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Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

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【課題】真空脱ガス槽の底部に突設される環流管と浸漬管とを連結することによって接続する接続構造において、従来の構造に僅かな変更を加えるのみで接続部からの空気の侵入をより確実に防ぐことができるようにする。
【解決手段】浸漬管1に内張りされる第2の耐火材5の内周上縁及び環流管2の第1の耐火材11の内周下縁はカットして切欠かれ、浸漬管1を環流管2に接続したとき切欠きが繋がって連続した凹所18が形成され、該凹所に第3の耐火材19が装着される。外部から侵入しようとする空気は第3の耐火材19に遮られ、溶鋼中に空気が混入することによる窒素濃度の増加を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】二次精錬設備の浸漬管の交換を円滑に行う。
【解決手段】浸漬管昇降機構10は、支持柱12に沿って昇降する支持アーム13を有している。支持アーム13には、浸漬管2を保持、解放自在の支持部材15が設けられている。浸漬管2の直下には、収容架台20の収容部21が位置している。収容架台20は、走行用軌条7を走行する走行台車22に載置されている。走行台車22には、収容架台20を回動させるターンテーブル24が設けられている。浸漬管2の交換の際には、支持アーム13を降下させて一の収容部21に交換対象浸漬管2を収容した後、支持アーム13を上昇させて収容架台20を180度回動させ、支持アーム13を昇降させて他の収容部21から新たな浸漬管2を取り出す。 (もっと読む)


【課題】 転炉と真空脱ガス設備とを用いてMnを含有する極低炭素鋼を溶製するにあたり、真空脱ガス設備におけるMMnEの使用量を削減して製造コストを大幅に低減する。
【解決手段】 転炉での脱炭精錬により溶鋼を得て、得られた溶鋼を取鍋に出鋼し、取鍋内の溶鋼を真空脱ガス設備にて減圧下で脱炭精錬することによってMn含有極低炭素鋼を溶製するに際し、転炉での溶銑の脱炭精錬では、Si含有量が0.20質量%以下であり、実質的な予備脱燐処理が施されていない溶銑を使用すると共に、炉内に生成されるスラグの塩基度が4.0〜4.5となるように炉内に装入する生石灰の量を調整し、且つ、転炉内にMn鉱石を投入して溶銑中炭素で該Mn鉱石を還元し、溶鋼中炭素濃度が0.04〜0.05質量%となるまで溶銑を脱炭精錬して、溶鋼中炭素濃度が0.04〜0.05質量%の状態で溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、その後、真空脱ガス設備で脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】ベアリングなどの機械部品等に用いられる鋼材の疲労寿命を非常に長くする。例えば、L10寿命における疲労寿命を100×106回以上にする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.30〜0.50%、Cr:1.30〜1.60%を含有している鋼において、鋼中に含まれる長径が30μm以上である介在物に関し、真円度が1.0〜1.4未満となる個数が35個/kg以下であり、且つ、真円度が1.4以上となる個数が90個/kg以下とする。鋼材の製造にあたっては、真空高周波誘導炉(VIF)を用いたり、LF装置やRH装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】工業的に容易にS,O,Nを同時に低減する溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002%以上0.4%以下,Mn:0.1%以上2%以下,Si:0.001%以上1%以下,S:0.005%以下,Al:0.005%以上1%以下,N:0.007%以下,O:0.005%以下なる溶鋼をRH式真空脱ガス処理装置にて、CaOを主体としたフラックスを溶鋼表面に吹き付けて脱硫する処理において、前記フラックス吹き付け前の溶鋼にLa,CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加し、これらの溶鋼に対する濃度を合計で0.0005質量%以上とした後、前記フラックスを溶鋼表面に吹き付けることで[N]≦25ppmが実現され、添加合計濃度を0.0005質量%以上0.008質量%以下とすれば、[S]≦10ppm,[O]≦15ppmかつ[N]≦25ppmが実現される。 (もっと読む)


