説明

Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

101 - 120 / 280


【課題】酸化物系介在物を減少させて曲げ性に優れた鋼板を製造することができるようにする。
【解決手段】取鍋精錬時において、ガス攪拌の時間を5分以上とし、静止状態でのスラグ厚は260mm以上400mm未満とする。また、取鍋精錬時において、スラグ中のMgO量が1.2kg/ton以上5.0kg/ton以下とし、ガス攪拌の時間(t1)とスラグ中のMgO量(X)との関係がt1≦−5X+40を満たすとと共に、t1≧−5X+20を満たすようにする。さらに、真空脱ガス精錬において、溶鋼の還流時間を10分以上40分以下とし、溶鋼還流量も150ton/min以上200ton/min以下とする。 (もっと読む)


【課題】外面が不定形耐火物で被覆された窯炉設備の保護方法において、耐用寿命を延長させるとともに、補修や補強時における作業環境を改善する。
【解決手段】外面が不定形耐火物117で被覆された窯炉設備11を保護する窯炉設備11の保護方法において、アルミナを70質量%以上含有する耐火繊維を帯状に紡織した耐火クロス20に、水硬性バインダと耐火粉末を含むスラリーを含浸させ、スラリー含浸後の耐火クロス20を、不定形耐火物117の熱間曲げ強度の1/3以上の力で引っ張りながら窯炉設備11の外周部に1周以上巻き付ける。 (もっと読む)


【課題】 目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種をRH真空脱ガス装置で精錬する際に、合金鉄や炭材の歩留りを操業条件に応じて正確に推定し、脱ガス精錬処理後の溶鋼中炭素濃度を精度良く目標値に調整する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置を用いて、目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種を精錬する際に、脱ガス処理中に溶鋼に添加する、炭素を含有する副原料の歩留りを、過去の操業実績(S1)に基づいて銘柄毎に下記の(1)式の関数として求め(S2,S3)、求めた関数を用いて当該脱ガス精錬処理における副原料の添加量を決定し(S4,S5)、脱ガス処理後の溶鋼中炭素濃度を目標値の±5%の範囲内に制御する。
副原料歩留り=f(処理前溶鋼中炭素濃度、処理後目標炭素濃度、処理前溶鋼温度、処理前溶鋼中酸素濃度、処理後溶鋼中酸素濃度、処理中の真空槽内平均圧力、溶鋼環流量、環流用ガス流量、副原料添加量) …(1) (もっと読む)


【課題】 耐火材の亀裂の発生が抑えられた浸漬管を提供すること。
【解決手段】 本発明の浸漬管4は、耐熱性金属よりなる筒状の芯管40と、芯管40の内側及び外側に配置される耐火材42,43と、を有し、内部を溶湯が流れる浸漬管4であって、芯管40と耐火材42,43との間に、断熱モルタル41を配していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐火材の亀裂の発生が抑えられた浸漬管を提供すること。
【解決手段】 本発明の浸漬管4は、表面にスタッド43,44がもうけられた耐熱性金属よりなる筒状の芯管40と、スタッド43,44を内包した状態で、芯管40の内側,外側及び先端に配置される耐火材42,43と、を有し、先端が溶湯に浸漬される浸漬管4であって、芯管40の先端には、径方向内方に向かって伸びる本体部441と、本体部441の先端にもうけられた拡幅した先端部442と、を備えた先端スタッド44を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】芯金の熱変形を抑制することが可能で、しかも施工が容易な浸漬管を提供する。
【解決手段】浸漬管10は、円筒状の芯金11と、芯金11の内周面を被覆する内面煉瓦13と、芯金11の外周面側を被覆すると共に浸漬管10の下端部を形成するキャスタブル16とから概略構成され、芯金11の外周面には、環流ガスの送給路となる環流ガス配管20が配設されている。環流ガス配管20は、芯金11の下端部外周面に沿って配設される周方向配管21と、周方向配管21に環流ガスを送給する縦配管22とを有している。周方向配管21は、角形断面とされ、不連続な4本の部分配管21a、21b、21c、21dから構成されている。部分配管21a、21b、21c、21dにはそれぞれ縦配管22が設けられており、4系統の縦配管22を介して各部分配管21a、21b、21c、21dに環流ガスが送給される。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス処理装置を用いた脱ガス処理において、処理後の溶鋼における窒素濃度を25ppm以下に簡便に低減する鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002%以上0.4%以下、Mn:0.1%以上2%以下、Si:0.001%以上1%以下、S:0.0025%以下、Al:0.005%以上1%以下、N:0.007%以下、O:0.003%以下なる溶鋼を真空脱ガス処理装置にて脱ガス処理を行うに際し、溶鋼にLa,CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上のランタノイドを添加し、脱ガス処理中のランタノイド濃度を合計で0.0005質量%以上とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、天蓋での付着地金の成長を抑制可能なRH真空脱ガス槽天蓋への地金付着抑制方法を提供することを目的としている。
【解決手段】RH真空脱ガス槽の天蓋に溶鋼のスプラッシュによる付着物の形成を抑制する方法を新規に考えた。具体的には、前記天蓋の内表面を、不定形耐火物を用いて水平もしくは下に凸状に形成し、前記付着物の横方向流れを抑えて鉛直に滴下させ、固化・成長を妨げるようにしたのである。この場合、前記溶鋼を高Cr含有鋼としたり、あるいは前記不定形耐火物を高Al質もしくはAl−MgO系とすると一層効果がある。 (もっと読む)


