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Fターム[4K028AC07]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | プロセス量の検出・制御 (235)

Fターム[4K028AC07]に分類される特許

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【課題】窒化によって強化しても溶接性時にブローホールが発生するのを抑制できる高強度鋼材を提供する。また、こうした溶接性に優れた高強度鋼材を圧延負荷を軽減しながら製造できる方法を提供する。
【解決手段】N量が0.020質量%以下(0質量%を含まない)の高強度鋼材であり、この鋼材の金属組織はフェライト単相で、且つ最大径が20nm以下のTi窒化物が、1μm当たり250個以上整合析出している高強度鋼材である。この高強度鋼材は、最大径が6nm以下のTi窒化物の個数が、最大径が20nm以下のTi窒化物の個数に対して80%以上になっている。 (もっと読む)


【課題】窒化炉において、アンモニアガスの分解を抑えるために、あらかじめガスを炉外で予熱するための予熱装置、あるいは、高周波加熱用のコイル等、窒化炉本体に付帯して設備コストの上昇につながる設備を必要とせず、コンパクト化された窒化炉を提供する。
【解決手段】窒化炉であって、窒化処理を行う均熱室に略円筒状のセラミックス製ラジアントチューブを設けたガス加熱方式であり、セラミックス製ラジアントチューブの直径が60〜140mmとし、且つ均熱室の内容積に対してセラミックス製ラジアントチューブの体積が1.0%以上を占める窒化炉。 (もっと読む)


【課題】 表面層として耐久性(高硬度、耐スクラッチ性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性)に優れた酸化ジルコニウム層を有する多機能層を有する基体の製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも表面層がジルコニウム、ジルコニウム合金、ジルコニウム合金酸化物又は酸化ジルコニウムからなる基体の表面を、炭素、酸素を含む化学種が当該表面に供給される雰囲気下で加熱処理することにより炭素ドープ酸化ジルコニウム層又は炭素ドープジルコニウム合金酸化物層からなる多機能層を有する基体とする。 (もっと読む)


【課題】短時間で鉄鋼部材の表層から深部に至るまで均一に窒素原子を含有させることができる窒化処理方法を提供する。
【解決手段】窒化処理ガス雰囲気において、鉄鋼部材を加熱し、該鉄鋼部材の表面に前記窒化処理ガスに含有した窒素原子を固溶させ、該固溶させた窒素原子を前記鉄鋼部材内に拡散させる窒化処理方法であって、前記処理方法は、前記鉄鋼部材の加熱温度を590℃以上にすると共に、処理途中において、窒化処理開始時の窒化処理ガスよりも、窒化処理ガスの濃度を低くして窒化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】優れた強度を保持するとともに、軟窒化処理に続く曲げ矯正加工の際の曲げ矯正性に優れた、軟窒化クランクシャフト用素材を提供する。
【解決手段】軟窒化クランクシャフト用素材を、質量%でC:0.35〜0.55%,Si:0.05〜0.5%,Mn:0.6〜1.2%,Cu:0.01〜0.5%,Ni:0.01〜0.5%,Cr:0.05〜0.6%,V:0.01〜0.40%,S:0.04〜0.1%,s-Al:0.001〜0.01%,Ca:0.0005〜0.02%,N:0.001〜0.04%,残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有するとともに、焼ならし加熱時のγ中に固溶できるV量を[V]、炭素当量C[eq.]としたとき、C[eq.]=C+0.07Si+0.16Mn+0.19Cu+0.17Ni+0.2Cr+[V]が0.58〜0.89%を満たすように各成分が調整された、フェライト+パーライトの組織を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】
自動車のディファレンシャルギアを構成するピニオンメートギアのような浸炭歯車において、耐摩耗性と耐衝撃疲労強度とを両立させたものを提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.1〜0.3%、Si:1.5%以下、Mn:0.3〜1.8%、Cr:0.3〜1.5%、Mo:0.80%以下、Ti:0.05%以下、Al:0.05%以下、N:0.01%以下、Nb:0.01〜0.10%およびB:0.0005〜0.0035%を含有し、P:0.015%以下、S:0.020%以下であって、残部がFeおよび不可避な不純物からなる肌焼鋼を材料とし、部品形状への成形に続く浸炭処理を経てなり、C濃度が0.5〜0.8%、かつ、C濃度が0.4%の深さが0.15〜0.55mmである炭素プロファイルを有する浸炭部品。 (もっと読む)


【課題】アセチレンガスを使用した真空浸炭方法において、良好な浸炭処理を効率的に行う。
【解決手段】所定の真空雰囲気下で浸炭炉にアセチレンガスを供給しつつ処理品を加熱して浸炭する真空浸炭方法において、アセチレンガスの供給量を、浸炭時の処理温度の上昇に応じて増加させる。このアセチレンガスの供給量は、浸炭時の加熱温度に応じて予め設定された係数によって変化させる。 (もっと読む)


