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Fターム[4K014CC07]の内容

Fターム[4K014CC07]に分類される特許

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【課題】クロムを含有するスラグから簡単に六価クロムの溶出を抑制することができるようにする。
【解決手段】クロムを含有するスラグから六価クロムの溶出を抑制する方法において、電気炉等の精錬にて生成されたスラグの組成を、質量%で、CaO:30〜55%、SiO:5〜17%、Al:0.5〜12%とする。また、クロムを含有するスラグが、[(M.Fe+FeO)/T.Fe]≧2×[Cr×Fe/T.Fe]−3を満たすようにして六価クロムの溶出を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 従来に比してより簡便な方法で、スラグの流動性を調整して効率的な操業を行うことができる電気炉の操業方法を提供する。
【解決手段】 電気炉10内に垂下した3本の電極11に三相交流を印加して通電する電気炉10の操業方法において、電気炉10内で生成するスラグ13の組成を定期的に測定し、測定したそのスラグの組成に応じて電極11を昇降させ、スラグ13に対して通電させる電流を制御する。 (もっと読む)


【課題】Cr鋼において蛍石を使用せずに脱燐を行う際に、鋼中Crの酸化に起因したCr生成によるスラグの高融点化を防止し、流動性を確保した上で脱燐反応を促進させる。
【解決手段】溶鋼の電気炉精錬方法における溶解期において、スクラップ中Cと加炭材中Cとを合わせてC質量で8.0〜14.0kg/t、スクラップ中Siと合金鉄中Siとを合わせてSi質量で6.0〜10kg/t、およびCaO源を脱珪後塩基度が1.5〜3.0であって、かつ、該CaO源に含まれるCaO量が20kg/t以上であるように添加し、脱燐期にNaOを6.0〜12.0kg/t、酸素源を気体酸素換算で3.0〜4.5Nm/t添加することによって、Crを1.0〜2.0%含有する溶鋼を精錬する。 (もっと読む)


【課題】CaO等を主成分とする製鋼スラグから高い分離性で燐を分離することができる、製鋼スラグの燐分離方法および製鋼スラグの燐分離装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを酸化させる第1工程と、その製鋼スラグを粉砕する第2工程と、粉砕された製鋼スラグを、所定のpHを有する液体に浸漬させる第3工程と、その後、液体中の固体成分と液体成分とを分離する第4工程とを有する。第1工程は、製鋼スラグに含まれる酸化鉄をFeおよび/またはFeに変化させることにより、FeOの濃度が1質量%以下となるよう、製鋼スラグを酸化させる。酸化前の製鋼スラグは、トリカルシウム・フォスフェイト(3CaO・P;濃度C3P)と、ダイカルシウム・シリケート(2CaO・SiO;濃度C2S)とを成分とする固溶体相を有している。固溶体相は、C3P/(C2S+C3P)が、0.25以上0.95以下である。 (もっと読む)


