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Fターム[4K013CE01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | RH法によるもの (280)

Fターム[4K013CE01]に分類される特許

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【課題】芯金上部の変形による真空槽への外部空気の侵入を防止し、処理溶鋼中への窒素ピックアップを低減し、また、浸漬管の内周にマグネシアカーボンれんがの配置を可能にして、浸漬管の長寿命化を達成すること。
【解決手段】 芯金の内外面に不定形耐火物を施工した浸漬管において、芯金の上端から少なくとも200mmまでは芯金の厚みを30mm以上50mm以下の範囲に規定した。 (もっと読む)


【課題】高温ガスを加圧状態で取り扱ったり、高温溶融金属を減圧状態で取り扱う圧力容器において、容器耐用性を大幅に向上することのできる断熱煉瓦の提供。
【解決手段】熱風炉、真空脱ガス炉の隔壁を構成する断熱煉瓦1は、熱勾配の低温側端面1Bから所定深さの通気を遮断する通気遮断層を有し、この通気遮断層は、断熱煉瓦に樹脂を含浸させて形成されている。樹脂が熱分解によって消失しても、低温側端面1B側の一定領域において樹脂が残存するため、断熱煉瓦1の気密シール性を維持することができ、炉内流が外部に侵出するのを防止して、圧力容器の耐用性を大幅に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置の真空槽の上蓋を貫通する上吹きランスから、真空槽内の溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて溶鋼を精錬するに当たり、脱炭反応速度の低下などの支障を来すことなく、真空槽測壁の耐火物の損耗を従来に比べて抑制する。
【解決手段】 上吹きランス13から真空槽5内の溶鋼湯面に向けて酸素ガスを吹き付けながら溶鋼3を精錬するに際し、真空槽内の溶鋼湯面から上吹きランス先端までの距離であるランス高さH(m)と、上吹きランスから吹き込む酸素ガスの上吹きランス中心線に対する広がり角度θ(deg.)と、真空槽内溶鋼湯面位置における上吹きランス中心位置から真空槽測壁の耐火物表面までの距離R(m)とが、下記の(1)式の関係を満足する範囲内となるように調整するとともに、溶鋼湯面における酸素ガスの動圧が2kPa以下となるように酸素ガスを供給する。 H≦(R−0.2)/tanθ……(1) (もっと読む)


【課題】CaFの使用量を低減させる、あるいはCaFを使用することなく、溶解性及び保存性に優れた製鋼用フラックスを得ることができる製鋼用フラックスの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の原料組成物を混合処理する第1工程と、前記第1工程で得られた混合物を加熱溶融する第2工程と、前記加熱溶融した混合物を水砕により急冷して、得られる固体状の製鋼用フラックスをガラス化させる第3工程とを有する。これにより、製造された製鋼用フラックスはガラス化度が向上した非晶性固体となるので、溶解しやすく介在物除去効率が高くなり、溶湯温度損失を低減させることが可能となると共に、粉末化しにくく保存性も向上する。 (もっと読む)


【課題】溶融金属の脱ガス処理を行う脱ガス装置の真空槽に取り付けられる溶融金属処理用浸漬管について、耐用性を向上させ、寿命を大幅に延長することのできる浸漬管及びその製造方法並びに真空脱ガス方法を提供する。
【解決手段】浸漬管5の芯金8は内側円筒鉄板8aと外側円筒鉄板8bの二重管形状であり、芯金8の内外周及び底部に耐火れんが9若しくは不定形耐火物10を配置し、芯金8の外側円筒鉄板8bと内側円筒鉄板8aの間隙部11に充填不定形耐火物13を充填し、充填不定形耐火物13は見掛け気孔率が30%以下であり、充填不定形耐火物13の曲げ強度が5MPa以上であり、芯金8の間隙部11に冷却ガスを流すためのガス導入管14を配設したことを特徴とする溶融金属処理用浸漬管及びその製造方法である。充填不定形耐火物13の原料として最大粒径2mm以下の耐火物を用いてなる。 (もっと読む)


