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Fターム[4K013CA12]の内容

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【課題】熱膨張する耐火物にかかる鉄皮からの拘束力を、過剰にすることなく適度にし、耐火物の損耗を従来よりも抑制、更には防止可能な溶鋼浸漬管のスロート部耐火物の損耗防止方法を提供する。
【解決手段】下部槽直胴部10に、外表面11が大気へ露出し内表面12に耐火物13が配置された鉄皮14を備えるスロート部15を介して設けられ、外表面16及び内表面17が耐火物18、19で覆われた芯金20を備える浸漬部21を有し、しかもスロート部15の鉄皮14の内幅の一部が浸漬部21の芯金20の内幅W1と異なる溶鋼浸漬管22のスロート部耐火物の損耗防止方法において、スロート部15の鉄皮14の外側周囲から冷却ガスを吹き付け、スロート部15の鉄皮14の表面温度を100℃以上350℃以下、耐火物13の温度勾配を2.0℃/mm以上7.8℃/mm以下に調整する。 (もっと読む)


【課題】特許文献2により提案したランスの中子を構成する先端部を、迅速かつ確実に取り外すことができるようにする。
【解決手段】端部開口部12aを有する中空のハウジング12内に配置されるねじ軸13と、先細り形状の外形を有するとともにねじ軸13に螺合し、ハウジング12に接触せずに端部開口部12aから外部へ向けて突出して配置されることによりハウジング12との間に環状の吹き出し口14を形成する先端部15とを備え、先端部15に軸方向と略同じ方向へ向けて設けられた、先端部15の交換用治具11を掛止するための複数の穴16を備える溶融金属精錬用ランス10の先端部15の交換用治具11である。この交換用治具11は、先端部15の先細りの外形に沿う形状の内面17を有する中空の本体18を備え、この本体18には、ねじ軸13の軸方向と略同じ方向へ向けて設けられた、先端部15を掛止するための複数の突起物19が設けられる。 (もっと読む)


【課題】脱ガス処理終了後の溶鋼温度を容易且つ精度良く目標温度とすることができる新規な脱ガス処理中の溶鋼温度制御方法および溶鋼温度制御装置の提供。
【解決手段】脱ガス処理の対象となるチャージの操業条件に基づいて過去の実績操業データベース11のなかから当該処理対象チャージの操業条件と類似する操業条件のチャージを複数選定し、選定した当該複数のチャージの操業条件に基づいて酸素供給量の回帰式を生成し、当該酸素供給量の回帰式に基づいて当該処理対象チャージにおける酸素供給量を決定し、決定した量の酸素を前記脱ガス処理中に供給する。これによって、脱ガス処理終了後の溶鋼温度を目標温度とするのに必要な酸素量を正確に算出できるため、脱ガス処理終了後の溶鋼温度を容易且つ精度良く目標温度とすることができる。 (もっと読む)


【課題】単一のランスを使用して互いに接近した複数の多重コヒーレントガスジェットを形成するためのランスを提供する。
【解決手段】ランスは、(A)入口開口及び出口開口を有する複数の先細/末広のノズルを備えた端面を有し、(B)各ノズルは他のノズルから離れるような角度で設けられ、(C)前記複数の各ノズルの入口開口は単一の共通のガスの源と連通し、そして各ノズル出口開口はランス端部の作用面に配置されること、
(D)ランス端面にあって複数のノズル入口開口を包囲する少なくとも1つの噴出手段、及び(E)ランス端面から伸びる外延部であって、複数のノズル出口開口及び噴出手段の各々と連通する容積を形成する外延部を含む。 (もっと読む)


【課題】RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼の処理方法において、取鍋内のスラグの再酸化を抑制し、高い清浄度の鋼を溶製できる清浄鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】二本の浸漬管および真空槽を有する真空脱ガス装置を用いて取鍋内の溶鋼を処理するに際して、取鍋内のスラグ表面にガスを吹き付けてスラグを冷却し、スラグ表面温度を溶鋼温度よりも150℃以上低下させる清浄鋼の溶製方法である。前記溶製方法において、吹き付けガスが不活性ガスまたは二酸化炭素ガスであることが好ましく、また、(吹き付けガス量/取鍋内のスラグ表面積)の値を0.5〜1.5(Nm3/m2/min)とし、スラグ表面に吹き付けるガスの噴出ノズルを4個以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】常に超音速ジェットの出口圧を雰囲気圧に一致させながら反応ガスの流量やノズル元圧を独立に制御することができ、これにより、反応ガスの供給量及び攪拌力を操業条件に応じて最適に制御することができる溶鉄精錬用上吹ランスを提供する。
【解決手段】ベル形の内面形状7aを有する筒体7と、筒体7の内部であってスロート部7b近傍に筒体7の中心軸の方向へ移動可能に配置される弁8とを有するノズル9を備える溶鉄精錬用上吹ランス6である。弁8の中心軸が筒体7の中心軸に一致するとともに、ノズル9の上方に配置されて外部から入力される信号に応じて弁8を移動させるための駆動機構を備える。膨張扇10を用いた自由膨張により超音速ジェットを形成するため、形成される超音速ジェットは雰囲気圧に必ず一致する。 (もっと読む)


