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Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

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【課題】 溶鋼の熱から測定機器を保護しつつ、溶鋼の湯面高さを非接触で直接測定し、測定精度を向上させて鋼浴高さを正確に把握することが可能な真空脱ガス装置の鋼浴高さ測定装置を提供する。
【解決手段】 真空槽2の上部にマイクロ波等の電磁波が通過可能な透過部8を設け、透過部8の上方にマイクロ波レベル計によって構成される測定手段20を設け、透過部8と溶鋼6との間に開口部Aを有し制御手段30によって回転数を制御される防熱板18を備え、溶鋼6の脱ガス処理中は防熱板18を第一の回転数で回転させ、溶鋼6の湯面高さの測定中のみ、送受信部22から発信されたマイクロ波W1が透過部8及び開口部Aを通過して溶鋼6の湯面に反射し、反射したマイクロ波W2が開口部A及び透過部8を通過して送受信部22で受信されるように、防熱板18を第一の回転数より低い第二の回転数で回転させる。 (もっと読む)


【課題】 必要な磁気シールド特性を得、また、連々鋳を可能にして生産性の向上を図る。
【解決手段】 鋼の化学組成が、質量%で、[C]≦0.005%、[Si]<0.05%、[Mn]=0.10〜0.50%、[P]≦0.020%、[S]≦0.010%、sol[Al]≦0.003%、[N]≦0.003%、T.[O]≦0.018%、残部がFe及び不可避的不純物からなる磁気シールド材用鋼板を製造する方法である。RH処理後の溶存酸素濃度を60ppm以下、望ましくはRH処理後の溶存酸素濃度を40ppm以下にする。
【効果】 磁気シールド特性、加工性、黒化処理性に優れた磁気シールド材用鋼板を製造できる。また、RH処理後の溶存酸素濃度を40ppm以下にすれば、生産性の向上も図れる。 (もっと読む)


【課題】 ガス攪拌によるスラグ巻き込みに起因する介在物を極力低減し、高い清浄度を達成した高清浄度鋼を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、転炉または電気炉にて脱炭された後の二次精錬処理において、電磁攪拌のみで溶鋼の攪拌を実施した後に、還流式真空脱ガスを行うものであり、必要によって二次精錬工程における電磁攪拌において、150W/t以下の攪拌動力密度の攪拌を実施する。 (もっと読む)


【課題】 被削性と転動疲労寿命に優れた高炭素クロム軸受鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の化学成分が、JIS G 4805を満足すると共に、O:0.0009質量%以下、Al:0.005質量%以下およびS:0.005質量%以下を満足する鋼からなり、圧延方向に平行な検鏡断面積160mm2中に存在する大きさ3μm以上の酸化物個数が100個以下、そのうち大きさ10μm以上のものが2個以下であり、更にそれらの組成別構成比率として、アルミナ系とスピネル系との合計個数が全酸化物個数の60%未満であることを特徴とする高炭素クロム軸受鋼。および、実質Alを含まない脱酸剤を使用する工程、次の取鍋精練におけるスラグの塩基度((CaO)%/(SiO2)%)が0.8以上3.0未満となるように制御する工程を含む高炭素クロム軸受鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】特に孔拡げ性に代表される延性が良好な薄鋼板、およびこうした薄鋼板を得るための鋼塊を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の薄鋼板は、C:0.04〜0.25%、Si:0.05〜3%、Mn:0.1〜3%、Al:0.01〜2%、P:0.02%以下(0%を含まない)を夫々含むと共に、S:0.005%以下(0%を含む)に抑制し、残部がFeおよび不可避不純物からなる薄鋼板であって、CaO、Al、SiOおよびMgOの酸化物の合計を100%としたとき、CaO:5%以上、SiO:0.1%以上、Al:60%以上であり、且つ長径30μm以上のCaO−Al系介在物が鋼材1kg当り70個以下である。 (もっと読む)


【課題】 転炉による一次精錬と真空脱ガス装置による二次精錬とを最適な条件で組み合せて、従来の一次精錬炉のみを使用した場合に比べて安価に且つ効率良く低炭素アルミキルド鋼を溶製する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、続いて脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス装置の減圧下で脱炭精錬して炭素濃度が0.02〜0.06質量%の低炭素アルミキルド鋼を溶製するに際し、転炉では溶鋼中の炭素濃度が0.07〜0.12質量%になるまで脱炭精錬し、脱炭精錬終了後はAlによる溶鋼の脱酸を実施しないまま真空脱ガス装置に搬送し、真空脱ガス装置では、大気圧よりも低い雰囲気下の溶鋼に酸素ガスを吹き付けて炭素濃度が0.02〜0.06質量%になるまで真空脱炭精錬し、その後溶鋼にAlを添加して脱酸し、低炭素アルミキルド鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】ノズル閉塞を招くことなく鋳造できるTi含有極低炭素冷延鋼板を溶製する方法を提案する。
【解決手段】Cが0.020wt%以下で、Tiを0.010wt%以上含有する極低炭素Ti脱酸鋼を溶製するに当たり、脱炭処理後の溶鋼中に、Ti含有合金を添加して脱酸することにより、Al≦(wt%Ti)/5を満足する組成の脱酸溶鋼とし、その後、該脱酸溶鋼中にCa≧10wt%および/またはREM≧5wt%とFe,Al,SiおよびTiのうちから選ばれる1種または2種以上とを含有する介在物組成調整用合金を添加することにより、該溶鋼中の酸化物組成を、Ti酸化物:90wt%以下、CaO、REM酸化物のいずれか少なくとも1種:10wt%以上50wt%以下、Al:70wt%以下に調整する。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてはるかに安価に且つ効率良く低炭素高マンガン鋼を溶製することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、次いで前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で真空脱炭精錬して炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が1.0質量%以上の低炭素高マンガン鋼を溶製するに際し、転炉では、脱燐処理の施された溶銑を使用すると共にマンガン鉱石を使用して、マンガン鉱石を還元しながら溶銑の脱炭精錬を行ない、当該脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸処理を施さないまま溶鋼を真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下において溶鋼表面に向けて酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き付けて、溶鋼の炭素濃度が0.05質量%以下になるまで脱炭処理を施す。 (もっと読む)