【課題】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生される特殊鋼電気炉酸化スラグの絶乾密度を向上させてリサイクル用途の拡大を図ることが可能な特殊鋼電気炉酸化スラグを提供する。
【解決手段】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生する酸化スラグであって、クロム酸化物、マンガン酸化物又は酸化鉄の少なくともいずれか一つが該酸化スラグに添加され、或いは、溶鋼酸化により溶鋼中のクロム、マンガン及び鉄を酸化させて該酸化スラグ中におけるCr23、MnO及びFeOの組成割合の合計が12質量%以上となるように調整され、絶乾密度が3.1〜4.5g/cm3の範囲であり、気泡抑制処理がなされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生される特殊鋼電気炉酸化スラグの絶乾密度を向上させてリサイクル用途の拡大を図ることが可能な特殊鋼電気炉酸化スラグを提供する。
【解決手段】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生する酸化スラグであって、クロム酸化物、マンガン酸化物又は酸化鉄の少なくともいずれか一つが該酸化スラグに添加され、或いは、溶鋼酸化により溶鋼中のクロム、マンガン及び鉄を酸化させて該酸化スラグ中におけるCr23、MnO及びFeOの組成割合の合計が16質量%以上となるように調整され、且つ、絶乾密度が3.1〜4.5g/cm3の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吹き上げ現象の発生を時間的遅れが伴うことなく確実に予測し、吹き上げに至る前に還元炉の操業条件を変更して、吹き上げの発生を未然に回避することのできる鉄鋼副生物の焙焼還元方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼副生物からなる原料を炭材と共に還元炉に供給して還元する鉄鋼副生物の焙焼還元方法であって、所定の電力を供給して原料の溶解を開始し、原料が溶解されて炭材によって還元され、溶融金属と溶融スラグが形成し始める過程において、還元炉内に存在する原料の温度を放射温度計により測温し、所定の電力および温度変化に基いて演算した、崩落および吹き上げ現象を防止するための低減した電力を還元炉に供給するかまたは電力の供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】 含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用するに際して、6価クロムの溶出を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用する方法において、溶解精錬後の組成が、質量%で、CaO:35〜55%、SiO2:5〜20%、Al23:0.5〜15%、MgO:3〜15%、MnO:2〜15%、CaF2:0.05〜0.5%、T.Fe:10〜30%、Cr23:0.2〜6.0%であり、且つ、残部が不可避不純物である酸化スラグに対し、当該酸化スラグ中の酸化鉄にマンガン元素が固溶してなる鉱物相の量が、12.5質量%以上となるように、溶解精錬後の前記酸化スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】Mg源を用いて高効率でかつ安価に溶鉄の精錬を行うことができる精錬剤およびそれを用いた精錬方法を提供すること。
【解決手段】精錬剤は、AlとMgOとCaOとを主成分とし、MgO源およびCaO源としてドロマイトを含み、Al/MgOが質量比で0.05以上であり、CaO/MgOが質量比で1.5超え〜10.0である。 (もっと読む)


【課題】電気炉およびそれに準じる製鋼炉を用いて精錬するに際して、フッ素を含む媒溶剤の添加を実質的に行うことなく脱りん処理および溶鋼内の有価金属成分の安定制御が可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】精錬終了時にCr:0.1質量%以上3.0質量%以下、P:0.002質量%以上0.20質量%以下を含有する溶鋼を対象として、T.Fe:4質量%以上30質量%以下、NaO:4質量%以上20質量%以下であるとともに、(%CaO)、(%Al)および(%Cr)の比が、1.0≦(%CaO)/{(%Al)+(%Cr)}≦3.0を満足する組成を有するスラグを生成する。 (もっと読む)


【課題】脱燐が困難なFe−Cr−Ni系ステンレス鋼を脱燐して最終的に0.02mass%以下の燐濃度に抑えることができるとともに、冷えたCr原料を投入する必要がなく、また、入手が容易な低品質(高P)の合金スクラップ原料を有効活用することができる技術を提供する。
【解決手段】2つの電気炉を用いて原料を溶解し、それらを合わせることで目的とする成分のステンレス鋼を製造する低燐ステンレス鋼の製造方法であって、第1の電気炉においては、少なくともFe、Cr、Niを含む鋼を溶解し、第2の電気炉においては、少なくともFeを含む鋼、あるいは少なくともFeおよびNiを含む鋼を溶解し、第2の電気炉にて溶解した溶鋼に酸素を吹き込むことによりPを酸化除去し、第1および第2の電気炉で溶解した鋼を合わせた後、P濃度を0.02mass%以下とする低燐ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶解炉に内張りされたMgO系耐火物の溶損を効果的に抑制する。
【解決手段】溶解炉に投入される鉄原料であって、MgO−FeOからなる複合酸化物を含む。MgO−FeOからなる複合酸化物は、MgO単体に比べて融点が低い。このため、MgOを単体で添加した場合に比べて、スラグ中へのMgOの溶解速度を大きくすることができる。また、この鉄原料は、ランスを用いずに溶解炉の上方から直接投入した場合でも、排ガス回収側に流出することなく、スラグ中に確実に到達する。このため、溶解炉に内張りされたMgO系耐火物の溶損を更に効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 電気アーク炉の排ガス中の一酸化炭素含有量の均一化を可能とする方法および装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、炉殻とこの炉殻の少なくとも3つの区域内の発泡スラグの高さを固体伝播音測定に基づいて特定するための機構と炉殻内への酸素供給を制御するための少なくとも1つの第1機器(50a、50b、50c)と炉殻内への炭素導入を制御するための少なくとも1つの第2機器(60a、60b、60c)とを有する電気アーク炉の一酸化炭素排出量を制御するための方法および装置に関するもので、発泡スラグの高さが、前記の3つの区域のそれぞれにおいて特定され、電気アーク炉の排ガス中の一酸化炭素含有量に関係付けられ、かつその際に炭素導入および/または酸素供給が前記の3つの区域の少なくとも1つにおいて最大値よりも下に保たれるように制御される。 (もっと読む)


