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Fターム[4K012CA09]の内容

鉄の製造 (2,468) | 溶鉱炉によらない銑鉄の製造 (209) | 炉、付属装置 (73) | 電気炉 (33)

Fターム[4K012CA09]に分類される特許

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【目的】新規な鉄系産業廃棄物から安価な鋳鉄用原料を鋳物業界に提供する。
【構成】本発明に係る鋳鉄用原料は、鉄系産業廃棄物に含有される水酸化鉄及び/又は硫酸鉄を処理してマグネタイト及び/又は酸化第二鉄を生成し、前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄を鋳鉄用原料とすることを特徴とする。前記鉄系産業廃棄物は鉱山廃棄物又は鉄含有化合物を原料として非鉄素材を生産する工場から廃棄される産業廃棄物である。また、前記鋳鉄用原料が前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄のペレットである。前記水酸化鉄や硫酸鉄は加熱炉によりマグネタイトに変換される。また硫酸鉄は鉄バクテリア処理により酸化第二鉄に変換される。前記マグネタイトから誘導加熱炉により鋳鉄を製造し、前記酸化第二鉄と炭素材を共存させて誘導加熱炉により鋳鉄を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】電気気抵抗式溶融炉における電極の長さを正確に測定して、少なくとも溶融スラグ層と溶融金属層との界面を正確に検知するとともに、上熱現象や電極の折損事故等の不具合を防ぐ。
【解決手段】炉内に堆積した被溶融物に、炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、電極間を通電して被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における炭素電極の長さを測定する方法であって、少なくとも1本の炭素電極に、軸線に沿って下端まで延びる空孔を形成して上端にマイクロ波送受信器を装着するか、内部に電極下端に達する金属製パイプを挿通し、上端にマイクロ波送受信器を装着してマイクロ波を送信し、空孔または金属製パイプの下端で反射されたマイクロ波を受信して電極の長さを求める。 (もっと読む)


【課題】 鉄スクラップを鉄源として溶鋼を製造するにあたり、鉄スクラップを省エネルギーで効率良く溶解するとともに、含有成分の種類及び含有量が様々である鉄スクラップを使用しても不純物成分の少ない鋼を製造する。
【解決手段】 鉄スクラップと炭材とからアーク炉にて溶銑を製造し、製造した溶銑を、該溶銑の一部を炉内に残留させてアーク炉から出湯し、出湯した後の溶銑に高炉溶銑を混合し、混合した後の溶銑を転炉に装入し、転炉にて酸素吹錬して溶鋼を製造する、鉄スクラップを利用した製鋼方法であって、アーク炉では、前記の鉄スクラップ装入から前記の溶銑出湯までの工程を繰り返し実施し、且つ、下記の(1)式で定義される、アーク炉に残留させる溶銑の残湯量比率Zが10〜70質量%の範囲内になるように出湯量を制御する。 残湯量比率Z(質量%)=炉内残留溶銑量(t)×100/溶銑溶解量(t)…(1) (もっと読む)


【課題】フェロニッケル製錬において、ロータリーキルンに投入される石炭の一部を木質ペレットで代替することが可能な、木質ペレットを使用したフェロニッケル製錬方法を提供する。
【解決手段】ニッケル酸化鉱をロータリーキルンで焼成する工程、次いで、得られたか焼鉱を電気炉に送り還元を行う工程を含むフェロニッケルの製錬方法であって、
ロータリーキルンでの焼成工程では、ロータリーキルンの原料投入口または原料投入口からか焼鉱排出口の中間で石炭を投入する際に、石炭の少なくとも一部の代替として、ホワイトペレット、バークペレットまたは全木ペレットから選ばれる少なくとも一種の木質ペレットを用いることを特徴とするフェロニッケルの製錬方法など。 (もっと読む)