【課題】コストアップなどの製造工程への負荷を増加することなく、真空槽内に付着する地金などが、真空槽内の溶鋼清浄度に悪影響を及ぼす問題点、特に溶鋼清浄度のばらつきを低減させる高清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】浸漬管1を介して真空槽2内に吸上げた溶鋼6を減圧した真空槽2内で攪拌して真空脱ガス精錬を行い、高清浄鋼を製造する方法である。前記真空脱ガス処理中に真空槽内を大気圧まで復圧し、一旦、溶鋼を真空槽から切り離して真空槽内から溶鋼を排出する。その後、再び真空脱ガス処理を行う。
【効果】清浄度のばらつきが無い溶鋼を安定して製造できる。 (もっと読む)


【課題】下端部に不定形耐火物を配置した真空脱ガス処理用浸漬管において、下端部の耐火物、特に内周下端部の不定形耐火物の損傷を抑制すること。
【解決手段】金属製円筒1の内周部に内周用定形耐火物層3を設けた真空脱ガス処理用浸漬管において、内周用定形耐火物層3の下端を浸漬管の周方向に交互に長短構造とし、さらに、内周用定形耐火物層3の最下端を構成する長尺定形耐火物7の下端が浸漬管の最下端に位置し、かつ、内周用定形耐火物層3の最下端以外を構成する短尺定形耐火物8,9の下部から外周部に連続する不定形耐火物4を配置した。 (もっと読む)


【課題】 脱炭処理中での溶鋼の炭素濃度を高精度に推定でき、適切なタイミングで脱炭処理を停止できるRH真空脱ガス装置における溶鋼脱炭方法を提供する。
【解決手段】 真空槽1内の溶鋼中炭素濃度の変化速度及び取鍋2内の溶鋼中炭素濃度の変化速度を、真空槽1内の溶鋼中炭素濃度と取鍋2内の溶鋼中炭素濃度と真空槽1内の圧力と溶鋼中酸素濃度と取鍋2内の溶鋼質量と真空槽1内の溶鋼質量とを用いた微分方程式で表す数式モデルを用いて溶鋼全体からの炭素の流出速度を算出するモデルを構築し、そのモデルによる溶鋼全体からの炭素流出速度算出値と排ガス中の炭素流出速度計算値との誤差に係数を乗じた値を、モデルの真空槽1内の溶鋼中炭素濃度の変化速度と取鍋2内の溶鋼中炭素濃度の変化速度とに夫々加えて補正するオブザーバにより、取鍋2内の炭素濃度を経時的に推定する。 (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする。
【解決手段】 その先端にラバールノズルが設置された上吹きランスを用い、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において溶鋼に向けて酸素含有ガスを吹き付けて脱炭精錬するに際し、前記雰囲気の圧力が40kPa以下の条件下で、スロート径及び出口径が最適膨張条件で設計されたラバールノズルを使用し、下記の(5)式から算出されるパラメータPが0.5〜2.0となるように、雰囲気圧力に応じて上吹きランスのランス高さ及び酸素含有ガスの供給速度のうちの少なくとも1つを調整する。但し、(5)式においてPeaは雰囲気圧力(kPa)、Vは酸素ジェットの溶鋼湯面における流速(m/秒)である。
P=7.06×10-6×Pea×V2…(5) (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする。
【解決手段】 上記課題は、その先端にラバールノズル16が設置された上吹きランスを用い、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬するに際し、送酸速度とスロート径Dtから定まるノズル背圧Po(kPa)と、上吹きランスからの送酸開始時の雰囲気圧力Pesと送酸終了時の雰囲気圧力Peeとの平均値よりも高い圧力の設計雰囲気圧Pe(kPa)と、前記スロート径Dt(mm)とから、下記の(3)式によって定められる出口径De(mm)を有するラバールノズルを備えた上吹きランスを用いることで解決される。
De2/Dt2=0.259/[(Pe/Po)5/7×[1-(Pe/Po)2/7]1/2]…(3) (もっと読む)