【課題】 製造コストが従来の量産鋼と同等であって安価であるとともに、酸化物系非金属介在物が少なく、高性能で且つ高い信頼性を有する高清浄度軸受鋼及びその溶製方法を提供する。
【解決手段】 本発明の高清浄度軸受鋼は、硫黄含有量が0.0020質量%以上で且つ酸化物系非金属介在物の予測最大径が15μm以下であることを特徴とし、本発明の高清浄度軸受鋼の溶製方法は、前記高清浄度軸受鋼の溶製方法であって、予備脱硫処理された溶銑を転炉にて脱炭精錬し、得られた溶鋼を取鍋に出鋼し、出鋼された溶鋼をRH真空脱ガス装置にて精錬することによって軸受鋼を溶製するにあたり、前記RH真空脱ガス装置にて精錬する前までに溶鋼中の硫黄濃度を0.0020質量%以上に調整する。 (もっと読む)


【課題】操業中に特別な装置を運転することを要せず、かつ、脱ガス槽内部に大気が侵入することを防止して、溶鋼中に窒素ガスが侵入することを防止できる精錬容器のシール方法を提供すること。
【解決手段】鉄皮31の内面に耐火物32が内張りされた精錬容器3をシールする際、予め鉄皮に内外を貫通する孔311を形成しておき、形成された孔から樹脂を圧入して、鉄皮31及び耐火物32の間、並びに耐火物32間の目地に通気遮断層34を形成する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置の真空槽とダストセパレータを連結する煙道ダクト内に付着する地金・滓を機械的に除去する方法および装置を提供する。
【解決手段】ダストセパレータのマンホール周辺にデッキを設け、フォークにダスト除去用専用冶具を取り付けたフォークリフトを前記デッキ上で走行させ、前記マンホールから前記ダスト除去用専用冶具を、前記ダストセパレータと真空脱ガス装置の真空槽を連結する煙道ダクト内に挿入し、前記煙道ダクトに付着したダストや地金などを除去する。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理およびCa添加の適正化により、優れた耐サワー性能と清浄度を有する鋼管用高強度耐HIC鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1)C、Mn、Si、P、S、Ti、Al、Ca、N及びO、並びに必要に応じてCr、Ni、Cu、Mo、V、B及びNbの一種以上を所定量含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼であって、鋼中介在物がCa、Al、O及びSを主成分とし、介在物中のCaO含有率が30〜80%、かつ、鋼中N含有率(ppm)と介在物中のCaO含有率(%)との比が下記(1)式を、介在物中のCaS含有率(%)が下記(2)式を満足する耐サワー性能に優れた鋼管用鋼である。
0.28≦[N]/(%CaO)≦2.0・・・・(1)、 (%CaS)≦25%・・・・(2)
(2)鋼中N含有率(ppm)と溶鋼中へのCa添加量WCA(kg/t)との比が下記(3)式を満足するようにCaを添加する前記(1)の鋼管用鋼の製造方法である。200≦[N]/WCA≦857・・(3) (もっと読む)


【課題】 AlレスTi−REM脱酸した極低炭素鋼の連続鋳造において,連続鋳造の取鍋交換部近傍でも安定的にノズル閉塞を防止するための方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼のAl濃度が0.015質量%以下のTi−REM脱酸した極低炭素鋼を鋳造するに当たり,取鍋中のスラグ成分を以下の値にして鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。このため、出鋼後のスラグに金属Al,金属Tiもしくはその合金を改質剤として取鍋流出スラグ1ton当たり金属Alもしくは金属Ti換算で50〜200kgを添加し,さらに出鋼中もしくは出鋼後のスラグにCaOやCaOを含むフラックスを取鍋流出スラグ1ton当たりCaO換算で200〜500kg添加すると好ましい。
FeO+MnO≦14質量%
Al23≦40質量% (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置を用いてAlレス極低炭素鋼を溶製するに当たり、スラグ及び脱酸生成物によるRH真空脱ガス装置の耐火物の溶損を防止することができ、その結果、RH真空脱ガス装置の生産性を向上させ、製造コストを従来に比較して大幅に低減することのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 未脱酸状態の溶鋼3をRH真空脱ガス装置1により真空脱炭処理し、その後、脱酸用Si源をRH真空槽5内の溶鋼に添加して脱酸処理し、Al含有量が0.001質量%以下であるAlレス極低炭素鋼をRH真空脱ガス装置で溶製する、RH真空脱ガス装置による溶鋼の精錬方法であって、真空脱炭処理末期の脱酸用Si源の投入前、脱酸用Si源の投入と同時、脱酸用Si源の投入後、のうちの少なくとも何れか1つの時期に、RH真空槽内の溶鋼にMgOを主成分とするフラックス16を添加する。 (もっと読む)


