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Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

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【課題】非金属介在物の低減を十分行って、清浄度の高い鋼を製造する高清浄度鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉から出鋼した溶鋼に対して取鍋精錬を行った後、還流式真空脱ガス装置で真空脱ガス精錬することで高清浄度鋼を製造する高清浄度鋼の製造方法において、取鍋精錬後のAlの成分値が0.030%〜0.070%となるように精錬すると共に、取鍋精錬後のスラグの組成であるFeO、MnO、CaO、SiO2、MgO、Al23、TiO2を最適化する。また、真空脱ガス精錬の際に、攪拌時間及び溶鋼還流量を最適化する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス工程における復硫現象を抑制する技術を提供する。
【解決手段】(a)取鍋精錬〜真空脱ガスの溶鋼温度[℃]を1560〜1660とし、(b)取鍋精錬終了〜真空脱ガス開始の時間[min]を60以下とする。(c)攪拌動力[Watt/ton]を15〜110とし、(d)環流流量[ton/min]を130〜195とする。(e)Al投入量[kg/ton]を0.5〜2.0とし、(f)酸素吹付量[Nm3/ton]を0.4〜2.0とする。(g)取鍋精錬工程終了〜真空脱ガス工程終了のスラグ厚み[mm]を200〜400とし、下記式を満足する。(h)取鍋精錬工程におけるスラグ組成を所定の組成とし、スラグ融点を取鍋内溶鋼の温度以下とする。
TL≧11667 L2-9117 L+3030
TL[℃]:前記スラグの液相線温度、L[m]:前記スラグの厚み (もっと読む)


【課題】溶鋼の脱硫処理を効率よくかつ均一に行うことができ、さらに耐火物溶損の少ない溶鋼の脱硫剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】CaO、CaF2及びMgOの3成分を三角図の座標軸で示したとき、CaOが35〜55質量%、CaF2が25〜45質量%、MgOが7〜33質量%の範囲にあり、不純物含有量が10質量%以下である脱硫剤であり、CaO粒子表面にCaF2層が融着している脱硫剤であり、CaO粒子表面に融着しているCaF2層の厚みが0.1μm以上である脱硫剤。 (もっと読む)


【課題】本発明はリアルタイムモニタリング技術を用いた極低炭素鋼の真空脱炭精錬において、プローブやガスコストを抑制しつつ、目標炭素濃度に対する成分制御精度を高め、かつ処理時間の短縮を図ることにより、極低炭素鋼の高精度かつ高効率な溶製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶鋼を真空脱炭処理で溶鋼中炭素濃度の連続モニタリングを行いながら100ppm以下の極低炭素領域まで脱炭する方法において、溶鋼中炭素濃度の連続モニタリング開始時刻を決定する工程と、この開始時間より溶鋼中炭素濃度の連続モニタリングを行い、脱炭処理の終了時刻を決定する工程を有することを特徴とする溶鋼の精錬方法。 (もっと読む)


【課題】製鋼二次精錬工程における溶鋼の脱硫方法に関し、Al23介在物による脱硫能低下を抑制することで二次精錬工程での高い脱硫率を実現し、脱硫剤使用量を少なくしても低硫域まで脱硫でき、さらに耐火物溶損も軽減する方法を提供する。
【解決手段】脱炭精錬後に転炉から取鍋へ溶鋼を出鋼する際にフェロシリコンをSi換算で溶鋼1t当たり2kg以上投入し、続く二次精錬工程の真空脱ガス設備において、Alを溶鋼1t当たり0.2kg以上投入し、溶鋼を3分以上10分以下循環した後に脱硫剤をArとともに吹き込むことを特徴とする溶鋼の脱硫方法である。CaO、CaF2、MgOおよび不可避的不純物から構成され、その組成が1.0≦CaO/CaF2≦3.0を満たし、かつMgOが10質量%以上40質量%以下である脱硫剤を使用すると好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミナ系酸化物の生成をできるだけ抑制しながら、固溶Ti量を高精度で制御し、表面疵の発生率が極めて低いBH鋼板の製造を可能とする溶鋼の溶製方法を提示する。
【解決手段】炭素濃度が0.01質量%以下まで脱炭された溶鋼にTiを添加して脱酸し、Tiと同時に、またはその後Nbを添加し、さらにその後Ce、La、Ndのうちの少なくとも1種類を添加した溶鋼を溶製する方法において、α=[sol.Ti]/[T.Ti]で定義されるαを予定されている操業条件であらかじめ求めておき、[T.Ti]濃度がβ=47.9×[N]/(14×α)で定義されるβの0.9倍以上、1.1倍以下となるようにTiを添加して調整し、さらにγ=[C]−12×[Nb]/92.9で定義されるγが0.0003以上、0.0025未満となるようにNbを添加して調整することを特徴とする焼付硬化性鋼板用溶鋼の溶製方法。 (もっと読む)