【課題】窒素化合物層を均一な厚さに形成させ厳しい寸法精度の要求に応えることが可能な金属の窒化方法を提供する。
【解決手段】フッ素源ガスを含むガス雰囲気中に被処理物を加熱保持してその表面にフッ化物膜を形成させるフッ化処理の後、フッ化物膜を還元する工程に加え、適切な酸化工程を行うことによって、引き続き行われる窒化処理工程でのNHの分解率を上昇させ、最表面に不可避的に形成する酸化物層を還元する。これによって表面に軟質な酸化物層を持たない均一で硬質な窒素化合物層が形成されるため、寸法精度の厳しい部品であっても寸法合わせのための研削等の後加工の省略が可能となる。 (もっと読む)


【課題】マスキング処理無しで、かつ、軟窒化処理した金属材の所望の表面に形成された化合物層を破壊、剥離することなく、金属材の表面に圧縮残留応力を導入できる金属材の疲労強度向上方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係る金属材の疲労強度向上方法は、耐摩耗性と疲労強度が共に要求される金属材11に軟窒化処理を施して金属材11の表面に硬い化合物層を形成し、その化合物層にキャビテーション・ショットレス・ピーニング処理を施し、化合物層を破壊、剥離させることなく、金属表面に圧縮残留応力を導入するものである。 (もっと読む)


【課題】被処理物に侵入する窒素量を制御するとともに、不良組織の発生を抑制することにより安定した浸炭窒化処理が可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、雰囲気が制御される雰囲気制御工程と、被処理物に付与される温度履歴が制御される加熱パターン制御工程とを備えている。雰囲気制御工程は、供給されるアンモニアの供給量を調節することにより熱処理炉内の未分解アンモニア濃度を制御する未分解アンモニア濃度制御工程と、一酸化炭素および二酸化炭素の少なくともいずれか一方の分圧を制御する分圧制御工程とを含んでいる。分圧制御工程では、アンモニアの供給量が変更された場合であって、一酸化炭素の分圧と二酸化炭素の分圧との分圧比が変化した場合に、分圧比の変化を打ち消すように、一酸化炭素および二酸化炭素の少なくともいずれか一方の分圧が変更される。 (もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い表面硬度および十分な硬化深さが得られる窒化処理用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%超、0.09%以下、Si:0.005〜0.5 %、Mn:0.01〜3.0%、Al:0.005〜2.0 %、Cr:0.50〜4.0 %、P:0.10%以下、S:0.01%以下およびN:0.010 %以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、単位体積当たりの粒界面積Sv を80mm-1以上、1300mm-1以下の範囲、また引張強さを325〜578 MPaの範囲に制御する。 (もっと読む)


【課題】鍛造や冷間鍛造を行なっても良好な鍛造性を示すと共に、浸炭処理のための加熱による結晶粒の粗大化を効果的に抑制することのできる肌焼鋼、およびこうした鍛造性と結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼鋼を製造するための有用な方法、並びにこの肌焼鋼を用いて浸炭した浸炭部品を提供する。
【解決手段】本発明の肌焼鋼は、所定の化学成分組成を満たし、且つ鋼材中のNbおよびTiを含む複合窒化物の最大粒径が20μm以下であると共に、粒径が1μm以上、20μm以下である当該炭・窒化物が1mm2中に平均50個以下存在するものであり、浸炭部品は、浸炭後の部品の表面から100μm深さまでの表層に、NbおよびTiを含む複合炭窒化物で大きさが10〜50nmのものが3.0個/μm2以上存在するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ガス雰囲気内での加工品表面の、結合層なしのガス窒化方法に関する。本発明はさらに、本発明の方法によりガス窒化された加工品、特にスプリングに関する。
【解決手段】次の方法ステップ:加工品を処理チャンバに導入するステップであって、処理チャンバがガス雰囲気の生成及び維持のために処理チャンバに流体を供給するための、特に水及びガスを供給するための、ガス供給手段を含むステップ;窒素及び/又は酸素ガス雰囲気内で、特に窒素ガス雰囲気内で、加工品を昇温させるステップ;第1窒化段階(N1)の間に加工品を窒化するステップ;第1窒化段階(N1)の後の第2窒化段階(N2)において窒化を継続するステップ;を含み、本発明によれば、ガス雰囲気のアンモニア含量が第1窒化段階(N1)及び/又は第2窒化段階(N2)において減らされる。 (もっと読む)


【課題】試行錯誤によるアンモニアガスの流量などの処理条件の決定を必要とせず、被処理物の表層部に浸入する窒素量を制御することが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、炉内の酸素濃度が確認される酸素濃度確認工程と、被処理物が浸炭窒化される浸炭窒化工程とを備えている。酸素濃度確認工程では、酸素濃度測定工程が実施され、酸素濃度が1.3×10−19質量%を超える場合には、酸素濃度低減工程が実施された後、酸素濃度測定工程が再度実施される。酸素濃度が1.3×10−19質量%以下の場合には、浸炭窒化工程が実施される。浸炭窒化工程では、炉内の未分解アンモニア濃度が測定され、未分解アンモニア濃度と被処理物の表層部における窒素濃度との関係に基づいて、炉内に供給されるアンモニアの流量を調節することにより、被処理物の表層部における窒素濃度が制御される。 (もっと読む)


