン酸還元生成物濃度を得る工程Gと、抽出率換算前のピクリン酸還元生成物濃度と抽出率から、ピクリン酸還元生成物濃度を求める工程Hとを含むピクリン酸濃度の測定方法。 (もっと読む)


【課題】水素と一酸化炭素とを含有する原料ガスを洗浄するためのガス物理洗浄において、高められた圧力で装入される洗浄剤であって、二酸化炭素と硫黄成分とで飽和した洗浄剤を再生する方法において、窒素を二酸化炭素のストリップガスとして使用しない方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素と硫黄成分とで飽和した洗浄剤を、0.4〜1.7バールの圧力に、有利には1.0〜1.3バールの圧力に放圧し、放圧時に遊離した二酸化炭素富有でかつ硫黄成分を含有するガスを圧縮して、洗浄塔に導入し、洗浄塔において硫黄成分を、二酸化炭素富有のガスから、硫黄不含の洗浄剤によって取り除く。 (もっと読む)


【課題】高純度の一酸化炭素を比較的安価で効率的に得ることができ、化学原料として好適に用いることができる転炉ガスの改質・回収方法およびそのシステムを提供する。
【解決手段】転炉ガスの改質・回収方法は、製鋼用転炉装置の炉口とOGシステムの間の隙間を二酸化炭素ガスでシールするとともに、発生する転炉ガスを吸引し、または、製鋼用転炉装置の吹錬パターンの中で一酸化濃度が相対的に高い時間帯の発生転炉ガスを選択的に吸引し、転炉ガス中の二酸化炭素ガスを除去したのち、高濃度の一酸化炭素を含む改質転炉ガスを回収する。転炉ガスの改質・回収システム10は、シールガス供給部12または転炉ガス回収部と、転炉ガス改質・回収部14を有する。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化ガスから回収された二酸化炭素の様に硫化水素を含むガスから少ないエネルギーで硫化水素を除去することができ、かつ、硫化水素の除去性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】石炭ガス化ガスからCO回収系20で回収された回収CO10は、所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。吸着塔1a,1bにはチタンとモリブデンとニッケルの酸化物を含有する吸着剤が用いられ、硫化水素が吸着剤に固定される。吸着剤を再生する際には、酸化ガス12が所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。 (もっと読む)


【課題】被ガス化原料をガス化装置でガス化して合成ガスを生成する際に除去回収される固形物を、再ガス化する原料としてガス化炉に戻したとき、ガス化炉内で生じるクリンカやアグロメレーションの発生を防止するとともに、再ガス化を行うことによるガス化効率の向上が図られるガス化システムを提供する。
【解決手段】ガス化炉2で生成されたガスG1中の固形物Csを除去する第1除去部3と、前記第1除去部3で除去された前記固形分Cs中に含まれる未燃物Cs1と不燃物Cs2とを分離する分離部5とを備えることにより、分離部5でクリンカ発生の原因となる不燃物Cs2を分離し、未燃物Cs1のみをガス化炉2にガス化原料M’として戻すことで、ガス化炉2内でのクリンカの発生防止やガス化効率の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】不純物のHS含有酸性ガスを流体の流れから遊離し、酸性ガスの流れを高い圧力水準に調節できる経済的な方法の提供。
【解決手段】HSのモル含量が酸性ガスの全体量に対して50モル%以上である流体の流れから酸性ガスを除去して3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法において、
a)吸収工程で流体の流れを液状の吸収剤と接触させ、酸性ガスが十分に除去された流体の流れおよび酸性ガスが負荷された吸収剤を製造し、
b)前記流体の流れと前記吸収剤とを分離し、
c)前記吸収剤を加熱し、3〜30バールの圧力を有する酸性ガスの流れと再生された吸収剤とに分離し、
d)再生された吸収剤を熱交換器中に導入し、前記熱交換器中で前記吸収剤を冷却し、吸収剤の熱エネルギーの一部分を用いて、吸収剤を加熱し、
e)再生された液状の吸収剤を工程a)中に返送する方法。 (もっと読む)


【課題】油水分離装置の構成を工夫することで、処理水からアンモニアを簡易に除去する。
【解決手段】ガス化ガス精製システム100は、ガス化炉116で生成されたガス化ガスに水を噴霧し、精製ガス化ガスと油混合水を生成するスプレー塔214と、貯留部352と、貯留部の上部に設けられた供給口を通じて、貯留部に油混合水を供給する供給管358と、貯留部の上縁部に設けられ、油混合水から浮上分離された処理水が通過する処理水回収口384と、貯留部の下部かつ供給管の下方に設けられ、油混合水から沈降分離され貯留部の下部に沈積した重質タールが通過する沈降油回収口386と、供給管の近傍にガスを噴射して油混合水にガスの泡沫を導入するバブリングユニット370とを有する油水分離装置350とを備える。 (もっと読む)


