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Fターム[4K013DA12]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 複合処理、連続処理 (691) | 複合処理 (682) | 真空処理、減圧処理を含む複合処理 (134)

Fターム[4K013DA12]に分類される特許

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【課題】Vを含有する鋼を溶製するに際し、高価な合金鉄に頼らず、安価な酸化物を85%以上の高収率で使用できる方法を提供する。
【解決手段】AlおよびV酸化物を添加する際の温度条件として、添加前温度、添加後の温度、2次精錬後の各温度が前記溶鋼の液相線温度より50℃〜200℃高い温度であり、かつ前記溶鋼中の[V]濃度と溶鋼中の[Al]濃度の比[V]/[Al]を0.2〜20にする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、真空脱ガス槽を用い、窒素を従来より精度良く目標値に調整可能な高窒素鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】酸素吹錬機能を備えた反応容器内で溶銑を脱炭精錬して得た溶鋼を、引き続き雰囲気の減圧可能な脱ガス装置に保持し、窒素ガスを吹き込みながら減圧下で脱ガス処理し、その窒素濃度を調整する高窒素鋼の溶製方法において、前記脱ガス処理前に、前記溶鋼の硫黄濃度を10〜30ppmにする。望ましくは、硫黄濃度は15〜25ppmが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 より清浄度を高めるための軸受鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】 軸受鋼の精錬において、窒素ガスを溶鋼に供給しながら行う転炉で一次精錬工程を行い、転炉から出鋼した溶鋼中に窒素ガスを吹き込み当該窒素ガスで撹拌するバブリング工程を行い、バブリング工程後に行なう真空脱ガス処理工程を行なう。バブリング工程で窒素ガスを用いているので、一次精錬時に窒素濃度がばらついていても窒素濃度を高めた状態で真空脱ガス処理を行うことができる。このため、真空脱ガス処理での非金属介在物の除去効果が向上し、鋼の清浄度が向上する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶鋼中に殆ど介在物を生成させることなく、凝固時に酸化物を微細に析出させることにより、確実に表面疵を防止した上で、加工性と成形性にも優れた極低炭素鋼板とその製造方法を提示することを目的とする。
【解決手段】溶鋼の炭素濃度を0.005質量%以下まで脱炭した後、該溶鋼にCu、NbおよびBを添加し、さらに、溶鋼中の溶存酸素濃度を0.01質量%以上、0.06質量%以下に調整した溶鋼を鋳造することを特徴とする極低炭素鋼鋳片の製造方法。また、C:0.005質量%以下、酸可溶Al:0.005質量%以下、さらに、Cu、NbおよびBを含有する鋼であって、その鋼中には直径0.5μmから30μmの微細酸化物が1000個/cm以上、1000000個/cm以下分散していることを特徴とする極低炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】 鋼中の非金属介在物の生成を抑制する一方で、分離除去を促進することで、介在物の極めて少ない高清浄鋼を安定して製造する方法を提供することにある。
【解決手段】 溶鋼の真空脱ガス処理に際し、被処理溶鋼中に予め可溶性ガスを溶解せしめ、次いで、その溶鋼を減圧処理することにより、このとき発生するガス気泡に該溶鋼中の介在物を帯同させて浮上除去する高清浄鋼の製造方法において、前記可溶性ガスをまず転炉精錬中もしくは精錬完了後の段階で溶解させると共に、転炉からの出鋼時に出鋼流に対してスラグ改質剤を添加し、その後、真空脱ガス処理に先立つ取鍋内溶鋼中に可溶性ガスを再び単独または不活性ガスとともに吹き込む高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ガス攪拌によるスラグ巻き込みに起因する介在物を極力低減し、高い清浄度を達成した高清浄度鋼を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、転炉または電気炉にて脱炭された後の二次精錬処理において、電磁攪拌のみで溶鋼の攪拌を実施した後に、還流式真空脱ガスを行うものであり、必要によって二次精錬工程における電磁攪拌において、150W/t以下の攪拌動力密度の攪拌を実施する。 (もっと読む)