【課題】窒素の侵入速度を向上させ、浸炭窒化処理の効率化を図ることが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、0.8質量%以上の炭素を含有する鋼からなる被処理物を浸炭窒化するための浸炭窒化方法であって、熱処理炉内の雰囲気が制御される雰囲気制御工程と、被処理物に付与される温度履歴が制御される加熱パターン制御工程とを備える。雰囲気制御工程は、熱処理炉内の未分解アンモニア濃度を制御する未分解アンモニア濃度制御工程と、熱処理炉内の一酸化炭素および二酸化炭素の少なくともいずれか一方の分圧を制御する分圧制御工程とを含む。雰囲気制御工程では、被処理物中の炭素の活量をa、熱処理炉内の未分解アンモニア濃度をCとした場合に、γ=a/Cで定義されるγの値が2以上5以下の範囲になるように、未分解アンモニア濃度制御工程および分圧制御工程が実施される。 (もっと読む)


【課題】 異なる種類の被処理品であっても、同一の制御方式で常に所望の窒素濃度を得ることができる浸窒処理方法を提案する。
【解決手段】 浸窒雰囲気中のアンモニアガス分圧と、前記雰囲気中に置かれた被処理品の窒素濃度との間の、前記雰囲気の温度に依存する相関関係を求めておき、実際の浸窒処理における雰囲気中のアンモニアガス分圧と、前記実際の雰囲気の温度と、を計測し、アンモニアガス分圧の前記計測値と、雰囲気の温度の前記計測値と、前記相関関係と、に基づいて、雰囲気が有する浸窒(窒化)能力(窒化ポテンシャル)を演算し、前記窒化ポテンシャルの演算値と被処理品の窒素濃度の目標値とを比較して、被処理品の窒素濃度が前記目標値となるように前記雰囲気中へのアンモニアガスの供給量を制御する。 (もっと読む)


【課題】低接触抵抗性の固体高分子型燃料電池セパレーター用チタン合金材およびその製造方法ならびに本チタン合金材を用いてなる固体高分子型燃料電池セパレーターを提供する。
【解決手段】本発明のチタン合金材は、質量%で、Ta:0.5〜15%を含有し、必要に応じてFeおよびO量を制限した、チタン合金からなり、最外表面から深さ0.5μmまでの範囲の平均窒素濃度が6原子%以上であり、かつその領域に窒化タンタルおよび窒化チタンが存在することを特徴とする。また、その製造方法は、窒素雰囲気中で、かつ、600〜1000℃の温度範囲で、3秒以上加熱することを特徴とする。また、固体高分子型燃料電池セパレーターは、前記チタン合金材を用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、冷鍛成形に適し、焼入れ焼戻し後、窒化後に高い表面硬さと内部硬さが得られる耐摩耗用途に適した合金鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.40〜0.60%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Ni:0.25%以下、Cr:4.0〜6.0%、Mo:0.05〜1.5%、V:0.05〜1.5%、W:0.05〜1.5%、Mo+V+W:3.00%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼であることを特徴とする冷間鍛造および耐摩耗用途に適した合金鋼。 (もっと読む)


【課題】浸炭品質のバラつき度合の判定を容易にして浸炭品質の管理を容易に行うことができる真空浸炭の品質管理方法及び真空浸炭炉を提供することを目的とする。また、本発明は、浸炭品質の再現性を向上させ、浸炭品質のバラつきを少なくしてその均一性を確保できる真空浸炭炉を提供することを目的とする。
【解決手段】処理品に要求される浸炭深さと表面炭素濃度に応じて、被処理品内部への炭素の拡散に基づいて、浸炭処理に必要な浸炭ガスの理論流量の時間変化を求め、該理論流量の時間変化に基づいて、この理論流量における浸炭反応により生じる水素の処理室内の全圧力に対する分圧比を理論水素分圧比とし、この理論水素分圧比の時間変化を求め、この理論水素分圧比の時間変化と、実際の浸炭処理時における処理室内の全圧力に対する水素分圧比の時間変化とを比較し、その近似度合に基づいて、同一操業バッチ内における浸炭品質のバラつき度合を判定する。 (もっと読む)


【課題】被処理品への浸炭深さを管理することにより浸炭品質を管理でき、所望の浸炭深さを得ることにより再現性を向上させ、浸炭品質のバラつきを少なくしてその均一性を確保でき、浸炭品質の管理を容易に行うことができる真空浸炭の品質管理方法及び真空浸炭炉を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の真空浸炭炉10は、浸炭処理時における処理室17内の全圧力に対する水素分圧比を検知する水素分圧比検知手段(30、32、34)と、この水素分圧比の時間変化に基づいて被処理品1への炭素流入速度Ci(t)を求め、この炭素流入速度Ci(t)に基づいて被処理品1の浸炭深さの推定値を求める処理を行う演算処理手段(34)と、この演算処理手段により求めた被処理品1の浸炭深さを表示する出力手段(36、38)と、を備える。 (もっと読む)


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