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Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

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【課題】 真空脱ガス炉の浸漬管の下端側の亀裂による脱落を抑制し、浸漬管の寿命の向上を目的とする。
【解決手段】 本発明に係る浸漬管10は、円筒形状をなす芯金2と、芯金2の内側及び外側を覆う円筒部3と、を備え、円筒部3は、下端側外周に幅広な第1面取り部5を有しているので、円筒部3の下端側の亀裂による脱落を抑制し、浸漬管10の使用期間を向上させ、浸漬管10の寿命を延ばすことができる。 (もっと読む)


本発明は、超低炭素鋼ストリップ又はシートを製造する方法であって、‐取鍋処理を含んでなる製鋼工程で、重量で、・最大0.003%の炭素、・最大0.004%の窒素、・最大0.20%のリン、・最大0.020%の硫黄、・及び残部鉄及び不可避不純物を含んでなる真空脱ガスされた鋼溶融物を製造すること、‐その際、該溶融物の該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素含有量は、該溶融物の実際の酸素含有量を測定した後、好適な形態にある適量のアルミニウムを該溶融物に添加して酸素を結合することにより得られ、その際、該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素活性又は溶解酸素含有量は、最大80ppmである、‐こうして製造された該鋼を連続式鋳造法で鋳造し、スラブ又はストリップを形成することを含んでなり、‐該方法が、最大0.002%の酸可溶性アルミニウム及び最大0.004%のケイ素及び最大120ppmの総酸素含有量を含んでなる超低炭素鋼のスラブ、ストリップ又はシートを与える、方法に関する。
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【課題】アルミキルド鋼製造時のレードルノズル詰まり防止方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法によるアルミキルド鋼製造時において,溶鋼をRH装置を用いて処理するに際し,溶鋼脱酸用Alを添加した後に溶鋼中トータル酸素濃度を分析するためのサンプルを採取し,該溶鋼に含まれるトータル酸素濃度とAl濃度とを溶鋼環流中に分析して,その値をもとに以下に示す(1),(2)式の範囲内で該溶鋼環流を終了するよう調整する。[Al]>0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+1.0≦t≦0.043×T.[O]+2.0(1)式、[Al]≦0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+1.0≦t≦0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+2.0(2)式 (もっと読む)


【課題】ウェア耐火物の寿命を容易にかつ精度よく予測可能な耐火物寿命予測方法の提供。
【解決手段】真空脱ガス炉1を構成するウェア耐火物21とパーマネント耐火物20との間に熱電対31を設置し、熱電対31で測定したウェア背面温度とウェア耐火物21の残厚との関係を表す温度残厚関係データをデータベースとして構築し、さらに、ウェア背面温度とチャージ回数との温度チャージ回数関係データを更新しながら構築し、温度残厚関係データと温度チャージ回数関係データとに基づいて、ウェア耐火物21が寿命の残厚となるウェア背面温度に達するチャージ回数を予測する。 (もっと読む)


【課題】最適なRH最終環流時間を決定することが可能な極低炭素鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】極低炭素鋼のRHを用いた製造方法であって,溶鋼脱酸用Alを添加後の溶鋼中トータル酸素濃度とAl濃度を溶鋼環流中に分析し,その値をもとに下記(1),(2)式の範囲内で溶鋼環流を終了するよう調整する。0.065≧[%Al]>0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+1.0≦t≦0.043×T.[O]+2.0・・・(1)0.005<[%Al]<0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+100×(0.03-[%Al])+1.0≦t≦0.043×T.[O]+100×(0.03-[%Al])+2.0・・・(2)ここで,[%Al]:溶鋼中Al濃度(質量%),T.[O]:溶鋼中トータル酸素濃度(ppm),t:T.[O]分析用サンプルの採取後、溶鋼環流を止めるまでの時間(分) (もっと読む)


【課題】低融点酸化物含有フラックスを溶鋼中に極力残存させないための高清浄鋼溶製方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備において、主成分がCaOで、融点が1500℃以下の酸化物またはフッ化物を一種以上含む脱硫フラックスで溶鋼を脱硫した後にAlを溶鋼中に添加し、その後に溶鋼中に酸素ガスを吹き込むまたは吹き付けることを特徴とし、更にその際、Al添加の添加量が0.02〜0.04mass%であり、かつ酸素ガス吹き込みまたは吹き付け量が、溶鋼1tあたり0.1〜0.2Nmであることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】介在物組成が高度に制御された耐HIC鋼製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を精錬して該溶鋼のRH処理を終了する以前に、該溶鋼に含まれるSの質量濃度を10ppm以下,T.[O]の質量濃度を40ppm以下とし、かつ、該RH処理を終了した後の溶鋼のT.[O]分析値に基づいて、該溶鋼へ添加するCa質量を(1)式および(2)式を満たすように調整する。
A(kg/t)=B×T.[O]+0.02・・・・(1)
0.003≦B≦0.006・・・・・(2)
A:Ca添加質量(kg/t)
B:係数
T.[O]:RH処理終了後のCa添加前の溶鋼の酸素濃度分析値(ppm)
溶鋼を精錬してRH処理を終了する以前に、該溶鋼に含まれる成分を質量濃度でC:0.03%以上0.07%以下,Mn:1.1%以上1.5%以下としてもよい。 (もっと読む)