製鋼産業に由来し、酸化鉄粒子を含むスラグ(2,2')を利用するプロセスにおいて、還元剤(29)が追加され、スラグ(2,2')の酸化鉄粒子及び任意的に設けられる他の金属酸化物が前記還元剤(29)によって還元される。 小さいエネルギー消費と低い投資で可能となる効率的なスラグ還元を達成するために、本プロセスは以下のように実行される: − 反応容器(7)内の溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)上に、前記スラグ(2,2')を、ゆっくりと連続的に長時間に亘って充填するステップと、 − 前記スラグ(2)、前記残留溶融鉄、及び新たに形成された溶融鉄(17)を長時間に亘って電気的に加熱するステップと、 − 炭素を含有している還元剤(29)を不活性ガスと共に、前記スラグ(2)と前記溶融鉄(25)との間の境界面(26)に近接する領域内へ、若しくは直接的に前記溶融鉄(25)内へ、ランス(11)によって長時間に亘って噴出させるステップと、 − 前記溶融鉄(25)内の前記還元剤(29)の前記炭素を溶解させるステップと、 − 金属鉄及び一酸化炭素を形成しつつ、前記スラグ(2)の酸化鉄粒子を長時間に亘って還元させるステップと、 − 結果として生じる一酸化炭素によって発泡スラグ(2')を長時間に亘って形成させるステップと、 − 酸素含有ガス若しくは酸素を前記発泡スラグ(2')に導入して、長時間に亘って一酸化炭素を二酸化炭素へと後燃焼させるステップと、 − 前記反応容器(7)の底部を不活性ガスで長時間に亘って洗浄するステップと、− 前記処理されたスラグ(16)を排出するステップと、 − その後任意的に、溶融鉄(17)を排出し、これにより、溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)が前記反応容器(7)内に残されるステップと、を備えていることを特徴とする。
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【課題】 [S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を、取鍋内溶鋼にCaFを添加しなくとも、転炉の出鋼温度を高めることなく簡便な手段により溶製する。
【解決手段】 大気圧下の溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程1、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼及びCaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成する酸化物をCaO系フラックスと混合する工程2、及び酸化性ガスの供給を停止するとともに、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫及び介在物除去を行う工程3を順番に行う際に、工程2における酸化性ガス供給時間tと、工程3における攪拌時間tとの比(t/t)を0.6以上とすることにより、[S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼の溶製において酸素吹精パイプの冷却ガスに高価な窒素ガスを用いることなく、RH脱ガス装置内の二次燃焼を促進し、脱炭時間を短縮させ、冷却ガスのコストダウンを図る。
【解決手段】 電気炉又は転炉で溶製した溶鋼13をRH脱ガス装置1で酸素吹精により脱炭するステンレス鋼の溶製方法において、図2に示すようにRH脱ガス装置1に酸素16を吹き込む酸素吹精パイプ8の冷却ガスにエア17を使用し、エア17の流量を10〜100Nm3/hrとすることからなるRH脱ガス装置1による脱炭方法である。 (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶融金属に向けて酸素含有ガスを吹き付け、溶融金属を酸化精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする精錬方法並びに精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 上記課題は、その先端にラバールノズル16が設置された、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において溶融金属に向けて酸素含有ガスを吹き付けて溶融金属を酸化精錬する精錬用上吹きランス13であって、ラバールノズルの周囲に、ラバールノズルのスロート径(Dt)に対してそのスロート径(Dtt)及びその設置数(N)が下記の(1)式を満足する複数個の副孔20が設置された上吹きランスを用い、当該副孔から酸素含有ガスを吹き込んで火炎または燃焼帯を形成することにより達成される。(1)式のαは1よりも大きい任意の係数である。
Dt2 =Dtt2 ×N×α …(1) (もっと読む)