【課題】 EF−LF−RH工程で高Ni−Fe合金鋼の極低のS、C及びSi化を図り、2次精錬でAl23非金属介在物を生成することなく、非金属介在物を低融点可塑性のスペーサタイトのMnO・Al23・SiO2に形態制御する。
【解決手段】 EFでスクラップ、合金を溶解し、LFで高塩基度スラグを用い、不純物以外の金属Alを使用せず、LFからRH終了までに精錬、脱硫、高塩基度スラグ除去し、低塩基度とAl23含有フラックスを投入してスラグ置換し、脱酸時にSi添加してLF終了し、RHで酸素吹精して脱炭、脱Siし、脱炭中は鋼中Siを残存させ、脱炭終了後に高CのMnおよびSiを投入して脱酸し、攪拌時間を置いて溶鋼の脱酸とAl23の還元を促進し、非金属介在物をスペーサタイトのMnO・Al23・SiO2に形態制御し、Si≦0.03%、C≦0.006%、S≦30ppm、O2≦60ppmの高Ni−Fe合金鋼を得る。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の浴鋼を加熱精錬している過程において、取鍋を乗せて移動してきた取鍋台車を解放し、自由に利用することができる精錬装置を提供する。
【解決手段】炉蓋11に電極12を備えさせて加熱装置を構成し、その下方に、取鍋6を受け取る為の受取部材と、上記受取部材を支えて上下動する支持手段18とを備えている取鍋預かり機構16を設置し、更に加熱装置の下方の空間に対しては複数の取鍋台車5の選択的な進退を可能にする少なくても二本の通路4を備えさせ、夫々の取鍋台車における取鍋乗載領域には、取鍋預かり機構における受取部材の上下動を許容するための透孔と、取鍋預かり機構における受取部材が側方へ脱出可能にする為に上記透孔の側方に欠如部を備えさせ、取鍋預かり機構の受取部材によって取鍋を受け取っている状態で、上記取鍋の下方に取鍋台車を出入り自在にしてある。 (もっと読む)


【課題】 取鍋内のスラグ中の鉄酸化物及びマンガン酸化物の含有量を下げるとともに、改質したスラグの取鍋からタンディッシュへの流出を防止して高清浄度鋼を溶製する。
【解決手段】 転炉から出鋼された溶鋼を収容する取鍋内にスラグ還元剤を添加してスラグを改質し、その後、取鍋内に、スラグの融点を上昇させるMgO含有物質を添加し、改質されたスラグを固化させる。この場合に、前記スラグ改質剤を転炉からの出鋼直後に添加し、前記MgO含有物質をRH真空脱ガス装置で添加すること、及び、前記MgO含有物質をマグネシアクリンカーとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製鋼の溶解時に酸化物系非金属介在物の低減および小径化のために長時間の取鍋精錬や脱ガス処理をしなくても得られ、転がり疲労寿命に優れた機械用部品に使用される鋼を提供する。
【解決手段】 機械部品に使用する際の鋼の表面硬さが58HRC以上であり、かつ質量割合でOが20ppm以下、Alが0.010%未満を満足する機械構造用鋼であって、介在物径を(縦×横)1/2と定義するとき、その鋼中に存在する検鏡面積3,000mm2に存在する最大介在物径を有する酸化物系非金属介在物あるいは15μm以上の介在物径を有する全ての酸化物系非金属介在物の組成が質量%でSiO2:30%以上とする。 (もっと読む)


【課題】 Ti脱酸により冷延鋼板用素材の極低炭素鋼を製造するに当たり、表面性状及び内質に優れる冷延鋼板の素材となる含Ti極低炭素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 C含有量が0.02質量%以下で、Tiを0.02質量%以上、Caを0.0005質量%以上含有する含Ti極低炭素鋼の溶製するに際し、先ず溶鋼を真空脱炭処理し、次いでTi含有合金を添加して脱酸処理して[質量%Al]≦[質量%Ti]/10を満足する組成の脱酸溶鋼とし、その後、金属CaまたはCa含有合金を添加し、Caの添加後、更に、真空脱ガス設備にて攪拌処理を実施して、溶鋼中の全酸素濃度を0.007質量%以下に調製するとともに、溶鋼中の酸化物組成を、Ti酸化物が30質量%以上90質量%以下、CaOが10質量%以上50質量%以下、Al23 が50質量%以下、その他成分が不可避的酸化物となるように調製する。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも被削性並びに疲労強度を一層向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】高周波焼入れによる表面硬化層を少なくとも部分的に有する鋼材であってMn:0.05mass%以上2.0mass%以下およびS:0.01mass%以上0.06mass%以下を含む成分組成を有し、アスペクト比が50以上のMnSの全MnS中に占める比が累積頻度で5%以下に規制する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置の下部槽交換装置として好適な調芯性および耐久性に優れた調芯軸受けおよびそれを用いた吊り下げ装置を提供する。
【解決手段】調芯ロッドと前記調芯ロッドが上下方向に挿通する空孔を有し、底面の一部が二つのかまぼこ状の軸受けと、前記軸受けが載置される基盤を有し、前記軸受けはそれらの揺動方向が直交するように基盤上に上下に積み重ねられ、上方の軸受けは、T字の縦棒部に前記空孔を有し、横棒部の底面が棒軸方向に頂点が連続して形成される、かまぼこ状のT字型部材で、下方の軸受けは、その中央部に、前記上方の軸受けのT字の縦棒部が挿通する空間を有する略升目状部材で、前記升目状部材は上方に前記T字の横棒部を挟み込むように延伸された相対する一対の側壁と、下方に延伸された相対する他の一対の側壁を有する。 (もっと読む)