【課題】CaF2フリーのスラグを用いた電気炉操業で得られる含クロム溶銑およびスラグを対象として、スラグ中のクロムを還元回収すると同時に、溶銑の脱硫をも促進させる手段を提供する。
【解決手段】電気炉で溶製されたCr含有量8.0〜35.0質量%の含クロム溶銑と、当該溶製時に生成された、Cr23、SiO2、CaOを構成成分とし塩基度CaO/SiO2が0.7〜1.7であるCaF2フリーの電気炉スラグとを、精錬容器内で撹拌羽根により機械撹拌するに際し、撹拌終了までに、金属Al含有物質およびCaOを投入して撹拌終了後のスラグ塩基度を1.9以上に調整する。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鋼屑を使用して高級鋼を製造するに際し、鋼屑を少ないエネルギー使用量で効率良く溶解するとともに、鋼屑中の銅を効率良く且つ大がかりな設備を必要とせずに除去することのできる脱銅方法を提供する。
【解決手段】 本発明の鋼屑中の銅の除去方法は、溶解室2と、該溶解室の上部に直結し、溶解室で発生する排ガスが導入されるシャフト型の予熱室3と、を有するアーク炉1を用い、鋼屑20が前記予熱室と前記溶解室とに連続して存在する状態を保つように鋼屑を予熱室に供給しながら、溶解室内にて鋼屑を加炭溶解して溶融鉄21を生成させ、その後、生成した溶解室内の溶融鉄に、脱銅用フラックス吹き込みランス10を介して硫黄含有フラックスを吹き込み添加して該溶融鉄に含有される銅を除去し、銅を除去した後の溶融鉄をアーク炉から保持容器に出湯する。 (もっと読む)


【課題】吹き上げ現象の発生を時間的遅れが伴うことなく確実に予測し、吹き上げに至る前に還元炉の操業条件を変更して、吹き上げの発生を未然に回避することのできる鉄鋼副生物の焙焼還元方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼副生物からなる原料を炭材と共に還元炉に供給して還元する鉄鋼副生物の焙焼還元方法であって、所定の電力を供給して原料の溶解を開始し、原料が溶解されて炭材によって還元され、溶融金属と溶融スラグが形成し始める過程において、還元炉内に存在する原料の温度を放射温度計により測温し、所定の電力および温度変化に基いて演算した、崩落および吹き上げ現象を防止するための低減した電力を還元炉に供給するかまたは電力の供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】鉄スクラップを鉄源として溶鋼を製造するにあたり、鉄スクラップを省エネルギーで効率良く溶解するとともに、含有成分の種類及び含有量が様々である鉄スクラップを使用しても不純物の少ない鋼を製造する。
【解決手段】鉄スクラップ及び高炉にて製造された溶銑を鉄源としてアーク炉に装入し、該アーク炉にて前記鉄スクラップを溶解して炭素を含有する溶銑を製造し、製造した溶銑をアーク炉から出湯し、出湯した後の溶銑に更に高炉にて製造された溶銑を混合し、混合した後の溶銑を転炉に装入し、該転炉にて酸素吹錬して溶鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】 多種多様な鉄スクラップを鉄源として、各種の高品位鋼の製造に使用できる銑鉄を製造する実用的なプロセスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の製造方法は、鉄スクラップを鉄源として用いて炭素を含有する溶銑を電気炉にて製造する工程と、その後、該溶銑に対して脱銅処理を行う工程と、脱銅された溶銑と高炉にて製造された溶銑とを混合する工程と、混合した後の溶銑に対して脱硫処理を行う工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 多種多様な鉄スクラップを鉄源として、各種の高品位鋼の製造に使用できる銑鉄を製造する実用的なプロセスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の製造方法は、鉄スクラップを鉄源として用いて炭素を含有する溶銑をアーク炉にて製造する工程と、該溶銑と高炉にて製造された溶銑とを混合する工程と、混合した後の溶銑に対して脱硫処理を行う工程と、を有することを特徴とする。この場合、脱硫処理後に、溶銑に対して更に脱燐処理を行うこと、アーク炉にて製造される溶銑の炭素濃度は1.5質量%以上であることなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炉内で塊状金属原料層の棚吊りが生じた際にこれを確実に解消しうる機械的手段を容易に講じうる溶融金属製造装置を提供する。
【解決手段】定置式非傾動型アーク炉の炉幅両端部2,2の原料装入シュート4,4から充填層形成用原料Aと塊状金属原料Bをその順序で装入して炉幅中央部の電極5下方に向かう下り斜面を有する原料充填層12とその斜面上に塊状金属原料層13を形成した後、電極5のアーク加熱で塊状金属原料層13下端部を順次溶融して溶鉄を製造するとともに、塊状金属原料層13を原料充填層12斜面に沿って降下させつつ、天井部1の二次燃焼バーナ6から吹込んだ酸素含有ガスCで、塊状金属原料層13から発生するCO含有ガスを燃焼させ、その放射熱により塊状金属原料層13を加熱するように構成した溶融金属製造装置であって、炉底部16を炉幅両端部2,2から炉幅中央部に向かう下り階段状の部分を有するように形成する。 (もっと読む)