【課題】HAZ靭性のバラツキを低減し、しかも降伏比が80%以下に低減された鋼材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(A)REMとZrを含有する介在物を含む他、(B)鋼材中の固溶REMと固溶Zrが、固溶REM:0.0010%以下(0%を含む)、固溶Zr:0.0010%以下(0%を含む)を満足し、(C)組織は、ベイナイトおよび/またはマルテンサイトと、フェライトを含み、全組織に占めるフェライト分率が4〜24面積%であり、(D)鋼材の金属組織を後方散乱電子回折像法(EBSP法)で観察したときに、下記(1)式を満足するものである。下記(1)式中、Dは、EBSP法で隣接する2つの結晶の方位差を測定し、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径(μm)を意味する。
35≦D ・・・(1) (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽の内側面に付着した付着物を短時間で効率よく除去する。
【解決手段】付着物除去治具1は、上下方向に延伸する軸部10を有している。軸部20の外側面には、4つの突出部20が設けられている。突出部20は、平面視において、軸部10の外側面に沿って等間隔に設けられている。突出部20の水平方向の端部上面には、取り外し自在の接触部21が設けられている。軸部10の下端には、重錘部30が設けられている。そして、バーナーにより付着物Sを加熱した後、真空脱ガス槽40内に付着物除去治具1を挿入し、接触部21を付着物Sに接触させた状態で、付着物除去治具1を上方に移動させて付着物Sを除去する。 (もっと読む)


【課題】HAZ靭性のバラツキを低減し、しかも母材自体の低温靭性も高められた鋼材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(A)REMとZrを含有する介在物を含む他、(B)鋼材中の固溶REMと固溶Zrが、固溶REM:0.0010%以下(0%を含む)、固溶Zr:0.0010%以下(0%を含む)を満足し、(C)鋼材の金属組織を後方散乱電子回折像法(EBSP法)で観察したときに、下記(1)式と(2)式を満足するものである。下記(1)式中、Dは、EBSP法で隣接する2つの結晶の方位差を測定し、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径(μm)を意味する。下記(2)式中、Mは、結晶方位差が55°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒が鋼材全体に占める割合(面積%)を意味する。
D≦30 ・・・(1)
50≦M ・・・(2) (もっと読む)


【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れていて異方性も少ないものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌し、Caの添加終了後から鋳造開始までの時間を10min以上〜60min以下にする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の温度調整すると共に、溶鋼を攪拌しながら精錬を行う取鍋精錬において、特に、溶鋼に対して加熱や冷却を行った際に、正確且つ確実に溶鋼温度の調整を行うことができる。
【解決手段】精錬処理中に加熱及び/又は冷却を行った際での溶鋼温度分布を求めて、溶鋼温度の代表温度の時間変化曲線Tm(t)を求め、計測値と時間変化曲線Tm(t)とのズレ量ΔT1を求め、このズレ量ΔT1に基づき温度調整量を求めて溶鋼の温度調整を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れているものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌する。 (もっと読む)


【課題】 添加する精錬剤を十分に加熱でき、CaF2を含有しない脱硫剤を用いた場合でも高い脱硫効率を得ることができるのみならず、真空槽の予熱や地金溶解、溶鋼の昇温、溶鋼の脱炭処理なども実施することのできる加熱・精錬方法を提供する。
【解決手段】 ランス先端の中央部に、酸素ガス、不活性ガス、粉体状精錬剤の3種のそれぞれを独立して噴出することの可能なノズルが配置され、該ノズルの周囲に、燃料及びその燃焼用ガスを噴出する燃焼バーナーが二箇所以上に配置された複合ランス13を真空槽5に挿入して行う、真空脱ガス装置における加熱・精錬方法であって、(A)脱ガス処理前の真空槽の予熱、(B)脱ガス処理中の溶鋼3の加熱・昇温、(C)脱ガス処理中の溶鋼の脱炭処理、(D)脱ガス処理中の溶鋼の脱硫処理などの精錬、(E)脱ガス処理中または脱ガス処理後の真空槽の内壁の付着物の加熱溶融除去の中の少なくとも1つを実施する。 (もっと読む)