【課題】別途の加熱装置を用いずとも、油水分離装置自体の温度を重質タールの融点よりも高温に維持する。
【解決手段】油水分離装置250は、油混合水を貯留する貯留部252と、貯留部の上部の中央に設けられた供給口258aを通じて、貯留部に油混合水を供給する供給管258と、貯留部の上縁部に設けられ、油混合水から分離された処理水が通過する処理水回収口266と、貯留部の下部かつ供給管の下方に設けられ、油混合水から分離された貯留部の下部に沈降した油が通過する沈降油回収口268と、貯留部と、貯留部の上端から下端までの外周を取り囲む貯留外周部270とにより形成され、処理水回収口を通過した処理水を流通させる処理水通過路272とを備える。 (もっと読む)


【課題】水蒸気量が少ない場合でも触媒劣化がなく、COシフト反応を効率よく行うことができるCOシフト変換システム及び方法、石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】COシフト触媒11を有し、生成ガス12中のCOをCO2に変換するCOシフト変換装置13と、該COシフト変換装置13の上流側に設けられ、生成ガス12中に水蒸気14を供給する水蒸気供給手段15と、水蒸気14を供給した後に、水スプレ16を混合器17により供給する水スプレ供給手段18と、を具備するCOシフト変換部20とからなり、前記COシフト変換部20が少なくとも2以上直列に多段連結されている。 (もっと読む)


【課題】廃熱を有効利用することができるエネルギー回収装置及び石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】エネルギー回収装置10は、再生過熱器11からの低圧凝縮水12を給水13と熱交換する熱交換器14と、該熱交換器14で熱交換された低圧蒸気15を圧縮過熱して中圧蒸気16を得る圧縮機17とを備えるものであり、低圧凝縮水12の圧力が0.3MPag、温度が140〜150℃の場合、給水(常圧、30℃)13と熱交換させることで、圧力0.2MPag、温度120℃の低圧蒸気15とすることができ、この低圧蒸気15を圧縮機17により昇圧昇温させることで、圧力4.0MPag、温度300℃の中圧蒸気16を得る。 (もっと読む)


【課題】例えば石炭等をガス化炉によりガス化して得られるガス化ガスに含まれるH2Sを効率よく回収するCO2及びH2Sを含むガスの回収システム及び方法を提供する。
【解決手段】例えば石炭等をガス化したCO2及びH2Sを含むガス化ガスを導入ガス11とし、CO2及びH2Sを吸収する吸収液12とを接触させて導入ガス11からCO2及びH2Sを吸収させる吸収塔13と、CO2及びH2Sを吸収した吸収液12Aを吸収塔13の塔底部13cより抜き出すと共に塔頂部14aより導入し、CO2及びH2Sを放出させて吸収液12を再生する吸収液再生塔14と、再生された吸収液12Bを再生塔14から吸収塔13に戻す第2の供給ラインL2と、吸収塔13の塔中段13b近傍からCO2及びH2Sの一部を吸収した吸収液(セミリッチ溶液)12Cを抜き出し、該セミリッチ溶液12Cを再生塔14の塔中段14b近傍に導入する第3の供給ラインL3とを具備する。 (もっと読む)


【課題】例えば石炭等をガス化して得られるガス化ガスに含まれるH2Sを効率よく回収するCO2及びH2Sを含むガスの回収システム及び方法を提供する。
【解決手段】CO2及びH2Sを含む導入ガス11中のCO及びH2Sを吸収させる吸収塔13と、CO及びH2Sを吸収したリッチ溶液12AからCO及びH2Sを放出させて吸収液12を再生する吸収液再生塔14と、再生されたリーン溶液12Bを吸収塔13に戻す第2の供給ラインL2と、導入ガス11のCO2濃度を計測する計測器41とを具備すると共に、第2の供給ラインL2を複数に分岐して供給ラインL2-1、L2-2、L2-4とすると共に、その分岐先の導入口13b-1〜13b-4を吸収塔13の高さ方向に沿って設けると共に、計測器による導入ガス中のCO2濃度に応じて、再生された吸収液の導入位置又は導入量のいずれか一方又は両方を吸収塔の高さ方向で変更する。 (もっと読む)