【課題】 非金属介在物の低減を十分に行う。
【解決手段】高清浄度鋼向けの溶鋼を転炉1又は電気炉から取鍋2に装入する直前に、当該高清浄度鋼向けの溶鋼を装入する取鍋2に対して溶鋼を装入して取鍋精錬装置5でCaO/SiO2≧4.5の高塩基度スラグを用いて精錬を行っておき、高清浄度鋼向けの溶鋼をRH装置6で精錬する直前に、当該RH装置6に対してフリー酸素が300ppm以上で且つ温度が1580℃以上である溶鋼を用いて精錬を行い、その際の還流時間をt≧15−[(T−1580)×Q]/1000を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】少量のNd添加でP化合物を生成させて溶鉄中の溶解P濃度を低減でき、かつ連続鋳造性に優れた清浄度の高い溶鉄を製造できる溶鉄の処理方法を提供する。
【解決手段】P:0.0001%以上0.5%以下、S:0.005%以下、およびO(酸素):0.005%以下を含有する溶鉄にNdを添加して、溶鉄中のP、SおよびO濃度に応じて下記(1)式および(2)式の関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、溶鉄にCaを添加して、溶鉄中のNd濃度に応じて下記(3)式の関係を満足するように溶鉄中のCa濃度を制御する溶鉄の処理方法である。A=0.24[P]+0.82[S]+0.85[O]・・(1)、 A+0.005≦[Nd]≦A+0.03・・(2)、 1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.015・・(3)、 ここで、[P]、[S]、[O]、[Nd]および[Ca]は、溶鉄中における各元素の濃度(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼のガス成分を真空槽にて除去し排出する真空脱ガス装置を用いた脱炭処理における脱炭速度の異常を検出する異常検出方法、異常検出システム及び異常検出装置を提供する。
【解決手段】異常検出装置は、排ガスの流出速度の測定値及び炭素酸化物の成分比率の測定値に基づき炭素酸化物成分の体積流出速度を算出する(S2)。そして体積流出速度に基づき取鍋内及び真空槽内の溶鋼炭素濃度推定値を算出し(S3)、理論式に基づき炭素酸化物成分流出速度減衰係数を下限値として算出する(S4)。また測定値に基づく炭素酸化物成分の体積流出速度から、炭素酸化物成分流出速度係数を実測値として算出する(S6)。そして実測値として算出した炭素酸化物成分流出速度係数が、下限値として算出した炭素酸化物成分流出速度減衰係数未満であると判定した場合(S7:Y)、脱炭速度が低下したと判断する。 (もっと読む)


【課題】スラグ成分組成、溶鋼の昇熱処理および攪拌処理の適正化により、脱硫と清浄化とを同時に促進させ、極低硫高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜4により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程、工程2:工程1の後に取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う工程、工程4:工程3の後に溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程。前記の溶製方法において、工程1または工程2においてAlを添加し、工程4を省略してもよい。 (もっと読む)


【課題】減圧下で、螢石を使用せずに、かつ低Al含有率のもとで、CaO系脱硫剤を上吹きすることにより、従来以上の脱硫を達成できる極低硫鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.5%以下、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.2〜2.0%、S:0.005%以下およびAl:0.01〜0.5%を含有する溶鋼の表面に、減圧下において、CaF2を含まないCaO系フラックスを吹き付けて脱硫処理を行うに際し、前記フラックス中のCaO純分の供給速度であるV(kg/min/t)が溶鋼中Al含有率である[Al](%)に応じて下記(1)式により表される関係を満足する極低硫鋼の製造方法である。
0.35×ln[Al]+1.9≧V≧0.32×ln[Al]+1.55・・(1) (もっと読む)


【課題】真空脱ガスを行なう際の溶鋼のフォーミングを防止し、高清浄度鋼の生産性向上を達成できる溶製方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶鋼の脱炭処理を行なった後、取鍋に収容した溶鋼に可溶性ガスを溶解させ、次いで溶鋼を真空脱ガス槽に収容し、真空脱ガス槽内を2.7〜13.3kPa/分(=20〜100torr/分)の割合で減圧して所定の真空度に到達させ、引き続き真空脱ガス槽内を所定の真空度に維持しつつ真空脱ガス処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】 取鍋精錬炉やRH真空脱ガス装置などにおいて、CaF2 を配合しない脱硫剤であっても、効率良く溶鋼を脱硫することのできる脱硫方法を提供する。
【解決手段】 CaO系フラックスと、金属Mg及び/またはMgOと、金属Alとを混合した粒状及び/または粉状の脱硫剤が鉄系帯材で被覆された鉄被覆脱硫用ワイヤー4を、溶鋼2中に供給して脱硫処理する。その際に、脱硫剤は、CaOの含有量が35質量%以上、金属MgとMgOとを合計した含有量量が5〜35質量%、金属Alの含有量が30質量%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミキルド鋼の連続鋳造鋼片を製造するにあたり,ノズル詰まりなどといったアルミナクラスターに起因する問題をより確実に回避する。
【解決手段】Alで脱酸した溶鋼にREMを添加した後,連続鋳造して鋼片を製造するに際し,前記REMの添加を,粒径が10mm以下,質量%でREMを30%以下含有するFe−Si−REM合金を用いて,溶鋼1tonあたり25g/min以下の添加速度で行う。こうして製造された鋼片は,鋼片中に介在する粒径1〜10μmの酸化物系介在物の個数比率において,REM酸化物濃度0.5〜15質量%の酸化物系介在物が30%以上,REM酸化物濃度15質量%を超える酸化物系介在物が10%未満,残りがREM酸化物濃度0.5質量%未満の酸化物系介在物となる。 (もっと読む)