【課題】真空槽内の排ガス量が減少する処理末期においてブースターに供給する駆動用蒸気を適正に制御し、無駄な蒸気の使用を回避して蒸気使用量を削減できる真空脱ガス装置及びその運転方法を提供すること。
【解決手段】真空槽20の真空排気を行うための真空排気ラインLに、真空排気装置として蒸気で駆動するブースター50A〜50Cを配置した真空脱ガス装置において、ブースターの吐出側に圧力計110を設けるとともに、ブースターに駆動用蒸気を供給する蒸気供給ライン60に蒸気圧力調節弁80を設け、さらに、圧力計110で計測した圧力が低下したときに、その低下に応じて蒸気圧力調節弁80を制御しブースターに供給する駆動用蒸気の蒸気圧力を低下させる制御手段120を設けた。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接後のHAZ靭性に優れており、且つ、鋳込み時にノズル閉塞やノズル溶損を引き起こさない鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、REM、Zr、Ti、Al、およびCaを含有する複合酸化物を含み、前記鋼材に含まれる全介在物の組成を測定して単独酸化物に換算したとき、下記(A)および(B)を満足するものである。
(A)全介在物に対する比率で、REMの酸化物(REMをMの記号で表すとM23):5〜50%、ZrO2:5.0〜50%、TiO2:20.0%以下(0%を含まない)、Al23:20.0%以下(0%を含まない)、CaO:50.0%以下(0%を含む)を満足する。(B)REMの酸化物(M23)、Al23、およびCaOの合計量に対する比率が、下記(1)式および(2)式を満足する。
0<[Al23]≦50.0 ・・・(1)
0≦0.45×[REMの酸化物(M23)]−0.55×[CaO] ・・・(2) (もっと読む)


【課題】Mnを10質量%以上,炭素を0.1質量%以上,窒素を0.001質量%以上含有し残部鉄および不純物からなる高Mn含有溶融金属を脱炭および脱窒して,Mnが10質量%以上の高Mn含有金属を製造する。
【解決手段】溶融金属を保持する取鍋を容器内に収容し該容器ごと減圧して精錬する減圧精錬設備を用いる場合にはその取鍋に,真空槽と浸漬管を有する還流型脱ガス設備を用いる場合には取鍋に,MgOを20質量%以上含有する耐火物を用い,高Mn含有溶融金属の温度が1500〜1650℃、かつ、真空槽内の雰囲気圧力が6000〜16000Paの条件で酸素を供給して脱炭および脱窒する。高Mn含有溶融金属が,Mnおよび鉄の一部に代えて,Siを1質量%以下,Pを0.5質量%以下,Sを0.5質量%以下,Crを20質量%以下,Cuを1質量%以下およびNiを10質量%以下からなる群から選ばれた一種以上をさらに含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】空気の侵入を防止することが可能で、しかも簡単な構成でスラグや溶鋼に浸漬する部分の耐溶損性を向上でき、これによって長寿命化が図れる浸漬管を提供する。
【解決手段】筒状の芯金11の内外表面に耐火物12、13を設けた真空脱ガス設備の浸漬管10において、少なくとも浸漬管10の下端部をれんが15とし、れんが15に、芯金11が入る溝14と、芯金11の厚み方向に形成された固定穴18に連通する係止穴19とを設け、芯金11をれんが15の溝14に挿入し、固定穴18と係止穴19に固定ピン20を挿入し芯金11とれんが15とを固定した。 (もっと読む)


【課題】浸漬管の交換作業に長時間を要さず、浸漬管と下部槽を接続するフランジ部に加工を行わずに前記フランジ部からのリークによる外気の真空槽内への吸引を防止する。
【解決手段】RH脱ガス処理を伴う低窒素鋼の溶製方法である。溶鋼を脱ガス処理するRH脱ガス装置の、下部槽1と浸漬管2とを連結するフランジ部1a,2aの外周を複数に分割したパージボックス4で覆う。これらパージボックス4の接続部をコーティングした状態で、前記パージボックス4内の圧力が0.15MPa以上となるように、前記パージボックス4内の前記フランジ部1a,2aに不活性ガスを吹き付ける。
【効果】パージボックスの取り付け取り外しが容易に行え、浸漬管の交換を短い作業時間で行うことができる。また、パージに使用するガス量が少量で済む。また窒素ピックアップが減少する。 (もっと読む)