【課題】{100}集積度が高く、磁束密度と鉄損を改善した無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】板厚中心部の{100}集積度がランダム比で3以上の無方向性電磁鋼板を製造する方法であって、C:0.01%以下、Si:0.05〜1%、Mn:0.01〜1%、P:0.15%以下、Al:0.003%以下、Mn/S:10以上、さらに、鋼中の酸化物系介在物中のMnOとSiO2 の組成重量比「MnO/SiO2 」が0.43である鋼を、鋼とロール間の摩擦係数を0.2以下にして700℃以上のα相領域で仕上熱延し800℃以上のα域で連続焼鈍する製造方法。さらに50%以下で冷間圧延し連続焼鈍を施してもよい。また、真空処理槽内の溶鋼にMnを添加した後真空処理して成分調整を行うのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼量産製造法で製造可能な、極低炭素かつ極低Al濃度であって、高い絞り性を有する冷延鋼板とその鋼板用溶鋼の精錬方法とを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005%以上0.025%以下、Si:0.003%以上0.15%以下、Mn:0.3%以上2.5%以下、P:0.15%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.0002%以上0.005%以下、Ti:0.005%以上0.05%以下、Nb:0.020以上0.20%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、Nb/Ti比が2.0以上である化学組成を有し、介在物が下記式(1)から(3)を満たす。
NTi≧30個/mm (1)
NTi/(NTi+NAl)≧0.80 (2)
NTi/NTotal≧0.65 (3)
ここで、NTi,NAl及びNTotalはいずれも圧延方向に平行な縦断面における長径1μm以上の介在物であって、それぞれ、Ti酸化物を50%以上含有するもの、Al酸化物を50%以上含有するもの、及び全酸化物系介在物の平均数密度である。 (もっと読む)


【課題】環流型の真空脱ガス装置を用いて効率的に溶鋼の温度を上昇させる溶鋼の加熱方法、及びその加熱方法を行う鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】浸漬管を介して真空槽と取鍋の間で溶鋼を環流させる真空脱ガス装置にて、昇熱操作前の酸素濃度が0.010〜0.070質量%の範囲の溶鋼に対してAl添加および真空槽内溶鋼表面に酸素ガスの吹き付けを行って酸素ガスとAlとを反応させて溶鋼を加熱する方法であって、酸素ガスを供給する工程の間に1回以上Al添加操作を行うこととし、当該Al添加操作における1回あたりのAl添加量が溶鋼1tあたり0.1kg以上0.5kg以下であり、前記Al添加操作を、酸素ガスの供給開始から少なくとも溶鋼量(t)および還流量(t/s)に基づき決定される所定の時間τ経過した後に行うこと、および2回目以降の添加については直前の添加から前記時間τ経過した後に行うことにより、溶鋼中のAlO系属介在物残存量が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼のLF精錬の操業時にCaSiワイヤーを溶鋼に投入することによりCa添加量を調整する方法において、CaSiワイヤーの投入速度を改善し、Ca添加の歩留りを向上させることによりCaSiワイヤーの投入量を低減させる方法を提供することである。
【解決手段】 電気炉で原料のスクラップを溶解および精錬し、得られたステンレス鋼の溶鋼をさらに取鍋精錬し、この精錬の終期にCaSiワイヤーを溶鋼中に投入してCa添加を行って溶鋼の成分を調整する。すなわち、CaSiワイヤーの投入速度を最適の100m/mmの速度にすることで、投入したCaSiワイヤーを取鍋底部に到達させて順次に溶解せしめ、溶鋼中へのCa添加量の歩留りを最大の6.7%に向上させた。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼の取鍋精錬において、酸素吹精時の吹精パイプの溶損を防止する冷却用のN2ガスに変えてエアを使用し、全ガス量は増やすことなく、酸素量のみを増やすことで排気系ダクトをスプラッシュにより閉塞を無くし、二次燃焼を促進させて脱炭処理時間を短縮し、かつ、吹精パイプの溶損を防止するRH脱ガス槽による脱炭法を提供する。
【解決手段】 ステンレス鋼の溶製時の酸素吹精パイプの冷却用ガスのN2では、CO+O→CO2のように二次燃焼させることができないので、冷却用ガスをエアに変えることで、エア中の酸素により二次燃焼を促進させる。この方法は、酸素吹精パイプ8からの酸素吹精時に、CO2濃度が10〜20%になるように酸素吹精パイプを冷却するエアの流量を10〜100Nm3/hrに調整しながら増量することからなるRH脱ガス槽におけるステンレス溶鋼の脱炭方法である。 (もっと読む)