【課題】 鋼中の非金属介在物の生成を抑制する一方で、分離除去を促進することで、介在物の極めて少ない高清浄鋼を安定して製造する方法を提供することにある。
【解決手段】 溶鋼の真空脱ガス処理に際し、被処理溶鋼中に予め可溶性ガスを溶解せしめ、次いで、その溶鋼を減圧処理することにより、このとき発生するガス気泡に該溶鋼中の介在物を帯同させて浮上除去する高清浄鋼の製造方法において、前記可溶性ガスをまず転炉精錬中もしくは精錬完了後の段階で溶解させると共に、転炉からの出鋼時に出鋼流に対してスラグ改質剤を添加し、その後、真空脱ガス処理に先立つ取鍋内溶鋼中に可溶性ガスを再び単独または不活性ガスとともに吹き込む高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶融金属への酸素または酸素含有ガスの吹込みよる攪拌効果を維持しつつ、炉底の耐火物の損耗を抑制することが可能で、更には操業における整備を含めたランニングコストを抑えられる設備構成としたシンプルな酸素または酸素含有ガスの吹き込み方法を提供すると同時に、炉内を密閉化し炉内温度の低下を抑制し集塵効果を向上させる。
【解決手段】アーク炉の炉壁の外方に固定装着されたランスにより、ランス先端部の酸素または酸素含有ガスの吐出口の位置を溶融金属面から鉛直方向で700mm以上遠ざけ、かつ吐出口から吐出される酸素または酸素含有ガスの溶融金属面に突入する角度を鉛直方向の面において溶融金属面からの角度が30゜から60゜の範囲とし、酸素または酸素含有ガスの溶融金属表面上での突入速度を150m/秒から300m/秒の範囲となるようにランス先端部の吐出口からの吹込み速度を決定して吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 種々の組成の溶融高炭素高クロム鉄合金を使用した場合でも効率的に高クロム溶鋼を溶製することができると同時に、連続鋳造工程とのマッチングにも対処できる効率的な高クロム溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 溶融高炭素高クロム鉄合金13を、溶湯の加熱機能を有する保持炉5に一旦保持した後に出湯し、脱硫設備6で炉外脱硫処理を施した後に脱炭精錬炉7にて脱炭精錬して高クロム溶鋼14とする。この場合、溶融高炭素高クロム鉄合金は、クロム酸化物の溶融還元、高クロム鋼スクラップの溶解及びフェロクロムの溶解の何れかの方法によって得られたものの1種またはそれらのうちの2種以上の混合物、あるいは、前記1種または2種以上の混合物と高炉溶銑との混合物であること、また、炉外脱硫処理を金属マグネシウム系脱硫剤とCaO系脱硫剤とを混合したフラックスを用いて行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 精錬時に発生するスプラッシュの付着を効果的に防止すること。
【解決手段】 精錬時、取鍋2の上面開口2aを覆い、溶鋼3の昇熱用と攪拌用のランス挿入孔1a,1b、合金投入孔のうち少なくとも1つを備えた、ジャケット構造の金属製炉蓋1である。内面を平滑な鉄板6で構成し、側壁1cの内部をテーパ状となす。炉蓋1の内部冷却のための冷却系を少なくとも2つ設け、各々の冷却系を独立して制御する。
【効果】 精錬処理中に飛散するスプラッシュの付着を効果的に防止できるので、スプラッシュ付着量の増加による精錬処理中のトラブルが防止でき、また、精錬処理後のメンテナンスフリ−化により作業負荷の軽減が図れる。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてはるかに安価に且つ効率良く低炭素高マンガン鋼を溶製することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、次いで前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で真空脱炭精錬して炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が1.0質量%以上の低炭素高マンガン鋼を溶製するに際し、転炉では、脱燐処理の施された溶銑を使用すると共にマンガン鉱石を使用して、マンガン鉱石を還元しながら溶銑の脱炭精錬を行ない、当該脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸処理を施さないまま溶鋼を真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下において溶鋼表面に向けて酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き付けて、溶鋼の炭素濃度が0.05質量%以下になるまで脱炭処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする。
【解決手段】 その先端にラバールノズルが設置された上吹きランスを用い、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において溶鋼に向けて酸素含有ガスを吹き付けて脱炭精錬するに際し、前記雰囲気の圧力が40kPa以下の条件下で、スロート径及び出口径が最適膨張条件で設計されたラバールノズルを使用し、下記の(5)式から算出されるパラメータPが0.5〜2.0となるように、雰囲気圧力に応じて上吹きランスのランス高さ及び酸素含有ガスの供給速度のうちの少なくとも1つを調整する。但し、(5)式においてPeaは雰囲気圧力(kPa)、Vは酸素ジェットの溶鋼湯面における流速(m/秒)である。
P=7.06×10-6×Pea×V2…(5) (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶融金属に向けて酸素含有ガスを吹き付け、溶融金属を酸化精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする。
【解決手段】 上記課題は、その先端にラバールノズル16が設置された上吹きランスを用い、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において溶融金属に向けて酸素含有ガスを吹き付けて溶融金属を酸化精錬するに際し、前記ラバールノズルの出口径Deとスロート径Dtとの比(De/Dt)が下記の(1)式を満足するラバールノズルを用いることで解決することができる。
De/Dt<2.5…(1) (もっと読む)


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