【課題】 被削性と転動疲労寿命に優れた高炭素クロム軸受鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の化学成分が、JIS G 4805を満足すると共に、O:0.0009質量%以下、Al:0.005質量%以下およびS:0.005質量%以下を満足する鋼からなり、圧延方向に平行な検鏡断面積160mm2中に存在する大きさ3μm以上の酸化物個数が100個以下、そのうち大きさ10μm以上のものが2個以下であり、更にそれらの組成別構成比率として、アルミナ系とスピネル系との合計個数が全酸化物個数の60%未満であることを特徴とする高炭素クロム軸受鋼。および、実質Alを含まない脱酸剤を使用する工程、次の取鍋精練におけるスラグの塩基度((CaO)%/(SiO2)%)が0.8以上3.0未満となるように制御する工程を含む高炭素クロム軸受鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高価なフラックスを用いることなく、また脱炭炉の炉内耐火物の損耗を抑制し、効率的に窒素を低減することができるクロム含有鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 クロムを含有する溶鋼を脱炭炉で脱炭処理し、脱炭されたクロムを含有する溶鋼を脱酸することなく取鍋に出鋼し、この溶鋼の取鍋への出鋼に際しては取鍋内に脱酸剤を予め装入しておき、その上に溶鋼を出鋼して弱脱酸する。取鍋内で弱脱酸された溶鋼を、雰囲気の減圧が可能な減圧手段を備える脱炭精錬炉で脱炭精錬処理および本脱酸することによって、脱炭反応に伴って脱窒反応が進行し、脱炭精錬および本脱酸処理後の溶鋼の窒素濃度が低減される。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてはるかに安価に且つ効率良く低炭素高マンガン鋼を溶製することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、次いで前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で真空脱炭精錬して炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が1.0質量%以上の低炭素高マンガン鋼を溶製するに際し、転炉では、脱燐処理の施された溶銑を使用すると共にマンガン鉱石を使用して、マンガン鉱石を還元しながら溶銑の脱炭精錬を行ない、当該脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸処理を施さないまま溶鋼を真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下において溶鋼表面に向けて酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き付けて、溶鋼の炭素濃度が0.05質量%以下になるまで脱炭処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 取鍋からタンディッシュに、タンディッシュから鋳型内に溶鋼を耐火物製ノズルを介して注入する際、ノズル詰まりの発生を抑制しつつ、加えて微細な含Ti化合物が析出するのを防止することにより、結晶粒を充分かつ均等に粗大成長させ、低鉄損化することが可能な無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.01% 以下、Si:0.1〜4%、Al:0.1〜3%、Mn:0.1〜2%、REM:0.0015〜0.02% 、Ti:0.005% 以下、S:0.003%以下、N:0.003%以下、Ca:0.01%以下、残部鉄及び不可避的不純物からなり、かつ、鋼板内にCaを含有したREM オキシサルファイドあるいはサルファイドを含有し、その介在物中のCa濃度が 0.1〜50% であることを特徴とする鉄損に優れた無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 溶製工程で生成する非金属介在物が表面品質や材料特性に及ぼす影響を無害化するフェライト系ステンレス鋼の高清浄化方法を提供する。
【解決手段】 Crを9〜35質量%含有するフェライト系ステンレス鋼の溶製工程で、溶鋼中のCaおよびREM の含有量を合計0.0001〜0.0010質量%に調整する。 (もっと読む)


【課題】 極厚でもσ脆化や475℃脆化を示すことのない、靭性に優れる高純度の高Crフェライト系鉄合金を提供すると共に、その高Crフェライト系鉄合金を工業的規模で提供を可能とする製造方法を提案する。
【解決手段】 超高純度Cr、超高純度Fe、さらに必要に応じて金属Moおよび金属Wの1種以上を原材料とし、真空誘導溶解炉で耐火性るつぼを用いて高Crフェライト系鉄合金を溶解するに当たり、上記耐火性るつぼへの原材料の装入を、るつぼ下部に高融点の原材料を、るつぼ上部に低融点の原材料を装入し、その後、まず上部の低融点金属を溶解し、次いで下部の高融点金属を溶解することにより、るつぼからの不純物のピックアップを防止して、Crを13〜30mass%かつC+N+Oが0.005mass%以下の超高純度高Crフェライト系鉄合金を得る。 (もっと読む)


本発明は、いくつかの反応容器内における同期した方法の段階で、特に鋼のための溶融鋼、またはクロムまたはニッケルとクロムで合金化される合金鉄である溶融金属を製造するための方法及びそのための製造プラントに関する。 本発明の目的は、製造コストを低減し、且つ溶融金属のバッチに対する製造時間を、下流に配置された連続鋳造プラントのサイクル時間と同期させることである。 これを達成するために:第1の方法の段階では、合金化剤キャリアがベース溶融物に導入され、次に還元剤、リサイクルされたスラグ、及び/またはスラグ形成剤とエネルギーキャリアが添加され、第1の合金前溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みのプロセスの作用により、合金化剤キャリアが溶融且つ大部分まで還元され;第2の方法の段階では、ベース溶融物及びクロムキャリアがオプションとして導入され、次に還元剤、リサイクルされたスラグ、及び化石エネルギーキャリアが添加され、第2の合金前溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みプロセスの作用により、クロムキャリアが溶融且つ大部分まで還元され;第3段階では、スラグ形成剤に加え、特に合金鉄である合金化剤が第2の合金前溶融物に添加され、予め定められた化学分析と温度で合金溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みプロセスの作用により、脱炭素プロセスが実行される。
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【課題】 鋳片の介在物個数の低減と介在物サイズの微細化を図って介在物性欠陥を低減する。
【解決手段】 C、Mn、Si、P、S、Al、Ti、Ca、N、酸素を適量含む炭素鋼溶鋼を溶製する際に、脱炭を行なった後、減圧雰囲気でC脱酸を行なって溶鋼中の酸素濃度を300ppm以下とし、その後、Ti、Caの順で金属または合金として添加して脱酸し、53μm以上の酸化物系介在物の個数が200個/kg以下で、かつ、その内、アルミナクラスタ介在物の個数が20個/kg以下として、介在物性欠陥の発生を防止する。 (もっと読む)


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