【課題】水分の加熱に費やされる熱量を低減できるようにし、副生ガスを効率良く燃焼できるようにした副生ガスの精製方法及び副生ガスの精製システムを提供する。
【解決手段】コークス炉1で発生したコークス炉ガス(即ち、COG)を加熱炉9に供給する過程で当該COGを精製するCOGの精製方法であって、COGを水で洗浄する工程と、水で洗浄された後のCOGを冷却して、COG中に含まれる水分の少なくとも一部を結露させて除去する工程と、水分の少なくとも一部が除去された後のCOGを加熱する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】代替天然ガスの生成システム及び方法を提供する。
【解決手段】システムは、放射シンガス冷却器(RSC)を含む。RSCは、流体を送るように構成された冷却管体を含む。RSCは、約750°Fから約850°Fまでの流体の過熱を可能にするレベルでRSCから出る流体の圧力及び温度を生成するような伝熱面積を有するように構成される。加えて、伝熱面積は、流体がRSCの外部にある第1の経路における熱交換器を通過するときに流体に伝達される熱量に基づいて決定される。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化プラントにおいて、エネルギーロスを抑制でき、イニシャルコストの低減とシステムの合理化を行うことが可能なシフト触媒、ガス精製方法及びガス精製設備を提供する。
【解決手段】HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びNiを含む。または、HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びポーリングの電気陰性度が1.8〜2.0の金属元素を含む。Al、TiO、及びZrOの中から選ばれる1種以上の無機酸化物を含むのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】精製コークス炉ガス中に再生部内気体が混入することがなく、発熱量の高い精製コークス炉ガスを得ることができる一塔型のコークス炉ガス脱硫設備を提供する。
【解決手段】吸収部3と下方の再生部4との通気を隔壁6で遮断し、吸収部3内の含硫吸収液2を送液管7で再生部4に送るようにすると共に、送液管7の下端部に設けたシールポット8によって送液管7と再生部4との通気を遮断し、含硫吸収液2の酸化で発生した再生部4内の気体を排気管10によって外部に排出し、液面計12で検出されたシールポット8の液面に応じて吸収液補給ポンプ13の作動を制御することにより、シールポット8に水封切れが生じる場合に自動的にシールポット8内に吸収液を補給する。また、酸素濃度計16で検出された再生部4内の気体中の酸素濃度に応じて硫黄スラリーポンプ18の作動を制御することにより、シールポット8底部の硫黄スラリーを自動的に排出する。 (もっと読む)


【課題】シアン化合物と硫化水素を含む廃棄物ガス化ガスに対して、脱硫率の低下が生じない廃棄物ガス化ガスの精製装置、精製方法、さらには精製に用いた洗浄水の処理をも含める処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄物ガス化ガスの精製装置は、廃棄物を熱分解・部分酸化してガス化したガスの精製装置であって、該ガスに酸性洗浄水を噴霧するなどして該ガスを冷却および洗浄する冷却・酸性水洗浄装置21と、冷却・酸性水洗浄装置21により冷却および洗浄されたガスにpH7.5以上8.2以下のアルカリ性洗浄水を噴霧するなどして前記ガスを洗浄するアルカリ性水洗浄装置23と、アルカリ性水洗浄装置23により洗浄されたガスに含まれる硫化水素を除去する脱硫装置25とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸濃度の測定方法を提供すること。
【解決手段】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸濃度の測定方法であって、吸収液から有機物を抽出する工程と、抽出物に対して元素分析を行う工程と、
抽出物に対して赤外分光分析を行う工程と、元素分析の結果と赤外分光分析の結果とに基づいて、吸収液中のピクリン酸濃度を求める工程とを含むピクリン酸濃度の測定方法。 (もっと読む)


【課題】物理吸収法により低圧の混合ガスから低コストに二酸化炭素を分離回収することができるガス分離方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を含む混合ガスを吸収塔に導入して吸収液と接触させ、混合ガス中の二酸化炭素を吸収液に吸収させることにより、混合ガスから二酸化炭素の一部を分離回収するに際し、ガス圧力が300kPaG以下の混合ガスを、混合ガスに対する吸収液の割合300vol%以下の条件で吸収液と接触させ、混合ガス中の二酸化炭素の70vol%以下を分離回収する。ある限定的なガス圧力(低圧領域)、混合ガスに対する吸収液の割合及び二酸化炭素回収率の範囲で操業を行うことにより、ランニングコストを大きく低減できる。また、イオン液体を主成分とする吸収液を用いた場合に、特に顕著なランニングコストの低減効果を得ることができる。 (もっと読む)


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