【課題】処理容器内の溶鋼を連続測温する方法において、高精度な測温と、測温体の浸食および折損等による測温体寿命低下を抑えることとを両立する連続測温方法を提供する。
【解決手段】熱電対12を保護管13で覆った測温体11により溶鋼6の連続測温を行う方法であって、保護管13の材質がサーメットであり、測温体11を、溶鋼6を収容した精錬容器2の側壁5を貫通して溶鋼6内に挿入し、連続測温を行う。測温体11の外径φを10mm〜50mm、測温体11の、精錬容器2の内面2aからの突出長さLを50〜300mmとする。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱ガス処理に際して、処理中の脱ガス成分を精度よく推定し、脱ガス処理時間の短縮によるコストの削減を図る。
【解決手段】真空槽4の下部に設けられた浸漬管3を溶鋼6に浸漬して溶鋼6の真空脱ガス処理を行う方法であって、真空槽4に接続された排気系統7における、排ガス12中の排ガス成分の複数の時刻における排出速度を算出し、算出した複数の排出速度と該当時刻との関係を求め、この関係から溶鋼6中の目的成分の濃度を推定する工程を含む。算出した複数の排出速度と該当時刻の関係を関数で定め、この関数から求められる溶鋼6中の目的成分の濃度と時間との関係を用いて溶鋼6中の目的成分の濃度を推定する。 (もっと読む)


【課題】 高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al23系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
【解決手段】 本発明の耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法は、転炉から取鍋への出鋼時または出鋼後に溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸し、先ず、この取鍋内の溶鋼にCaOを含有するフラックスを添加して脱硫処理を施すとともに、この脱硫処理時にCa含有金属を添加し、次いで、取鍋内の溶鋼に真空脱ガス処理を施し、更に、真空脱ガス処理後の取鍋内の溶鋼にCa含有金属を添加し、その後、該溶鋼を鋳造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靭性に優れており、しかも母材自体の疲労特性を改善した鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(a)Zr、REM、およびCaを含有する酸化物を含み、(b)全酸化物の組成を測定して単独酸化物として換算したとき、ZrO2:5〜50%、REMの酸化物:10〜50%、およびCaO:5.0〜50%を満足し、(c)円相当直径で0.1〜2.0μmの酸化物が1mm2あたり120個以上、円相当直径で5.0μm超の酸化物が1mm2あたり5個以下であり、(d)金属組織をEBSP法で観察したとき、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径Dが25μm以下で、該大角粒界に占めるランダム粒界の割合Rが70面積%以下で、(e)平均硬さが170Hv以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Al系介在物の少ない溶鋼を得ると共に、該溶鋼の連続鋳造速度を従来より高め、能率良く高清浄度の鋼鋳片にすることの可能なアルミ脱酸鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉から出鋼した溶鋼を真空脱ガス装置にて、減圧下で該溶鋼中の炭素と酸素とを反応させてリムド脱酸処理してから、さらにアルミニウムを添加してキルド脱酸処理するアルミ脱酸鋼の溶製方法を改良した。具体的には、処理対象ヒートが転炉から出鋼された直後の溶鋼の炭素含有量を測定し、該測定値を予め過去の操業データにより転炉出鋼直後の溶鋼中の炭素含有量で層別して求めたリムド脱酸終了時の溶鋼中の酸素含有量とリムド脱酸の処理時間との関係に照らして、リムド脱酸終了時の溶鋼中酸素含有量が所定値以下になるリムド脱酸の処理時間を定めてリムド脱酸を行い、その後にアルミニウムを添加してキルド脱酸を行う。 (もっと読む)


【課題】CaF2などのフッ素源を含有しないフラックスを用いて、鋼中介在物を微細化すると同時に介在物個数を低減し、清浄性が高く、転動疲労寿命特性に優れた軸受鋼を製造する。
【解決手段】溶鋼を収容する取鍋内にCaO−SiO2系フラックスを添加し、次いで、大気下において、Alにより脱酸された溶鋼と前記フラックスとを攪拌用ガスの溶鋼中への吹き込みによって攪拌し、溶鋼のトータル酸素濃度が0.0030質量%以下となった後に、下記の(1)で定義される[%Ca]effが0.0003質量%以上0.0010質量%以下の範囲内で溶鋼にCaを添加し、その後、真空脱ガス装置において溶鋼を減圧下で精錬する。[%Ca]eff=[質量%Ca]-(0.18+130×[質量%Ca])×[質量%T.O]−(1)。但し、[質量%Ca]は溶鋼中のCa濃度(質量%)、[質量%T.O]は溶鋼中のトータル酸素濃度(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】複雑な耐火物構造を用いることなく、簡便かつ安価に溶鋼の二次精錬処理を行い、しかも精錬処理の効率を大幅に向上することができる溶鋼の精錬処理装置を提供する。
【解決手段】溶鋼環流式の精錬処理装置であって、上昇管2の内径Duと下降管3の内径Ddが下記(1)式を満足する精錬処理装置。
1.4≦Du/Dd≦3 ・・・(1)
真空槽1の底部の内径Diと、上昇管の内径Duおよび下降管の内径Ddが下記(2)式を満足することとすれば、取鍋5内溶鋼の混合促進効果をより安定、向上させることができるので望ましい。
1.1≦Di/(Du+Dd)≦1.8 ・・・(2) (もっと読む)


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