【課題】 上部槽の内張り耐火物層の補修が必要であっても、極めて短い操業停止時間の間に、健全な内張り耐火物層を有する上部槽に交換することのできる、真空脱ガス設備の真空槽構造を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための真空脱ガス設備1の真空槽5の構造は、原料投入口14及び排気用ダクト13を有する上部槽6と、溶鋼中に浸漬させる浸漬管10,11を有し、溶鋼3を保持するための下部槽9と、前記上部槽と前記下部槽との間に設けられた、上部槽及び下部槽に対して脱着可能な中間槽7,8と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中に浸漬させたランスを通して、Mgを高濃度で安定的に、かつ高い歩留まりのもとに添加することのできる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼に浸漬させた浸漬ランスを通して、Mgを含有するワイヤーまたはロッドをキャリアガスとともに該溶鋼中に供給する方法において、Mgの添加速度を下記(1)式により定められる範囲とし、かつ、Mgの添加速度とキャリアガスの流量との比を下記(2)式に定められる範囲とすることを特徴とする溶鋼へのMgの添加方法。
2.0≦V≦70 ・・・・(1) 0.40≦R≦7.0 ・・・(2) ここで、Vは溶鋼1トン(t)当たりのMgの添加速度(g/t/min)を、また、RはMgの添加速度V(g/t/min)とキャリアガスの流量Q(Nl/min)との比(g/t/Nl)を表す。前記の方法は、タンディッシュ内の溶鋼に適用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】いったん鉄鋼中に溶解してしまった銅を鉄鋼中から選択除去し、自動車用等にも使用できる高級鋼に再生することができる安全で、効率のよい方法を提供する。
【解決手段】銅を不純物として含有する溶鉄中に、ヨウ素を投入することにより、溶鉄中の銅を気体のヨウ化銅として溶鉄中から除去する。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置における溶鋼環流量を推定するとともに、溶鋼の環流量を最大となるように調整して効率の良い精錬を行う。
【解決手段】 複数の環流用ガス吹き込みノズル10が配置された浸漬管8から環流用ガスを吹き込んで溶鋼3を環流させるRH真空脱ガス装置1において、溶鋼の環流量を、環流用ガス流量、環流用ガス吹き込みノズルの設置本数及び環流用ガス吹き込みノズルの内径を用いて下記の(1)式により算出し、算出される溶鋼環流量が目的とする環流量になるように、環流用ガス流量、環流用ガス吹き込みノズルの設置本数、環流用ガス吹き込みノズルの内径のうちの1種以上を調整する。但し、(1)式において、Wは溶鋼環流量(kg/sec)、Nは環流用ガス吹込ノズルの設置本数、db は環流用ガスの気泡径(m )、Qgは環流用ガス流量(m3 /sec)である。 W∝N-0.0238 db-1.357Qg0.881 …(1) (もっと読む)


【課題】 本発明は、真空脱ガス槽の内壁に付着した地金を、従来より迅速に且つ完全に溶解除去が可能な真空脱ガス槽内壁の付着地金溶解除去方法及び上吹き酸素ランスの付着地金溶解除去用アタッチメントを提供することを目的とするものである。
【解決手段】真空脱ガス槽の天井を貫通させて昇降自在に設けた上吹き酸素ランスを介して、該真空脱ガス槽のフリーボード部の内壁に付着した付着地金に酸素ガスを吹きつけ、着火して得た反応熱で付着地金を溶解し、溶鋼へ落下させる真空脱ガス槽内壁の付着地金溶解除去方法を改良した。それは、前記上吹き酸素ランスの先端部に、半径方向に酸素ガスを上向きに噴射する複数のノズルを設けたアタッチメントを取り付け、該アタッチメントを前記付着地金の最大厚み位置より下方側にセットしてから、前記ノズルを介して酸素ガスを付着地金に吹き付けるものである。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼に対して取鍋の底部から溶鋼内に非酸化性ガスを供給して精錬する減圧精錬方法を、取鍋側を上昇させる方式で実施する場合でも、ガス供給部と取鍋のガス導入部との接続を自動的に行なう。
【解決手段】取鍋4に設けられたガス導入部31を通じて取鍋4内に非酸化性ガスが供給される。取鍋運搬用の走行台車に設置されて取鍋4を受容するクレードルに移動機構支持材41が取り付けられている。移動機構支持材41には、水平方向に直線移動する水平移動部材43と、垂直方向に直線移動する垂直移動部材46とを有する移動機構42が設けられ、ガス供給部51は垂直移動部材46に設けられている。 (もっと読む)


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