【課題】耐火物内への空気の侵入を抑止するために使用される不活性ガスの送給路となるパージ用配管を利用して浸漬管を効率的に冷却して浸漬管を構成する下部耐火物の欠落を防止し、浸漬管の寿命を向上する。
【解決手段】浸漬管10は、円筒状の芯金11と、芯金11の内周面側を被覆する内面煉瓦13と、芯金11の外周面側を被覆すると共に浸漬管10の下端部を形成するキャスタブル16とから概略構成され、芯金11の外周面には、耐火物内への空気の侵入を抑止するために使用される不活性ガスの送給路となるパージ用配管19が配設されている。パージ用配管19は、芯金11の下端部外周面に沿って周回する周方向配管20と、周方向配管20に不活性ガスを送給する送り配管21と、周方向配管20を通過した不活性ガスを上方に送給する戻り配管22と、戻り配管22の後半部を形成する吹出し配管23とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス槽の下部槽の内張り煉瓦の寿命の向上を図るために下部槽の鉄皮の変形を防止する装置および方法を提供することである。
【解決手段】 RH真空脱ガス槽1の下部槽3の環流管4の間の槽底3bの部分に、下部に設置の取鍋12からの輻射熱を遮蔽する防熱具7を設けることで、環流管4の間の鉄皮6が高温に曝されることを防止するもので、防熱具7を断熱材8とし、さらに、断熱材8の下面の両端部を下方から鉄板9で支持し、下部槽3の槽底3bに吊り具10で鉄板9を吊り下げ、断熱材8と槽底3bの鉄皮6の間に空隙11を設けて、鉄皮3bへ直接的な伝熱を抑制し、槽底3bの浸漬管4の間の鉄皮6の軟化および熱膨張による変形を防止し、鉄皮6の内部の下の内張り煉瓦5の割れや剥離を防いで、下部槽3bの寿命を大幅に延ばす。 (もっと読む)


【課題】高強度化を図りつつ穴広げ性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.01〜0.1%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.05〜3.0%、P ≦0.1%、S ≦0.03%、Al:0.005〜0.02%、N ≦0.005%、Ca:0.0005〜0.003%、Nb≦0.01%、Ti:0.005〜0.3%、V:0.01〜0.1%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織がフェライト組織、ベイナイト組織又はこれらの混合組織から成り、かつ、圧延面と平行な{211}面のX線ランダム強度比が2.0以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】減圧できる容器の下部に連結された浸漬管を溶鋼に浸漬して溶鋼を吸い上げて精錬する際に、溶鋼と接する下端部の溶損が小さい簡易精錬装置の浸漬管を提供する。
【解決手段】上部にフランジ121bを持つ円筒状芯金121の内周、下端及び外周を耐火物122で被覆してなる簡易精錬装置用浸漬管において、前記浸漬管は芯金121を収容する凹部123bを持つ複数の分割塩基性煉瓦123を周方向に全周に渡って配置し芯金と塩基性煉瓦との隙間に耐火物被覆部材を介在させることにより、溶鋼に浸漬される部位の前記耐火物は塩基性煉瓦とした。 (もっと読む)


【課題】筋模様がなく表面性状が良好で、優れたプレス成形性を有する、溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C、Si、Mn、P、S、sol.Al、N、sol.Ti、NbおよびOを所定範囲内で含有し、さらにsol.TiおよびNbの含有量が下記式(1)〜(3)を満足し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、酸化物系介在物中のTi酸化物の含有量がTiO2換算で50.0%以上でありNb酸化物の含有量がNbO換算で1.0%未満である鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える。1.0<(Ti*/48+Nb/93)/(C/12+N*/14)(1)、Ti*=max[sol.Ti-(48/14)×N,0](2)、N*=max[N-(14/48)×sol.Ti,0](3)、ここで、各式中の元素記号は、各元素の含有量を質量%にて表したものであり、max[]は[]内の引数の最大値を返す関数である。 (もっと読む)


101 - 120 / 280