【課題】 大気圧よりも低い減圧下において上吹きランスから溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬する際に、高効率で高速に、しかも設備への地金付着を少なくする。
【解決手段】 上記課題は、その先端にラバールノズル16が設置された上吹きランスを用い、大気圧よりも低い圧力の雰囲気下において酸素ガスを吹き付けて脱炭精錬するに際し、送酸速度とスロート径Dtから定まるノズル背圧Po(kPa)と、上吹きランスからの送酸開始時の雰囲気圧力Pesと送酸終了時の雰囲気圧力Peeとの平均値よりも高い圧力の設計雰囲気圧Pe(kPa)と、前記スロート径Dt(mm)とから、下記の(3)式によって定められる出口径De(mm)を有するラバールノズルを備えた上吹きランスを用いることで解決される。
De2/Dt2=0.259/[(Pe/Po)5/7×[1-(Pe/Po)2/7]1/2]…(3) (もっと読む)


【課題】取鍋内溶鋼と真空槽の間で溶鋼を循環させて溶鋼から脱ガス処理を行う2次精錬炉において、成分分析や温度測定をすることなく、溶鋼昇温時の溶鋼中成分元素濃度を高精度で、かつ迅速に推定できる方法を提供する。
【解決手段】真空槽内部に付着した鋼の地金を加熱溶解除去するのに要する時間(加熱溶解処理時間)を測定し、加熱溶解処理時間から加熱溶解処理後に真空槽内部に残留した地金と共に溶鋼中へ侵入する外乱酸素量を推定し、外乱酸素量と溶鋼中の成分元素濃度との反応モデル式に基づき溶鋼中の成分元素濃度を推定する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグのフッ素溶出を抑制するに当り、高価なフッ素溶出抑制剤であるアルミン酸カルシウムを使用することなく、安価で効率の良いフッ素溶出抑制用組成物を提供する。
【解決手段】 CaO、Ca(OH)2、CaCO3のいずれか一種以上を含むカルシュウム化合物50重量%〜90重量%と、金属アルミニウムを含むアルミ灰10重量%〜50重量%からなるフッ素溶出抑制剤用組成物を高温の製鋼スラグに接触させることにより、金属アルミニウムが自焼し、アルミン酸カルシウムに変化することから、該フッ素溶出抑制剤用組成物が溶出フッ素の低減に寄与する。 (もっと読む)


【課題】 傾注樋、製鋼用取鍋、RH装置などの内張り用耐火物として使用する不定形耐火物として、高耐スラグ浸透性と高耐食性と容積安定性がともに優れる不定形耐火物を提供する。
【解決手段】 粒径が0.75mm未満の微粉と0.75〜10mmの骨材とから構成される、Al23およびMgOを主成分とする不定形耐火物であって、上記微粉は、粒径が0.75mm未満のMgO:40〜80mass%、残部Al23の化学組成を持つペリクレース−スピネル粒子を含有し、微粉として、MgO:10〜35mass%、残部Al23を主成分とする化学組成を持つことを特徴とする不定形耐火物。 (もっと読む)


【課題】高強度化する油井用などの鋼管に対し、その耐食性、とくに耐SSC性および耐HIC性をより一層向上させた鋼管用鋼の提供。
【解決手段】質量%にて、C:0.2〜0.7%以下、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.1〜1.5%、S:0.005%以下、P:0.03%以下、Al:0.0005〜0.1%、Ti:0.005〜0.8%、Ca:0.0004〜0.005%、N:0.007%以下、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.2〜1.0%で、さらにNb:0.005〜0.1%、Zr:0.005〜0.1、V:0.005〜0.5%およびB:0.0003〜0.005%のうちの一種以上を含有し、残部はFeおよび不純物からなる鋼であって、Ca、Al、Ti、N、OおよびSを含む非金属介在物が鋼中に存在し、その介在物中の(Ca%)/(Al%)が0.55〜1.72、かつ(Ca%)/(Ti%)が0.7〜19である鋼管用鋼。 (もっと読む)


本発明に係るコアードワイヤは、少なくとも1つの断熱層を有し、この層が、溶鋼などの溶融金属浴との接触に際して熱分解を開始する材料からなることを特徴としている。
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【課題】 介在物個数の低減と介在物サイズの微細化を安定して達成することが可能な薄板向鋼板用鋳片とその製造方法を提供すること。
【解決手段】 薄鋼板用鋳片で制約を受けるMnやSiそしてAl含有量に依存しない、介在物性欠陥の少ない鋳片とその製造方法を提供するために、C、Mn、Si、P、S、Al、Ti、Mg、N、酸素を適量含む炭素鋼溶鋼を溶製する際に、脱炭を行なった後、減圧雰囲気でC脱酸を行なって溶鋼中の酸素濃度を300ppm 以下とし、その後、Ti、Zr、またはTi、Ceの順で金属または合金として添加して脱酸し、その後必要に応じてAlを添加して介在物欠陥の少ない薄鋼板用鋳片を製造した。 (もっと読む)


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