【課題】塊状金属原料層における棚吊りの発生を効果的に防止するとともに、万一発生した場合でも棚吊りを確実に解消しうる溶融金属製造装置を提供する。
【解決手段】定置式非傾動型アーク炉の炉幅両端部2,2の原料装入シュート4,4から充填層形成用原料Aと塊状金属原料Bをその順序で装入して炉幅の中央部の電極5下方に向かう下り斜面を有する原料充填層12とその斜面上に塊状金属原料層13を形成した後、電極5のアーク加熱で塊状金属原料層13下端部を順次溶融して溶鉄を製造するとともに、塊状金属原料層13を原料充填層12斜面に沿って降下させつつ、天井部1の二次燃焼バーナ6から吹込んだ酸素含有ガスCで、塊状金属原料層13から発生するCO含有ガスを燃焼させ、その放射熱により塊状金属原料層13を加熱するように構成し、溶融スラグ層15より上方で、かつ、塊状金属原料層13の表面より下方の炉内に、ショック発生装置18を設ける。 (もっと読む)


【課題】金属精錬とアスベスト処理とを安全かつ低コストで同時実施する方法を提供すること。
【解決手段】電気炉1において、銑鉄又は合金鉄の金属原料4の精錬を行うと同時にアスベスト含有廃棄物を処理する方法であって、アスベスト含有廃棄物を密封して電気炉1内へ投入すること、及び、アスベスト含有廃棄物投入時に、電気炉1内雰囲気を炉外雰囲気よりも負圧に設定を行って、アスベストの炉外への飛散を抑制することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】冷鉄源を使用して溶湯を製造する際に、効率良く冷鉄源を溶解して電力使用量の削減と操業時間の短縮を可能とするアーク炉の操業方法を提供すること。
【解決手段】溶解室2と、溶解室2の上部に直結するシャフト型の予熱室3とを具備し、溶解室2で発生する排ガスを予熱室3に導入して予熱室3内の冷鉄源15を予熱するアーク炉1を用い、冷鉄源15が予熱室3と溶解室2とに存在する状態を保つように冷鉄源15を予熱室3へ供給しながら、溶解室2でアーク加熱にて冷鉄源15を溶解する際に、アーク炉1から出湯する溶湯の炭素濃度を1mass%以上とすることを特徴とするアーク炉の操業方法を用いる。溶解室2内に炭材を添加すること、溶解室2内に添加する炭材がバイオマス由来であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、高濃度に窒素を含有する鋼板でも、高性能鋼板として利用できることを明らかにすることを目的とする。
【解決手段】
本発明の鋼板は、リサイクル鉄などを用いた窒素高含有鋼であっても、等軸微細粒組織という高機能鋼板とすることができたものであり、また、得られた鋼板は、当該組織を有するが故に優れた等方性靭性を有することとなった。
その製法においても、窒素が高含有量の鋼片から、比較的低圧下で等軸微細粒組織を有する鋼板が製造可能である。その為、低温大歪加工を回避するでき、圧延設備への大規模な投資が不要である他に、溶鋼を一切脱窒のための精錬処理を施す必要がない。また、船舶、橋梁、建築、建設機械などの鋼構造物で使用される板厚5mm以上の厚鋼板の製造ができる。そして、製造された厚鋼板は、シャルピー衝撃特性の異方性の原因となるセパレーションが生じにくい。更に、等軸かつ細粒な組織を得るための圧延Bと再加熱のそれぞれの役割が明確になったことで、加工熱処理の一つの指針を提供できた。 (もっと読む)