【課題】還元スラグを有効に活用するために、還元スラグを用いた鉄鋼製造に有用な脱リン用造滓材を提供すること、及び該脱リン用造滓材の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元精錬時に発生する還元スラグ1を取り出し、脱硫工程200で前記還元スラグ1に水分を接触させて脱硫して脱硫還元スラグとし、混合工程250で脱硫還元スラグとFeO成分を混合し、成形工程300で前記混合物を所定形状に成形して成形物とし、固化工程400で前記成形物を二酸化炭素により固化してCO固化体からなる造滓材2とし、該造滓材2を二次精錬時の初期脱リン用造滓材として用いる。 (もっと読む)


【課題】還元スラグを有効に活用するために、還元スラグを用いた鉄鋼製造に有用な脱酸用造滓材を提供すること、及び該脱酸用造滓材の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元精錬時に発生する還元スラグ1を取り出し、脱硫工程200で前記還元スラグ1に水分を接触させて脱硫して脱硫還元スラグとし、混合工程250で脱硫還元スラグとAl及び金属アルミニウムを混合し、成形工程300で前記混合物を所定形状に成形して成形物とし、固化工程400で前記成形物を二酸化炭素により固化してCO固化体からなる造滓材2とし、該造滓材2を二次精錬時の脱酸用造滓材として用いる。 (もっと読む)


【課題】高い溶接性や優れた靱性の確保のために、Alの含有量が0.004〜0.01%という低い値であるにも拘わらず高い清浄性を有する低Al含有鋼を提供する。
【解決手段】C:0.0015〜0.8%、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.1〜2%、NiとCrの合計:0.01〜11%、Al:0.004〜0.01%、O:0.0025%以下、B:0.0035%未満、Nb:0.1%未満、P:0.015%未満、S:0.0035%未満を含有し、残部はFeおよび不純物からなる化学組成で、鋼中における介在物が、質量%で、SiO2を1〜12%含有し、残部はAl酸化物およびMn酸化物のうちの1種以上からなるものである高い清浄性を有する低Al含有鋼。 (もっと読む)


【課題】母材靭性に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.18%、Si:0.08%以下、Mn:1.1〜1.8%、P:0.020%以下、S:0.004%以下、O:0.0010〜0.0050%、N:0.004%以下、Nb:0.001〜0.020%、Al:0.0003〜0.0030%、Ti:0.006〜0.030%を含有し、直径1μm以上のTi−Mn−Al−O系介在物、Al−O系介在物、それら以外の介在物それぞれの単位面積あたりの個数nTiO、nAlO、nMxOが下記(1)〜(4)の条件を満足し、直径40μm以上の介在物の1kgあたりの個数が500個/kg以下である鋼材。(nTiO+nAlO)/(nTiO+nAlO+nMxO)≧0.7 ・・・(1)nTiO/(nTiO+nAlO)≧0.7 ・・・(2)nTiO:5.0〜50個/mm2 ・・・(3)nAlO:0.2〜20個/mm2 ・・・(4) (もっと読む)


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