【課題】アルミナクラスターによって生じる溶鋼のノズル詰まりや溶鋼の品質低下を確実に防止できるアルミキルド鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を取鍋,タンディッシュ経由で鋳型に注入して連続鋳造し,アルミキルド鋼を製造する際に,溶鋼にAlを添加して脱酸した後,REMを下記(1)式に示す範囲内の添加量で添加する。
0.025×(T.[O]+ΔO)<W<0.05×(T.[O]+ΔO)・・・(1)
[但し,W:REMの添加量(質量ppm),T.[O]:REM添加前に溶鋼が含有する総酸素量(質量ppm),ΔO:REM添加後からタンディッシュ到達までの間に予測される溶鋼の酸素増加量(質量ppm)] (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.12%(「質量%」の意味。以下同じ)、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.4〜1.8%、およびN:0.003〜0.01%を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.02%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、全組織に占める島状マルテンサイトの分率が1.1%以下で残部がベイナイト組織であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.2%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.0〜2.0%、およびN:0.01%以下(0%を含まない)を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.005%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、全組織に占めるフェライト分率が4〜24%で残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材。 (もっと読む)


【課題】表面品質と内部品質が共に優れるTi含有極低炭素鋼スラブの製造方法を提案する。
【解決手段】溶鋼を脱炭し、Al予備脱酸し、Ti脱酸する真空脱ガス処理を施した後、Caを添加し、その後、連続鋳造してTi含有極低炭素鋼スラブを製造する方法において、上記Al予備脱酸およびTi脱酸における総還流量を2000t以上確保すると共に、Arガスの吹き込みを行うことなく連続鋳造することを特徴とするTi含有極低炭素鋼スラブの製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、真空脱ガス処理の撹拌ガス又は環流ガスにアルゴン・ガスを用いても、従来より窒素歩留りを高くして窒素含有量が90質量%以上の溶鋼を安定して製造可能な高窒素含有鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】溶銑予備処理脱硫を経て精錬容器に保持した溶銑を酸素ガスで脱炭し、その炭素含有量が一定範囲にまで低下した時期に窒素ガスを吹き込み、一旦目標値より高窒素含有量の溶鋼として前記精錬容器から出鋼し、引き続き、該溶鋼を真空脱ガス装置で攪拌ガス又は還流ガスにアルゴン・ガスを使用して脱ガス処理する高窒素含有鋼の溶製方法を改良した。具体的には、前記脱ガス処理中の溶鋼に、含硫黄物質を添加して該溶鋼の硫黄含有量及び窒素含有量を調整するものである。この場合、前記溶鋼の硫黄含有量を、0.012質量%〜許容値上限としたり、あるいは前記含硫黄物質にFeSを使用するのが良い。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス槽の羽口煉瓦に挟まれた敷煉瓦の使用中の剥離や浮上等が発生を防止し、耐用性を向上させる槽底煉瓦積み構造を提供する。
【解決手段】RH式真空脱ガス槽において、敷煉瓦3のうち上昇側羽口煉瓦2aと下降側羽口煉瓦2bに挟まれた部分4の一部または全部の高さが敷煉瓦の他の部分より低い凹部9を形成してなり、凹部9外縁の平面形状が、両羽口1の中心(A、B)を結ぶ直線X、及び両羽口の中心から等距離の点Oを含み直線Xに直交する直線Yに対して対称性を有することを特徴とするRH式真空脱ガス槽の槽底煉瓦積み構造である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、既存の電気炉及び脱ガス装置を用い、COの大気放出量の削減を図りながら低コストで低窒素鋼を溶製可能とする「溶鋼の脱窒方法」を提供することを目的としている。
【解決手段】電気炉で鉄スクラップを主鉄源として溶鋼を溶製し、別の精錬容器に出鋼,保持した後、該溶鋼の浴面上に、加炭することなくCaOを投入してから、Al含有物資を添加し、当該溶鋼に酸素含有ガスを供給する。その際、前記精錬容器に出鋼する溶鋼の炭素含有量を0.01〜0.05質量%としたり、前記Al含有物資及びCaOの投入量は、スラグのCaO/Alが0.8〜1.2となるように、Al量で3〜20kg/steel−トン及びCaO量で1〜50kg/steel−トンとするのが好ましい。 (もっと読む)


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