【課題】製鋼ダスト、酸洗スラッジ、スケールを主体とする鉄鋼副生物から有価金属を回収する工程で、生産コストを上げることなく、電気炉操業時に吹上げを防止し、高い有価金属回収率を確保する。
【解決手段】鉄鋼副生物の焙焼還元装置であって、粉末状鉄鋼副生物をブリケットに製団するための製団手段と、ブリケットを搬送するベルトコンベアーと、発生する粉体を除去するためにベルトコンベアーの中途に設けられた第1粉体除去手段と、ベルトコンベアーから運ばれたブリケットを受けるための移送用容器と、移送用容器に保持されたブリケットを乾燥する乾燥手段と、ブリケットをベルトコンベアーから移送用容器に装入する際に発生した粉体を除去する第2粉体除去手段と、ブリケットを焙焼する焙焼手段と、焙焼したブリケットを溶解・還元するためのアーク式電気炉とを備えた焙焼還元装置。 (もっと読む)


【課題】 電気抵抗炉を使用して溶解効率と電力原単位とに優れ、棚吊り等のトラブル発生が少ない電気抵抗炉の操業方法を提供する。
【解決手段】 電気抵抗炉11は、製鋼に用いられる原料に通電し抵抗発熱を利用して溶解する。可視化装置12は、電気抵抗炉11に設けられる熱電対23で検出される温度を用いて熱伝導計算を行い、炉壁に原料が固着して生成される塊状物8の溶融温度の炉体内における位置を算出し、該位置を連ねて形成される炉内プロフィール20を作成する。さらに可視化装置12は、炉内プロフィール20と、電極長さおよび電極昇降装置21の動作に基づいて推定される炉体内の電極位置とを図形化し、その図形を可視像として表示する。可視化装置12を備え、炉内状況を把握しながら製鋼原料を溶解すれば、溶解効率が改善されて処理能力の向上が実現され、電力原単位も減少させることができ、操業トラブルの発生も防止されることが明らかである。 (もっと読む)


本発明は、ニッケルを含有する合金鉄を製造する方法に関するものである。鉄およびクロムを含む細粒原料およびニッケルを含む細粒原料から、結合剤を使用して混合物を生成し、混合物を凝集させて最初に形成される所期の大きさの物体を得る。形成された物体を熱処理して強化することで、熱処理した物体は運搬に耐えられるようになり、溶鉱炉に装荷される。また、物体を還元環境下で精錬して、フェロクロムニッケル、すなわち、少なくとも鉄、クロム、およびニッケルを含む任意の組成の合金鉄を得る。 (もっと読む)


【課題】設備コストおよびエネルギ原単位を従来プロセスよりも大幅に低減しうる、炭材内装酸化金属塊成化物を用いた溶融金属の製造方法を提供する。
【解決手段】原料装入シュート4,4を炉幅両端部2,2に、電極5を炉中央部に、炉上部に二次燃焼バーナ6をそれぞれ設置した定置式非傾動型電気炉を用い、予めシュート4,4から炭材Aを装入して電極5下方に向かう下り斜面を有する炭材充填層12を形成しておき、次いで炭材内装酸化金属塊成化物Bを装入して炭材充填層12斜面上に塊成化物層13を形成し、その後電極5にてアーク加熱を行い塊成化物層13下端部を順次溶融して、炉内に溶融金属層14と溶融スラグ層15を形成するとともに、塊成化物層13を炭材充填層12斜面に沿って降下させつつ、二次燃焼バーナ6から吹込んだ酸素含有ガスCで、塊成化物層12から発生するCO含有ガスを燃焼させ、その放射熱により塊成化物層13を加熱する。 (もっと読む)


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