【課題】無害化剤の添加や処理効率を低下させるような特別の処理を施すことなく、還元スラグを無害化させることが可能な還元スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】Crを含み、塩基度([%CaO]/[%SiO2])が1.5以上であり、S含有量が0.1mass%以上である還元スラグを水で浸潤させ、80℃以上の温度で反応させる反応工程を備えた還元スラグの処理方法。前記反応工程は、炉から排出された200℃以上の前記還元スラグに前記水を加えるものでも良い。あるいは、前記反応工程は、炉から排出され、200℃未満の温度に冷却された前記還元スラグに前記水を加え、加熱手段を用いて前記水を80℃以上に加熱するものでも良い。 (もっと読む)


【課題】クロム含有スラグから、攪拌力の弱い電気炉内で低濃度まで効率良くクロムの還元処理を行うと同時に、添加するフラックスにF含有物を用いないことによってスラグの資源化を可能にし、安価にクロムを回収する。
【解決手段】酸化クロムを5質量%以上含むスラグを電気炉の溶鉄上に添加して、珪素と炭素により酸化クロムを還元してクロムを溶鉄中に還元回収する方法において、還元処理後の溶鉄温度が1500℃以上であって、かつ、還元処理後の溶鉄中の炭素濃度と珪素濃度が(1)式を満たすように炭素源と珪素源を添加し、還元処理後のスラグ中CaO、SiO2、Al23濃度(質量%)の関係が(2)式を満たすように、アルミナ源や生石灰および/または石灰石を添加する。
C≧−29.4+0.015×(T+273)−0.003×(T+273)×logSi (1)
1.8≧CaO/(SiO2+Al23)≧0.8 (2) (もっと読む)


本発明は、電気アーク炉内でステンレス溶湯の発泡スラグを制御するための方法に関する。本発明によれば、電気アーク炉内のスラグ高さがサーモグラフィで時間およびスラグ高さの関数として連続的に検出され、温度および温度勾配に依存して発泡材料の添加が制御される。 (もっと読む)


フェロアロイ、例えば鋼、を電気アーク炉または他の好適な冶金用炉中で製造する方法が開示される。本方法は、(a)スラグ発泡剤として作用可能な炭素含有ポリマーと(b)別の炭素供給源の混合物を、該方法の電源投入段階の少なくとも一部の際に、該炉の中に供給することを含んでなる。冶金用炉も開示される。
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【課題】 電気炉でフッ素を含まないフラックスを用いて低りん鋼を効率良く精錬する。
【解決手段】本発明の電気炉1を用いた精錬方法は、電気炉1でCrを含む冷鉄源を溶解し、溶解した冷鉄源に対して酸素ガスを吹き込むと共にフラックスを添加して脱りんを行う際に、CaOフラックスに加えてCaOフラックスの滓化性を向上させるプリメルトフラックスを用いると共に、酸素ガスを特定の条件下で吹き込むものである。そして、このような特徴的な精錬方法を行うことで、精錬終了後にFeO、Cr23、T.Fe、Al23、CaO/Al23、CaO/SiO2が所定の範囲に調整されたスラグを得ると共に、効率良く脱りんを行うものである。 (もっと読む)


本発明は、発泡スラグを生成するための方法に関する。本発明の目的は、それによって高い酸化クロム含有量を有するスラグの発泡を達成することのできる方法および材料を提供することである。この目的は、電気アーク炉に金属酸化物と炭素の混合物を装入し、該金属−スラグ界面の該スラグの下で、金属酸化物が炭素により還元され、石灰石は熱的に調和しなくなり、発生するガスが、気泡の形成によって前記スラグを発泡させるという点で満たされる。 (もっと読む)


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